AC6 > アリーナ

ACVI アリーナ


アリーナ概要

CPUの操作するランカーACと1体1の戦闘を行う。
勝つと資金が貰えるのは過去作と同様だが、本作では初回の勝利報酬としてOS強化用のチップと、対戦相手のエンブレム及び機体構成のデータ*1が入手できる。また、特定の段階まで攻略した時は更にACパーツを入手できる。
2回目以降も資金は貰えるが初回の半分のみ。そもそもの額が少ないためお手軽ではあるが効率は良くない。

本作のアリーナは実戦ではなくシミュレータであり、そのためストーリー上死亡扱いのキャラが対戦相手でも飛ばされることはない。
そのため戦闘後に対戦相手から通信が来る事はないが、各ランクを制覇した時にはオールマインドからの祝辞を受け取れる。
このコメントは特定のタイミングでこなすと台詞が変わる。
詳しくはこちらを参照。

本作ではRECORDSとANALYSISに大別され、ストーリーの進行状況に応じて対戦相手が段階的に解放されていく。
一度解放された対戦相手はいつでも再戦可能だが、ANALYSISのδフェーズのみ若干制限あり(後述)。
RECORDSで戦う各ランカーについては登場人物を、ANALYSISで戦う解析対象についてはANALYSIS対戦相手一覧を参照。

  • 戦闘アドバイス
    • どの試合でも、テストステージや「密航」でヘリと戦った広場、或いは「壁」の袂のような、障害物が皆無ないし少ない平坦な戦場で戦うことになる。
    • スタッガーからの追撃、という基本を守ればランク解禁直後の装備でも十分に勝てるだろう。後半になるほど相手は賢く回避してくるようになるので、特に単発系の武器を使うときはよく狙っていきたい。
    • アリーナでの戦闘では自他共にリペアキットを使用できない。アリーナ用にセッティングを直すならOSチューニングのリペアキット修復効果調整とアクセス速度調整を抜いてその分を他の項目に回そう。
      速攻で行くならだいたい1分以内で終わるため、コア拡張機能も1回分で十分。
    • 一部の相手はパルスアーマーで時間稼ぎをしてくる場合がある。時間制限はないため、展開を確認したらガン逃げして自動解除を待つのも有効かもしれない。
  • アリーナ向けアセン例
    • 両手重ショットガン:定番。ABで突っ込んで衝撃力を上乗せして速攻でスタッガーを取り、そこから肩の武器で追撃するなり蹴るなり。
    • ガチタン+Wガトリング+キャノン:ガトリングで削り、キャノンで追撃。ひたすら突撃するのみ。
    • 両手両肩にミサイル:高推力のブースターで上に逃げながら爆撃。アリーナで弾薬費は考えなくてもいいので気楽。

RECORDS

オールマインドに登録されたランカー達。
機体構成については「登場人物」ページに記載している。
ランク 開放条件
戦闘対象 マップ 報奨 OST CHIP
F Chapter1「戦闘ログ回収」or「BAWS第2工廠調査」クリア
29 インビンシブル・ラミー / マッドスタンプ テストステージ 35,000c 2
28 インデックス・ダナム / バーンピカクス 汚染市街 37,000c 2
27 G6 レッド / ハーミット ボナ・デア砂丘 40,000c 2
Fランク小計 112,000 6
E Chapter1「ウォッチポイント襲撃」クリア
26 ノーザーク / ビタープロミス 「壁」街区 43,000c 2
25 V.VI メーテルリンク / インフェクション BAWS第2工廠 井戸の底 45,000c 2
24 リトル・ツィイー / ユエユー ガリア多重ダム 47,000c 2
23 V.VII スウィンバーン / ガイダンス テストステージ 50,000c 2
Eランク小計 185,000c 8
D Chapter2「海越え」クリア
22 G3 五花海 / 鯉龍 テストステージ 52,000c 3
21 リング・フレディ / キャンドルリング 汚染市街 54,000c 3
20 V.V ホーキンス / リコンフィグ ウォッチポイント・デルタ 56,000c 3
19 G5 イグアス / ヘッドブリンガー 「壁」街区 58,000c 3
18 六文銭 / シノビ ガリア多重ダム 60,000c 3
Dランク小計 280,000c 15
C Chapter3「燃料基地襲撃」「ヴェスパー7排除」「坑道破壊工作」クリア
17 G4 ヴォルタ / キャノンヘッド ボナ・デア砂丘 62,000c 3
16 V.VIII ペイター / デュアルネイチャー BAWS第2工廠 井戸の底 64,000c 3
15 スッラ / エンタングル ウォッチポイント・デルタ 66,000c 3
14 チャティ・スティック / サーカス グリッド086上層外殻 68,000c 3
13 ミドル・フラットウェル / ツバサ テストステージ 70,000c 3
Cランク小計 330,000c 15
B Chapter3「旧宇宙港襲撃」クリア
12 V.III オキーフ / バレンフラワー テストステージ 72,000c 4
11 シンダー・カーラ / フルコース グリッド086 74,000c 4
10 コールドコール / デッドスレッド ヨルゲン燃料基地 76,000c 4
09 V.IV ラスティ / スティールヘイズ 洋上都市ザイレム 78,000c 4
08 オーネスト・ブルートゥ / ミルクトゥース グリッド012 80,000c 4
Bランク小計 380,000c 20
A Chapter3「アイスワーム撃破」クリア
07 G2 ナイル / ディープダウン ヨルゲン燃料基地 83,000c 4
06 V.II スネイル / オープンフェイス バートラム旧宇宙港 85,000c 4
05 シャルトルーズ / アンバーオックス ウォッチポイント・デルタ 87,000c 4
04 サム・ドルマヤン / アストヒク テストステージ 90,000c 4
Aランク小計 345,000c 16
S Chapter4「地中探査 - 深度3」クリア
03 キング / アスタークラウン テストステージ 95,000c 6
02 G1 ミシガン / ライガーテイル テストステージ 97,000c 6
01 V.I フロイト / ロックスミス テストステージ 100,000c
Vvc-700LD(左)
6
Sランク小計 292,000c 18
全ランカー合計 1,924,000c 98

ANALYSIS

α、β、γは2周目のストーリーを進めると解禁される。RECORDSのプレイ状況は不問で、あちらを進めていなくても個別に進行できる。過去作のアリーナ追加ランカーのポジション。
オールマインドの進める「インテグレーション・プログラム」にシミュレーションを通じて協力する趣旨。
オールマインドが用意した特殊ACや、ランキングに登録されていない番外機体との戦闘をすることになる。
通常のアリーナと比べると報奨・OSチューニングチップの獲得量が大きく跳ね上がっている。
アリーナとγまでを全てクリアすればOSチューニングを全て最大レベルにすることが可能。

δは3周目のストーリーを進めると解禁される。
これらはエアが「インテグレーション・プログラム」に干渉し、オールマインドが秘匿していた機体データとの戦闘を行う。
進行自体はα・β・γの続きで、γ-3をクリアしないとこのフェーズをプレイすることはできない。OSチューンチップは一切得られない代わり、初回勝利時はそれぞれでACパーツが得られる。
また、更に周回を進めて現在のシナリオ進行度がChapter1及び「レイヴンの火」ルートになっている間は一時的にプレイできなくなる。

フェーズ 開放条件
戦闘対象 マップ 報奨 OST CHIP
α Chapter1「ウォッチポイント襲撃」クリア
統合対象:51-001K / マインドα テストステージ 60,000c 8
解析対象:51-011AL / トレーナー ボナ・デア砂丘 66,000c 8
解析対象:51-012AL / テスター 汚染市街 72,000c 8
β Chapter3「燃料基地襲撃」「ヴェスパー7排除」及び「坑道破壊工作」or「新型機体鹵獲阻止」クリア
統合対象:51-002K / マインドβ BAWS第2工廠 井戸の底 80,000c 10
解析対象:51-013BE / 企業 ヨルゲン燃料基地 86,000c 10
解析対象:51-014BE / ルビコニアン 「壁」街区 92,000c 10
γ Chapter3「アイスワーム撃破」クリア
統合対象:51-003K / マインドγ ウォッチポイント・デルタ 100,000c 15
解析対象:51-015GA / 技研 グリッド012 110,000c 15
解析対象:51-016GA / ナイトフォール テストステージ 120,000c
HC-2000/BC SHADE EYE
15
δ-1 Chapter2「海越え」クリア
秘匿対象:51-101R / スティールヘイズ・オルトゥス テストステージ 135,000c
EL-PW-01 TRUENO(右)
0
δ-2 Chapter3「無人洋上都市調査」「大型ミサイル発射支援」及び「執行部隊殲滅」or「特務機体撃破」クリア
秘匿対象:51-201W / IB-C03 HAL 826 テストステージ 150,000c
IB-C03W1: WLT 011(右)
0
δ-3 Chapter4「地中探査 - 深度2」クリア
秘匿対象:------ - / ----- テストステージ(暗闇) 170,000c
IA-C01W6: NB-REDSHIFT(右)
IA-C01W7: ML-REDSHIFT(左)
0

ANALYSIS対戦相手一覧

  • 「強化段階・実戦/アリーナ」の各値は、KADOKAWA発行『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON 公式ガイドブック』の146~156p及び233~238pが出典。

統合対象:51-001 K

AC:マインドα / MIND ALPHA
アリーナランク:α-1
アリーナ初回報酬:COAM 60,000 / OSTチップ 8

インテグレーション・プログラム 第1フェーズ

オールマインドは傭兵支援の一環として
機体パーツの研究開発も行っています

テーマは 「人体感覚の拡張」
表皮のように馴染むACを目指して
オールマインドでは日々改良が続けられています
+ 機体構成
右腕武器 44-141 JVLN ALPHA
左腕武器 44-143 HMMR
右肩武器 45-091 ORBT
左肩武器 45-091 JVLN BETA
頭部 20-081 MIND ALPHA
コア 07-061 MIND ALPHA
腕部 04-101 MIND ALPHA
脚部 06-041 MIND ALPHA
ブースタ BST-G2/P06SPD
FCS FCS-G2/P05
ジェネレータ VP-20C
コア拡張機能 NOT EQUIPPED
強化段階・実戦 ----
強化段階・アリーナ 5
  • 全身MIND ALPHA統一。それ以上に武装も全身オールマインド製変態武器オンリーという素敵性能の塊。
    • バズーカと単発ミサイルが主力で、牽制はレーザーオービット頼み。しかもこの期に及んでコア拡張もなし。2周目からの解禁要素だからといって高難易度というわけではないことを伝えてくれる。
    • マインドシリーズとは何度も戦う機会があるが、爆導索ミサイルとヨーヨーはこいつにしか採用されていない。忍者とキャラ被りするのが嫌だったのか。

解析対象:51-011 AL

AC:トレーナー / TRAINER
アリーナランク:α-2
アリーナ初回報酬:COAM 66,000 / OSTチップ 8

インテグレーション・プログラム 第1フェーズ

オールマインドは傭兵支援の一環として
新兵向け教習プログラムの提供も行っています

多くの傭兵が 「彼」 の手ほどきを受け巣立っていきました

得られた学習状況はオールマインドに集積され
プログラム内容の更なる改善に役立てられています
+ 機体構成
右腕武器 LR-036 CURTIS
左腕武器 MG-014 LUDLOW
右肩武器 BML-G1/P20MLT-04
左肩武器 NOT EQUIPPED
頭部 HD-011 MELANDER
コア BD-011 MELANDER
腕部 AR-011 MELANDER
脚部 LG-011 MELANDER
ブースタ BST-G2/P04
FCS FC-008 TALBOT
ジェネレータ AG-E-013 YABA
コア拡張機能 NOT EQQUIPED
強化段階・ACテスト (不明)
強化段階・アリーナ 5
  • ALはALPHAの略。
  • MELANDERフレームで統一された中量二脚。耐弾防御がやや高く、耐EN防御が穴になっている。彼でダメージを確認・比較する際はこの事を頭に入れておく事。
  • 武器は軽リニアライフルとマシンガン、右肩のみ4連ミサイル。FCSはTALBOTなので武器の命中率は悪くないが、登場時期の割に根本的なパワー不足が目立つ。
    • 名前と説明通り、AC TESTモードに登場するトレーナーACと全く同じアセン。
  • まっすぐこちらに突っ込んでくるので引き撃ちの練習にどうぞ。
  • なぜかピタリと動きを止めて何もしなくなる時がある。

解析対象:51-012 AL

AC:テスター / TESTER
アリーナランク:α-3
アリーナ初回報酬:COAM 72,000 / OSTチップ 8

インテグレーション・プログラム第1フェーズ最終解析

オールマインドは傭兵支援の一環として
新兵向け機体構成サンプルの提供も行っています

パイロットが強化人間でもない限り
全身を組み替えて即座に適応するのは至難の業です

我々は全ての傭兵がACと共にある未来を志向しています
+ 機体構成
右腕武器 MA-J-201 RANSETSU-AR
左腕武器 HI-32: BU-TT/A
右肩武器 NOT EQUIPPED
左肩武器 BML-G3/P05ACT-02
頭部 DF-HD-08 TIAN-QIANG
コア DF-BD-08 TIAN-QIANG
腕部 DF-AR-08 TIAN-QIANG
脚部 DF-LG-08 TIAN-QIANG
ブースタ BC-0600 12345
FCS FC-006 ABBOT
ジェネレータ DF-GN-02 LING-TAI
コア拡張機能 NOT EQUIPPED
強化段階・実戦 5?
強化段階・アリーナ 5
  • 「テスターAC撃破」で戦う訓練生の機体と同アセン。
    • フレームは大豊の天槍一式。デフォで全パーツ揃えただけなのにアセンブル最適化とは…。
    • 武器はバーストアサルトライフルとパルスブレード、左肩2連高誘導ミサイル、右肩無し。
    • 重腕の高い反動制御を無駄にする反動最低クラスのバーストアサルトライフルS鳥、出力補正の高いコアなのに出力が低い軽ジェネ&EN武器無し、ロックの遅い高誘導ミサイルにミサイルロックの遅い旧型のベイラム製FCSを載せ、肩武器片方無しかつ軽い内装で積載駄々余りなのにブースターだけは重量用…、と色々噛み合ってない。アセンブル最適化とは…。
  • 解説文やそもそもこのデータがオールマインドのインテグレーションプログラムに登録されていることから、テスターACとしてこれを組んだアーキテクトはオールマインドだと推測される。だからこんなに酷いアセンだったんですね
    • わざわざ外部にアセンブルを委託してコレ。これならフレーム以外も大豊で統一したほうがはるかにマシ。自分のとこの商品の性能すら理解していなかったのか…。ベイラムグループの未来は暗い。
  • なお、動き自体はミッションで交戦するテスターACとは比べ物にならないほど良く、単発の攻撃は確実に避けようとしてくる。こちらが上空にいれば飛んできて空中戦まで仕掛けてくる。
    • とはいえ基本は地上戦思考なので連射系の攻撃で建物の端に追い込んで叩くか、接近してブレードを誘ったところに強力な一撃を注ぐといい。
  • 攻略本では実戦での強化段階が5と記載されているが、主な出現ミッションの欄に「テスターAC撃破」ではなく「「ARENA」α3」と表記されていることや、メタ的にも初めての対AC戦でいきなり強化段階5をぶつけてくるとは思えないことを考えると、誤植の可能性がある。

統合対象:51-002 K

AC:マインドβ / MIND BETA
アリーナランク:β-1
アリーナ初回報酬:COAM 80,000 / OSTチップ 10

インテグレーション・プログラム第2フェーズ

これまでの検証を経て素体マインドαに
アップデートが施されました

搭載されるAIもまたオールマインドに集積した情報の結実です

マインドβはそのまま実戦に投入しても
優れた傭兵と見紛うほどの働きを見せるでしょう
+ 機体構成
右腕武器 44-142 KRSV
左腕武器 VP-67LD
右肩武器 45-091 ORBT
左肩武器 VP-61PS
頭部 20-081 MIND ALPHA
コア 07-061 MIND ALPHA
腕部 04-101 MIND ALPHA
脚部 06-041 MIND ALPHA
ブースタ BST-G2/P06SPD
FCS FCS-G2/P05
ジェネレータ VP-20C
コア拡張機能 PULSE ARMOR
強化段階・実戦 ----
強化段階・アリーナ 5
  • フレーム・内装はマインドαと同様。武器はレーザーダガー・レーザーオービット・パルスシールド、そしてカラサヴァ。チャージが見えたら回避の準備はしっかりと。αと違いこっちはコア拡張もつけている。
  • なんだかよくわからない構成に見えるが、牽制用の構えいらずの射撃であるオービット、パルスシールドとパルスアーマーで時間稼ぎ、接近戦の自衛兼スタッガー時トドメのダガーとカラサヴァを全力で活かすスタイルのようだ。
    • カラサヴァが当たらなかったときのことを考えていないオールマインドらしい構成。
    • 「強制監査妨害」に登場するケイト・マークソンのAC「TRANSCRIBER」が全く同じ構成をしている。Kというのもケイトの事を指すと思われる。
    • 「コーラルリリース」に登場する取り巻きACはこの機体の構成をベースにしている。腕武器のみの近接タイプと肩武器のみの射撃タイプが2機ずつ。ただし各機APは3000しかない。
      • 近接タイプはバーストマシンガンとレーザーダガー装備。コア拡張はアサルトアーマー。ジェネレータはMING-TANGに変更されている。
      • 射撃タイプは3連双対ミサイルと3連プラズマミサイル。コア拡張はアサルトアーマー。FCSをP10SLT、ジェネレータをMING-TANGに変更されている。

解析対象:51-013 BE

AC:企業 / CORPORATION
アリーナランク:β-2
アリーナ初回報酬:COAM 80,000 / OSTチップ 10

インテグレーション・プログラム第2フェーズ

オールマインドは基礎研究の一環として
各種勢力のAC設計思想にも着目してきました

人体を模した有人兵器である以上
そこには人間に対する解釈が自ずと入ります

星外企業のACには人間を環境に対して無力なものと見なし
出力の最大化によりそれを超克しようという思想が見られます
+ 機体構成
右腕武器 DF-MG-02 CHANG-CHEN
左腕武器 VP-66LR
右肩武器 BML-G1/P03VTC-08
左肩武器 VP-60LT
頭部 DF-HD-08 TIAN-QIANG
コア NACHTREIHER/40E
腕部 AR-011 MELANDER
脚部 VP-424
ブースタ ALULA/21E
FCS FCS-G2/P12SML
ジェネレータ VP-20D
コア拡張機能 PULSE ARMOR
強化段階・実戦 ----
強化段階・アリーナ 5
  • BEはBETAの略。
  • 星外企業キメラAC。
  • 990マシンガンと軽レーザーライフル、垂直8連ミサイルにレーザータレットというコンセプトが行方不明な四脚。FCSがマルチロック型なのでアリーナでは真価を発揮せず、四脚の旨味を活かせる重装備も一切無い。
    • フレーム構成からインナー、武器選択まで全ての方向性がバラバラで、逆にこれより使いづらいアセンを作る方が難しいレベル。
    • 高機動な四脚を作ろう→軽くブースタ効率補正の高い胴を採用したら出力不足に陥ったので重ジェネを採用しよう→結果QB保証重量や速度ラインを大幅にオーバーし武装もそんなにいい物を積めない…というアセンの失敗例としては非常にわかりやすい。
    • これでもAIは努力しており、スタッガーを取られる前にパルスアーマーを張るくらいの知恵はある。
    • 武器全般は使用キャラがいないもので固められている。オールマインドなりにデータ不足を感じていたのかもしれない。
    • このうちレーザータレットは要警戒。ゴミアセンの影響を受けず独立稼働するので、ナメてかかっているといつの間にかばら撒かれていて蜂の巣にされる。
  • 見た目もびっくりするぐらいひどいゲテモノキメラ。前傾姿勢になる鋭角なシュナイダーのコアにカクカクペッタンな天槍の頭とベイラムの腕を合わせている。天槍の頭をコアとセット構成にしていない唯一の敵ACだったりする。
  • カラーリングはなぜか企業と特に関係ないキングのアスタークラウンに寄せたような色づかいである(完全に同色ではない)。

解析対象:51-014 BE

AC:ルビコニアン / RUBICONIAN
アリーナランク:β-3
アリーナ初回報酬:COAM 80,000 / OSTチップ 10

インテグレーション・プログラム第2フェーズ最終解析

オールマインドは基礎研究の一環として
各種勢力のAC設計思想にも着目してきました

ルビコニアンの機体には程度の差こそあれ
人体との調和を重視する傾向が見られます

自然存在としての人間のポテンシャルを高く見積もり
入力の最適化によりそれを発揮しようという思想なのでしょう
+ 機体構成
右腕武器 WR-0777 SWEET SIXTEEN
左腕武器 MA-E-210 ETSUJIN
右肩武器 WS-1200 THERAPIST
左肩武器 WR-0999 DELIVERY BOY
頭部 AH-J-124 BASHO
コア EL-TC-10 FIRMEZA
腕部 AC-3000 WRECKER
脚部 RC-2000 SPRING CHICKEN
ブースタ BC-0200 GRIDWALKER
FCS FCS-G1/P01
ジェネレータ AG-E-013 YABA
コア拡張機能 NOT EQUIPPED
強化段階・実戦 ----
強化段階・アリーナ 5
  • 地元民キメラAC。しかしさすがにFCSはどうしようもないため星外企業製。
  • 変態ショットガンとバーストマシンガン、スタンランチャーにクラスターミサイルと癖の強い武器ばかりを備えた逆足。
    • 滞空能力こそ目を見張るものがあるがぶっちゃけそれでおしまい。レッカー腕に持たせた武器選択がヘンテコである。しかもこの期に及んでコア拡張なし。
    • 51-013BEと同様、わざと噛み合わないアセンを作ったのかと疑わざるをえない仕上がり。戦ってみるとわかるようにアリーナ下位ランカー並みの雑魚である。とはいえ四脚でホバリングしていると上空まで追い縋ってくるなど結構動いてくれるので、テストACの挙動に飽きたら試し撃ちの相手にぜひ。
  • 芭蕉頭とRaD手足の無骨さをシャープなエルカノのコアを採用することで台無しにしている。どういう美的感覚してんだオールマインド。
    • 地元民はACと人体との調和を重視しているのだろう、と結論づけておいて異形のフレームばっかり使っているのもツッコミどころ。
    • これで機体名がズバリ「ルビコニアン」って地元民への差別意識の表れじゃないの!?と勘繰られてもオールドンマイなくらいひどい。

統合対象:51-003 K

AC:マインドγ / MIND GAMMA
アリーナランク:γ-1
アリーナ初回報酬:COAM 100,000 / OSTチップ 15

インテグレーション・プログラム 第3フェーズ

これまでの検証を経てマインドβに
アップデートが施されました

マインド素体パーツは旧世代型強化人間と
相性が良いことが確認されています

機会があれば貴方もお試しください
+ 機体構成
右腕武器 44-142 KRSV
左腕武器 MG-014 LUDLOW
右肩武器 45-091 ORBT
左肩武器 SI-27: SU-R8
頭部 20-082 MIND BETA
コア 07-061 MIND ALPHA
腕部 04-101 MIND ALPHA
脚部 06-042 MIND BETA
ブースタ BST-G2/P06SPD
FCS FCS-G2/P05
ジェネレータ VP-20C
コア拡張機能 PULSE ARMOR
強化段階・実戦 5
強化段階・アリーナ 5
  • 大まかには従来と同様だが頭と足がマインドβに、左腕がマシンガンに、左肩シールドがイグアスと同じものに変わっている。カラサヴァは据え置き。
    マシンガンとオービットで牽制しつつチャージビームを撃つコンセプトは見えるが、左マシンガンとシールドとの兼ね合いが悪すぎる。
    • 「コーラルリリース」の前半戦の敵が全く同じ構成をしている。KではなくIが実態に即しているのでは…。

解析対象:51-015 GA

AC:技研 / INSTITUTE
アリーナランク:γ-2
アリーナ初回報酬:COAM 110,000 / OSTチップ 15

インテグレーション・プログラム 第3フェーズ

ルビコン調査技研はコーラル研究の総本山でした

彼らの作ったACには人間とコーラルの
生物学的な類似性に着目した視点が見られます

異なる種が相補的に進化する手段としてのAC
興味深い考え方です
+ 機体構成
右腕武器 IA-C01W1: NEBULA
左腕武器 IA-C01W2: MOONLIGHT
右肩武器 IA-C01W3: AURORA
左肩武器 IA-C01W3: AURORA
頭部 IA-C01H: EPHEMERA
コア IA-C01C: EPHEMERA
腕部 IA-C01A: EPHEMERA
脚部 IA-C01L: EPHEMERA
ブースタ IA-C01B: GILLS
FCS IA-C01F: OCELLUS
ジェネレータ IA-C01G: AORTA
コア拡張機能 TERMINAL ARMOR
強化段階・実戦 2
強化段階・アリーナ 2
  • GAはGAMMAの略。
  • エフェメラ一式。内装も全て技研製、武器は全て技研製のプラズマライフル・月光剣・パルスキャノンという全身技研マンかつEN特化構成。ターミナルアーマー持ちなので詰めの段階では注意が必要。
    • 「地中探査 - 深度3」の最後に出てくる無人防衛ACエフェメラが全く同じ構成をしている。
  • 機体エンブレムをペイントモードで拡大してみると、右下に「ISB-2262B RBCN」と書いてあることがわかる。

解析対象:51-016 GA

AC:ナイトフォール / NIGHTFALL
アリーナランク:γ-3
アリーナ初回報酬:COAM 120,000 / OSTチップ 15 / 頭部 HC-2000/BC SHADE EYE

インテグレーション・プログラム 第3フェーズ

コア理論の体現者として最も優れているのは
やはり独立傭兵と言えるでしょう

生死が自らの操縦ひとつに帰着する彼らにとって
ACは肉体の延長であるべき必要があります

今回の検証相手は表舞台には現れない伝説的独立傭兵
それを限られた情報から再現したものです
+ 機体構成
右腕武器 RF-025 SCUDDER
左腕武器 PB-033M ASHMEAD
右肩武器 SONGBIRDS
左肩武器 BML-G1/P32DUO-03
頭部 HC-2000/BC SHADE EYE
コア CC-2000 ORBITER
腕部 AC-2000 TOOL ARM
脚部 2C-2000 CRAWLER
ブースタ BST-G1/P10
FCS FC-006 ABBOT
ジェネレータ DF-GN-02 LING-TAI
コア拡張機能 ASSAULT ARMOR
強化段階・実戦1(旧宇宙港防衛) 5+
強化段階・実戦2(多重ダム防衛) 2
強化段階・アリーナ 5+
  • 頭以外は初期フレームに重ライフル・パイル・2連グレ・3連デュアルミサイル。
  • 内装はまさかの初期ブースタとLING-TAIなので足回りは劣悪だが、ABBOTを積んでいるため近距離では恐ろしい脅威を見せる極端な構成。
  • 「限られた情報から」とあるが、ゲーム的には「レイヴン」の乗機をきっちり再現できている。
  • アリーナと「旧宇宙港防衛」では5+の措置を貰い、APが約1.15倍となっている。「多重ダム防衛」では難易度調整のためかAP強化はなく、同時に戦う他2機と同じ強化段階になる。

秘匿対象:51-101 R

AC:スティールヘイズ・オルトゥス / STEEL HAZE ORTUS
アリーナランク:δ-1
アリーナ初回報酬:COAM 135,000 / OSTチップ 0 / 右肩武器 EL-PW-01 TRUENO

インテグレーション・プログラムに追加されていた機体データ
暗号化を伴った注釈が付けられている

…エルカノがアーキバスの技術を盗んで新型機体を開発した

この機体が解放戦線に渡ること それ自体は良い
だがそれは今ではない

計画の第1条件はアーキバスに整えてもらう必要がある
+ 機体構成
右腕武器 EL-PW-00 VIENTO
左腕武器 Vvc-774LS
右肩武器 EL-PW-01 TRUENO
左肩武器 BO-044 HUXLEY
頭部 EL-PH-00 ALBA
コア EL-PC-00 ALBA
腕部 EL-PA-00 ALBA
脚部 EL-PL-00 ALBA
ブースタ BST-G2/P04
FCS FC-006 ABBOT
ジェネレータ AG-T-005 HOKUSHI
コア拡張機能 TERMINAL ARMOR
強化段階・実戦 5+
強化段階・アリーナ 5+
  • RはRusty(ラスティ)の略か。
  • 「カーマンライン突破」では敵として、「動力ブロック破壊」では僚機として登場するラスティの新機体。
    • フレームはALBA一式。レーザースライサーとHOKUSHIは据え置きだが、ニードルガン・ニードルランチャー・実弾オービット・ABBOTとより近接戦闘に特化したアセンになっている。
  • 強化段階5+の特例強化措置によりAPが約1.25倍になっている。

秘匿対象:51-201 W

AC:IB-C03 HAL 826
アリーナランク:δ-2
アリーナ初回報酬:COAM 150,000 / OSTチップ 0 / 右手武器 IB-C03W1: WLT 011

インテグレーション・プログラムに追加されていた機体データ
暗号化を伴った注釈が付けられている

…アイビスシリーズ最後の1体 その所在が明らかになった

第2条件を満たす候補者には目途が立っている
この機体は破壊しておくべきだ

あの男は第3条件成立を大幅に遅延させた
修正が必要だ…
+ 機体構成
右腕武器 IB-C03W1: WLT 011
左腕武器 IB-C03W2: WLT 101
右肩武器 IB-C03W3: NGI 006
左肩武器 IB-C03W4: NGI 028
頭部 IB-C03H: HAL 826
コア IB-C03C: HAL 826
腕部 IB-C03A: HAL 826
脚部 IB-C03L: HAL 826
ブースタ IB-C03B: NGI 001
FCS IB-C03F: WLT 001
ジェネレータ IB-C03G: NGI 000
コア拡張機能 ASSAULT ARMOR
強化段階・実戦 5+
強化段階・アリーナ 5+
  • HAL一式。内装も武装も全て技研製のコーラル属性という全身技研マン。両手のチャージ射撃・右肩のコーラルミサイルとどれも一撃が重たい。
    • 「ザイレム撃墜」に登場する敵が全く同じ構成をしている。Wはパイロット名の略だろう。
    • いずれの武装も連射が利かず、チャージ攻撃も癖が強いという、自分で使うととても扱いにくい機体。ストーリーでの搭乗者の力量がうかがえる。
    • 赤い機体カラーに「修正が必要だ」のテキストは言うまでもなくハスラー・ワンとナインボールのオマージュ。

秘匿対象:------ -

AC:------
アリーナランク:δ-3
アリーナ初回報酬:COAM 170,000 / OSTチップ 0 / 右手武器 IA-C01W6: NB-REDSHIFT / 左手武器 IA-C01W7: ML-REDSHIFT

インテグレーション・プログラムでエアが発見した機体データ
オールマインドが検証していたサンプルのひとつと思われる

レイヴン

マインドγの続きを探してみましたが
ここには見当たらないようです

あるのは技研パーツを使ったおびただしい数の作例だけ…
ですが これを使えば あるいは…
+ 機体構成
右腕武器 IA-C01W6: NB-REDSHIFT
左腕武器 IA-C01W7: ML-REDSHIFT
右肩武器 IB-C03W3: NGI 006
左肩武器 IB-C03W4: NGI 028
頭部 IA-C01H: EPHEMERA
コア IA-C01C: EPHEMERA
腕部 IA-C01A: EPHEMERA
脚部 IA-C01L: EPHEMERA
ブースタ IA-C01B: GILLS
FCS IA-C01F: OCELLUS
ジェネレータ IB-C03G: NGI 000
コア拡張機能 PULSE PROTECTION
強化段階・実戦 ----
強化段階・アリーナ 5+
  • 51-015GAと同様エフェメラ一式。違いはジェネレーターにより出力の高いNGI 000を搭載しているのと、武器が全てコーラル属性に統一されている点で、事実上51-015GAの上位互換ともいえる。
    • 「コーラルリリース」に登場する僚機が全く同じ構成をしている。
    • 両手に赤方偏移プラズマ&赤月光、両肩にHALと同様のコーラルミサイル&シールドと、舐めてかかると一瞬で大ダメージを喰らいかねない。
  • 交戦ステージが真っ暗。背景や床は接近すると表示されるものの、基本的にほぼ見えないため距離感や方向感覚が狂いやすく、非常に戦いづらい。
  • 一覧画面でのACネームは上記のように秘匿されているが、戦闘開始時のネーム表記及び戦闘終了後のプリセット獲得では「パイロットネーム:Ayre」「ACネーム:ECHO」の記載で登録される。
  • AIの行動ロジックに欠陥があるのかはたまた演出なのか、こちらを捉えていない時にコーラルライフルをチャージし始めると、こちらを捕捉するかスタッガーするまでその場に棒立ちになってしまう。本作ヒロインはドジッ娘なのサ♥
  • 強化段階5+の特例強化措置によりAPが1.15倍になっている。

コメント

  • アリーナのナイトフォール、ミッションより動きがやたら良いから下手に挑むとマジで死ぬんだよな… -- (名無しさん) 2023-09-27 20:55:16
  • 登場人物ページが容量超過を起こしていたため、元々あったというアリーナへANALYSIS対戦相手一覧を移植しました。何かあれば調整お願いします。 -- (名無しさん) 2023-10-08 00:08:17
  • エアちゃんと戦える時 背景が真っ暗過ぎて距離感とか高さが感じにくくて困る -- (名無しさん) 2023-10-09 08:50:38
  • 双対ミサイルの性能が良くなったからパイルを警戒して距離取るとミサイルで地味に削って来るようになったんだよな、ナイトフォール -- (名無しさん) 2023-10-14 02:13:30
  • エアはコーラルシールドがゴミすぎるな。高火力で瞬殺しないと長引くからめんどくさい。このゲームシールドいらなかったわ。対戦が理由なら対戦自体廃止でいいし。 -- (名無しさん) 2023-10-20 15:28:35
  • 釣り針がデカすぎる -- (名無しさん) 2023-10-24 15:04:17
  • 盾に親を殺された傭兵とな -- (名無しさん) 2023-10-26 00:30:08
  • 盾なんて使いこなせるやつのが少ないやろ -- (名無しさん) 2023-10-28 00:40:41
  • 実際使いこなせたら強いからな。エアやウォルターみたいな全身コーラルトンデモネタ機体がある程度戦えてるのはコーラルシールドの存在が大きいし。 -- (名無しさん) 2023-10-28 01:43:50
  • β2はホントにまったくの「サンプル」って感じがする。言うなればプラモの余りパーツを1機分集めた的な -- (名無しさん) 2023-11-03 01:26:01
  • ↑こんなもん統合したら弱体化不可避だけどオールマインドさん的には大丈夫なんですかね… -- (名無しさん) 2023-12-07 13:07:57
  • HALたまに3秒くらい棒立ちになるね。急に止まるからNPC相手でも戸惑っちゃうわ -- (名無しさん) 2023-12-17 16:54:55
  • 体感だけどフロイト1.04.1よりレザブレ振る頻度上がった? -- (名無しさん) 2023-12-23 03:14:18
  • 対人戦の練習相手としては誰がベストなんだろうか。とりあえずコールドコールが頻繁にトップアタック仕掛けようとしてくれるからスパーリングに使ってるけど -- (名無しさん) 2024-01-15 14:11:12
  • ↑軽量の六文銭とラスティ、ガチタンのヴォルタ辺りも良さげ?(似た方向性のアセンをランクマッチでよく見る) -- (名無しさん) 2024-01-18 17:52:12
  • ↑ 体感キングと思われる。構え無し重リニアチャージ、破壊天使砲、そこそこの姿勢安定、積極的なAA。どれも対戦でよく見かけるし、対策できると心強いぞ -- (名無しさん) 2024-01-18 18:19:49
  • 六文銭はショットガン、ジャベリン、ヨーヨーと、ネストの定番強武装ガン盛りだから、その練習になるかもな -- (名無しさん) 2024-01-24 11:06:18
  • 各「機体構成」テーブルに「強化段階・実戦」「強化段階・アリーナ」というマスクデータが追記されていましたが、出典不明で解析の可能性がある情報の掲載は禁止されているので差し戻しました -- (名無しさん) 2024-01-31 20:38:27
  • エアエフェメラに挑むと毎回4/3殺し位にされる…キャノンヘッドと並んでアリーナ最強クラスだわ -- (名無しさん) 2024-02-23 04:45:09
  • ↑↑「強化段階」は、電撃の公式ガイドブックに掲載されているヤツだと思われ -- (名無しさん) 2024-03-19 10:19:19
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る


最終更新:2024年03月09日 01:54

*1 AC DATAのPRESET欄に追加される