イマジン

【種別】	怪人
	平成仮面ライダーシリーズ
	仮面ライダー電王（平成第8作）
【名前】	イマジン
【よみがな】	いまじん
【9つの世界】	電王の世界
【9つの世界】	響鬼の世界
【新たな世界】	ブラックRXの世界
	ブラックの世界
	ライダー大戦の世界
	ディケイドの世界
	ライダー大戦の世界（完結編）
【登場話】	第1話、第14話、第15話、第26話、第27話、第31話
	鬼ヶ島の戦艦
	オールライダー対大ショッカー
	オールライダー【超】スピンオフ
	完結編

【特徴】

その正体は未来から現代に現れた「未来人」の精神体である。
彼らは平成仮面ライダーシリーズには珍しい人間体を持たない怪人であり、地上で活動する為には人間に「憑依」する必要がある。
憑依しただけでは「未契約状態」という、体が上下に分離した砂状態となっており、この状態では一般人に一方的に蹴られるなど自分から手を出すことが出来ない。ディケイド本編では逃げ出す夏海に踏まれて砂が分散するなど散々な目にあっている。
普通は、憑依した人間（契約者）に「お前の望みを言え。どんな願いも叶えてやろう」と甘い言葉を持ちかける。そして契約者が告げた望みを受理して「契約」する。すると、実体を手に入れることが出来る。望みを叶えると「契約完了」となる。
手に入れる実体は契約者が思い描く「童話」や「物語」などで決まる。例えば、「赤ずきん」なら狼のイマジン（ウルフイマジン）の実体となる。モチーフは動植物に限らず、スノーマンイマジン=雪だるま、デスイマジン=死神、ゴーストイマジン=幽霊などといったモチーフの怪人もいる。
望みの叶え方はどのイマジンも一貫して「かなりアバウト」であり、「お金が欲しい！」なら銀行を襲撃し、「自分を知る人間がいなくなれば……」なら関係者を片っ端から消滅させるなど。
契約完了した後が彼らの本領が発揮されるところとなる。その人間の体の扉を開き、その人間が最も具体的に覚えている（または事件の発端となった）日＝「過去」に飛び、破壊活動を行い時間の流れを狂わせる。
仮面ライダー電王は時を越える電車「デンライナー」に乗って、過去に飛んだイマジンを倒しに向かう。その為には契約者を探し出し、イマジンが飛んだ時間をライダーチケットに記録しなければならない。
過去の時間でイマジンを撃破した後は普通に消滅するか、「イメージの暴走」と呼ばれる巨大化形態「ギガンデス」への変貌を遂げる。ギガンデスは3種類存在し、神話の怪物ジズがモデルの空中タイプ「ギガンデスヘブン」、ベヒーモスがモデルの地上タイプ「ギガンデスヘル」、リヴァイアサンがモデルの海上・空中タイプ「ギガンデスハデス」がいる。オクトイマジンの触手が時の列車の線路に寄生して誕生した「黒い竜の姿の怪物」も存在する。このギガンデスを倒すには、デンライナーを使用するのが常。
レオイマジンとアルビノレオイマジンの二体は、「レオソルジャー」という戦闘員に当たる個体を連れている。
「デネブ」など一部のイマジンは仮面ライダーの専用武器に身体を変形させることが出来る。
契約者がいるイマジンは人間の身体を乗っ取って操ることが出来、乗っ取られた人間はそれに抗えない。しかし「特異点」と呼ばれる特殊な存在のみ、一部の憑依力が強すぎる者に憑依された時を除けば、支配されることがない。特異点の一人「野上良太郎」はこれを活用し「モモタロス」らを自らに憑依させて「オーラ」を借り、戦いに協力してもらっている。
イマジンと契約者との繋がりは、契約完了するまで切れることはない。繋がりが切れないまま契約者が死んでしまうと、イマジンも消えてしまう。また契約者がイマジンに憑依されたことを忘れてしまっても、イマジンは消えてしまう。
2007年に襲来してきたイマジン達は、当初デタラメに過去に飛んで闇雲に破壊活動を行っているように見えたが、その真の目的は懐中時計を持つ「過去の男」（2007年の桜井侑斗）を抹殺することにあった。物語中盤から現れた、イマジンの司令塔である「カイ」と呼ばれる青年が、それを全て指示していたのである。しかしカイの狙う「分岐点の鍵」の正体は実際は過去の男ではなく、彼と「野上愛理」の娘「ハナ」であった。
イマジンは「自分の時間」というものを持っておらず、2007年に襲撃をかけてきた目的は自分達の時間を手に入れることにある。憑依や契約といった手順を踏んで契約者の時間（記憶）に依存しないと実体を得られない不安定な存在なのは、自分の時間を持っていないからである。
イマジンは「過去」というものも持っていないので、2007年に来る以前のことは何も覚えていない。その為か、時間に執着せず「自分が今やりたいことを優先したい」というタイプの者がちらほら現れることがあり、モモタロスらはそのタイプである。また劇場版「俺、誕生！」では、時間そのものの破壊を企む男「牙王」に従うイマジン達が登場している。
しかしモモタロスらのように現在に長く留まり記憶を培った者は、「過去」と「自分の時間」を手に入れることが出来たことにより、契約者のイメージさえあれば望みを聞かなくても実体化出来るようになる。劇場版「クライマックス刑事」に登場したイマジン「ネガタロス」とその配下のイマジンや、劇場版「さらば電王　ファイナルカウントダウン」に登場した男「死郎」の配下のイマジンは、モモタロスらと同じようにして過去を手に入れ実体化した「はぐれイマジン」と呼ばれる者達である。

イマジン登場リスト

名前	モチーフ	オリジナル登場話	ディケイド登場話
バットイマジン	コウモリ	第1話、第2話	第1話
ホエールイマジン	クジラ	第15話、第16話、第47話、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン
スパイダーイマジン	クモ	第25話、第26話、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン、うたって、おどって、大とっくん!!
ゲッコーイマジン	ヤモリ	第26話、第27話、第40話、第47話、第48話、第49話、俺、誕生!、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン	第1話、完結編
スコーピオンイマジン	サソリ	第23話、第24話、第49話、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン	第1話、第26話、第27話、第31話
モモタロス	赤鬼	全ての話数に登場	第14話、第15話、鬼ヶ島の戦艦、オールライダー対大ショッカー
ウラタロス	ウミカメ	第4話からほぼ全ての話数に登場	第14話、第15話、鬼ヶ島の戦艦、オールライダー【超】スピンオフ
キンタロス	クマ	第8話からほぼ全ての話数に登場	第14話、第15話、鬼ヶ島の戦艦
リュウタロス	ドラゴン	第14話からほぼ全ての話数に登場	第14話、第15話、鬼ヶ島の戦艦
モールイマジン	モグラ	第47話~第49話、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン	第14話、第15話、第31話、オールライダー対大ショッカー
アリゲーターイマジン	ワニ	未登場	第14話、第15話、第31話
ジーク	白鳥	第23話、第24話、第49話、俺、誕生!、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン、うたって、おどって、大とっくん!!	第15話、鬼ヶ島の戦艦
アルビノレオイマジン	ライオン	第47話～第49話、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン	第31話、オールライダー対大ショッカー
デネブ	弁慶	第19話からほぼ全ての話数に登場	オールライダー【超】スピンオフ、鬼ヶ島の戦艦
コブライマジン（未）	コブラ	第26話、第27話、第47話、俺、誕生!、さらば仮面ライダー電王　ファイナル・カウントダウン	完結編

【関連するページ】

タグ：

+ タグ編集

「イマジン」をウィキ内検索

最終更新：2010年12月11日 16:52

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する

ヘルプ / FAQ もご覧ください。