ZRFの特長に「マクロ」システム(ネスト構造に対応)があります。
「マクロ」により、一度定義したコードを呼び出して何度でも再利用することができ、コードのコンパクト化に一役買っています。
ところが、実際にZRFを読み込むためには、この「マクロ」をあらかじめ展開しておく必要があります。
この「マクロ」を展開したテキストファイルが、「ZPP・・・.TMP」前処理ファイルです。
「オプション」の「Authoring Mode」で「Save preprocessed output」をオンにするとファイルが実体化します。
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オプション設定ダイアログの<Autoringタブ> の⑤を参照
エミュレータで処理するべきは、この前処理ファイルです。
最終的には、ZRFから前処理ファイルを生成する機能も搭載する必要があります。
なお、棋譜を保存したZSG(.zsg)ファイルもテキストファイルであり、テキストエディタで閲覧・編集が可能です。
ZSGを読み込めるエミュレータは、ゲームをプレイするのではなくゲーム結果(経過)を閲覧するビューアとして機能します。
最終更新:2020年08月18日 16:04