早すぎた埋葬
(1):800LPを払い、自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。
- 早すぎた埋葬は上記テキストを持つ遊戯王カードの一種
- ぷーれが何か早すぎた際(例えばボタンを押すのが早すぎてミスした時)に「早すぎた埋葬」と言うと、一部リスナーが上記テキストを競ってコメントする謎の流れが存在する。
- あまりにもコメントが早すぎるため、爆発する首輪でリスナーが脅されていると言われている。
- また、一部リスナーはエドガー・アラン・ポー著の早すぎた埋葬のWikipediaを貼ることもある。
- ぷーれ曰く、青にいと氏のネタをパクリスペクトしたものらしい。
- 派生カードとして、《やりすぎた埋葬》《 遅すぎたオーク 》《早すぎた帰還》《早すぎた復活》《巻きすぎた発条》《浅すぎた墓穴》《深すぎた墓穴》が存在する。それぞれやりすぎた時や遅すぎた時等に用法容量を守って使いましょう。
- 2020/04/17現在禁止カードに指定されている。理由としては、主にこのカードを使いまわしたループや先攻ワンキルが可能であることだ。
- 余談だが、ほぼ同様の効果を持ち、昔同じような立ち位置であった≪リビングデッドの呼び声≫は2020/04/17現在無制限カードとなっている。
早すぎた埋葬禁止の理由
- 早すぎた埋葬が禁止カードに指定された理由について、もう少し詳細に説明しよう。
- まず、遊戯王において無条件の蘇生効果が強力であることは言うまでも無いだろう。本来2体分のリリースが必要な星7以上の大型モンスターを、墓地に居なければならないことを差し置いてもリリース無しで出せるのは、文句なしに強力である。
- だが、上記と同様のことができる魔法カード「死者蘇生」は、2020/10/05現在制限カードである。死者蘇生と比べ、ライフポイントをコストとして要求している分劣っているように見える早すぎた埋葬が禁止カードに指定されているのは何故か?その理由として次の2つが挙げられる。
- 1つ目の理由は「手札に加えるのが簡単だから」である。
- この理由を説明するために、まず「アームズ・ホール」というカードに触れておきたい。テキストは以下の通りである。
《アームズ・ホール》 通常魔法 このカードを発動するターン、自分は通常召喚できない。 (1):デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 自分のデッキ・墓地から装備魔法カード1枚を選んで手札に加える。
- 要するに、「デッキ・墓地から任意の装備魔法カードを手札に加える」ことができる魔法カードである。
- このカードの登場時、既に早すぎた埋葬は制限カードでデッキに1枚しか入れられないカードだったが、デッキに早すぎた埋葬1枚、アームズ・ホール3枚を入れれば、実質早すぎた埋葬4枚体制のデッキを作ることができてしまった。
- アームズ・ホールは墓地からも装備魔法を手札に加えることができるため、1度使って墓地に行った早すぎた埋葬を手札に加えて再利用ということも出来る。そのため2枚目・3枚目のアームズ・ホールも有効活用できるという点も重要だろう。
- このアームズ・ホールと早すぎた埋葬の組み合わせは、悪名高い先攻ワンキルデッキである「ドグマブレード」を筆頭に多くのデッキに採用され、大会で結果を残した。
- 結論としては、早すぎた埋葬禁止の理由1つ目は「アームズホールの登場で手札に加えることが簡単になってしまったから」ということになる。
+ | 余談 ドクマブレードとは? |
- 2つ目の理由は「再利用が簡単に可能だから」である。
- こちらの理由を説明するために、「氷結界の龍 ブリューナク」というカードを説明する。テキストは以下の通りである。
《氷結界の龍 ブリューナク》 シンクロ・効果モンスター 星6/水属性/海竜族/攻2300/守1400 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 手札を任意の枚数墓地へ捨て、 捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す。
- 「シンクロ」や「チューナー」の意味が分からなくても今回は問題無い。要するにこのモンスターは「手札を1枚捨てると、フィールド上のカードを1枚選んで手札に戻す」ことができるモンスターである。
- ここでもう一度、早すぎた埋葬のテキストを確認してみよう。
《早すぎた埋葬》 装備魔法(禁止カード) (1):800LPを払い、自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。
このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。
- 「このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。」とあるが、これはつまり「早すぎた埋葬が破壊以外の方法でフィールドを離れた時(例:早すぎた埋葬がフィールドから手札に戻った時)は、装備モンスターは破壊されない」と言うことになる。
- つまり、氷結界の龍 ブリューナクと早すぎた埋葬を組み合わせると、以下のようなループが可能となる。
早すぎた埋葬を発動。墓地のモンスターAを蘇生。 ↓ 氷結界の龍 ブリューナクの効果を発動。 手札を1枚捨てて、フィールドに残っている早すぎた埋葬を手札に戻す。 (早すぎた埋葬が破壊されたわけでは無いので、Aはフィールドに残る) ↓ もう一度早すぎた埋葬を発動。墓地のモンスターBを蘇生。 ↓ もう一度氷結界の龍 ブリューナクの効果を発動。 手札を1枚捨てて、早すぎた埋葬を手札に戻す。 (同様にBもフィールドに残る) ↓ 以下略
- つまり、墓地のモンスターを1体につき800ライフと手札1枚使うことで何回でも蘇生出来てしまうのである。
- 上記のループコンボを用いて大型モンスターを並べまくるデッキが、大会で結果を残した。
- 結論としては、早すぎた埋葬禁止の理由2つ目は「発動後フィールドに残る特性・破壊以外の方法でフィールドを離れると、装備モンスターは破壊されない特性ゆえに、再利用が簡単だったから」ということになる。
- 上記2つの理由につき、早すぎた埋葬は2008/09/01に禁止カードに指定されたのである。
- どちらの理由も装備魔法故の特性が関係している。
- ほぼ同様の効果を持つ「死者蘇生」や「リビングデッドの呼び声」は前者は通常魔法、後者は永続罠であるため、早すぎた埋葬のように簡単には手札に加えられないし、再利用によるループも困難であるため、2020/10/5現在においても禁止カードには指定されていないのである。
- 一応リビングデッドの呼び声も再利用自体は可能だが、罠カードゆえに基本1ターンに1度しか発動出来ないため、早すぎた埋葬のように1ターンでループすることはできない。
関連項目
・ コピペ集 遊戯王カード
・ コピペ集 遊戯王カード