仮面ライダーリバイス


「向かって左がリバイ、右がバイス。
    2人合わせて、リ・バ・イ・ス!!よろしく~!」

「誰に喋ってるんだ? 行くぞ、バイス!」

特撮『仮面ライダーリバイス』に登場する仮面ライダー、「仮面ライダーリバイ」と「仮面ライダーバイス」の総称。
変身者の五十嵐一輝(演:前田拳太郎)と契約悪魔・バイス(CV: 木村昴 *1オロチ八傑集ではない*2)が、
リバイスドライバー(変身ベルト。システムボイスは藤森慎吾氏)にバイスタンプ(判子)をセット(捺印)して変身する、
ライダー作品史上初の「二人で一人」ならぬ「一人で二人」の仮面ライダーである。
変身ポーズは腕を交差して十字を模り、さながら悪魔祓い師を連想させるものとなっている。

+ 変身者詳細
  • 五十嵐一輝
銭湯「しあわせ湯」を営む五十嵐家の長男。不死鳥の兄さんではない。
というかそもそも弟妹からの呼び方は「兄ちゃん」「一輝兄」とニーサン「兄さん」呼びされない。
元々はサッカー選手志望で将来を有望視される程の実力者だったが、その道を断念し家業を継ぐ道を選択している。
非常にお節介焼きで明るい性格。
本来リバイスになる予定だったのは彼の弟の大二であったが、その記者会見がデッドマンズの襲撃に会い、
強引に変身しようとした大二の上官・門田ヒロミが失敗して悪魔をデッドマン化させたのを見て怖じ気づいてしまい、
大二及び会見に来ていた家族を守るために咄嗟に弟に代わりリバイスドライバーを使用したのが、
仮面ライダーとなるきっかけであった。
変身時の掛け声は「沸いてきたぜ!」、決め台詞は「一気に決めるぜ!」。名前の一輝とかけた大変面白いギャグ
ちなみに大二は「大事に決めようか」、妹のさくらは「サクっと倒すよ!」なので、兄妹全員センスは近いようだ。
なお、相棒がゲノムチェンジで乗り物に変身する関係演者が二輪免許を持っていないからかバイクを所有しておらず、
自転(しかもママチャリ)を普段使いしている(ただし、劇中バイスが憑依してバイク以上の速度を出した事も)。

何故かリバイスになる前からバイスの声が聞こえていたらしいが……?

  • バイス
一輝に宿る悪魔。
以前から声だけは一輝に聞こえていたらしいが、第1話の時点から姿が見えるようになり、
一輝がリバイスになったのに伴い周囲にも存在を知られるようになった。
元々名前は持っていなかったらしく、一輝の前に初めて現れた時も単に「悪魔」としか名乗らなかったが、
初変身の後ジョージ・狩崎によって「リバイ」と「バイス」が命名された際に気に入り、自らこの呼称を名乗るようになった。
肉体や実体に強い執着を持っており、「自分の身体を持つ」ことを目標にしている。
一輝が死ぬとバイスも死ぬため一蓮托生の関係にあるが、
当初は一輝以外の人間の生死に無頓着であり、数々の問題行為で一輝を本気で怒らせてしまい、
変身による実体化状態でボコボコにされかけた上、果てには一輝が変身せず敢えて敵に生身のまま戦い
「このまま死ぬまで戦い続けてやるよ」と共有する命を盾に脅されたことで、
「人を襲わない」という契約を結ばされることになり、以降は一応一輝に従うことになった。

非常に陽気な性格であり、冒頭のセリフのように視聴者に向かって呼びかけたり、
「『#ナイスバイス』をつけてスクショをSNSで投稿してね!」等、
第四の壁を突破しているかのようなコミカルな言動をする一方、
一輝の母・幸実を喰おうとするといった悪魔らしい一面も見られる。
また、悪魔故に「契約に縛られる」特性があり、
契約の穴を突くことはできても、一度結んだ契約を破ったり取り消すことはできない
なお一見マスクをかぶっているような外見だが、これはそういう外見の体だからではなく紛れもなくマスクであり、
劇中実体化した後カレーを食べる時にマスクを外した際には「軽くホラー」などと言われた。

なお、演じる木村氏は主題歌『liveDevil』のラップ部分にも参加している。

+ ネタバレ注意
バイスは本編より18年前に、私怨から五十嵐家を悪魔ベイルが襲った際に誕生した悪魔である。
一輝の父である五十嵐元太は、かつて事故で瀕死の重傷を負った際に悪魔の始祖「ギフ」の細胞を移植されて生き延びた改造人間であり、
ベイルはそれにより顕現した元太の悪魔であったが諸事情で決別し、その一件を恨んだベイルは元太の家族を皆殺しにしようと試みたのである。
そしてギフの細胞を備えた元太の息子である五十嵐兄弟はある意味「ギフの末裔」とも言うべき存在であり、
ギフ直属の眷属とも言うべき特殊な悪魔を生む潜在性を持っていたのである。

これにより、一輝の家族の危機への負の感情に呼応して出現したバイスは、
「バイスが一輝の代わりに家族を守る」「一輝からその戦いに関する記憶は消える」「バイスはこの事実に関して口外しない」
という契約を一輝と結び、ベイルを撃退したのである。

しかし、上記のように一度結んだ契約は両者にも自力で破棄することができず継続しており、
一輝がリバイスとして戦うことを選択した結果、上記の契約は、
「リバイスに変身して戦う=バイスの力を借りる度に、戦う理由である家族の記憶が失われていく」という副作用と化してしまった。
しかも、写真などの資料からも一輝に関わる情報が消えるため、外部に記録を残すことすらできない。

ちなみに当初は純粋に一輝や家族を守ろうとしたバイスが物語開始時に家族を襲うなど「悪魔らしい」性格になっていたのは、
年月を経るにつれて一輝自身の心に歪みが生じていき、それが「もう一人の一輝」であるバイスにも反映されていった結果とのこと。
設定的には割と重要な情報に見えるが、本編では一切触れられなかった。

+ 2人の結末
辛うじて全ての記憶を失う寸前でギフを倒した一輝達であったが、
それらの戦いに没頭したが故に父と和解する機会を逃し、さらに自身の悪魔シックを失ったことで独善的になったジョージ狩崎が、
自身の開発したライダーシステムが父親の技術を超えたことを身を以て証明すると同時に、自らの使命として、
悪魔の力を利用するライダーを根絶せんとした。
父親から力を与えられた技術により生まれたライダーに、父と和解しないまま死別した行き場の無い感情をぶつけるジョージを救うべく、
一輝はジュウガを倒して彼の暴走を止めるが、代償に家族の記憶を全て失ってしまい、
あれほど慈しんでいた家族を他人扱いするようになってしまった。

ところが支払う代償である記憶を全て亡くしたにも拘わらず、契約完了とならずバイスが消滅したり独立する気配が無い。
実は、戦いを経て一輝がバイスを家族の一員と認識していたため契約は存続していたのだ。
その事実に気付いたバイスは、自分と一輝が変身して戦うことで一輝からバイスとの記憶、
より噛み砕いて言えば「バイスと契約をしたという記憶」を忘れさせることで契約そのものを初期化させて、
一輝に家族との思い出を取り戻させようと、「契約は終わり俺は自由になる」と暴れる芝居を打ち、一輝と戦う。
それは、一輝が失った記憶を取り戻すのと引き換えに、バイス自身は存在ごと消滅してしまう手段であったが、
自分よりも一輝の幸福を望んだバイスはそれを承知の上で実行。
かくしてその企みは成功し消えゆくバイスを前に、一輝は記憶を失う寸前に「絶対にお前を思い出す」と誓い、
その言葉を噛みしめながらバイスは粒子となって消滅。同時に一輝は失っていた記憶を取り戻した。
共に戦い、自分のためにその身を捧げた「家族」との思い出を代償に……。

しかし、本編完結後に起きた『MOVIEバトルロワイヤル』において行われた「デザイアロワイヤル」にて、
龍騎』のライダーなど死者達が蘇る現象が立て続けに起きた事と、
地球外生命体イザンギの攻撃を受けて意識不明の重体となった一輝が死の間際の精神世界でバイスの記憶を取り戻したことで、
一時的かつ偶発的な出来事ながら予期せぬ形でバイスは復活を果たした。
とはいえ、恒久的な復活ではなく極めて短い時間制限のあるかなり曖昧な状態であり、
デザイアドライバーとライダーコアIDの効果で時間稼ぎしながら最終決戦まで戦ったものの、
悪魔の契約にはご都合主義など存在せず、再び契約初期化の影響により再び一輝の前から消滅した……
が、英寿の計らいで「五十嵐一輝が戦いの記憶を忘れない世界」という願いがデザイアカードに書かれたため、
一輝はかつてとは違い、家族の記憶を保ったままバイスを忘れずにいることだけは可能になった。

+ 作品詳細
令和『仮面ライダー』シリーズ第3作目にして『仮面ライダー』生誕50周年作品に当たる本作は、
頻繁には取り上げられていないが、前作を除く「1号ゼロワンまでの仮面ライダーがさも常識のように世間で知られている」世界観となっている。
また、本作では悪魔を中心とした人間の正と負の側面以外のテーマとして「自分の心の中の善と悪との対話」と「家族」が物語の主軸となっており、
五十嵐一家を中心にした一見ホームドラマのような日常パートの裏で、家族の絆だけでなく、
家族故に相手に抱いてしまう負の感情や親子の放任・共依存といった家族問題も描かれているなど、
人間の心の闇を風刺したようなシリアス強めな作風も特徴となっている。

一方で、一度退場と言われていた悪魔がご都合主義的にも思える形で復活したり、
仮面ライダーデストリームや仮面ライダージュウガ等のカニレベルで戦闘が少ないサブライダーが使い捨てのように登場したり
(ただし、どちらも短い活躍の中で作劇的に必然性のある役割を担わされてはいた)、
OPに意味深に出た黒ス-ツの謎の男が結局「ただのイメージ」という建前で本編に出なかったりと、
ライブ感を重視して整合性よりも瞬瞬必生なノリで物語を押し通そうとしたとも取れる描写も目立っており、
視聴者の間では違和感や描写不足を指摘する声も存在していた。
また本作では『悪夢シリーズ』等を手掛けた小説家の木下半太氏がメインライターとして脚本家デビューしているのだが、
木下氏本来の作風があまり出ていないとする評もあり、同氏が特撮作品の脚本に不慣れであるが故の苦心もあった模様
(木下作品は登場人物がいわゆる「陽キャ」…の特に極端な方であったりするため、子供も見る特撮作品との食い合わせが悪かったともいえる)。
加えて制作陣も、新型コロナウイルスの影響を受けて、その都度色々と路線変更せざるを得ない事情があったことを明かしている。
しかし、それはそれとして、前作『セイバー』以上に謎を提示して引っ張る作風から各種考察がSNSで盛り上がった他、
歴代とは似て非なる形のバディ系の変身者を中心にした変身形態(ライブ・エビル・ジャンヌ)など、評価されている点も存在する。

本作の登場ライダーのモチーフはショッカー怪人という意見が多いが、
同時にアメコミのヒーローも裏モチーフになっているという考察がファンの間では有力である。

余談だが、番組後半から共演する事になった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の主人公ドンモモタロウからは妙なライバル心を抱かれており、
『リバイス』最終回に対抗して同じく最終回をやろうとした事があった(結局単なる総集編だったが)。
更にはドンモモは次回作に対しても引き続き対抗心を剥き出しにしている模様。まぁメタネタまみれの暴太郎(あばたろう)だから仕方が無い。
なお「後半から共演」と言うのは、新番組に切り替わるのがスーパー戦隊が2月、仮面ライダーが8月と半年ずれている為。理由はこちら


戦闘能力・形態

変身の際には後ろにLINEのチャット画面のようなが立体映像が現れる。

  • 仮面ライダーリバイ
五十嵐一輝の変身態で、リバイスドライバーを通じてバイス及びバイスタンプの力を装甲として身に纏う。
リバイスシステムは契約者が悪魔の力を用いて戦いつつ、実体化させて使役している悪魔の行動を制御しながら戦うコンセプトで作られたもので、
リバイは悪魔を以って悪魔を制す「悪魔使い」ともいえる存在である。
リバイスドライバーは使用者の体を離れた悪魔を吸引するかのように使用者に戻す効果があり、
これとリバイの戦闘能力を合わせてバイスと連携しつつ時にはやりすぎな行動を止めつつ戦う。
ただし、悪魔との適合率が低い者には使用できず、無理に使うと内に秘めた悪魔をデッドマン化させて暴走させてしまう。

変身者が元サッカー選手志望だったため、機敏な動きと蹴り技をメインに戦う戦闘スタイルをしている。
使用するバイスタンプに応じて効果の変わる蹴り技「スタンピングフィニッシュ」が必殺技。

基本形態である「レックスゲノム」のモチーフは、ティラノサウルスに加えて、
デザインの意匠やバイスとの関係からベノムが裏モチーフと目されている。
また、同作のライダーのモチーフが有名なショッカー怪人と共通する者が多いことに加えて、
一輝がサッカーが得意とする設定からトカゲロンもモチーフではないかとファンからは目されている。

  • 仮面ライダーバイス
バイスの変身態。
リバイスドライバーを介してバイスタンプを用いて実体化し、リバイのパワーソースとして機能するだけでなく、
バイスタンプに応じて形状を変化させる「バイスマフラー」「ゲノテール」「バイスボディ」「バディバックル」を身に纏う。
これらは戦闘における装備として機能するだけでなく、悪魔を制御する拘束具のような役割も兼ねている。

悪魔共通の強靭な肉体を活かした格闘をメインにしているが
原則リバイスドライバーは一輝が発動・操作するため、一輝を介さなければ変身はおろか各ゲノム固有の能力も発動できず、
例えるなら人工的に顕現・制御されているスタンドペルソナのような存在と考えて差し支えない。

その言動からモチーフはデッドプールと思われる。

+ その他の形態
  • ゲノムチェンジ
バイスタンプを用いたフォームチェンジの呼称。
デザインはモチーフとなった最強生物の他に歴代ライダーの意匠も組み込まれているが、
ディケイドジオウのようにモデルとなったライダー側の力を受け継いでいるという訳ではなく
システム開発者たるジョージ・狩崎の純然たる趣味である。

切り札として、リバイとバイスが各ゲノムの生物を形作ることで、ゲノムの力を最大限に開放する「リミックス変身」がある。
主に組体操の形でモチーフとなった生物の姿を模写するが、一部は乗り物と化したバイスにリバイが乗るだけの場合もある。

  • バリッドレックスゲノム
リバイスドライバーにレックスバイスタンプを読み込ませたバリッドレックスバイスタンプを用いて変身する強化形態。
強大な冷気を操る能力を持ち、冷気を身に纏った格闘を繰り出せる他、瞬時に氷の盾を生成したり氷柱を飛ばせる。
なお、当初はリバイ単独の強化形態であり、
バイスの強化態は狩崎がジャッカルゲノムのデザインをバカにされた時の恨みからお預けを喰らった。
しかしそれを悔しがったバイスは初変身時に出現し内部でリバイを変身させていた卵の殻を拾い集め、
どこからか持ってきた接着剤でくっつけて盾を作って新装備「バリッドシールド」にすることでこれを取り返し、
以降の変身時にも(接着剤でくっつけただけのはずなのに)標準仕様として装備されるようになった。
このバリッドシールド、接着剤でくっつけた割に特筆に値するレベルの耐久力を誇るが、
元々卵の殻自体が状況に応じて分離・結合して使える防御用ユニットとして設計されたものらしい。
それって用途制限されてしまったんじゃ…

  • ボルケーノレックスゲノム
ボルケーノバイスタンプを押印後、バリッドレックスバイスタンプと合体させた状態でリバイスドライバーに装填して変身する強化形態。
燃えたぎる灼熱の力をリバイに宿しマグマエネルギーを用いた強烈な火炎攻撃を行えるようになった他、
対となるバイス・バリッドレックスゲノムとの連携によって、灼熱の炎と絶対零度の氷による温度差攻撃を得意とする。
力が強大な分一輝とバイスの呼吸をピッタリと揃えて出力を合わせなければ、その力が自分自身に跳ね返ってしまうという欠点も抱えている。

  • 仮面ライダージャックリバイス
リバイスドライバーとローリングバイスタンプを用いたバイス主体の形態。
変身と同時に宿主と悪魔の立ち位置が逆転しリバイもとい一輝の肉体はバイスに乗っ取られ、
しかも変身解除してもこの状態は維持される。また、ゲノムチェンジは不可能。
その一方で、バイスの奥底にある本性を呼び覚ましつつ、
悪魔としての力を肥大化させる胸部装甲「ジャッキングゲノブレスト」の効果と、
宿主の制御を完全に離れて十全の戦闘力を発揮できるようになったことで、
中間ポジションでありながらキック力117.3tと一部スペックはアルティメットクウガすら凌ぐ。
ちなみに、これを作った技術者がかつて作ったアーキタイプのライダーシステムは、
パンチ・キック力が近作の最強フォームであるグランドジオウ、ゼロツー、クロスセイバーを上回っているのだが、
人工筋肉が骨格に負担をかけるわ殴った側の腕が壊れるわとこれまた変身者に優しくない代物であった。
また、DX玩具では「お前の体は俺っちのもの」とどっかで聞いたような台詞が収録されている。

  • 仮面ライダーリバイス
サンダーゲイルバイスタンプの力で一輝とバイスが文字通り一心同体となって合体変身する強化形態。
サンダーゲイルゲノムと思った人も多いが、この通りユニット名と同じ名前なのでややこしい
一体化したことで常時リミックス変身に近い理屈でゲノムの力を最大開放しており、
轟雷と烈風を纏った徒手空拳を武器にする他、各部の突起「プラズストリーマ」であらゆる抵抗を受け流し、
行動の加速を瞬時に高める事が可能で、走力100mを1.2秒という高速で動けるスピードを実現し、
その状態でも変身者が問題なく戦える反応速度を与える。
また、ジャックリバイスのローリングバイスタンプも引き続き武器として使用可能。

デザイン面では分厚い胸板状のパーツ等元祖たる仮面ライダー1号を思わせつつ、
雷の力を持つ中間形態」「風の力を持ち2人が一体化」「黄色メインで超反応持ち」など、
平成以降の各シーズンの1号作品の主役ライダーを連想させる特徴も備えている。

  • 仮面ライダーアルティメットリバイス(アルティメットリバイ&アルティメットバイス)
最強形態。
ティラノサウルスとギフの2種の細胞と遺伝子情報により作られたギファードレックスバイスタンプで変身する。
令和ライダーの最強形態の恒例に漏れず、レックスゲノムに近いシンプルな外見が特徴だが、
基本形態のあちらと異なり、2人の外見は頭部と胸部を除いた形状やカラーリングが細部に至るまで同じである。

アルティメットリバイのキック力は308.1tとドラゴンライダーキックすら超えている。
ぶっちゃけこの数値に勝るのは放映時点では規格外扱いであるオーマフォームとオーマジオウのみであり、
単純なスペックだけなら歴代最強形態トップレベルである。
しかも、アルティメットリバイ・アルティメットバイスとの同時攻撃により、
共鳴作用により威力が瞬間的に倍増する機能まである。
また、地球外生命体であるギフの遺伝子の影響で、宇宙磁場を転用した磁力を自在に操る能力を有している他、
分身である悪魔を生み出せるギフの能力を反映した、
バイスタンプを地面に押印する事で一定時間自立稼働で動く複製体バイバイン「倍バイス」を召喚する能力も持つ。

+ 特殊形態
  • 仮面ライダー五十嵐
「サクッと大事に一気に決めるぜ!」

五十嵐元太の悪魔ベイルと五十嵐幸実の悪魔(名称不明)の力でサンダーゲイルバイスタンプが変化した、
「フィフティゲイルバイスタンプ」を用いてリバイス、ライブ、ジャンヌが合体融合した形態。
言わば五十嵐一家総出の力で爆誕した仮面ライダーである。

  • 仮面ライダーリバイ&バイス(デザイアドライバーver.)
『MOVIEバトルロワイヤル』にて、一輝がバイスの記憶を取り戻したものの存在は不安定であったため、
それを補うためにデザイアグランプリにエントリーする為のツールであるデザイアドライバーを使用した形態。
マスクは基本形態のままで首から下は通常のデザイアグランプリのライダー達と同様(流石に口から下で途切れてはいない)であり、
同様にエントリーフォームからレイズバックルを使用してのフォームチェンジが可能になっている。


MUGENにおける仮面ライダーリバイス

qzak氏より作られたキャラが仮面ライダー製作Wikiにて公開されている。
現在の最新バージョンは2022年12月30日版。
主にリバイをメインにして戦い、バイスはリバイの傍らで追随する。
ゲノムチェンジ及びリミックスゲノムは必殺技として扱われている、
超必殺技は1ゲージ技「スタンピングフィニッシュ」と2ゲージ技「バリッドボルケーノインパクト」。
AIは一応搭載されているが、起動した場合は動きにバグが出るとのこと。

2024年3月にはななび氏により性能、モーション、判定などが調整された他、
ゼロワンのAIをベースに手直しされた正規の簡易AIも搭載されている更新版が公開された。


「“夢に遅いも早いも無い” か……いい最終回だった」

出場大会

  • 「[大会] [仮面ライダーリバイス]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
木村氏はラブコフ役の伊藤美来女史(伊藤美紀女史ではない)、ジュウガドライバー役の堀川りょう氏共々、本人役で顔出し出演もしている
(なお堀川氏は当時まだ仮面ライダージュウガが未登場のため、先んじて出演していた神谷浩史氏鈴村健一氏同様、
 あくまで「声優」にフィーチャーした回の出演者として、無関係に出演していたものと見える状態であった
 まあ後々何かの形で出ると予想した視聴者もいたようだが。『MOVIEバトルロワイヤル』でも神谷氏共々ゲスト怪人の声やったし)。
そして、その回のオチで作中の木村氏がフェニックスに連行されてしまい、放送直後は木村昴で検索すると、
「逮捕」がサジェストで表示される事態となり、 木村氏本人も自身の公式Twitterでこの事に言及している。
ちなみにギフ役の井上和彦氏は、『リバイス』ではなく30分後の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に顔出し出演しており視聴者の間でネタにされていた
また、劇中ではバイスが木村氏の事を「超絶爆裂ハイパー人気声優」と自画自賛絶賛していたのだが、
これは木村氏によるアドリブである事が『リバイス』のキャストブログにて明かされていた。

*2
とは言え『リバイス』のバイスも『KOF』のバイスも「悪徳」を意味する「vice」が名前の由来である。
なお、こっちは「vise:万力」、あっちそっちは「weiß(独語):白」である。


最終更新:2024年03月27日 14:53