世界の山
- この項目では世界の山のトップ100の名前と高さ、山についての簡単な説明を記入する。
- 山の呼び方が複数ある場合代表的な物のみにとどめる。
- また、山の高さは一部を除いて大半が推定値であり、山の活動や浸食の影響によって高さの変動が常に起こる。そのため同じ順位に複数の山が併記される場合がある。
- 大半がWikipediaからの引用であるが、日本語版Wikipediaに記述がない場合は英語版やドイツ語版,
ウルドゥー語版から和訳して引用している。
- 酸素濃度の詳しい話はランキング後に述べる。
・1位 エベレスト 8848m
エベレスト、エヴェレスト(英: Everest)、またはチョモランマ(チベット語: ཇོ་མོ་གླང་མ Chomolungma, Qomolangma)、サガルマータ(ネパール語: सगरमाथा Sagarmāthā)は、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山である。
山頂は、ネパールと中国との国境上にある。酸素濃度は33.0%
山頂は、ネパールと中国との国境上にある。酸素濃度は33.0%
・2位 K2 8611m
K2は、カラコルム山脈にある山。標高は8611mで、エベレストに次ぐ世界第2位の高さである。パキスタンのギルギット・バルティスタン州(インドの主張によればインドカシミールのパキスタン占領地)と、中華人民共和国のウイグル自治区との国境に位置する。酸素濃度は34.1%
・3位 カンチェンジュンガ 8586m
カンチェンジュンガ(Kangchenjunga ネパール語: कञ्चनजङ्घा; ヒンディー語: कंचनजंघा; シッキム語:ཁང་ཅེན་ཛོཾག་)は、ネパール東部のメチ県タプレジュン郡とインドのシッキム州との国境にあるシッキム・ヒマラヤの中心をなす山群の主峰。標高8586mはエベレスト、K2に次いで世界第3位。酸素濃度は34.2%
・4位 ローツェ 8516m
ローツェ(Lhotse チベット語: ལྷོ་རྩེ; ネパール語: ल्होत्से)は、ヒマラヤ山脈のエベレストの南に連なる山。標高は8516mで世界第4位。主峰の他に中央峰(8414m )、シャール峰(8383m、東峰)がある。ローツェはチベット語で「ロー=南、ツェ=峰」の意で、エベレストの南峰であることを意味する。ローツェの頂上とエベレストの頂上は、直線で約3kmほどしか離れていない。酸素濃度は34.5%
・5位 マカルー 8485m
マカルー(Makalu, ネパール語: मकालु)は、ヒマラヤ山脈にある山。エベレストの東方約22 kmに位置し、標高は8481mで世界第5位。ネパールとチベットにまたがり、マカルー・バルン国立公園(Makalu Barun National Park)内にある。その山頂は四角錐状になっており、狭い鞍部を挟んだ北側には別の頂であるチョモロンゾ(7818m)がある。酸素濃度は34.7%
・6位 チェオユー 8201m
チョ・オユー(ネパール語: चोयु; チベット語: ཇོ་བོ་དབུ་ཡ; ワイリー方式:jo-bo-dbu-yag; 中国語: 卓奥友峰)は、ネパールと中国チベット自治区にまたがるヒマラヤ山脈の山。標高は8201mで世界第6位。チョー・オユーとも表記される。酸素濃度は36.1%
・7位 ダウラギリ 8167m
ダウラギリ(Dhaulagiri, ネパール語: धौलागिरी)は、ネパール北部のヒマラヤ山脈のダウラギリ山系にある山。標高は8167mで世界第7位。ダウラギリはサンスクリット語で「白い山」という意味である。酸素濃度は36.2%
・8位 マナスル 8163m
マナスル(Manaslu, ネパール語: मनास्लु)は、ネパールの山。ヒマラヤ山脈に属し、標高8163mは世界8位である。
山名はサンスクリット語で「精霊の山」を意味するManasaから付けられている。酸素濃度は36.3%
山名はサンスクリット語で「精霊の山」を意味するManasaから付けられている。酸素濃度は36.3%
・9位 ナンガパルパット 8125m
ナンガ・パルバット(Nanga Parbat ウルドゥー語:ننگا پربت)は、ヒマラヤ山脈のパキスタンギルギット・バルティスタン州にある山。標高は8125mで世界第9位。酸素濃度は36.4%
・10位 アンナプルナⅠ 8091m
アンナプルナ(サンスクリット語: अन्नपूर्णा(annapūrṇā)、ネパール語およびネパール・バサ語 :अन्नपूर्ण(annapūrṇa))は、ネパール・ヒマラヤの中央に東西約50 kmにわたって連なる、ヒマラヤ山脈に属する山群の総称。サンスクリットで「豊穣の女神」の意味。第1峰(8091m)第2峰(7937m)第3峰(7555m)第4峰(7525m)で、第1峰は標高世界第10位。酸素濃度は36.6%
・11位 ガッシャーブルムⅠ 8080m
ガッシャーブルムI峰(Gasherbrum I,ウルドゥー語: گاشر برم-1)は、中国とパキスタンの国境のカラコルム山脈にある山。ガッシャーブルム山塊の最高峰である。カラコルム山脈の主要なアプローチルートであるバルトロ氷河からはガッシャーブルムII~VI峰に遮られ山体が見えないことからヒドゥン・ピーク(Hidden Peak)とも呼ばれる。標高8068mで、世界第11位。酸素濃度は36.7%
・12位 ブロードピーク 8051m
ブロード・ピーク(ウルドゥー語:بروڈ پیک、標準中国語:布洛阿特峰、英語: Broad Peak)は、中華人民共和国とパキスタンとの国境にある山。標高は8047mで世界第12位。主峰の北側には鞍部を挟んで中央峰(8011m)、次いで北峰(7490m)がある。酸素濃度は36.8%
・13位 ガッシャーブルムⅡ 8034m
ガッシャーブルムII峰(Gasherbrum II,ウルドゥー語:گاشر برم-2)は、中国とパキスタンの国境のカラコルム山脈・ガッシャーブルム山塊にある山である。標高8035mで、世界第13位。インドの測量局のカラコルム測量時の測量番号はK4。酸素濃度は36.9%
・14位 シシャパンマ 8027m
シシャパンマ(Shishapangma)またはゴサインタン(ネパール語:गोसाईथान Gōsāīthān)は、ヒマラヤ山脈にある山。標高は8,027mで世界第14位。酸素濃度は36.9
・15位 ギャチュンカン 7952m
ギャチュンカン(ネパール語:ग्याचुङ्काङ,英語:Gyachung Kang)は、ネパールとチベットにまたがり、ヒマラヤ山脈のエベレストとチョ・オユーとの間にある山。標高は7952m。8000m以下の山の中では最も高い。中国名は格仲康峰、百谷雪嶺。酸素濃度は37.3%
・15位(同率) ガッシャーブルムⅢ 7946m
ガッシャーブルム峰はヒマラヤのカラコルム山脈北東部から中央部のバルトロ氷河まで連なる一連の山。酸素濃度は37.3%
・16位 アンナプルナⅡ 7937m
説明は上記"アンナプルナⅠ"を参照。酸素濃度は37.4%
・17位 ガッシャーブルムⅣ 7932m
ガッシャーブルムIV峰(Gasherbrum IV)は、中国とパキスタンの間のカラコルム山脈・ガッシャーブルム山塊にある山。標高7925mで、世界で17番目に高い。山頂は、中国とパキスタンとの国境上にある。酸素濃度は37.4%
・18位 ヒマルチュリ 7893m
ヒマルチュリ (Himalchuli) は、ネパール領内のヒマラヤ山脈の一部を成すマンシリ・ヒマール (Himalchuli) において、2番目に標高が高い山。8000m級の山のひとつであるマナスルの南方に位置している。主峰は、東峰 (7893m)西峰 (7540m)北峰 (7371m) の3峰がある。酸素濃度は37.6%
・19位 ディスタギール・サール 7884m
ディスタギール・サール(ウルドゥー語:دستاغل سر)は、パキスタン・ギルギット・バルティスタン州のカラコルム山脈にある山である。ヒスパー山塊の最高峰であり、世界で19番目、パキスタンで7番目に高い山である。この山には、標高7400mを超える長さ約3kmの山頂があり、西峰7885m中央峰7760m東峰7696m(または7535m)の3つの山頂がある。酸素濃度は37.6%
・20位 ンガディ・チュリ 7871m
ンガディ・チュリ(Ngadi Chuli)は、ネパールにある山である。ヒマラヤ山脈に属し、標高7871mは世界で20位である。ピーク29(Peak29)、ダクラ(Dakura)などとも呼ばれる。マナスルの南、ヒマルチュリの北に位置する。酸素濃度は37.7%
・同率20位 ヌプツェ 7864m
ヌプツェ(Nuptse)は、ヒマラヤ山脈のエベレストの西南に連なる山。主峰のヌプツェI(標高7861m)の他に、ヌプツェⅡ(標高7827m)や、ヌプツェ・シャールI峰(標高7804m)など、7つの峰が東西に連なる。ヌプツェはチベット語で「ヌプ=西、ツェ=峰」の意で、エベレストの西峰であることを意味する。ローツェから西へのびる尾根上約5kmの位置にある。酸素濃度は37.7%
・21位 クンヤン・チッシュ 7823m
クンヤン・チッシュ(ウルドゥー語:کنیانگ چش)は、パキスタンのギルギット・バルティスタン州にある山である。カラコルム山脈に付属するヒスパー・ムスターグで2番目に高い山である。標高は7,823メートルで、世界で21番目、パキスタンで8番目に高い山である。酸素濃度は37.9%
・22位 マッシャーブルム 7821m
マッシャーブルム(Masherbrum)は、パキスタンの山。通称「K1」。カラコルム山脈のマッシャーブルム山群に属し、標高は7821mと世界22位、パキスタン国内では11位の高さである。酸素濃度は38.0%
・23位 ナンダ・デヴィ 7816m
ナンダ・デヴィ (Nanda Devi) は、インド第二の高峰で、インドの中に山全体があるものの中では最も高い山である。主峰と東峰が猫の耳のように見える双耳峰が特徴。酸素濃度は38.0%
・24位 チョモ・ロンゾ 7804
チョモロンゾ(Chomo Lonzo、中国語:珠穆隆索峰)は、チベットにある山で、マハルングール(モハリンゴル)またはクムブヒマラヤのマカルの北東5kmに位置する。チョモ・ロンゾには3つのはっきりとした山頂があり、南部の主峰(7804m)は、~7250mの鞍部を通って中央峰(7565m)に接続され、~7050mの鞍部を通って~7200mの北(または北西)峰に接続されている。酸素濃度は38.0%
・25位 パツーラ・サール 7795m
バツーラ・サル(Batura Sar、ウルドゥー語:بتورا سر)は、バツーラⅠとも呼ばれ、地球上で25番目に高い山であり、パキスタンでは10番目に高い山である。カラコルム山脈の最西端の亜山脈であるバツーラ・ムズターグの最高峰である。バツーラ・ムズターグの山脈の連続的に高い部分であるバツーラ・ウォールの頂点を形成している。酸素濃度は38.1%
・26位 カンジュト・サール 7790m
カンジュト・サール (ウルドゥー語:کنجت سر)はカラコルム山脈の亜山脈ヒスパー・マターにある山です。。地球上で26番目に高い山で、パキスタンでは11番目に高い山。酸素濃度は38.1%
・27位 ラカボシ 7788m
ラカポシ山(ラカポシさん、ウルドゥー語:راکا پہشئ)は、パキスタン北部、カラコルム山脈西部にあるラカポシ山脈の主峰である。標高は7788mであり、西北西から東南東に走るカラコルム山脈の西端に近く、ギルギット川支流のフンザ川東岸に位置している。酸素濃度は38.1%
・28位 ナムチャバルワ 7782m
ナムチャバルワ(Namcha Barwa)は、チベットのヒマラヤ山脈に属する山である。インダス川からブラマプトラ川に至る、伝統的に定義されたヒマラヤ山脈において、この山は東部における主だった山稜であり、標高7600mを越える山としては、(東半球において)最も東に位置している。酸素濃度は38.2%
・29位 カメット 7756m
カメット(Kamet)(ヒンディー語:कामेत)は、インドのウッタラクハンド州のガルワール地方でナンダ・デヴィに次いで2番目に高い山である。ウッタラカンド州のチャモリ地区にある。その外観は、巨大なピラミッドのような形をしており、2つのピークを持つ平坦な山頂部がそびえ立っている。酸素濃度は38.3%
・30位 ダウラギリⅡ 7751m
説明は上記"ダウラギリ"と同様。酸素濃度は38.3%
・31位 サルトロ・カンリ 7742m
サルトロカンリ (Saltoro Kangri) はカラコルム山脈の一部をなすサルトロ山地 (サルトロ山稜とも) の最高峰である。世界31位の高峰で、カラコルム山脈の奥深くに位置する。インドとパキスタンの国境紛争地帯でもある。酸素濃度は38.4%
・32位 クンバカルナ 7711m
クンバカルナ(Kumbhakarna)は、世界で32番目に高い山。世界で3番目に高い山であるカンチェンジュンガ(Kangchenjunga)の西側の外れに位置している。クンバカルナ山はそれ自体が大きく険しい山で、数々の難度の高い登山ルートがある。酸素濃度は38.5%
・33位 ディリチミール 7708m
ティリチミール(Tirich Mir、Terich Mir、Terichmirとも表記)はパキスタンにある山である。標高は7708mでヒンドゥークシュ山脈の最高峰である。酸素濃度は38.5%
・同率33位 モラメンチン 7703m
モラメンチン(中国語:フォラガンチェン)は、世界で14番目の高峰であるシシャパンマの東の外れにある。両方ともJugal Himal のチベットのヒマラヤの亜範囲にある。中国の測量によるとその標高は7661mともいわれる。酸素濃度は38.6%
・34位 グルラ・マンダータ 7694m
グルラ・マンダータ(中国語: 納木那尼峰)は、ナラカンカーヒマルの最高峰、ヒマラヤの小さな小範囲であり、イクシュヴァーク王朝のスリヤヴァンシャの王マンダーラにちなんで名付けられた。それはネパールの北西の角の近くの中国のチベットの自治地域のングリ県のバーラング郡に、ある。世界で34番目に高い山である。酸素濃度は38.6%
・35位 サセール・カンリⅠ 7672m
サセール・カンリ(Saser Kangri)はインドの山である。カラコルム山脈の最東端の亜山脈であるサーサーサー・ムズターグの最高峰である。 サセール・カンリは、インドの最北端の連合領であるラダックにある。酸素濃度は38.7%
・36位 チョゴリザ 7665m
チョゴリザ(Chogolisa)は、パキスタンのカラコルム山脈にある山である。バルトロ氷河のコンコルディアの近くにある。チョゴリザにはいくつかの山頂があり、最も高い南西峰(チョゴリザI)は7665mに達する。2番目に高い北東峰(チョゴリザII)は7654mであり、1892年にマーティン・コンウェイがブライドピーク(Bride Peak)と名付けた。酸素濃度は38.8%
・同率36位 ダウラギリⅣ 7661m
説明は上記"ダウラギリ"と同様。酸素濃度は38.8%
・37位 コングール山 7649m
コングール山(コングールさん、Kongur Tagh または Kongur、ウイグル語:قوڭۇر تاغ; Коңур Тағ, モンゴル語: Хонгор Таг, 中国語: 公格尔山; 拼音: Gōnggé'ěr Shān)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)アクト県にある山で、標高は7649m。崑崙山脈の最高峰である。酸素濃度は38.8%
・同率37位 ダウラギリⅴ 7618m
説明は上記"ダウラギリ"と同様。酸素濃度は39.0%
・38位 シスパレ 7611m
シスパレ(ウルドゥー語:شیسپیئر)は、カラコルム山脈の最西端のサブレンジであるバトゥラ・ムズターグの高峰の一つである。標高は7611mで世界38位である。酸素濃度は39.0%
・39位 トリヴォール 7577m
トリヴォール(ウルドゥー語:ترِووُر)は、パキスタンのギルギット・バルチスタン州のカラコルム山脈の亜山脈であるヒスパー・ムズターグ(Hispar Muztagh)の高峰の一つ。酸素濃度は39.2%
・40位 ガンカー・プンスム 7570m
ガンカー・プンスム(Gangkhar Puensum チベット語:གངས་དཀར་སྤུན་གསུམ)はブータンの最高峰であり、人類がまだ登頂していない山の最高峰でもある。標高は海抜7570メートル。1983年にブータンが登山を解禁してから、1985年と1986年に4つの遠征隊が登頂に失敗している。酸素濃度は39.3%
・41位 ミニヤコンカ 7556m
ミニヤコンカは中華人民共和国四川省カンゼ・チベット族自治州に位置する大雪山脈の最高峰。由来は、ミニヤ国の白い山という意味。中国語表記は貢嘎山。酸素濃度は39.3%
・42位 アンナプルナⅢ 7555m
説明は上記"アンナプルナⅠ"を参照。酸素濃度は39.4%
・43位 ムスターグ・アタ 7546m
ムスターグ・アタ山(ムスタグアタさん、ウイグル語:مۇز تاغ ئاتا, Музтағ Ата、中国語: 慕士塔格峰)は、中華人民共和国・新疆ウイグル自治区のアクト県とタシュクルガン・タジク自治県にまたがっている山である。標高は7509mで、チベット高原の北端を形成する山の中で2番目に高い。酸素濃度は39.4%
・44位 スキャン・カンリ 7545m
パキスタンと中国の国境に位置し、世界第2位の高さを誇るK2の北東約7kmに位置する。階段峰とも呼ばれ、5段の階段を持つ巨大な階段に似た東稜が特徴である。酸素濃度は39.4%
・45位 チャンツェ 7543m
チャンツェ(標準チベット語:བྱང་རྩེ、英: North peak)は、中国チベット自治区のメインロンブク氷河とイーストロンブク氷河の間に位置する山で、エベレスト山のすぐ北側にある。エベレスト山とは北コルを経由して結ばれている。標高7,543メートルは現代中国の測量によるものである。そのため7583mとする地図もある。酸素濃度は39.4%
・46位 クーラ・カンリ 7538m
クーラカンリ (Kula Kangri) は、数多くの権威ある典拠でブータンの最高峰とされている一方、全域が中華人民共和国チベット自治区に含まれているとする異論もある山。「クーラカンリ」は、チベット語で「天帝の峰」を意味する。酸素濃度は39.4%
・47位 コングール・チュベ 7530m
コングール・チュベ(Kongur Tagh またはKongur、ウイグル語:قوڭۇر تاغ;Коңур Тағ,モンゴル語:Хонгор Таг,中国語: 公格尔山)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)アクト県にある山で、標高は7649m。崑崙山脈の最高峰である。酸素濃度は39.5%
・48位 マモストン・カンリ 7516m
マモストン・カンリ(K35)は、中国との国境近くにあるインドのラダック連合領ラダックのカラコルム山脈の小範囲である遠隔地のリモ・マターの最高峰。シアチェン氷河の噴出口から東南東に約30kmに位置している。世界で48番目に高い独立峰である。酸素濃度は39.5%
・49位 サセールカンリⅡ 7513m
説明は上記"サセール・カンリⅠ"と同様。酸素濃度は39.6%
・50位 イスモイル・ソモニ峰 7495m
イスモイル・ソモニ峰(-ほう、英語:Ismoil Somoni Peak、タジク語:Қуллаи Исмоили Сомонӣ,Qullai Ismoili Somonī,露:пик имени Исмаила Самани)は、タジキスタンにある山である。標高は7495m。酸素濃度は39.6%
・51位 サセール・カンリⅢ 7495m
説明は上記"サセール・カンリⅠ"と同様。酸素濃度は39.6%
・52位 ノシャック 7492m
ノシャック(Noshaq, またはNowshak)は、アフガニスタンのバダフシャーン州にある山である。標高は7492m。アフガニスタンの最高峰である。ヒンドゥークシュ山脈の山で、ティリチミール(7708m)についで2番目に高い。アフガニスタンの北東部、パキスタンとの国境上に位置する。酸素濃度は39.7%
・53位 プマリ・チッシュ 7492m
プマリ・チッシュ(ウルドゥー語:پماری چش またはPumarikish、Peak 11)は、カラコルム山脈の亜山脈であるヒスパー・マターの高峰。ヒスパー氷河の北、ヒスパーの中心部にあるクンヤン・チッシュの東約4kmに位置する。酸素濃度は39.7%
・54位 パスー・サール 7476m
パスー・サール (ウルドゥー語: پسو سر; または Passu Sar, Passu I)は、パキスタンのギルギット・バルチスタン州のギルギット地区にあるカラコルム山脈のサブレンジであるバトゥラ・ムザターグの山頂で、フンザ渓谷の西に位置する。パッス山塊の最高峰で、パッスディアール(または「パッス東」、「パッスII」)も含まれる。酸素濃度は39.7%
・55位 ユクシン・ガンダン・サール 7469m
ユクシン・ガンダン・サール (ウルドゥー語:یکشن گردن سر)はパキスタンのカラコルム山脈の亜山脈ヒスパー・マターの高峰。高さは7469 m(または7,641mとも言わる。)それはクンヤン・チッシュの北東約16キロとカンジュト・サールの北西6キロに位置する。酸素濃度は39.8%
・56位 テラム・カンリⅠ 7462m
テラムカンリ(Teram Kangri)は、カラコルム山脈の亜山脈であるシアチェン・ムズ ターグ(Siachen Muztagh)にある山塊である。頂上は、中国とインドとパキスタンの紛争境界線の近くのシアチェン氷河地域の境界にある。酸素濃度は39.8%
・57位 ジョンサン・ピーク 7462m
ヒマラヤ山脈のジャナック地方にある山で、標高7462mで世界で57番目に高い山である。頂上はインド、ネパール、中国の三叉路にある。酸素濃度は39.8%
・58位 マルビティン 7458m
マルビティン (ウルドゥー語:مالونیتنگ)は カラコルム山脈の一部分であるラカポシ-ハラモシュ山脈の第二の高峰。標高は7458mで世界で58番目の高さ。酸素濃度は39.8%
・59位 ガンガプルナ 7455m
ガンガプルナ(ウルドゥー語:گنگا پورنا,Gangapurna)はヒマラヤ山脈のアンナプルナに属する。世界で59番目の高さだが、一部の測量によると57番目であるとされることがある。酸素濃度は39.9%
・60位 ポベーダ山 7439m
ポベーダ山(ポベーダさん、ロシア語: Пик Победы Pik Pobedy)は、中国とキルギスの国境に位置する山。標高は7,439mであり[1]、天山山脈の最高峰である。また、キルギスの最高峰でもある。酸素濃度は39.9%
・61位 K12 7428m
K12 (ウルドゥー語:کے ۱۲)は、カラコルム山脈・サルトロ山地(英語版)で2番目に高い山である。シアチェン地域の管理ラインの近くにあり、インドが実効支配している。その名称は、カラコルム山脈の最初の測量でつけられた名称に由来する。酸素濃度は40.0%
・62位 ヤングラ 7422m
ヤングラは、ヒマラヤ山脈の亜山脈であるガネーシュヒマルの最高峰。8000mの山頂はなく、観光客は少ないが、谷を見下ろすようにして、垂直方向のレリーフを楽しむことができる。酸素濃度は40.0%
・63位 シーア・カンリ 7422m
シア・カングリ(7442m)はカラコルムのバルトロ・ムズターグ(Baltoro Muztagh)にある山である。その山頂はパキスタンと中国の領土が出会うところにある。酸素濃度は40.0%
・64位 モムヒル・サール 7414m
モムヒル・サール(Momhil Sar)(ウルドゥー語:مومہل سر)、は海抜7414mにあり、世界で64番目に高い山である。カラコルム山脈のヒスパル・ムズターグに位置し、親峰であるトリヴォールの北西数キロにある。酸素濃度は40.1%
・65位 カブルー 7412m
カブルー(Kabru)は、ネパールとインドの国境にあるヒマラヤ山脈の山である。カンチェンジュンガから南に伸びる尾根上にあり、世界最南端の7,000メートル峰である。酸素濃度は40.1%
・66位 スキル・ブルム 7410m
スキル・ブルム(ウルドゥー語:سکل برم)Skil Brum)は、パキスタンのギルギット・バルチスタン州のカラコルム山脈にある山で、K2から西南西に約9kmのところにある。ゴドウィン・オーステン氷河の西側に位置し、ブロード・ピークのほぼ対岸にある。酸素濃度は40.1%
・67位 ハラモシュ 7409m
ハラモシュ・ピーク(ウルドゥー語:ہراموش چوٹی、通称ハラモシュまたはピーク 58)は、パキスタンのギルギット・バルティスタン州のカラコルム山脈に位置する山。標高は7409mと表記されることが多い。酸素濃度は40.1%
・68位 イストルオナ 7403m
イストルオナ(Istor-o-Nal)は、パキスタン北西辺境州のチトラール地区にあるヒンドゥー・クシュ山脈で3番目に高い山である。独立峰としては世界で68番目の高さで、標高7000m以上の11のピークを持つ山塊を冠している。酸素濃度は40.1%
・69位 ゲント・カンリ 7401m
ゲント・カンリ(Ghent Kangri、またはゲント山、Ghaint I)は、カラコルム山脈の亜山脈であるソルトロ山脈の北端付近にある高峰である。シアチェン氷河の西に位置し、1984年からインドの支配下にあり、パキスタンとの実際の地上位置線(AGPL)の線状付近に位置する。酸素濃度は40.1%
・70位 ウルタール・サール 7388m
ウルタール・サール(ウルドゥー語:آلتر سار)は、パキスタン・カラコルム山脈バツーラ山群に属する10kmにわたる山群の総称。ボイオハグル・デュアナシール(「天を駆ける馬」の意)とも呼ばれる第1峰(7329m)、第2峰(7388m)からなる。第2峰の標高は世界70位。日本ではウルタルⅡ峰として知られる。酸素濃度は40.2%
・71位 リモⅠ 7385m
リモI (Rimo I) は、リモ山群の主峰で、標高は7385mである。カラコルム山脈の支脈であるリモ山群の北部に位置している。シアチェン氷河の氷河末端から20kmほど東北に位置し、世界で71番目に標高の高い山とされている。「リモ (Rimo)」は「縞模様の山」という意味であるとされる。この山に発するリモ氷河 (Rimo Glacier) は、ショク川に流れ込んでいる。酸素濃度は40.2%
・72位 チューレン・ヒマール 7385m
チューレン・ヒマールはネパールの7371m(もしくは7385m)の山。ドルパ地区とミャグディ地区の境界に位置している。1970年に静岡大学山岳会隊が初登頂を達成した。酸素濃度は40.2%
・73位 テラム・カンリⅡ 7382m
説明は上記"テラム・カンリⅠ"を参照。酸素濃度は40.2%
・74位 シェルピ・カンリ 7380m
シェルピカンリ (Sherpi Kangri) は、カラコルム山脈の山頂のひとつ。ゲント・カンリ (7380m) の南方5km、サルトロカンリ (7742m) の北西10kmに位置している。シェルピカンリは、インド、パキスタン両軍の間の実際の地上位置線 (AGPL) の線上に位置しているとも、それに極めて近い位置にあるともされている。酸素濃度は40.3%
・75位 ラブチェ・カン 7367m
ラブチェカン(Labuche Kang)またはラブチェカンI峰は、中国・チベット自治区にあるヒマラヤ山脈の北の外れの山である。ロールワリン・ヒマール(英語版)の北西、シシャパンマの東に位置する。この山は、ヒマラヤ山脈の中でもあまり知られていない区域に存在する。酸素濃度は40.3%
・76位 キラット・チャリ 7362m
キラット・チュリ(Kirat Chuli)またはテント・ピーク(Tent Peak)は、ヒマラヤ山脈にある山で、ネパールとインドの国境にある。1939年に初登頂された。酸素濃度は40.4%
・同率76位 アビ・ガミン 7355m
アビ・ガミン(別名イビ・ガミン)は、主にインドのウッタラクハンド州チャモリ地区にあるヒマラヤの山で、カメットの北東2kmに位置する。頂上はチベットとの国境にあり、北斜面はチベットのンガリ県にある。酸素濃度は40.4%
・77位 ナンパイ・ゴスム 7350m
ナンパイ・ゴッサムはヒマラヤ山脈にある山で、ネパールと中国の国境にある。1986年10月12日に日本の遠征隊が初登頂した。酸素濃度は40.4%
・同率77位 ギミゲラ・チュリ 7350m
ギンミゲラ・チュリ(Gimmigela Chuli、または双子山)はヒマラヤ山脈にある山で、ネパールのメチ、タプレジュンとインドのシッキムの国境に位置しいる。標高は7,350mで、地球上で3番目に高い山であるカンチェンジュンガから北北東に約4.2kmの位置にある。酸素濃度は40.4%
・78位 サラグラール 7349m
サラグラール(Saraghrar)は、クシュ地方で4番目に高い独立峰。サラグラール全体は、標高約7,000mの巨大で不規則に伸びた台地で、垂直な花崗岩と氷の壁の上に横たわっており、周囲を覆っている。そのため山頂の識別が難しい。酸素濃度は40.4%
・79位 ジュモルハリ 7326m
ジョモルハリまたはチョモルハリ(チベット語:ཇོ་མོ་ལྷ་རི、ワイリー語:jo mo lha ri、中国語:绰莫拉日峰)は、「カンチェンジュンガの花嫁」と呼ばれることもあるヒマラヤ山脈にある山で、中国チベットのヤドン県とブータンのティンプー県の境にまたがっている。北面は不毛の平原の上に2,700メートル以上そびえています。南側から流れるパロ・チューと北側から流れるアモ・チューの源流となっている。酸素濃度は40.5%
・80位 チャムラン 7326m
チャムラン(Chamlang)はネパールのヒマラヤ山脈にある山で、マカルー(Makalu)の近くにある。ヒマラヤ山脈のマハラングル(Mahalangur)亜山脈の南部に位置している。チャムランの標高は7,319メートルで世界で80番目に高い。酸素濃度は40.5%
・81位 チョンタール・カンリ 7315m
チョンタール・カンリ(Chongtar Kangri)またはチョンタール・ピーク(Chongtar Peak)は、中国の新疆ウイグル自治区にある山である。K2の北西約10kmに位置し、中国のパキスタンとの国境近くにある。1994年にオーストラリアのグレッグ・モーティマー(Greg Mortimer)が初登頂した。酸素濃度は40.6%
・82位 バルトロ・カンリ 7312m
バルトロ・カンリ (ウルドゥー語:بلتورو کنگری)は、パキスタンのギルギット・バルティスタン州にあるカラコルム山脈の山である。バルトロ・カンリは標高7312m。ガシャーブルムの南側、チョゴリサ峰(7,665m)の東側に位置している。バルトロ・カンリの麓からは、バルトロ氷河(極地以外では最大級の氷河)がそびえ立っており、バルトロ・カンリの北側には、アブルーチ氷河がある。酸素濃度は40.6%
・83位 スークァン・リ 7309m
スークァン・リ(Siguang Ri)は、中国チベットのマハランガーヒマラヤ山脈にある山である。7308mの高度でそれは地球の83番目に高い。世界の6番目に高い山チュオユーの北北東約6kmに位置する。酸素濃度は40.6%
・84位 皇冠山 7295m
皇冠山またはザ・クラウン(The Crown)とは、中華人民共和国新疆ウイグル自治区にあるカラコルム山脈の山である。標高は7295メートルで、カラコルム山脈の一部をなす音蘇蓋提の最高峰である。酸素濃度は40.7%
・85位 ギャラ・ペリ 7294m
伽羅ペリ(中国語:加拉垒白)は、ヒマラヤの東端を越えてすぐのツァンポ渓谷の入り口にある標高7,294メートルの山である。それは時々ヒマラヤのナムチャ・バルワ山群に含まれているが、ニェンチェンタンラ山脈の一部である。酸素濃度は40.7%
・86位 ポーロン・リ 7292m
ポーロン・リーはヒマラヤ山脈のラングタン地方にある山。標高7292mで、世界で86番目に高い山である。山頂は中国のチベットにあり、ネパールとの国境から北東に約1kmのところにあります。ポロン・リーは1982年に日本の探検隊によって初登頂された。酸素濃度は40.7%
・87位 バインターブラック 7285m
バインターブラック (ウルドゥー語:بائنتھا براک) またはオーガは、カラコルム山脈の亜山脈であるパンマー・ムズターグにある標高7285mの急峻でごつごつした山である。1977年の初登頂から2001年の2度目の登頂までに24年の歳月を要し、世界で最も登りにくい山の一つとして有名である。酸素濃度は40.8%
・88位 ユトマル・サール 7283m
ユトマル・サールは、カラコルム山脈の亜山脈であるヒスパー山脈にある山。標高7283mで、世界で88番目に高い。ユトマル・サールはパキスタンのギルギット・バルティスタンに位置している。1980年に初登頂されました。酸素濃度は40.8%
・89位 K6 7282m
測量ではK6(ウルドゥー語:ےک 6)とされているが、バルティスタン峰とも呼ばれている。パキスタンのギルギット・バルティスタン地方にあるカラコルム山脈の亜山脈であるマッシャーブルム山脈の注目すべき峰である。姉妹峰の八千山や7000m級の高峰であるマッシャーブルムなどに比べて格段に低いにもかかわらず、表面は巨大で険しくい。酸素濃度は40.8%
・90位 カンペンチン 7281m
カンペンチン (またGang Benchhen) はチベットのヒマラヤの山である。標高7281m で世界で90番目に高い山です。1982年に初登頂された。酸素濃度は40.8%
・91位 ムスターグ・タワー 7276m
ムスターグ・タワー(Muztagh Tower)は、パキスタンのカラコルム山脈のバルトロ山群にある山。K2の西南西15km、パキスタンと中国の国境にある。標高7276メートル。ムスターグとはトルコ語で「氷雪の山」という意味。「タワー」の名の通り、まるで人工的に作られた塔のような形状が特徴。酸素濃度は40.8%
・92位 マナ 7272m
マナはインドのウッタラクハンド州のガルワール地方にある山でカメットの南南東に位置する。1937年に初登頂された。酸素濃度は40.8%
・同率94位 ダウラギリⅥ 7268m
説明は上記"ダウラギリ"と同様。酸素濃度は40.9%
・93位 ディラン 7266m
ディラン(Diran、ウルドゥー語:دیرن)は、パキスタンのギルギット・バルティスタン州のナガル渓谷とバグロート渓谷にあるカラコルム山脈の山である。この7266mのピラミッド型の山は、ラカポシ)の東側に位置しています。ディランはパキスタンで最も危険な山で、その雪で何百人もの死者が出ている。酸素濃度は40.9%
・94位 ラブチェ・カンⅢ 7250m
説明は上記"ラブチェ・カン"と同様。酸素濃度は41.0%
・95位 プタ・ヒウンチュリ 7246m
プタヒウンチュリはネパールの中西部にあり、ダウラギリ山群の一番端にあるためダウラギリⅦとも言われている。頂上からスキーで下山することができる山でもある。酸素濃度は41.0%
・96位 アプサラサス・カンリ 7245m
アプサラサス・カングリ(Apsarasas Kangri)は、シアチェン・カラコルム山脈にある山。標高7245mで世界で96番目に高い。Apsarasas Kangriは、インドによって支配される中国の新疆とシアチェン氷河地域の境界に位置している。酸素濃度は41.0%
・97位 ムクート・パルバット 7242m
ムクート・パルバットはインドのウッタラクハンド州のガルワール地方にある山でカメットの北西に位置する。1951年に初登頂された。標高は7242mで世界97位。酸素濃度は41.0%
・98位 リモⅢ 7233m
説明は上記"リモⅠ"と同様。酸素濃度は41.1%
・99位 ランタン・リルン 7227m
ランタン・リルンはヒマラヤ山脈を構成する山の一つでネパール中部のバグマティ県北部でチベットとの国境付近のラスワ郡に属している。ランタン国立公園最高峰である。酸素濃度は41.1%
・100位 カルジャン 7221m
カルジャン(卡熱疆峰)は、チベット自治区の中国=ブータン国境付近にある山である。ヒマラヤ山脈に属する。最高峰はカルジャンI峰(またはカルジャン南峰)で、標高は7221mであり、未踏峰である。他にカルジャン北峰(7196m)、カルジャンⅡ峰(または中央峰、7045m)、カルジャンⅢ峰(またはタプトルカンリ、6820m)と、無名の6400m峰からなる。酸素濃度は41.1%
・圏外 富士山 3776.12m
富士山(ふじさん、英語:Mount Fuji)は、静岡県と、山梨県に跨る活火山である。標高3776.12m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。数多くの芸術作品の題材とされ芸術面のみならず、気候や地層など地質学的にも社会的に大きな影響を与えている。懸垂曲線の山容を有した玄武岩質成層火山で構成され、その山体は駿河湾の海岸まで及ぶ。酸素濃度は63.8%
富士山は世界で何番目?
- 富士山の世界における順位は108番目や474番目等複数の説があるが、はっきりとした数字を出すことはできない。
- というのも、世界中には無名峰と呼ばれる名もなき山が多数あり、アンデス山脈の5000m級の無名峰だけでも推定1000を超えると言われる。
- 名前のある山と無名峰の不完全なリストを集計しただけでも富士山より高い山は18000以上存在する。
- つまり、富士山だの北岳だの争っているのは18000位だの18001位だの争っているに過ぎない。エベレストを取る気兼ねで戦わねばならない。
- 余談だがエベレストは8000m越えの山では最も登りやすい山として有名である。登山希望者が多いため道が整備されているのである。そのため、2位のK2や10位のアンナプルナのほうが難易度が異常に高い。山の世界はRTAと違い、1位だから凄いという単純な世界ではないのである。
世界の山について
- リストを見ると一目瞭然だが、1位から100位までの山は総じてヒマラヤもしくはカラコルム、およびその周辺に集中していることがわかる。
- この高山地帯はユーラシア大陸とインド亜大陸の衝突によってできたと考えられており、アルプス=ヒマラヤ造山帯に属することからも現在も造山運動が盛んである。
- エベレストなどの高峰はその高さゆえに風雪による浸食を受けやすく、一方で造山活動もあり、雪の高さも常に変動するため、山の高さを1つに決定することはほぼ不可能である。
- また山の高さを決定するうえで難しい問題として測量があげられる。エベレストについてはGPSによる測量と現地に赴いて行われた測量で8844~8850mという誤差が生まれている。
- 1位から100位までのリストを見て、標高が明らかに違うのに同じ順位の山が複数組あり、違和感を覚えた読者もいるものと考えられる。それは測量上の問題により標高が決定していないためである。
エベレストは世界一位じゃない!?
- エベレストの標高は一般的に8848mと言われており、2位のK2の8611mより200m以上高い。
- 200mというのはどのような測量誤差を考慮しても覆すことのできない差である。ではこの見出しは何であろうか?
- それは標高の決定方法にある。基本的に山の高さは海面の平均高度(
ジオイド
)を基準に決定される。
- しかし、ジオイドは地球の重力の影響を受けやすく、大陸に近く、赤道に近いほど高くなる。
- そこで、複数の標高の決定方法を採用してみることにしよう。
・海底からの高さを"標高"とした場合。
- これは陸地に現れていない、海底に沈んだ山体をそのまま山として認めてしまう標高の決定方法である。
- この基準で測量を行うと世界最高峰はハワイの"
マウナ・ケア山
"で標高10203mという結果が得られる。
- 海抜高度におけるマウナ・ケア山は4000m級の山であるが、ハワイが ホットスポット に位置し、巨大な海底火山が島として現れていることからこのような結果となる。エベレストなどとは全く違う造山活動であることが見て取れる。
・地球の中心からの距離を"標高"とした場合。
- これは海抜や海底といった曖昧な要素を払拭し、地球の中心からの絶対的な距離で標高を決定する方法である。
- この基準で測量を行うと世界最高峰はエクアドルの"
チンボラソ
"で6384.4kmとなる。
- エベレストの地球中心からの距離は6382.3kmであるので約2kmもの差がある。
- 奇妙なことにチンボラソそのものはアンデス山脈に位置するがアンデス山脈の中で最高峰というわけでもない。これは地球が楕円状であり、赤道に近づくほど中心からの距離が延びることが原因である。
- エベレストの地球中心からの距離は6382.3kmであるので約2kmもの差がある。
- これら2つの山は隠れた世界最高峰としてクイズ界隈での人気が高い。覚えておいて損はないだろう。
酸素濃度について
- 酸素濃度とは、大気中に含まれる酸素の割合である。よく誤解されるのだが酸素濃度は標高に関わらず一定である。しかし、高山病などの症状に見られるように、標高が高くなると酸素は薄くなる。これはどういうことであろうか?
- 正確には標高が上がれば酸素の密度が減るのである。(地上、上空問わず酸素濃度は21%前後で固定である。)
- しかし登山の際によく「地上と比べた酸素量」を適宜「酸素濃度」と言い換えることはある。ここではそれに従って「酸素濃度」という言葉を用いることとする。
- 計算方法
- 酸素の濃度は変わらないので気圧を調べれば酸素の密度が計算できる。
- 気圧の計算に必要な物は1.標高0mにおける気圧、2.標高、3.その標高の気温 である。
- 標高0mにおける気圧を100%とすれば計算結果がそのまま欲しい酸素濃度(%)になる。
- 標高は山の山頂の数値を用いた。
- 気温は地上を25℃として、100m高くなるごとに0.6℃下がる経験則に沿って定義した。
- こうして得られた数値を測高公式に代入して酸素濃度を求めた。測高公式は皆さんご存知と思われるが こちらのサイト で確認することができる。
登山家の現状
- 多くの人は、"この世界に人間の足が到達していない場所などない"、"もう地球冒険の時代は終わった"と考えているかもしれない。しかし、それは全くの誤りである。
- 多くの有名な山はすでに踏破済みであり、初登頂の名誉を得ることは難しいだろう。しかし、有名な8000m級の山にも"前人未踏"は存在する。
- 代表的なものとしてK2の西南西壁ルートがあげられる。K2は世界で最も登るのが困難な山であり、大半の探検家が最も安全な南東からアプローチする。(それでも死亡率は3割弱である。)
- このように新しいルートを開発するだけでも前人未踏になりうる。
- 他にも、未踏破の山は数百存在し、未踏破の理由は宗教的理由や情報不足など様々であるが、誰しもが前人未踏を達成することのできるチャンスがある。
- 我々は大航海時代には遅すぎて、宇宙を旅するには早すぎる世代なのかもしれない。だからこそ"前人未踏"を夢見て、山を目指すのである。