アプリ版育成シナリオにおけるトレーナーの一覧(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2023/12/12 Tue 05:19:34
更新日:2024/04/27 Sat 16:20:12
所要時間:約 75 分で読めます


タグ一覧
○○トレ お兄ちゃん お兄様 お前らのような新人がいるか お姉ちゃん お姉様 その時、ふと閃いた! その気になれば性転換でもやってのける たわけ にぶトレーナー やべーやつ アネゴ アプリ版育成シナリオにおけるトレーナーの一覧 ウマ娘 プリティーダービー エリート スパダリ ダンナ トレちゃん トレっち トレぴ トレセン学園 トレーナー トレ公 パートナー ヒト娘 ヒト息子 ファン第1号 プレイヤー ベストマッチな奴ら マスター マンツーマン モルモット君 一覧項目 中井貴一 二人三脚 使い魔 割れ鍋に綴じ蓋 参謀 同志 嘘つき 大体フィジカル強め 奇人変人の集い 子分 子犬ちゃん 専属レンズ 情熱よ、残酷を超えろ 愛すべきバカ達 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 担当に脳を焼かれた方々 担当の脳を焼いた方々 担当トレーナー 新人 狂人 狭き門 現実での調教師 相棒 航海士殿 逸般人 運命に抗う者達 鬼畜眼鏡 鬼!悪魔!英語の先生!




本項はメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』のアプリ版育成シナリオに登場するトレーナーの一覧である。
トレーナー(ウマ娘 プリティーダービー)の項目も参照ください。

+ 目次


◆概要

アプリのメイン要素の一つである育成シナリオにおいては、所持している育成ウマ娘を一人選出し、
プレイヤーはそのウマ娘の専属担当である新人トレーナーとして、3年間の育成に励むというのが共通の流れ。
また、育成シナリオ以前の出会いから担当となるまでの物語は、育成ウマ娘入手時*1に解放されるウマ娘ストーリー第1話~第4話によって補完されている。

一部例外を除き*2、基本的には育成シナリオ以前には担当を持っていなかった赴任したばかりの新人であり、担当となったパートナーのウマ娘と共に手探りながらも共に成長していくというのが大まかな流れ。

の筈なのだが……

お前、ホントに新人なの?

と、プレイヤーたちからのツッコミが絶えないレベルでそれぞれの担当ウマ娘にぴったりな指導を行うばかりか、
彼女たちとの接し方、言い換えればメンタルケアもほぼ完璧で、一部は性格的な相性の時点で既に担当とベストマッチしているなど、
どいつもこいつも新人とはとても言い難い、担当ウマ娘のベストパートナーになるために生まれてきたかのような八面六臂の活躍をする連中ばかりなせいでよくネタにされている。

また、共通の能力として「その時、ふと閃いた!」と学園内外で起きるあらゆる物事を担当ウマ娘とのトレーニングに活かすことを得意とする。
その出来事に自分も関わったとか、二言三言会話しただけで閃くといったのはまだマトモな方で、
酷い……もとい凄い時には事を終えた後のウマ娘の様子をたまたま見かけただけでトレーニングのヒントを閃くなど、エスパーとしか思えないような展開もしばしば。
プレイヤー間のみならず、公式でも直接言及されたり台詞がパロディされたりと時折ネタにされている。

……アンタのそれ、癖なの?
いっつもトレーニングに結びつけてさ。脳みそヤバくない?

トーセンジョーダンのシナリオ会話にて

中には単に優秀なだけならまだしも、ウマ娘側の方が一際個性的なせいで、それに追従する形でアプリトレーナーの中でも特にヤバい奴と認識されているのもちらほら。

1stアニバーサリー以降辺りからは新人らしいタイプのトレーナーも徐々に増えてきてはいるものの、今までが今までだっただけに普通に新人っぽい方が逆に目立つという妙な逆転現象が起きてしまっている程だったりする。
一番目立たないのは指導や戦績は十分新人離れしてるのに人柄にあまり目立つ部分の少ない初期実装メンバーのトレーナーの何人かな気がする*3

登場するのは育成ウマ娘としてのストーリーの中だけで、「他のウマ娘のストーリーに登場しているウマ娘」のトレーナーについては原則的に言及されないため、
彼ら彼女らがパラレルな同一人物なのか完全な別人なのかはプレイヤーによって見方の分かれるところである。
別人と見る場合には「〇〇トレ」と担当名を併記するか、
お兄(姉)さま」「お兄(姉)ちゃん」「ファン1号」「トレーナーちゃん」「たわけ」など、育成シナリオで(主に担当から)印象的な呼ばれ方をされる場合はそれをそのまま愛称とするなどして呼び分ける事が多い。
一応明確に別人扱いされている(と思われる)例*4も無くもないが。

以下でその内の何人かを紹介。(あのウマ娘やこのウマ娘の担当トレーナーがいない、という方の追記も求む。)
※掲載順は公式サイトのキャラ一覧の順番に従う。


◆特徴的なトレーナーの一覧


トウカイテイオーのトレーナー

君が全力で走れる方法を探す!
じゃあ……ボク、走っていいの? 『菊花賞』を目指してもいいの!?
ウマ娘を支えるのがトレーナーだ
うん……うんっ! えへへ……ありがと、トレーナー!

プレイヤーからの愛称はテイトレ。
テイオーのトレーナーというと、アニメ2期でもメインを務めたチームスピカのトレーナーの印象が強い人も多いだろうが、
実の所、アプリ版におけるテイオーのトレーナーも新人らしからぬ偉業を成し遂げている。

というのも、アニメや他媒体などでは終ぞ達成できなかった、テイオー自身が目指す「無敗の三冠ウマ娘」の栄光を本当に掴ませることのできる現状唯一のトレーナーなのである。
ゲームシステムの都合とか夢の無いことは言わない。
それも、「そもそも骨折自体起きない」などの史実を無視した改変が行われるわけではなく、
アニメなどと同じく史実通りテイオーの脚に故障が発生した上で、テイオーの悲願を達成させるべく回復させるのである。
スピカのトレーナーでさえ何日も徹夜し、メジロ家のバックアップを受けたりした上で、遂に菊花賞までに回復させられず、出走を断念したことを考えると、
(シナリオ上)新人トレーナーが必死で治療法を探し回った結果、菊花賞の出走に問題ないレベルまでテイオーの脚を回復させたというのは文字通りの偉業。
他のウマ娘が『史実でケガを理由に出走出来なかったレースに出れた』≒『予後不良以外の運命に抗った』という例はほぼ無く、そういう意味でも快挙である。
菊花賞の出走を強く望むテイオーの涙を見て、湯治に針治療、そしてマッサージなどありとあらゆる方法を検討し、
その成果を実らせてテイオーの脚を回復させたことから、一部では「ゴッドハンド」なんて呼ばれたりすることも。

ちなみにテイオーはキャラソンなどのイメージから「自分を見て欲しい」という思いの強い、所謂「しっとり」したイメージで語られる事があるが、
テイオーのトレーナーも「テイオーは自分と向き合ってくれていないのでは」と思いショックを受けるイベントがある。
このため妙なところで似た者同士なのではないかと思われる描写がある。


マルゼンスキーのトレーナー

それで、君はどんな言葉をかけてくれるの? どんな未来の栄光を、あたしの走りに見たのかしら。
いや、ただ……
……? ただ?
楽しそうに走るなぁと思って見入ってたんだ

プレイヤーからの愛称はマルトレ、マブトレなど。

最初に断っておくとこのトレーナー、一個の成人として見た場合、さほどおかしい素振りはない。
ところが「選ばれたエリートの集いである中央トレセン学園に所属する」というフィルターを通した瞬間、
マルゼン自身すら面と向かって「ちょっと変わってる」と評する、強烈な異端児ぶりが映し出される。

ウマ娘・トレーナー双方が、より高みを目指すのが当然という風潮の中、勝利への執着や熱意がほとんど見られないどころか、
ウマ娘の方から「自分は練習してるから、お好きに見てれば?」と言われて、『本当にただ見てるだけでスカウトのスの字も出さない』ままやり取りを終えるマルトレ。
ウマ娘とトレーナーはデビューに臨むにあたり、コンビを組む必要があるという括りがあり、
他のウマ娘の担当トレーナーはだいたいにおいてウマ娘に対し何らかのスカウト・アプローチをかけていく中で、マルトレは彼らを突き放すレベルで異彩を放っている。
マルゼンスキーとの邂逅ストーリーを見たプレイヤーは思わず呟いてしまうだろう。「なんで、あんたトレセン学園でトレーナーしてんの?」と。

……実はマルゼンスキーはトレセン学園に入学した理由からして「地元の後輩に誘われて、何となくその期待に応えたい」というものがあり、
当人はレースの勝利や重賞制覇といった栄光を掴むことに対してはそれほど執着していないと言っていい思考をしている。
故に個別ストーリー及び育成シナリオでも、デビュー前から他のウマ娘を圧倒する規格外の走りを見せるマルゼンスキーに対し、
新人・中堅・ベテラン問わず、マルゼンスキー視点で言う所の「ガツガツしたリアクション」のスカウトが殺到するが、
これらのスカウトは「本心はただ『楽しく走りたい』だけ」というマルゼンの気持ちとは完全にミスマッチであり、スカウトが成立しない状況であった。

そんな中で、「トレーナーの立場は全うしたいという目標はあるが、そこに夢が伴っていないマルトレ」と、
「楽しく走り続けたいという夢はあるが、その過程での目標を見つけられていないマルゼン」の二人は、
マルゼンの走りを「楽しそう」と表現するマルトレの素直な感想をキーとして意気投合。
この勝ち負けへの情熱や名誉欲からほど遠く、目指そうとする未来より何より、
ただ目の前にあるウマ娘の走りを見守ってくれる姿勢*5が、マルゼンの心情にバッチリ応えられる人材だったのだ。
出会いのシーンから、あまりに二人だけのパズルのピースがピッタリはまるようなところから始まるので、
「ボーイ・ミーツ・ガールなドラマの導入過ぎる……」「この二人だけもうカップルでくっついた後のキャラストになってない?」などとも言われる。トレンディ☆

ちなみに、前述したように勝利への熱意が希薄なだけであって普段のやり取りでは消極的というわけではなく、
マルゼンスキーの運転する車に同伴する事を敬遠しようとしたり、ナウいセンスに対してツッコミを入れたりして、わりと能動的な言動の場面も見受けられる。あいつらまたイチャイチャしてるよ……。

このマルゼンスキー以外にはまず刺さらないであろう性格から「マルゼンのトレーナーという運命レベルのポジションに収まってなかったら逆にどうなってたやら」と話題に上げられたり。

ゴールドシップのトレーナー

はぁ、はぁ……これだけ走り回ると、流石のゴルシちゃんもちょっと疲れたぜ。
オマエもよくアタシについてきたな。やるじゃねえか。
君のトレーナーだからな

プレイヤーからの愛称はゴルトレ。
後述するタキトレとも並びうる、初期実装勢でトップクラスにヤバいトレーナーの一人。

担当トレーナーとマンツーマンということもあり、誰に気を遣うでもなくアニメやその他媒体とは比較にならないレベルでアクセル全開の、
本気ではっちゃけまくるゴルシについていくことが可能という、それだけでヤバさの度合いが十分に伝わってくる変人中の変人

初遭遇時こそ、拉致同然にゴールドシップに捕まって振り回されまくっていたものの、逃げ出すことなくついていった結果、
選抜レース時点でゴルシからは「リアクションも悪くねーしノリもまずまずだし、割と気に入っている」と高評価だったりする。
で、その後の育成シナリオや個別ストーリーでもゴルシのハジケっぷりに付き合い続けた結果、
最終的にはゴルシ自身から「アタシに付いてこられるオマエは結構やべーヤツだぞ」と評される程に彼女色に染まる。
というか個別ストーリー第7話の夏合宿において、合宿を急遽中断し、森の中で昆虫採集を始めるという奇行に走ったゴルシに対し、
「もっと楽しい古代遺跡探索にしよう!」などと提案、それにノったゴルシと共に一日中ハジケまくってた辺り、この時点ですっかり彼女の色に染められている感がある。

そもそも上述したやべーヤツ発言にもあるように、ゴールドシップは一見すると訳の分からない言動で周囲を振り回す破天荒に見えるがそれは表面上の話。
実際のところは「ふざけていい場なのか、からかっていい相手なのかを(彼女なりに)弁えた上でハジケている」というのはプレイヤー間では周知の事実。
裏を返すとゴルトレはゴルシから常に全力でハジケても大丈夫だという絶対の信頼を置かれているということにもなり、
そういう意味でも、新人としてはとんでもない逸材であることが見て取れる。
史実におけるゴルシの担当厩務員であった今浪隆利氏をして「本物より難しい」とまで言わしめたウマ娘のゴルシの手綱を最後まで握りきったその実力は伊達ではない。

あとはドロップキックを何度も受けたり、水着で持ってるバズーカでブン殴られてもなお無事な頑丈性も特筆すべきだろうか。
と言ってもこれに関してはアニメ版の沖野Tなどもウマ娘の身体能力を考えるとあり得ない頑丈さを見せているので、
「この世界のヒトは現実より頑丈*6」とか「ギャグ補正が働いてる」といった「そもそも現実とは違う」という風な考察がされたり、
上記したようにゴルシが意外に空気を読んでいる事から「ヒトに当たっても大丈夫なレベルに手加減している」とも言われている。

テイエムオペラオーのトレーナー

そう、ボクこそがテイエムオペラオー! もっとも強く美しい"覇王"と呼ばれる存在。
そして――これから世界に君臨する"世紀末覇王"となるウマ娘だ!
えっ、今は世紀末ではない? ふむ――
安心したまえ。ボクの美しさの前には、世紀すらも頬を赤らめ、いつの間にか黄昏てしまうのさ。
はーはっはっは!
――これがテイエムオペラオー流のトレーニングだ。
"覇王"としてふるまう中に、走力を高める一幕が入っていたり、いなかったりする……。

プレイヤーからの愛称はオペトレ。

キャラの濃さと言動のぶっ飛び具合はゴールドシップにも匹敵し「芝居の片手間に人生やってる」と評される世紀末覇王ことテイエムオペラオー。
そんな彼女に追従できるというだけでも、やはりオペトレもなかなかの変わり者と言える。

だが実の所、トレーナー単体のキャラ付け自体は、他の奇人変人なトレーナーたちとの相対比較だと割と薄めな印象。
個別ストーリー序盤では、オペラオーの興味を惹くために彼女と同じような高笑いを即興で行うなんて場面こそあったものの、
その後の育成シナリオ内では、常に自信たっぷりに奇抜なことをやりまくるオペラオーに振り回されながらも、
「これがオペラオー流」と内心理解を示しつつ冷静に対処する常識人といった感じに収まっている。

…が、オペトレの真に恐ろしい所は、そのキャラの薄さの脇でしれっと発揮される特殊技能と人脈の広さ

シニア級ジャパンカップにおいては、夏合宿を経て一回り所か500回りは大きくなったと豪語するオペラオーの入場演出のために、
彼女を自身が操作するクレーンで吊り下げて降下させるなんてトンチキなパフォーマンスに協力し、クレーン免許所有者であることが確定。
クリスマスの際にオペラオーが提案した「世界中の王侯貴族を集めてささやかなパーティーを開きたい」という無茶振りに対し、
流石に王侯貴族は無理だったとはいえ、あらゆる業界のお偉いさんたちを普通に集めてオペラオーと対談させる*7なんてことを平然と実行してたりする。

如何に中央トレセン学園に在籍しているエリートとはいえ、あからさまにその枠組さえ超えている免許の所持や広すぎるコネクションなどといった要素は、
オペトレも担当に負けず劣らずヤバい奴と思わせるには十分すぎるものであった。

アグネスデジタルのトレーナー

君は努力を積み上げてきたから!
今のあたしなら、どんなコースも走れると……!?
推しに並ぶとは言わずとも、最低限の覚悟はできると……!?
『オールラウンダー』を目指そう!

プレイヤーからの愛称はデジトレ、あるいはデジたんが呼んでいるからか同志。
アグネスデジタル当人がウマ娘の中でも屈指の才能とあのゴルシですら恐れるキャラの濃さを持つために霞みがちなのだが、彼女のトレーナーも結構ヤバい。
いくらデジタル自身に天賦の才があったとはいえ、
「オールラウンダーとしてのトレーニング及びレースプランを、今まで担当を持ったことのない新人トレーナーが考案し結果を残している」
という時点で、どう考えても新人とは思えないほど優秀なのである。

何より初期の時点でオタクらしく自己肯定感が低く、芝・ダートを選べないから走らないと後ろ向きだったデジタルに対し「選ばないというのも覚悟の表れ」と鼓舞し、
その上でデジタルの才能を信じてオールラウンダーを目指そうと提案、見事にそれを承認させるなど、メンタルケアについても一流。
デジタルから終始「ウマ娘ちゃん好きの変た…同志」と勘違いされ続ける程、ウマ娘に強い関心と知識もあり、流石は中央のトレーナーと言ったところか。

そしてそんなある意味でデジタルとは別ベクトルの変態性を発揮しておきながら、トレーナー個人の人間性は作中描写を見る限り至って平凡
デジタルと同類のテンプレートなオタクみたいな性格というわけでもなく、人柄だけ見ればどこにでもいそうな一般人。
オタク特有の用語や文化に関してもさほど造詣がなく、デジタルのそういった言動についてよく分かっていない描写もある。
だというのにデジタルの才能と覚悟を見出し、プライベートにおけるデジタルのウマ娘オタクとしての活動・言動にも一切否定的な姿を見せることなく、
それどころか「デジタルが好んでいるのなら」と、一般人の感性のままに理解を示すなど、端から見てると聖人か何かかと言いたくなるレベル。
故に、ありのままの姿を受け入れてくれるトレーナーに対して、コミュ症なデジたんも全幅の信頼を寄せていき、
自分のしたいことを我慢してまで、トレーナーさんのしたいことをしてあげたいと思える、「『相方』と書いて『せんゆう』」と呼ぶほどの大きな存在となっていった。

総括すると担当ウマ娘のやりたい放題もとい意思を尊重し、必要最低限の指導だけで万能の勇者へと覚醒させた手腕は、
トレーナー単体では目立たないからこそ逆に異常に見えてくるという、他の担当トレーナーとはまた違うベクトルでの変人と言える。
アグネスはウマ娘だけでなく担当トレーナーもどっちもヤベー方だった。

ファインモーションのトレーナー

こほんっ。それでは、今回も――
エスコートしてくださる? トレーナー!
仰せのままに、殿下

覚悟ガンギマリ勢なトレーナーの1人。プレイヤーからの愛称はファイトレ。

「ウマ娘の夢を全力で支えるのがトレーナーの役目」と、他のトレーナーに負けず劣らずの熱意を持っているが、
そのために担当しようとしたのがアイルランドからやってきた本物の王族たるファインモーションだったのが全ての始まり。
絶対安全を条件に、当時はレースにすら出れなかったファインの奥底にある本心を見抜き、それを引き出すために彼女の友人であるエアシャカールや、護衛を務めるSP隊長に直談判。
挙げ句にファイン自身と共に、アイルランド王である彼女の父親を直接説得し、ファインが走るのを認めさせるなど、
一介の新人トレーナーと呼ぶにはあまりにもぶっ飛びすぎな難関を乗り越えている逸材である。
育成中もエスコートという名のトレーニング及びレースプランを完璧にこなした上で、
この時間を終わらせたくないという寂しさを覚えたファインのために、もう一度SP隊長に直談判をし、アイルランド本部に彼女がファン感謝祭に参加できるよう説得した

寂しさに慣れてほしくないんです

その後、そこでファインの走りに魅せられた人々の姿を見せ、全ての人の心に消えることない衝撃を残せばいいと説得するなどメンタルケアについても超一流。

マンハッタンカフェのトレーナー

他の人は……誰も……何もくれなかった……。でも『お友だち』だけは違った。
ただ1人だけ……私に楽しい時間をくれた……。ただ1人だけ……。
今も……1人だけ?
今は……。そうですね、すみません。トレーナーさんも少し近いかも。

プレイヤーからの愛称はカフェトレ。実装前から何かと不可思議な空気を纏っていたカフェなのだが、いざ実装されたらその担当トレーナーも結構な変人に。

マンハッタンカフェは常に己の前を走る『お友だち』を始めとした、所謂、他人には見えないモノが見える子。
周囲の大多数はそんな彼女を当然のように不気味がって近づこうとせず、カフェ自身もそんな周囲の声はお構いなしといった様子であった。
そんな中でカフェに目を付けたトレーナーは、カフェの走りとその先にいる「お友だち」に興味を持ち、自分から積極的に交流を重ねるようになる。
それをきっかけに部屋の電気が勝手に消える、扉が開かなくなる、本が勝手に落ちる、テレビが勝手につくなどの怪奇現象に見舞われるようになる。
……が、トレーナーはそんな数々の怪奇現象をものともせず、「慣れてきた!」の一言で全て済ませられるほどのクソ強メンタルを発揮。
やがては自分と『お友だち』を真剣に理解しようとしてくれる相手ということで、カフェの信頼を勝ち得、共にトゥインクル・シリーズの舞台に進んでいくことになる。

育成シナリオ内でも数々の場面で、担当を『お友だち』と実質サブトレーナーであるアグネスタキオンと共に指導していき、
最終的に『お友だち』に追いつくという「カフェの夢」ではなく、「カフェ自身」が大切に思えるようになる。
……というストーリーなのだが、カフェに信頼されるためとはいえ、明らかな超常現象に見舞われながらも慣れの一言で片づける精神性は、
やはり多くのプレイヤーにコイツは只者じゃねえと思わせるには十分すぎた。
ただ、やっぱり怖くないわけではないらしく、温泉旅行イベントで入浴中に溺れた(?)という『お友だち』が、
水で湿った足音を立てながらひたひたと部屋に戻ってくるのを察知した際には、慌てて布団を被っている。

また、後述のアグネスタキオンのトレーナーに勝るとも劣らない変人ぶりや、育成シナリオ内でもタキオンとそれなりに足踏み揃えたやり取りができたことなどから、
「タキトレとカフェトレは平行世界の同一人物なのではないか」という説も。

ミホノブルボンのトレーナー

彼女の夢を尊重しませんか
不向きなものに挑戦して、苦しむのは彼女自身だ。なぜそれがわからない
……三冠達成だけは、変更不可能です。……申し訳ありません。

プレイヤーからの愛称はミホトレ・ブルトレ、もしくはブルボン自身が呼称しているマスター。

アニメ版以上にメカめいた言動ながらも、クラシック三冠達成という夢に対する熱意と本気さについては変わらぬものを持っているブルボンだが、
アプリ版育成シナリオでは当初、短距離路線での活躍を考えているベテラントレーナーと契約を結んでいた。
クラシック三冠の達成のために、夜な夜な長距離に向けての個人トレーニングに励んでいる折に出会ったのがトレーナーであり、
彼女の語る夢と熱意に心を突き動かされた結果、ブルボンに長距離を走るためのアドバイスを積み、遂にはベテラントレーナーと真っ向から対立。
喧嘩別れ同然ながらもなし崩し的にブルボンのトレーナーとしての立場を引き継ぎ、彼女と共にクラシック三冠という夢のために新たな道を歩んでいくことになる。

ブルボン自身に素養があったからとはいえ、周囲のトレーナーが引くレベルのハードトレーニングを考案し、
それでいて実際にクラシック三冠という史実を覆した夢の達成を現実にできるのだから、指導力は新人としては只者ではないレベル。
だがそれ以上に既に契約完了済みの他人のトレーナーの担当ウマ娘に、そのトレーナーに無許可で勝手なトレーニング指導をするという、
組織人ならまずあり得ない横紙破りをウマ娘のために平然と実行する胆力はそれ以上にヤバいトレーナーと称されるに余りある。
ただし契約済みと知りながらもトレーニングを行ったのは、適切でないやり方で適性外のトレーニングを無理に続けるブルボンを見かね、怪我の可能性等を忠告したものの、
三冠に挑戦できないならトレセンに在籍する意味もないと譲らない姿勢を前にならばせめて怪我せず努力が実るように……と手綱を取った経緯であることも留意したい。

余談だが、当初ブルボンを担当していたベテラントレーナーも、決して自己のためにブルボンの夢を否定していたわけでなく、上述したセリフにあるように、彼女自身のことを案じてのもの。
実際にその後立場を引き継いだトレーナーの下で師事したブルボンがレースにおいて中距離以上でも走れるということを証明して見せた際には、その活躍を満足そうに眺めていたのも確か。
つまるところ思想は違えどブルボンを想っての行動であったことは彼の名誉のために付け加えておく。

ヒシアケボノのトレーナー

よく見ると、『女神』はヒシアケボノだった。
あっはは、いい飲みっぷりだね~。お味噌汁作ってきててよかったぁ~。

プレイヤーからの愛称はボノトレ。
無人島ツアーの帰りの便に乗り遅れ、3日も放置されて死にかけていた所、たまたま昆布拾いに来ていたヒシアケボノに水と味噌汁を分け与えられ命を救われるという、
何を言っているのかわからねーと思うが、プレイした側にも何を見せられてたのかわからないとんでもなくインパクトのデカい初登場とウマ娘との出会いを果たしていることで有名。
シナリオ自体は周囲と全力でぶつかり合える素敵な「ちゃんこ鍋」になりたいというボーノの純粋な夢を支えるために、
その巨体が生み出すパワー溢れる走りと、同時に抱える将来的なリスクに向き合っていくことになる、これまた新人としてはなかなかの才覚を発揮するトレーナー。
……の筈なのだが、登場初っ端の無人島で死にかけているというインパクトが余りにもデカすぎたことから、そのイメージが先行しがち。
結果トレーナーの中でも特にダメ人間扱いされてしまうことの多い不憫な立ち位置にいるとも言える。
いやまぁ新人トレーナーが配属後最初の選抜レースの時期に選抜レースガン無視して無人島ツアー行った時点で割といろいろとアウトな気がするけど。そしてそのせいで遭難癖というトンデモ設定が二次創作では付いたりしている。個別シナリオでは2回しか遭難していないのに………

ライスシャワーのトレーナー

『君の、人々の幸せを願う想いは』……『想う限り』……『必ず届くから』……。
勝負服にも届くよ、必ず
……うん。
お兄さま、ライス――自分の気持ちを……信じてみるね。

プレイヤーからの愛称はライスからの呼び名からお兄さま/お姉さま。
実力は確かながらも極度のネガティブ気質のせいで落ち込みやすいライスを献身的に支え続けてきた、トレーナーでも屈指の精神イケメンorイケジョ。

個別ストーリーの出会いまでの物語の時点で、部屋に閉じこもり泣きじゃくるライスを見捨てることなく優しく諭し続け、
ライスに己を信じさせるに至った結果、絵本の中の憧れの相手に因んでお兄さま/お姉さまと呼ばれるようになった。
アニメのライスが当初、天皇賞春の出走を辞退する程に追い込まれていたのとは対照的に、常に傍らでライスのメンタルケアに勤め続けた結果、
シナリオ後半ではライス自身が素直に周囲のライバルに助けを求めたり、宝塚記念開催を巡るアクシデントで理事長に単独で直談判を試みるようになるなど、精神面での成長も感じ取れるほどになっている。
上述のセリフのやり取りにある勝負服イベントでは、落ち込むライスを励ますために、彼女の好きな絵本の一節を即座に引用するなど、
とにかくライスを元気づけるためのツボを押さえまくっているメンタルケアの達人。
とても新人とは思えない仕事ぶりから「お前本当に新人か?」枠で言及される。

アイネスフウジンのトレーナー

ははっ、トレーナーが褒められてる~。なんか拍子抜け~。
やっと役に立てそう!
……ソウネー。
……でもそれじゃあたしからキミに教えられることなーんもなさそうじゃん。

明るく元気いっぱいなお姉ちゃん気質のウマ娘であるアイネスフウジンだが、
そんな彼女のパートナーとなったのが、新人らしさ全開で逆の意味で驚かれたトレーナーであった。

登場順としては後述するニシノフラワーのトレーナーよりも後発となるが、
それほど間を置かずに更なる新人らしいトレーナーの登場に驚かれることになった。

彼女のトレーナーは当初とある出来事をきっかけに、ウマ娘1人の人生を背負うことの重さに及び腰となっており、
なかなかスカウトに踏み出せないまま鬱屈した毎日を過ごす状態に陥っていたのだが、
そんなトレーナーにアイネスの方から声をかけ、「悩んでいるようなら自分で練習してみればいい(意訳)」という形で逆スカウト。
以降、慌て者でおっちょこちょいな一面もあれど、お姉ちゃんパワー全開のアイネスにサポートされる形で、トレーナーとして自信を付けていき、
その最中でアイネス自身も実力を伸ばし、多くの重賞、G1レースで活躍していくようになる。

トレーナーもトレーナーで1から10までアイネスに頼りっぱなしというわけではなく、
シナリオ中盤では主に母や妹に対する心配で独り善がりに陥っていたアイネス対し、
彼女の家族と協力することでその姿勢を見つめ直させ、アイネス自身の更なる成長に繋げるなど、
トレーナーとしての成長を十分に感じさせる一幕もある。

……が、アイネスの側としてはトレーナーの成長を素直に喜んでいるのも間違いないが、
同時に新人であるトレーナーの前ではお姉ちゃんぶっていたいという欲もあるようで、
その内面が顕著に顕れているのが上記のセリフにあるバレンタインイベント。

アイネスの手伝いとしてトレーナーがチョコレートのラッピングを行う短期バイトに協力することになるのだが、
普段はドジを連発しておきながら、この時ばかりは物凄い手際の良さを発揮し、周囲のバイト参加者からも喝采を浴びる程。
しかしアイネスはそんなトレーナーの姿にやきもちを抱くという、実に可愛さ満載なイベントとなっている。

アグネスタキオンのトレーナー

なかなか愉快なことを言うじゃないか。実験動物でもいい?
人権を放り捨ててしまって本当にいいのかな? クククッ!
……何が、君をそうさせた?
俺も、一緒に"果て"が見たい。

プレイヤーからの愛称はタキトレ、またはモルモット。数いるトレーナーの中でも屈指のヤバい奴筆頭の一人として有名。

登場当初こそタキオンが起こしたトラブルに巻き込まれた挙げ句、彼女の実験体にされかかっていたのを全力で拒否しすんでの所で助かった、という流れなのだが、
後にウマ娘の可能性の追求という実験への熱意と、退学ギリギリの所で目にしたシンボリルドルフとの併走によるタキオン自身の秘めたるレースの才能を目にしたことで覚醒。
途方もない遥か彼方にあるだろう、タキオン自身の可能性と未来を見届けるため、退学を受け入れようとしていた彼女の意志を全力で拒否。
タキオンを引き留めるために、彼女の実験薬品を躊躇なく飲み干し、黄緑色に発光するなど、狂気としか言えない行動力を発揮。
その様を目の当たりにしたタキオンから「ずいぶん狂った色の瞳をしている」と面食らった様子で評される程キマっている。

以降も、彼女の実験に付き合ったり、手作り弁当で餌付けしたりして彼女の信頼を得て、
やがて彼女が実験による可能性を追求していた真の理由――優れた脚質を持ちながらそれに見合わぬ脆さも抱えているということを明かされる。
そんな爆弾を抱えた上で、既に『モルモット君』の熱意に狂わされたタキオンが「選ばざるを得なくなった」という『プランA』…、
つまり他のウマ娘に夢を託さず、タキオン自身がウマ娘の限界の先を見るという夢に向かって、彼女を献身的に支え続けた。

なお、「ヤバい奴筆頭」などと前置きはしたものの、「担当のためなら自分の事を二の次にしてでもなんでもやる」という気概に関しては、
この怪奇発光モルm……もといタキトレに限った話ではなく、ここで挙げられている面々を含めた各トレーナーに共通するメンタリティである。
全トレーナーが共通で踏む前提で描写されているサポカイベントなどでも、それは変わらない。
ただ担当がマッドサイエンティスト(アグネスタキオン)だったばかりに絵面が凄いことになり、ぶっちぎりのヤバい奴認定されただけなのである。凄いんだか、不憫なんだか。
一応、「プレイヤーから狂人扱いされるトレーナーの中では一番マトモ」という評価もあるが、慰めになるかは微妙なライン。

その後イベストでモブウマ娘から「光ってる人」で通じる程定期的に発光している事が明かされ*8
夜間外出の為ライトを持って行っていたのが「ライトいらないでしょ」と突っ込まれる程光る頻度も多く、光量も強い事が判明した。

アドマイヤベガのトレーナー

……………楽し、かったの。
楽しいと、思ってしまった。走ることも。競い合うことも。
意味も、理由も、全部失ったのに。それでも、私は――
まだ……走っていたい、って……!

それなら、走ろう
っ、でも……――

踏み切れない彼女を見つめながら思う。
――なんて優しい姉なのだろう、と。

プレイヤーからの愛称はアヤベトレ。

生まれ落ちることが叶わなかった双子の妹への贖罪のために、きっと走りたかったであろう彼女の代わりにレースを走ることを決め、
そんな自らの想い・決意を忘れないためにも、孤独と星とふわふわを好む孤高のウマ娘、アドマイヤベガ。
彼女のパートナーとなったトレーナーは、他の面々と同様に担当に対する揺るぎない熱意こそあれど、
本項目内で取り沙汰される程の特異さまでは持っていなかったのだが、後々になってある理由により評価されるようになった特殊な事例。

出会った当初から、まるで何かに追われるように無茶な走りを続けるアヤベを見て「独りのままにしたくない」と考え、
その思いのままに彼女を追いかけ続けた結果、事故になりかけてアヤベ当人に助けられることとなったトレーナーは、
それまでの流れで彼女の本心を聞き、自らを突き放そうとする彼女を見捨てずに「担当になりたい」と告げ、
根負けしたようにアヤベも後日それを承諾し、共にトゥインクル・シリーズに挑む…というのが育成シナリオまでの流れ。

育成シナリオでは、パートナーとして傍らでアヤベのことを支えつつ、レースを勝たせていくこととなるが、
ナリタトップロードを筆頭に、強力なライバル、あるいは「友人」たちと交流し、共に切磋琢磨していったアヤベは、
やがて無自覚の内に、「亡き妹への贖罪」ではなく、「認め合ったライバルたちとレースで競う楽しみ」のためにレースを走るようになる。
しかし、自らの走る理由の変質を、他ならぬ自分自身が許せなかったアヤベは、かつてのように自ら孤独に身を置き、無茶を繰り返し始め、
その結果、負傷・昏倒したアヤベは、夢の中で出会った最愛の妹との対話で、大きな転換点を迎え、そしてあまりにも大きな喪失を経験する。
アヤトレは、そのショックで一時期抜け殻のようになってしまったアヤベを見捨てず、諦めずに彼女が再起できるように尽力し、
アヤベはそのトレーナーの献身と、トップロードを始めとする同世代のライバルにして友人たち、
そして、年下のルームメイトにして「もう一人の妹」とも呼べるカレンチャンの支えもあって再起。
最愛の妹の願いを胸に、自らを「友」とも呼んでくれる強力なライバルたちとのレースに、トレーナーと共に挑むこととなる。

…と言う風に、育成シナリオでもアヤベは亡き妹への贖罪の意識から無茶をした結果、
身体的にも精神的にも危険なところまで追い詰められ、さらには命は助かっても一時期は抜け殻同然になってしまうのだが、
この流れの一部を取り入れたアニメ『ROAD TO THE TOP』においては、アヤベトレが居なかった結果*9アプリ版以上のトンデモない闇堕ちにまで発展。
結果、この惨状を見た多くのプレイヤーから(彼女だけに限った話では無いが)「アヤベトレはあれでも相当繋ぎ止めることができていた」と妙な形で再評価を受けることになり、
転じてアプリ版において、それぞれのベストパートナーたるトレーナーの存在の必要性を再認識させられることにもなった。

エイシンフラッシュのトレーナー

はい。……貴方は、なぜ受け入れてくれたのですか?
ひと目惚れしてたからかな
……へっ!? ひ、ひとめぼれ……?

プレイヤーからの愛称はフラトレ。
上述のようにフラッシュの担当トレーナーになった理由を本人から聞かれて「ひと目惚れしてたから」と答えたり、
シニアの天皇賞秋での思い出を振り返るフラッシュに「あの日の君は本当に美しかった」と語るなど、
隙あらば担当をイタリア人ばりに口説きにかかるトレセン屈指の伊達男。誰が言ったか一人三国同盟

そして、ただ口説くだけでなくトレーナーへの贈り物を探すフラッシュに対し逆に自分からプレゼントを贈り、
「ですがやはり、私から贈り物を贈りたいのです。お気持ちは嬉しいのですが…」と断ろうとする彼女に「その嬉しさを(俺or私への)贈り物ということに」と返す、
これを逃せば次はいつ食べられるか分からない限定メニューを『今日はタルトを食べる予定だった』という理由で見逃そうとする彼女を見て、即座に限定メニューとタルトを注文し半分こする、
夏祭りにてフラッシュから楽しいか聞かれた際には「もちろん、グリュックリッヒ!(ドイツ語で『幸せだよ』)」と上述の限定ケーキを食べた際に聞いたフラッシュの感想を返すなど、
彼女の欠点を補う機転の良さや気遣いの上手さも特徴的。
また、最初の三年を走り切り温泉旅行に行く際には最初から担当ウマ娘と二人で行く前提で自分から旅行を持ちかけているという点でも何気にレアなトレーナーである。

育成シナリオにおいては、真面目なあまり視野が狭くなりがちなフラッシュを大人として諭し、導き、
時に意見を対立させながらもフラッシュが無事に予定を完遂できるよう支えていく姿勢を取り、とても新人とは思えないような落ち着きを見せる。
特に、両親の前で失敗したくないあまり強敵との勝負を避けようとするフラッシュを人間とウマ娘の身体能力の差を逆手に取って説得する場面は必見。

口説き方が話題にされがちなので言及数が多くないが、実は結構な度胸の持ち主でもある。
絶対の皇帝シンボリルドルフに並走を頼みに行くという行為の恐ろしさは「私と“走らせたい”トレーナーはいない」という本人の評を見れば明らかだろう。
彼女が豪胆無比と称したのも無理はない。
また、足の不調によって菊花賞を回避することとなったフラッシュに対し、同じく菊花賞を断念したテイオーに当時の気持ちを語ってもらうという、
その場で相手に殴られても文句は言えないようなことを頼むのも並大抵の神経と度胸ではない証明と言える。

ゴールドシチーのトレーナー

このまま走り続ければ、トラウマが残るかもしれない。それが本当に、この子のためになるの?
ちょっとマネジ、言い過ぎ――
でも彼女はまだ『やめる』と言っていません
……!
彼女の口から聞くまで走らせます

プレイヤーからの愛称はシチトレ。
実馬のチーは、ップと同じ「ゴルシ」という略称で呼ばれることもあったそうだが、
ウマ娘のゴールドシチーは「シチー」と呼ばれることが専らで、こちらがゴルシやゴルトレ呼ばれることはほぼ無い。
他のシチー軍団で「シチー」以外の部分が既存ウマ娘と被りそうなのクラウンシチーオペラシチーぐらいしかいないし。
ちなみに2023年に新たなシチーことタップダンスシチーが発表されたが、こちらは「タップ」で落ち着いているため特に議論の対象にはならない。
が、3周年の際に新たにエスポワールシチーが発表されたため今後どうなるか…

モデルという仕事をしていることも含め、シチー自身が見た目ばかりを注目される「お人形」扱いを諦め気味に受け入れようとしていた中、
彼女が持つ潜在的なレースへの情熱を見抜き、幾度もの説得の末に根負けさせるような形でシチーのトレーナーという立場を勝ち取った。
……と、やはり新人らしからぬ異常な強メンタルを持っているだけでも特筆モノではあるのだが、その際に見せた行動が更に話題を呼ぶことに。

個別ストーリー4話において、説得中に強制中断させられるような形でシチーはマネージャーの車に乗って去ってしまうのだが、
その際、その場に落としたスマホを届けるという目的も込みで、シチーの乗った車を走って追いかけて撮影の現場にまで辿り着いたのである。
その後は面食らって固まったシチーに対して放った言葉が「君の夢を届けに来た」なのだから、シチーとしても諦めようとしていた自分の本心を引き摺り出されるには十分すぎたと言えよう。
ちなみにこの前にはシチーの居場所を探そうとシチーと仲の良いトーセンジョーダンから聞き出そうとして逃げられたが、ウマ娘であるジョーダンがギブアップするまで追いかけっこを続け心当たりを聞き出すことに成功している。もはや行動力のあるストーカーと呼ばれても仕方ない
桐生院程ではないが軽く人間やめてる気がしてならない。ジョーダンと車追いかけたのに息一つ乱す描写すらないし

尚、その際シチーからヤケクソ気味に、
「ムカつく。うざい。お人好し。ストーカー。盗み聞き。スマホ勝手に見た。デリカシーない。しつこい。うざい、うざい、うざい!」
とボロクソに罵倒されてしまうが、全て個別ストーリー内でトレーナーが実際にやってきたことのため何も反論ができないと、こちらもネタにされてしまっている。

そしてその後もシチーのことを献身的に支え続け、クラシック三冠やシニア級G1など数々のレースを走るサポートをしつつ、
それだけレースを走っても、実績を残しても、自身が求める評価を得られずに幾度か心が折れそうになるシチーを献身的に支え続けている。
時にはレース引退を勧める彼女のマネージャーすらも説得し、シチー自身のレースでそれを納得させるなど、
メンタルケアの面で言えば他のトレーナーすらも凌駕するとんでもないものを持っている存在と言える。

サクラバクシンオーのトレーナー


あの、ひとつ疑問があるのですが。その、ふと思ったんですけども。
私……トレーナーさんに騙されていませんか?
(ギクッ)
今、ギクッとしました!?
だ、騙してないぞ!

プレイヤーからの愛称はバクトレ。……あるいは「嘘つき」

基本的に「ウマ娘の意志を尊重する」のがアプリトレーナーの方針となるが、その例外がこのトレーナー。
ご存知頭バクシンなバクシンオーはスプリンターとして自分を育てようとするトレーナーはお断りしており、
模範たる学級委員長に相応しくあらゆるレースにバクシンする方針を共有できるトレーナーのみを求めていた。
そんな彼女を担当することになるこのトレーナーも当然彼女のことをスプリンターとして育てるべきだと思っていたが、
彼女の言動を見て「スピード」に強く拘っていることを見抜いたトレーナーは、「スピードの頂点を目指す」という嘘は言ってない名目を掲げることで無事彼女をスカウトすることに成功した。

そして育成シナリオでも終始クラシック三冠などの中・長距離を希望するバクシンオーを全力で言いくるめ、なんとしてでも適性内のレースにだけ出走させようとする。
ウマ娘の才能を決して無駄にさせず正しい方向に導いているという意味では有能なトレーナーではあるのだが、
担当ウマ娘を3年間ずっと騙し続けているという、他のウマ娘では決して見られない大問題を抱えているのが特徴的である。
ただしこれはバクシンオーのことを信じていないというわけではなく、またやはりトレーナー自身も罪悪感を感じているフシはあり、
『今は』難しいから少しずつ距離を伸ばしていこうという方針で言いくるめ、実際シニア級の終盤ではマイルチャンピオンシップへの出走をトレーナー側から進言している。
史実でサクラバクシンオーが走っていた時代よりもスプリンターズステークスの開催時期が前倒しになったことで偶然整合性がとれたとか言わない。

なお、マイルCSを打診された時の反応から、バクシンオー本人もこの頃にはトレーナーに上手く乗せられている(騙されている)ということに薄々気が付いているが、
三年間自分を支えてくれたトレーナーと、将来的には距離を延ばしていこうというトレーナーの言葉を信じ、敢えて気付いていないフリをしている、というのがプレイヤー間での共通認識。
二次創作ではそれを逆手に取られて事あるごとにバクシンオーに耳元で「嘘つき」と囁かれて過呼吸になったり最悪吐血してたりキタサンから敵視されたりしているが自業自得である

ゼンノロブロイのトレーナー

君の
……?
そういうところに、最初に惚れ込んだ
……えっ、……え、ぁ、え!?
そ、その……。………………。
……ふ、あはっ、あはははははっ!! もう、トレーナーさんったら……!!

プレイヤーからの愛称はロブトレ。
気弱で引っ込み思案ながらも物語の英雄に憧れ、いつかは自分もそうなりたいと夢見るロブロイを献身的に支えた、これまたイケメンorイケジョなトレーナーの1人。

個別ストーリー開始時点で、後にその正体が明かされることになるロブロイの走りを見た瞬間から、まるで英雄の様だといたく惚れ込んでいた程。
その事実が判明する前から正規契約を結んだわけでもないのに、同じ英雄の話題で意気投合したロブロイと共に英雄探しに勤しんだり、
たまたま拾ったロブロイのノートに記された詳細な記録から、彼女自身の勤勉さと覚悟の強さを見抜いたりもしている。

極めつけに「英雄になりたいけど、自分にはそんな資格は無い」と落ち込むロブロイの姿を前にした際、
当初の目的だった「自分が目にした英雄探し」を横に置き、ロブロイが持っていたノートを借り取った上で素早く表紙にある一文――
『ゼンノロブロイの英雄譚』を書き足した上で、俺は、これが読みたい!なんていう、
新人の口から出たとは到底思えぬ、最強クラスの口説き文句をぶつけることで、ロブロイの信頼を獲得。

その後、英雄の正体がロブロイだったと判明した時はその事実に感激してすぐさま正式契約を結んだり、
以降も臆病ながらも芯には諦めの悪さを持つロブロイのことを信じ、側で支え続け、彼女に秋シニア三冠という偉業を勝ち取らせるなど、
やはり一介の新人トレーナーとしては破格すぎる成績を残している。

挙げ句、グッドエンドで海外遠征が決まった際には上述のやり取りでロブロイと和気藹々と接しており、
ルームメイトのライスシャワーのパートナーであるお兄さま / お姉さまにも並びうるスパダリトレーナーとして一気に名を上げることになった。
でもライスや比較対象にされやすいスパダリトレーナーが担当であるフラッシュが高等部なのに対してロブロイは中等部なので本気で男性観盛大にぶっ壊されてねえかなこれ

トーセンジョーダンのトレーナー

……トレーナー。アンタってさ、頭いーよね。
でも最終的に追い抜いたのは君の力
うっわ、そーいうとこ、よくないぞー。素直に受け取れー?
……だって頭いーじゃん? ジョーダン抜きで。

プレイヤーからの愛称はジョートレ。この項は奇人変人が多い中、実に全うな意味で「お前新人か?」と言及されるタイプの常識人。
何が特異かというと指導が非常に上手いの一点。
トーセンジョーダンは「やる気はあるんだけどおバカなので理解が遅く、理解できないせいで実行できないことを『やる気の問題、やる気がない』と誤解されがち」なギャルウマ娘。
なので色々噛み砕いて理解できるようにしてあげたり、しっかりやる気があるということを理解してあげないといけない子であり、新人離れした指導力の高さが完璧にフィットしている。

一例として、桐生院・ハッピーミークと併せウマによるレース研究を行った際の二人の指導が非常に対照的。
この併せウマの目的は「終盤コーナーの追い抜き方を学ぶため、4コーナーまで我慢してから追い抜きを試みる」というもの。
桐生院の指導は「前を走るウマ娘が内外、どちらに動くのか。加重と抜重状態……その予備動作を見分け、追い抜くのに効率のいいコースを――」と、理屈をあまり噛み砕けずにそのまま話している、ある種新人らしい教え方。
ミークは何とか理解しようと食らいつくが、横で聞いていたジョーダンはもう何を考えればいいのか一つもわからない。
では桐生院と同期の新人、ジョートレがジョーダンにどう教えたかというと「第4コーナーで耳が動いたら、内からガチで」
この台詞の理屈を全部展開すると
「ミークは『スパートをかけようとすると無意識に耳を絞る』癖を持っている。なのでスパートをかけようとした瞬間がわかるからそれを見て仕掛ければいい。
そして『コーナーで仕掛ける場合、遠心力で必ず外に膨らむ』から内ラチ側に隙ができる。だからその隙を突いて内ラチ側に突っ込めばいい。そうすれば抜ける。」
という指導である。
ちなみにこの指導が成功した後のやり取りがこの冒頭の会話。

このように「相手の理解力に合わせて納得させる力」が尋常ではない高さで、全トレーナーの中でも屈指の指導力の持ち主と言ってもいい指導者である。
ある意味「本当に頭の良い人はバカにもわかりやすく説明できる」を体現している人物かもしれない。
結果性格は極めて常識人なのに言及数が多い。

ナカヤマフェスタのトレーナー

結果的に君が選んだ勝負なら、構わない
それが地獄に続く一本道でも、一緒に行くよ

私は、あなたの生きている姿に、希望をもらった。
……たったひとつの勝利を目指し続けたあなたに、憧れたのよ。
あなたの勝負は? あなたが思い描く勝利はなあに?

……イカれてるよ、アンタら。
…………1度選択しちまったら、引き返すことはできないんだぜ。

ギリギリの勝負でのみ生を実感できるという、生粋のギャンブラーにしてデンジャラスなウマ娘。
そんなナカヤマのトレーナーもまた、いざ彼女が育成実装されてみると、相当な危険人物であった。

路地裏で不良連中に絡まれていたナカヤマを見過ごせずに割って入ったのが運の尽き。
あれよあれよという間に港でバイクのチキンレースに参加することになったかと思いきや、
ナカヤマのアドバイスを受けたとはいえ、躊躇いなくアクセル全開で海上へダイブというとんでもないことをやらかしている。

そしてその際に助けに入ったナカヤマの刺激的な走りに魅せられたことで彼女にゾッコンに。
彼女の生き方と、恩師である先生の存在を知ったことで、彼女を「生かすため」の熱いレースを求めていくことに。

で、そのために何をしたかと言えば、凱旋門賞2着という世界に通用する圧倒的な実力を持ったウマ娘であるエルコンドルパサーに対し、
デビュー前の身であるナカヤマと共にエルコンドルパサーの会見場に乱入して挑戦状を叩きつけるという、
もはや新人とかベテランとかそういう括りすらどうでもよくなるようなクソ度胸を発揮。

結果は当然敗北に終わり、客観的に見れば周囲に醜態を曝しただけに終わるものの、
その無謀とも言える挑戦はナカヤマの心にも火を付け、そのきっかけを与えたトレーナーと共に歩むことに。

以降も、世界という舞台=凱旋門賞への挑戦のためにナカヤマと共にトゥインクルシリーズでのレースに挑んでいき、
恩師である先生のため、そして行く行くはナカヤマ自身の生きる理由のために最後まで付き添い続けた。

上記のセリフにあるように「行き先が地獄だろうと付いていく」と真正面から言ってのけるなど、
ナカヤマの方が寧ろドン引きするレベルのヤバいトレーナーとして頭角を現している。
ゴルトレと言いステゴ産駒がらみは変人・狂人を引き寄せで更にその要素を強化(悪化とも言う)する何かがあると思えてならない

ナリタタイシンのトレーナー

なら俺が、君の分まで信じる!!
不安は全部、俺にぶつけてくれ!
君が信じられるまで『大丈夫』って言う!
アタシの分まで、とか、そんな……
背負っちゃったらさ、いつ解放されるかもわかんないのに……。
いつまでかかってもいい!
~~~~っ、一生でもかよっ、バカ!!
一生でも!!!!

プレイヤーからの愛称はタイトレ。
タイキシャトルの担当トレーナーとも被るのだが、あちらはそれほど語り草にならない常識人シャトトレとか回避手段があるので気にしてる人は少ない。
熱血ぶりと暑苦しさと、セリフの!の多用度合いがトレーナーの中でもトップクラスで、「松○修造が憑依してる」とか「頭チケゾー」とか言われるレベル。

その小柄な体型と当時の無茶な走り振りで、学園側から退学通告すら下され追い詰められていたタイシンの秘めたる才能を唯一人見抜いた洞察力ももちろんだが、
それ以上に凄いのが、タイシンの攻撃的且つネガティブな気質に決して物怖じすることなく、常にその熱血ぶりで支え続けたメンタル面。
周囲以上の誰よりも自分が自分のことを信じ切れず、菊花賞後に心が折れかけていたタイシンのことを絶対に見限ることは無く、何日でも無人のトレーニング場で待ち続けていた程。
その後にようやく現れたタイシンとの上述のやり取りは、タイシンのトレーナーを象徴するものとして有名。
この言葉はタイシンにとっても印象的だったのか、後のバレンタインイベントにおいても「言ってたじゃん、一生とか。」と呟いている。
そして、三年間を駆け抜けた先の温泉旅行では、「自分のトレーナーはアンタしかいない」とタイシン本人に認められるほどのベストコンビとなった。

あとSSRサポカ「いじっぱりのマルクト」の公式怪文書からポエマーだの聖なる一歩半だのBUMP OF CHICKENの歌詞担当だの言われることも。挙げ句は某スケベマタギみたいなガチムチボディなビジュアルでイメージされる始末。

ニシノフラワーのトレーナー

おめでとう、フラワー!
トレーナーさん!

みなさんっ! こちらのかたが、私のトレーナーさんです!
フラワー!?
ここまで私と一緒に走ってくれた、とってもりっぱなトレーナーさんです……!
おおおお~! よっ、敏腕トレーナー!!

プレイヤーからの愛称はニシトレ。

これまで数々の奇人変人、もしくは人間性はまともでも新人らしからぬハイスペックを持つトレーナーを紹介してきたが、
そういったトレーナーたちとは完全真逆のベクトルで、上述したアイネスフウジンのトレーナーより先んじて注目を集めたのがこのニシトレである。

ゴルトレやタキトレの様な「根っからの変人」だとか、ファイトレやアルトレのような「覚悟ガンギマリ」などといった要素は全くなく、至って新人らしいフレッシュな人柄。
新人らしい相応のやる気と熱意を持ち合わせてはいるが、タイトレやシチトレの様な「明らかに突き抜けすぎな暑苦しさ」もない。
かといってジョートレやデジトレの様に「指導力やプラン構築力に特化している」という様子も見られない。
そしてこの項目では挙げられていないトレーナーたちの様に「人柄こそ汎用ではあれ、やっている指導は十分に新人離れしている」という要素も薄め。

そう、このニシノフラワーのトレーナーは、アプリ稼働1年以上が経過してから初めてようやく現れたといっていい、
本当の意味で新人らしい粗削りな部分の目立つトレーナーとして逆に注目を集めた存在なのである。

個別ストーリー開始当初は早く担当ウマ娘を契約を結びたい一心でがむしゃらにスカウトを繰り返すも、
新人ということもあってなかなか相手にしてもらえず、落ち込んでいるところを周囲の先輩トレーナーたちに慰められたりしている上、
気落ちしたまま歩いていたら思いっきりすっ転んでケガをしてしまうなど踏んだり蹴ったり。
そんな折に出会ったのがニシノフラワーであり、ケガの手当てに励ましの言葉までくれた彼女に惹かれ、
同じようにトレーニング中にケガを負い、己の弱さに涙を零していたフラワーを勇気を振り絞ってスカウトすることに成功。

以降、周囲の先輩トレーナーたちの助けも借りつつ、フラワーとトレーニングに励んでいき、
レース前後では毎回のようにガチガチに緊張しながらお互いの頑張りを称え合うなどなど、
新人トレーナーとデビューしたてのウマ娘が、二人三脚で成長していくという、王道ストレートな成長物語が展開されているのである。

そしてその到達点。
最終目標であるシニア級スプリンターズステークス制覇後には、感極まったフラワーから自慢のトレーナーさんだと盛大に紹介され、周囲の観客にも大歓声で称賛される。
冒頭のシーンがここで、初々しさを多分に内包した愛されキャラとしてのイメージも定着している。

ハルウララのトレーナー

やっ……たぁ~~~~!!
やった、やった、やった~~!!
1着っ! トレーナー、1着とったよ!
やったな!

誤魔化しのきかないG1レースで、見事に1着をとってみせた。
紛れもなく、ハルウララ自身の実力だ。

プレイヤーからの愛称はウラトレ。

「レースを走る」ことそのものを全力で楽しみ、故にどれだけ負けても決して落ち込むことなく、
常に前向き、かつ明るく元気な振る舞いで周囲を自然と笑顔にする、エリート集う中央トレセン学園という場における最大級のイレギュラー、ハルウララ。
そんなハルウララだが、悪く言えば気まぐれで飽き性という性質を持ち、まともにトレーニングを積む(積ませる)のも一苦労。
それもあってレースでは負け続き、実力もお世辞にも高いとは言えなかったが、それでも決して諦めず、前向きなウララに感化され、パートナー(トレーナー)となったウラトレは、
勝ちを知らない彼女に是非とも一着を取らせてあげたいと、親身に接していく。

トレーナーの親身な指導もあって、着実に実力を付けたウララは、数々のレースに出場して多くのファンに愛されるようになる。
時に後援会が暴走するなどのアクシデントに見舞われつつも、やがてウララは初めて「レースに勝ちたい」という勝利への意欲を芽吹かせ、
一年最後の締めくくりとなる大舞台、「有馬記念」に挑戦して勝つことを目標と掲げる。

が、詳しくはハルウララの個別項目に詳しいが、ダートの短距離・マイルを主戦場としているウララにとっては、
芝の長距離レースである有馬記念は、バ場適性・距離適性共に継承なしではそもそもまともに走る事すら出来ないレースであり、
育成目標も「有馬記念に出走する」となっていることから分かるように、実質的な負けイベントである。
有馬記念に惨敗し、そこで初めて「負けることの悔しさ」という感情を真に知ったウララが涙する…というのが、通常の流れとなる。

ただ、システム的に絶対ウララが負けるようになっているというわけではない。
因子補正を含め、ウララのバ場・距離適性を有馬記念でも問題なく走れるほどに高め、
その上で長距離レースを勝てるように育成すれば、トレーナーの腕次第でウララに有馬記念勝利の栄光を掴ませることが出来る。
無論、初期状態では共に「G」ランクのバ場・距離適性を最低でもC以上まで継承等によって上げ、
さらに、元々短距離・マイルを得意とするウララを長距離でも勝てるようなパラメータにするというのは、
アプリ稼働当初よりはハードルはかなり下がってきているとはいえ、それでも生半可な覚悟では到達し得ない修羅の道となる。
その果てにウララを最高の舞台で勝たせることができるという意味では、ウラトレもまた他のトレーナーに劣らないとんでもない傑物であることは間違いないのである。


尚、有馬チャレンジに挑むトレーナー諸君の苦悩を強調するとキャラ造形がライナー・ブラウンにされがちである。

メイショウドトウのトレーナー

違わない
違い……ますよ…。だってオペラオーさんは……。
超えるべきライバルだ
ライバルじゃないです。オペラオーさんは憧れで……目標でぇ~。
ライバルだ
ちがうぅぅぅ! ちがいますよぉぉぉ! ちがうのにぃぃぃ……!

プレイヤーからの愛称はドトトレ。もしくは鬼畜眼鏡

やることなすことドジばかりで凹みがち、それでも諦めることなくレースの世界にしがみつこうとするドトウに対し、
諦めが悪いというのも立派な長所の内としっかり鼓舞しながら、ドトウの成長を促していくといった趣のトレーナー。
ところが、全体の流れだけ見れば比較的おかしな部分は無い筈の、熱血寄りのトレーナーといったところなのだが、
個々の出来事をよくよく観察すると、しれっとおかしなことをやってるようにしか見えない、ヤバさの瞬間最大風速が凄まじかったりもする。

まず個別ストーリーの出会いのエピソードなのだが、ひょんなことから学園内でドトウと遭遇。
その後、教室のオペラオーの机を直してあげようと悪戦苦闘するも、いつものドジの連発で結局余計に机を壊してしまうドトウだったのだが、
そんなドトウに対しトレーナーは助言や手助けをするでもなく、昼間から夜になるまでドトウのことをただ見守るだけという奇行に走る。
……目の前に涙目大慌てで事態を悪化させる一方のウマ娘がいるのに、ただ見てるだけで済ますというのはどう考えてもおかしい。

この時はトレーナー自身も意識してのものではなく「ついうっかり見守り続けてしまった」と内心で思い返しており、
その後の育成シナリオでも、ドトウが本格化を迎えていなかったことをデビュー後に知るなんて大ポカをやらかしていたりと、
この辺りを統合するなら「トレーナーも極度のドジ気質」という評に落ち着いたかもしれない。

が、これらを更に上回った注目エピソードだったのが、天皇賞(秋)の後、伸び悩んでいたドトウのメンタル改善のために行われた一件。
オペラオーに憧れる余り、自分の自信の無さをオペラオーに依存しすぎているために成長が止まっていたドトウに対し、トレーナーが説得を行うという場面。

結果的にドトウは悩みに悩んで号泣しながらも、明確にオペラオーに頼ってばかりではなく、越えなければいけないと決意を新たにし、
実際にその後はオペラオーと共に更なる躍進を果たすなどプラスに働いたのは間違いない。
ないのだが、その際殻を破れずに頭を抱えて悩むドトウを前にトレーナーが「一言一言、容赦なく一刀両断している鬼畜にしか見えない」という流れから、
上述の出会いのエピソードにおける見守りも含めて、ドトトレにナチュラル鬼畜だとか鬼畜眼鏡だとか妙な印象が定着してしまう決定的なエピソードになってしまった。

補足しておくとこの荒療治は、ドトウと同世代のアドマイヤベガの提案によるところも大きく、
ドトトレ自身もドトウが潰れてしまわないように「ドトウの心を1つずつ丁寧に解きほぐさないといけない」という思いで説得に臨んでおり、
あくまでもドトウ自身を気遣っている姿勢自体はいつもと変わらないのも間違いない。
しかし、その説得の際の「昔の自分には戻りたくないよね?」とか「諦めたりできないよね?」等の言い回しが、
少しずつじわじわと退路を断ってるようにも見えかねないことから斜め上の方向にイメージが固まってしまった、ある意味でタキトレに近い難儀なトレーナーとも言えるかもしれない。

メジロドーベルのトレーナー

勝つことを諦めないウマ娘が、弱いわけない
"メジロドーベル"は、強いウマ娘だ

……勝ちたいの。勝てるように、なりたい……!
お願い。……アタシを、鍛えて。勝たせて。

プレイヤーからの愛称はベルトレ。

急病で引退せざるを得なくなった先代トレーナーからドーベルの担当を引き継ぎ、先代を慕う彼女から反発されながらも、
先代を安心させるべくレースに勝とうとする彼女を熱意を持って指導。
見事勝たせたこととその熱意をドーベルに認められ、彼女と共にトゥインクルシリーズに挑む。

偉大な先達や強力な同期に対して時にコンプレックスを見せることもあるドーベルを、彼女の一番近くにいる者として鼓舞し、心身共に支えていく献身的なトレーナーである。
しかし「ずっとこうして、君を見ていた」「俺(私)がそこで、見ているから」などの、口説いているかのような情熱的な言い回しと、
バレンタインで「チョコをもらう(渡す)ような人がいるのか」と気にするドーベルを「気になる?」と茶化しつつ、
ブライト・ドーベルと一緒に作った手作りチョコをドーベルに渡すなどの少女漫画にありそうな展開等から、
「思春期の女子(=ドーベル)には刺激が強すぎる」とか「担当バの男性観を滅茶苦茶にしている(男性の場合)」等とも称される。
ドーベルもそういった言動に時に照れたり、翻弄されたりしつつ、トレーナーに徐々に信頼を寄せていくため、
彼女のシナリオは「ドーベルが主人公の少女漫画」と言われることも。どぼめじろう先生の新刊が厚くなるな…

……と、ゲーム中でのベルトレは(やや少女に刺激が強い)普通のトレーナーとして描かれるのだが、ドーベルのとあるゲーム的な仕様から、プレイヤー間ではよくネタにされる。
というのも、メジロドーベルは人見知りな性格で、本人が苦手意識のある男性に対してやや強くあたってしまうという特性がある。
そのため、トレーナーの性別がどちらかによって、声色から台詞の内容から(言っている事自体はあまり変わらないが)変化するという仕様になっている。
例えばトレーナーに弟妹がいるか訊ねるホーム台詞でも、男性の場合はややつっけんどんに「いるのかどうか」しか訊ねないが、
女性の場合は「自分の小さい弟妹と遊んでやる際に参考にしたい」という理由まで教えてくれる。

つまり登録した性別を変えると「事実上もう1本シナリオが読める」ということであり、
ドーベルをホームに設定したり、繰り返し育成シナリオをプレイする度に性転換するトレーナー(プレイヤー)が続出*10
ころころと性転換を繰り返す自身のトレーナーに困惑するドーベルのFA等も描かれるほど、ベルトレ……というかプレイヤーの特徴として定着した。
ゲーム中の言動や功績には一切関係なく、プレイヤーの行動が原因でネタにされるという、あまり見ない理由で(プレイヤー間での)特徴付けがされてしまったトレーナーである。

ちなみに、性別によって台詞の「一部」が変わるウマ娘自体は珍しくなく、例えばライスシャワーは性別で「お兄さま/お姉さま」と呼称が変わったりする。
だが台詞の内容まで変化するドーベルはかなり珍しい例で、実際彼女が新規実装された際のアプデでは、キャラ追加にしてはダウンロードされるデータの容量が大きかったという証言もある。

ナイスネイチャのトレーナー

例えばさ、1着はわかりやすいじゃん。
トロフィーだったり、天皇賞だったら盾だったり。
そういうのを見て、ああ頑張ったなって思える。
……けどその気持ちは、1着の特権なんだ。

……自分にも何か、出来ることがあるかもしれない!

プレイヤーからの愛称はネイトレ。

自分は3着が精々の脇役と卑下しながらも、心の奥底ではキラキラの主人公になることを諦めきれないウマ娘なナイスネイチャ。
そんなネイチャのパートナーとなったトレーナーだが、ゴルトレやタキトレみたいな変人気質やら覚悟ガンギマリといった際立った個性こそないものの、
「常に担当の気持ちに寄り添い支え続けたベストパートナー」という意味では初期実装勢の中でもトップクラスの逸材であり、
彼(彼女)もまたスパダリトレーナーの1人として目されることも。

初遭遇から僅かな期間で同世代の天才であるトウカイテイオーではなく、その横で確かな才能の片鱗を見せていたナイスネイチャの方に注目し、
躊躇することなく即座にスカウトに踏み切っている辺り、担当にかなり脳を焼かれている部類でもあるとも言える。
その後は商店街の皆々様なんかとも協力しながら、ネイチャの奥底にある本心=自分が主役になりたいという気持ちを支えながら、
彼女と共に多くの晴れ舞台へと果敢に挑んでいくことになる。

そしてネイトレを語る上でやはり外せないのが、上記セリフにある小倉記念後の一幕。
1着には明確な頑張ったという証があり、それが頑張ろうという気持ちに繋がると語るネイチャの姿を思い出し、
せめてもの励みになるようにと作り始めたのが手作りの折り紙トロフィーというもの。
決して出来が良いとも不格好でへなへななそれを、表向きネイチャは呆れたように笑いながらも、
本心では大切な宝物として大事にしているというこの一幕はネイトレを象徴するものとしてプレイヤー間では語り草となっている。
なお後に「ヒミツ」の一つとして、ネイチャは折り紙が得意であることが明かされ、このエピソードの味わいが若干変化したといえる。

そしてそんな下りも経ながら迎える終着点であるシニア級有馬記念では、
自身にとっての主役の象徴であったトウカイテイオーすらも退け、見事ネイチャが1番の主役になるまでの軌跡を共に歩み続けて見せた。

しかしシナリオ内では小倉記念より前の時期に当たる皐月賞や日本ダービーへも普通に出走可能で、その時点で同時出走するテイオーに勝利できたりもするため、その流れで折り紙トロフィーの話をされると首を傾げることになることもしばしば。*11

キングヘイローのトレーナー

負けても、悔しくても、呆れられても、彼女は"一流"を名乗り続けることをやめない。それが、己に強いた覚悟だから。
ならば、彼女のトレーナーに相応しい覚悟は――!

そして俺こそが、一流トレーナーだ!
……はあ?
へ?

だから一流ウマ娘をスカウトする!

プレイヤーからの愛称はキントレ、一流トレ、へっぽこ
とにかくスカウト光景の異様さによる瞬間最大風速が強く、覚悟ガンギマリ勢にも数えられる。
その光景を同僚トレーナー視点から見ると、
「模擬レースで敗北したばかりの、プライドの高い気性難で悪名高い『一流を名乗る新人ウマ娘』相手に、公衆の面前で『一流を宣言してスカウトする新人トレーナー』」
という構図になる。
これを行きずりの人ではなく、明日以降も顔を見られる同僚や他の生徒たちの目の前でこれをやった所に強い異常性がある。

更にキングヘイローの競技入りに反対していたキングの母からかかってきた電話にも「『一流の私たちを見てなさい』と宣言しよう」と言い出すなど、
自らが傷つくことも厭わないキングに対して、同じ場所に立って一緒に傷つくことを厭わないという特性が強い。
そんなトレーナーを飛び込んだ世界はよりにもよって後に「黄金世代」と呼ばれる、どの距離帯も難敵だらけの世代。
その中で苦難の道を辿り、キングの心が折れかかってもトレーナーはキングと共に在り続け、遂に二人でGIという栄冠を戴冠するまでに至る。
このサクセスストーリーはロマン成分が強すぎて「思春期の少女だらけの学園で見せるには余りにも刺激が強すぎる」「子供達の大人観が破壊される」ともっぱらの評判。
また、辿ってきた道程を後から見ると「指導内容が異なる長短どっちも指導してきた」という点においてはデジトレ並の手広い指導力を持っていると言える。

サトノダイヤモンドのトレーナー

覚悟していてくださいね? 『素直さは長所』
……なんて言っていただいたからには、もう遠慮はしませんっ!
突飛な場所を言っても、やりたいことをいくつ言っても、
受け止めて、くださいますよね……?
どんとこい!

覚悟ガンギマリ勢なトレーナーの1人。

元々はサトノダイヤモンドのトレーナー選定トライアルを、彼女が大企業サトノグループの令嬢ということもあって、
他の命知らずなトレーナーに比べれば殊勝にも自分のような普通の新人は相応しくないと参加を見送るも、
その後メジロ家主催のパーティーで、本人に対してトライアル参加者のトレーナーたちが指摘しなかった短所についても言及*12したことで、
短い模擬レースでそれだけの分析ができたことや、その理由について「それだけ走りに惹かれた」というトレーナーを、ダイヤちゃんまさかのその場で逆指名
ついさっきまでトレーナーを慎重に選ぶべきという話をそのダイヤちゃんとしていたメジロマックイーンから「もう少し考えた方が」(意訳)と止められるが、それでも意思は変わらなかった。

しかし流石に実績のない新人ということもあり、マックイーン相手に日本ダービーと同条件のレースを行うという試験を両親から課されたトレーナーは、
当初こそマックイーンに勝つか善戦するのを目的にトレーニングメニューを組むが、
「デビュー前のウマ娘には荷が重すぎる2400mの試験で無理をして(サトノダイヤモンドの)夢を叶えられなくなるのでは本末転倒」として方針を転換し、
自身の栄達よりもダイヤ本人の願いを叶えることや成功を重視し、試験内容を半ば無視して「2000m前提の仕上げ」で試験に臨み、
そんな彼/彼女を見て「娘(サトノダイヤモンド)の目は正しかった」と確信したダイヤの両親から、愛娘とサトノの悲願を託されることとなった。

この流れから、自分よりも担当ウマ娘の未来・意思を優先する献身的な姿勢と、目先の目標に囚われ過ぎずに「担当のために何をすべきか」を考える視野の広さを持つことが窺え、
その象徴ともいえるのが個別ストーリー7話の上記の台詞で、破天荒かつ思いつきが即行動に出る性格を自覚して自重し始めたダイヤに対して、
「頼られると嬉しい」「君の素直さは長所」と肯定し、受け止める覚悟を決めるのだった。

ちなみに、シニア級2月のバレンタインデーにはサトノグループの力で用意された『人間クレーンゲーム』のチョコつかみ取りに挑戦するが、
その際僅かに歪んだ包装を一目見てそれがダイヤの手作りだと確信。
他のチョコに目もくれず掴み取るなど、内容のインパクトに隠れがちだがとかく観察力が図抜けていることがわかる。

メジロアルダンのトレーナー

あの時ここで話してくれた時から変わらず――
貴方の中に、私の"未来"は存在していますか?
刻まれているよ
君は俺にとって、"永遠"の輝きだ

覚悟ガンギマリ勢なトレーナーの1人。プレイヤーからの愛称はアルトレ。

登場直後こそ、食あたりで病院に駆け込むという情けない姿を晒していたものの、その通院先の病院でメジロアルダンの姿を見かけたのが全ての始まり。
偉大な姉と比較され、常に故障のリスクが付き纏い、レースで走ることすら困難なアルダンの姿に惹かれ、
幾度も彼女から決して諦めることない「今」に全力を注ぐ姿勢に心打たれ、トレーナー自身も覚悟を完了。

契約成立後のやり取りで、改めて己の覚悟を問うてくるアルダンに対し、詩的な表現を交えつつ真っ直ぐに返答する姿はアルダンの方が驚かされる程のもの。
その後も常にアルダンの傍らで献身的に彼女を支え続けた結果運命を覆し、日本ダービーや天皇賞(秋)といった数々の晴れ舞台で、栄光を掴ませることができた。

最終的にはお互いが今と、そして未来を永遠に刻み続けることを誓い合うなど、非常に儚げ且つロマンチックなやり取り満載であり、
もうお前ら結婚しろと言いたくなるレベルでの親密っぷりを見せつけてくれる。
ウマ娘やってると思ったらラブロマンスのゲームやってた。

ダイイチルビーのトレーナー

それでは、今後のスケジュールについて相談しましょう。
……
いかがされましたか。
……俺でいいのか?
仰る意図をはかりかねます。
レーススケジュールを決めるのは、トレーナーの仕事ではないのですか。
……! そうです!

プレイヤーからの愛称はルビトレ。
前述の覚悟ガンギマリトレーナー達とは真逆の『覚悟が決まらないまま担当になってしまったトレーナー』が彼(彼女)である。
ルビーのトレーナー選抜試験で同僚・先輩トレーナーが次々諦めていく中、必死についていった結果、最後の1人になったことで合格をもぎ取った勇者だが、
そんな残り物めいた形で合格してしまったのもあって著しく自己肯定感が低いのが特徴
ルビーの振る舞いや凄さを見たり、ルビーから自身の振る舞いを注意されたりする度に自分を卑下することが多く、
一方のルビーはトレーナーをそれなりに評価していることもあり、時に彼女からそんな有様に苦言を呈されるなんてこともしばしば。
とはいえ、シナリオ中盤以降はこういった要素は鳴りを潜め、「一族の誇り」から「己自身の誇り」のため、ルビーの走る目的と今後のレース方針の大転換のために奔走し、
見事それを成功させるなどやはり一新人としては破格の成績を残し、ルビーからもトレーナーとしての成長を認められるようになっていく。

……が、その極めつけに飛び出したある台詞↓によって、一つのイメージが決定的なものとなる。
(もしかすると、ダイイチルビーはこの先トレーナーを変えるつもりなのかもしれない。)
恐ろしいことに、華々しい3年間を共に駆け抜けたグッドエンディングにおいて、ルビーにその3年間を顧みて感謝の意を示されたことを受けての発言であり、
あまりにも曲解が過ぎる、「今までつけてきた自信は何だったんだ」と言わざるを得ないトンデモ発言なうえ、
ルビーの側もトレーナーのそんな内心を知る由も無いためツッコミが入らないまま終わってしまうことも後押しし、全トレーナーでもトップクラスのクソボケ扱いをされることになってしまった。
そのせいで二次創作では専ら「ルビーの一挙手一投足を一々深読みして、自分がトレーナーを更迭されるかもしれないと心配するクソボケネガティブ」というキャラが定着しつつもある。

尤も、ルビー本人はトレーナーの能力の優秀さよりも「自分に何処までも付いて来てくれる」ことを評価しているようなのだが、
彼女自身の言葉足らずな部分のせいで、その真意がルビトレに伝わっていないというのも、このクソボケ発言問題台詞に影響を及ぼしていることは間違いない。
そのため、「ルビーの方もクソボケという意味では似た者同士のコンビ」というのがルビーの育成シナリオを見たプレイヤーたちからの評価である。

メジロラモーヌのトレーナー

それで。貴方はどうなさるの?
何も変わらないよ
と、仰るのは。
君とレースを愛し続ける
……――
そうよね。
私が"そう"なら、貴方も"そう"だもの……。

プレイヤーからの愛称はラモトレ。
メジロ家の中でも別格の実力者にして、ただひたすらにレースを愛し続ける唯我独尊の女王であるラモーヌ。
どう見ても学生には見えない妖艶な外見含め本格登場後からそのあまりにも独特で濃すぎるキャラクター性から、彼女のパートナーとなるトレーナーはどんな人物なのだろうかと期待が高まっていたのだが、
蓋を開けてみたらその実態は覚悟ガンギマリ勢にして重度のレース狂いというこれまたとんでもないハイブリッドであった。

個別ストーリー冒頭からとにかくその熱すぎるレース愛が得々と描写された上で出会うことになるのがメジロラモーヌというウマ娘。
世間がミスターシービーやシンボリルドルフによるクラシック三冠獲得に沸く中で、次なる快挙である初のトリプルティアラ戴冠という偉業に思いを馳せていた上で、それを成せるのは正にメジロラモーヌを置いて他にはいないとすぐさま決意。その相手が名門メジロ家出身のウマ娘で更にその中でも別格の実力者という背景事情があろうとお構いなしと、とてもトレーナーなりたてのド新人が抱くとは思えない高すぎる目標とレースへの愛と情熱、そして覚悟のキマリっぷりをこれでもかと見せつけてくる。

ラモーヌ自身は当初、その純粋すぎるレース愛からトレーナーなど誰でもいいと言わんばかりで、誰彼構わずスカウトを受けてはすぐに忘れてほったらかしなどというフリーダムっぷりを見せつけており、その有様から大半のトレーナーが音を上げて彼女のもとから去ってしまっていた。
しかしこのトレーナーだけは諦めることなくラモーヌと同様のレース愛を示し続け、ただのトリプルティアラではなく君となら完全三冠だって狙いたいという決意を語ることでラモーヌの興味を惹くことに成功。
以降、「レースを愛する」という共通認識を軸に彼女のレースを支えるパートナーとして共に在り続けた。

育成シナリオでも序盤~中盤にかけてはラモーヌの奔放さに振り回され奇行に奔るなど新人らしさを匂わせる描写があったものの、秋華賞終了辺りからは最早完全にお互いを理解し合うようになっており、長年連れ添った熟年夫婦かよと思わんばかりのツーカーな仲となっていた。
同じ覚悟ガンギマリ勢であるアルトレと同様に、その姉のパートナーもやはり只者ではなかったのである。

アストンマーチャンのトレーナー

嫌だ
……いや。
君もいなきゃ嫌だ
……!
アストンマーチャンは、ここからなんだ
そのはずなんだよ
……。
…………。ここ、から。

鮮烈な、されどどこか刹那的なマーチャンの走りに魅せられると同時に、ウルトラスーパーマスコットとなり人々に忘れられない存在になりたいと願う彼女の夢を本気で後押しする脳をマーチャンに焼かれ過ぎたトレーナー
愛称はマートレ、もしくは専属レンズ。契約時の「あなたの瞳をわたし専属のレンズにさせてもらいます」というマーチャンの発言などから。

どこか浮世離れしたマーチャンのお眼鏡に適う、信頼に値する人物というだけでも結構な変わり者なのだが、その後にマーチャンのために取った行動の数々がこれまた色々想像の斜め上だったことで一気に有名に。
その実行した作戦がデビュー戦直後から、メディアへの掲載依頼、ファンとの交流会、SNS稼働などのありふれたものに限らず、
自作の手作りマーチャン人形を配り歩き*13自作のマーチャン着ぐるみを纏って町内を練り歩くという奇策まで繰り出す*14
挙げ句の果てにはトレセン学園内に無許可で自作のマーチャン銅像を建造する*15という大暴挙に出る。
前二つはまだしも、個人のレベルで可能なことを明らかに超えている銅像建立はこのトレーナーのネタ評を確かなものにした。
また、これらに続いて始めた4コマブログについても、以降ことあるごとに真っ先に4コマのネタ出しを気にする言動が散見されるという「職業間違えてない?」的ネタ要素まで盛られる始末。

ネタ的な活躍ばかりではなく、シナリオ後半では世界の修正力と言える干渉にさえ抗い、海岸線で一人静かに消えようとしていたマーチャンを繋ぎ止める殊勲を成し遂げる。
一方、マーチャンが「人は一人で生きて死ぬもの」という人生観ゆえにトレーナーを頼りにしないせいもあって、本業たるトレーナーとしてはそもそも力を発揮する機会にあまり恵まれない。
トレーナーというよりあらゆる意味でギャルゲーの主人公向きの能力を発揮したトレーナーというのが総評。
ウマ娘やってると思ったらKey作品やってた

サトノクラウンのトレーナー

朝からずーっと楽しかった! 一生の思い出ね。
彼女の笑顔にほっと頷き返しつつ、自分も、ドライフラワーの花束を持ち上げる。

俺も、一生大切にするな
それじゃあ帰ろっか
え……ええ、そうね! そうしましょう!

…………。
……びっくりした~。
(感謝、感謝よね。……ああもう! トレーナーの意図はわかっているけど……)
『一生大切にする』は、反則じゃない……?

プレイヤーからの愛称はクラトレ。
一族初のG1レース制覇に向けて熱意を燃やすサトノ家の一員であり、本業であるレース以外にも父親の事業の手伝いなどでマルチに活躍する才女たるサトノクラウンであるが、
そんな彼女のパートナーとなったのは、仕事の出来るインテリスパダリであった。

クラウンの走りを一目見た瞬間から一目惚れして瞬時に脳を焼かれたかと思いきや、クラウンがトレーナーたちに告げた一族の悲願のために真剣に共に歩むパートナーを選別したいという言葉も何のその。臆することなくその情熱を真正面からぶつけることでクラウンからも気に入られて仮契約。
その後はレーストレーニングのみならず、クラウンの事業の手伝いすらもこなしていき、更にはクラウン自身がやらかしたミスに対してもできうる限りのフォローをして見せるなど、やはりお前新人じゃねえだろとしか言いようのない才能を発揮。
結果、それらの手腕が認められたことにより見事クラウンの信頼を勝ち取り、正式契約を結ぶことに。

以降も、同世代最強のライバルであるドゥラメンテの対策を筆頭に、数々のG1レースに挑むに当たってクラウンとかなり綿密な対策や理論展開を繰り広げたり、その傍らでクラウンの事業の手伝いも継続したりと新人らしからぬ手腕を如何なく発揮。

それだけのみならず、上述のセリフにあるバレンタインイベントでは香港の流儀に倣ってお互いに花束をプレゼントし合うのだが、その際に何の躊躇もなく一生大切にするという言葉をトレーナーが放ったことで、クラウンも珍しく赤面。
担当への熱意に多方面に仕事をこなすインテリっぷり、それに加えて女心を天然でくすぐるたらしな面もあるなど、やはり思春期の女子には刺激が強すぎるスパダリの1人として一気に名を上げることになった。

シュヴァルグランのトレーナー

迷惑なわけない。すごく嬉しい!
ほ、本当ですか……? 言わせちゃって、ませんか……?
迷惑だったら自分から用意したりしない
あ……そうだ……。
トレーナーさん、僕にチョコ……渡しに来てくれたんでした……ね……。
そ……、そっか……。えと、じゃあ……その……。

っ……!
い、今からでも……もらってくれますか……?
もちろん! ありがとうっ!!

プレイヤーからの愛称はシュヴァトレ。
いつか目にしたあるウマ娘のように、自身もまた偉大なウマ娘になりたいと志すも、才能あふれる姉妹や周囲に呑み込まれて極端に気弱な面を持つようになってしまったウマ娘、シュヴァルグランであるが、
こちらはこちらでそんな気弱な子と丁寧に接し、自信の無さをしっかり救い上げることのできるメンタルケアに秀でた爽やか系スパダリであった。

目にした当初からシュヴァルの数々の長所、才能を見抜いた上でそれを埋もれさせるには惜しいと感じ、仮契約に近い形で彼女のトレーニングの面倒を見てあげることに。
結果、見違えるほど実力を伸ばしたシュヴァルにも感謝されるが、それに対してトレーナーはシュヴァル自身が他に例を見ない努力家で自分自身の才能のおかげだと彼女をべた褒めし、自信をつけさせることに終始。
正式に契約を結んだ後も、影に日向にシュヴァルのことを支え、彼女が偉大なウマ娘を目指していく一助を担い続けていた。

また、こちらのトレーナーもバレンタインでは、やはりあれこれ悩んでしまいチョコを渡すこと自体躊躇してしまっていたシュヴァルに対し、何と自分から普段の感謝の印と称してシュヴァルへとプレゼント。
その上でシュヴァルが用意していた自分へのプレゼントを見つけ、全然迷惑なんかじゃないとシュヴァルへ真っ直ぐな感謝を伝えつつそれを受け取るといった風に、気弱なシュヴァルに対して正に特効という他無い物凄く好青年なスパダリムーブを発揮していた。
クラウン→シュヴァルと連続して新人らしからぬスパダリトレーナーが連続登場したため、プレイヤー側としても掛かりまくりになった。

ケイエスミラクルのトレーナー

……トレーナーさん、言ってましたよね。
最初のとき。おれと、契約してくれたときです。
言ってましたよね? おれが――
『最初で最後の担当でも良い』って。
……ああ、言った
……うん。じゃあ、おれからのお願い――
いや、わがまま、かな? ……うん、わがままです。

どうか。最初で最後には、しないでください。
あなたにとっての終わりも、どうかなるべく先に。遠く、遠くに、置いてください。

覚悟ガンギマリ勢なトレーナーの1人。
プレイヤーからの愛称はミラトレ、ケイトレなど。
前者は後述のヒシミラクルのトレーナーとも被ってしまうのだが、育成シナリオでダイタクヘリオスがそう呼んでるためある意味公式の名称だったりする。

脆い体に不釣り合いな才能と、それ以上に強すぎる限界を容易く超えかねない思いの強さから、なかなか担当トレーナーが決まらなかったミラクルからの逆スカウトを受けることになるも、
その直後にミラクルの抱える事情諸々を知り、ド新人の自分が背負うにはあまりにも重すぎるということから躊躇いを見せてしまい、一度は担当契約を断念。

が、せめての罪滅ぼしという思いも込みで、次の種目別競技大会までの間、仮契約に近い形でミラクルのトレーニングの面倒を見ることになるのだが、
その最中で垣間見せられたミラクル自身の「周囲の人たちへの恩返し」のためという生きる目的とそれに対する熱意、大会当日に見せた危うくも圧倒的な走りと、
勝利の直後に涙すら浮かべて周りの人たちに恩を返せたと歓喜に満ちたミラクルの姿を目の当たりにしたことから完全に脳を焼かれて覚悟を完了。

自分もまた全てをミラクルに優先しその他すべての一切を二の次とすることでミラクルが壊れてしまわないように全力で支えることを決意。
契約当日に「君が最初で最後の担当でも構わない」と言い切るなど、これまで述べてきた覚悟ガンギマリ勢トレーナーと比較してさえ、トップに立てるほどの逸材と言っていい。

その姿勢は育成シナリオ内においても変わらずで、中盤にはこれほどのトレーナーでさえ制御不能になる程にミラクルが焦ってしまい、
余りに重すぎる悲劇に見舞われてしまうも、ダイイチルビーをはじめとした周囲のライバルウマ娘たちの助けも借りる形で見事復活。
史実という運命を覆した先でミラクルが史上最速の栄光を掴み取るパートナーとして彼女を支え続けていた。

ワンダーアキュートのトレーナー

じゃあいくぞ、闘魂肩叩き!
えぇ、ビシバシとお願いねぇ。

プレイヤーからの愛称はアキュトレ、もしくはリュージ
挫折したエリートという珍しいタイプのトレーナー。
トレーナー学校を7科目首席で卒業した期待の新人だったが、実地の指導法でいまいち信頼を得るに至らず11人連続でトレーナー契約に失敗。
自信を喪失していたところにアキュートと出会い、彼女に励まされながら二人三脚で12回目の契約に挑む事となる。
前歴こそわりと特殊な方だが、担当の肩を叩いて闘魂注入する奇行を除けば特に個性的な言動をする事も無く、基本的には担当に真摯な普通のトレーナーと言ったところ。
ただ何故かテイエムオペラオーに注目されており、一本背負いでコンクリートに叩きつけられるなど、事あるごとに発破をかけられている。

……どう見ても和田竜二です、本当にありがとうございました。
ちなみにどこまで知っているかはわからないが、本人も認知済み(和田竜二Twitterでアキュトレについての呟きをお気に入りしていた)。

ネオユニヴァースのトレーナー

――見知らぬ町だった。だが、どこかで見覚えがある。この広場は……。
『サン・バビラ』だね。ここから少し歩くと――『モンテ・ナポレオーネ通り』があると教えられたよ。
ネオユニヴァースは『憧れ』ていたんだ。聞かされて……。
いつか共に……“帰国”を。

プレイヤーからの愛称はユニトレ、もしくはデムーロ

頭が良すぎて人間とマトモな会話が出来ないなんて言われ、宇宙人かと疑われるネオユニヴァース。ひょんなことからネオユニヴァースと学園で遭遇し、彼女に興味を持ち理解し夢を叶えさせようとするトレーナー。
その果てに『別宇宙の観測』という形で自身とトレーナーの関係を語るほどまで信頼されるベストパートナーとなった。

騎手要素が反映されるトレーナーはしばしばおり、特に↑のアキュトレなんかは異例なほど来歴からオマージュされている。
一方でこのトレーナーは、人物としては至ってスタンダードなトレーナーである。変なジャンプとか納豆好きとかの要素も継承されてないし。
……が、このトレーナーの特異性はそういう次元ではなく、明らかに「競走馬ネオユニヴァースに対するウマ娘ネオユニヴァースに相当する、ミルコ・デムーロのウマ娘世界における同一存在」として扱われている。
良くも悪くも反則的・イレギュラーな存在であり、トレーナー絡みのネタや議論では逆に取り上げられにくい面も。

なおその運命的な巡り合わせによるところを抜きにしても、未知の存在かもしれないネオユニヴァースに対話を試みる勇気、そして運命と戦うために理解を試み向き合い続ける努力は並々ならぬものがある。

ヒシミラクルのトレーナー


(カン! カン! カン! カン!)
ひゃああああ、缶? それ使って、なにするんですか?
ヒシミラクルを追い回して、泳がせる

内に秘めた才能は別としてとにかく「ふつ~」なウマ娘のミラ子だが、そのトレーナーはとても普通ではない直感や決断力の持ち主である。
有望なウマ娘の練習風景のビデオの背景に偶然映っていたモブに混ざって談笑中の(つまり走ってる映像を見てですらない)ミラ子を見て何かを感じたが早いか、ミラ子に貼り付いて練習風景を観察して回る。
しばらく追いかけ続けてみた結果、ギアが上がるのが遅すぎて平凡に見えるだけで根底には高い能力が備わっていると気がつき、その場で担当契約を提案。
トレーナーとウマ娘の出会いは大体「トレーナーがウマ娘の才能に惚れ込む」か「日常の中でウマ娘と縁ができる」のどちらかだが、前者の場合はウマ娘側が目に見えて才能を示していることが大半で、このように何も見えてないのにピンと来てゴリ押しなのは異例である。

当のミラ子は、レースはそこそこに進学し一般企業に就職しようと考えていて、既に学内の模擬レースを10連敗しているのも構わず熱烈スカウト。
さらに、スカウトに対して留保をつけるミラ子と話している時にナリタトップロードが併走相手を探しているのを見て勝手に併走相手に志願。
いざ併走が始まるとミラ子に期待を伝えようと、序盤から褒め殺しのような勢いでミラ子をおだて続けて走らせる、と序盤からフルスロットル。
選抜レースでも当然のように初っ端からおだて始めた上にスタート直後からスパート指示*16という常識外れの行動でミラ子を後押しして勝利に導いて見せた。

本契約後も合宿で後ろで缶をガランガラン鳴らしながら追い回して強制的に水泳させる*17本人に承諾なく勝手に菊花賞に登録する*18など、
ミラ子をおだて持ち上げ鍛えることに全力を尽くし、やがてはミラ子もその気になっていってしまう。
ウマ娘の輝きに脳を焼かれてしまったトレーナーは数多くいるが、その全てを賭ける対象が誰もが認める「ふつ~」のミラ子であるというところが最も尖った部分と言える。
その在り方は「ミラクルおじさん*19因子入ってる」とよく言われる。しかし、ガチで人生の懸かった賭けをした狂気にはちょっと勝てないか。



その時、ふと閃いた!
このアイディアは、項目の追記・修正に活かせるかもしれない!

この項目が面白かったなら……\ふと閃いた!/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ウマ娘 プリティーダービー
  • トレーナー
  • 新人
  • プレイヤー
  • パートナー
  • ヒト息子
  • ヒト娘
  • 情熱よ、残酷を超えろ
  • その時、ふと閃いた!
  • エリート
  • 逸般人
  • 大体フィジカル強め
  • 奇人変人の集い
  • 現実での調教師
  • トレセン学園
  • 狭き門
  • アプリ版育成シナリオにおけるトレーナーの一覧
  • 一覧項目
  • ベストマッチな奴ら
  • 担当に脳を焼かれた方々
  • 担当の脳を焼いた方々
  • お兄ちゃん
  • お姉ちゃん
  • お兄様
  • お姉様
  • その気になれば性転換でもやってのける
  • モルモット君
  • にぶトレーナー
  • スパダリ
  • 相棒
  • 狂人
  • 使い魔
  • 専属レンズ
  • 運命に抗う者達
  • ファン第1号
  • マンツーマン
  • 中井貴一
  • 同志
  • 子犬ちゃん
  • 担当トレーナー
  • 愛すべきバカ達
  • 割れ鍋に綴じ蓋
  • ダンナ
  • アネゴ
  • 鬼!悪魔!英語の先生!
  • 二人三脚
  • 所要時間30分以上の項目
  • 所要時間60分以上の項目
  • 子分
  • 参謀
  • トレっち
  • お前らのような新人がいるか
  • やべーやつ
  • トレぴ
  • マスター
  • ○○トレ
  • 嘘つき
  • 航海士殿
  • たわけ
  • トレ公
  • トレちゃん
  • 鬼畜眼鏡

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月27日 16:20

*1 ガチャでのピックアップ中はキャンペーンとして入手しなくても見られる。

*2 例えばメジロドーベルのトレーナーは、ドーベルを元々担当していたトレーナーに「ドーベルのサブトレーナー」という形で実地研修をしてもらった経験がある。尤も、さほど長い期間ではないので文字通り「新人に毛が生えた程度」だろうか。

*3 スペやスズカ、マックイーンなどはメインストーリーやアニメなどで別にトレーナーがいるため、そっちの印象に引っ張られてしまうのも一因だろう

*4 一例を挙げると、キタサンブラックのシナリオに登場するサクラバクシンオーは、登場時点で彼女の育成シナリオをほぼなぞる形で現役生活を過ごし、実力者として既に周囲から評価されていることが示唆されている上、彼女の育成シナリオでバクトレがバクシンオーを言いくるめるのに使った理論を彼女が披露し、それを聞いたキタサンブラックのトレーナーが困惑する描写がある。

*5 何せ上記の走りを見て、才能をしっかり理解した上でのマルトレの対応が「殺到するスカウト達を尻目にそのまま帰った」である

*6 理由としては「(種族的には同一に近い)ウマ娘の血も混ざっているから」とも言われる。これは奇しくも同じ「ゴルシ」であるゴールドシチーのトレーナーが見せた異様な身体能力の高さに関しても挙げられている考察でもある。ただしウマ娘の身体構造は人間と大差がないことは明言されている

*7 しかもクリスマスとなれば業界のお偉いさんなんて当然のように予定が埋まってておかしくないのに、ほぼ土壇場で複数人を集められるというだけでも異常事態である

*8 実はそれまで作中で明確に「発光した」と描写されたのは上記の黄緑色に発光した時だけ

*9 描写されてないだけで担当トレーナーそのものがいないということはないのだろうが、それでも間違いなくアプリのアヤベトレとは別人であろう。

*10 ドーベルのウマ娘名鑑のボイス項目は他のウマ娘の物と異なり男女差分が判定されている為、名鑑LVを上げる意味でも有用だったりする

*11 シナリオ内イベントとしては「負けたテイオーはそれでも次に向けて前向きで、そんな姿を見てやっぱり自分じゃ敵わない」と、勝っても尚後ろ向きなままの自分を卑下する、という流れになっている。

*12 他のトレーナーが気付かなかったのか、あるいは悪く言えば点数稼ぎのために指摘しなかったのかは不明。

*13 ダイワスカーレットから「すごい精巧な作り」と称される完成度の高さ

*14 このエピソードから、トレーナー二次創作ではマーチャン着ぐるみ姿を「公式で描写されたものだし一目でわかる外見」として採用されることがしばしば。

*15 たづなさんに素晴らしいと褒められながらも無許可設置のため理事長室へ連行され、強制撤去となった。

*16 実馬が宝塚記念勝利後のインタビューで鞍上の角田晃一騎手が「いつから追い出しましたか?」と言う質問に「スタート直後から」と答えており、これが元ネタと思われる。

*17 これも実馬のエピソードで、異様に泳ぎが下手かつ水泳嫌いだったため、後ろで缶を鳴らす事で追い立てて泳がせていた

*18 現実の競馬においては、ダービーの日に未勝利脱出した馬がクラシック登録などしているはずもないため、追加登録料200万円が必要なうえに、登録しても収得賞金不足の場合、抽選を突破しなければならない。ヒシミラクルも当時同様の状況で、抽選が通る確率も3/8と高くなかったにもかかわらす、調教師が馬主の許可無しで勝手に200万支払って登録してしまった

*19 宝塚記念でヒシミラクルの単勝に1222万円ぶち込んで約2億の払い戻し金を手に入れたおじさん