雨宮詩季 / AMAMIYA Shiki


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種族 人間 性別
身長 145cm 体重 40kg
生年月日 2019.0421

略歴

2036年冬に京都でテロに巻き込まれ、友人の月ノ江と共に市内の小さなコミュニティーで寄り添いながら生活していた。
2037年夏に能力を発現するが、財団ヘリの撃墜とそれに関係する小規模な戦闘に巻き込まれ、左腕を失う。
財団のエージェントに義手のリハビリと戦闘訓練を依頼。
2038年、京都の戦闘に参加し重傷を負うも生還。
京都消滅に関係があるとされている。
以降各地の戦闘地帯で度々目撃されているが、2038年時と変わらぬ姿でいるため、同一人物か疑問視されている。

人物

左腕が義腕の小柄な少女。
事件以前は本当にどこにでもいる10代の少し世間知らずな女の子だった。
感情に囚われず合理的かつ非情に振る舞おうと努めているが、時折見た目どおりの幼さや弱さ、可愛げを見せる。
タバコ葉の煙草や牛乳といった2089年時では超がつくほどの貴重品を好んでいる。

肉体の維持に能力を使っているが、それでも十分ではなく体のどこかしらから常に血を滲ませている。

月ノ江四季を殺すことを自身の最大の目的としている。

能力

イメージした結果を呼び出し、局所的に世界を書き換える能力。
本来は能力によって書き換えられる事柄も範囲も自身の肉体のみ(想像可能な範囲で傷を負わなかったり超人的な身体能力を発揮したりなど)だったが、2038年の京都の戦闘で月ノ江によって大幅に強化されている。

2089年時の能力は〝世界に祝福されている〟と表現されるほど強力で文字通りの〝cheat〟。
現実からかけ離れた結果を呼び出せば呼び出すほど消耗が激しくなる。
彼女の〝消耗〟は他の能力者とは異なり結晶化の進行ではなく心身の疲労や出血などのダメージとなっている。

装備

左腕
黒い義肢。継ぎ目や隙間がなく若干金属質で角張っていることや色以外はほとんど本物の腕と変わらない見た目をしている。
LHOによる分類、研究では最初期のアーティファクトとされ「グレイプニル」というコードネームがLHO内で付けられている。
MDS400
シリンダー下側の薬室から発射される低位置銃身のリボルバー。
使用弾薬は.357マグナムで装弾数6発、4インチ銃身。
2020年代のモデルで、物語内では年代ものの部類に入る。
能力を使うことで一発の弾丸を爆発散弾に変え一帯を制圧することも、戦車の装甲を貫通することも、射程と威力を著しく向上させることも可能。


最終更新:2019年10月03日 18:12