サーナイト


親愛なる主 守護する覚悟 見せり。
淑女を想起する 純白のドレスこそ 命賭す者 まといし 装束と 言えり。

+ ポケモン図鑑による説明
【ルビー】
みらいを よちする のうりょくで トレーナーの
きけんを さっちしたとき さいだい パワーの
サイコエネルギーを つかうと いわれている。

【サファイア】
サイコパワーで くうかんを ねじまげ ちいさな
ブラックホールを つくりだす ちからを もつ。
いのちがけで トレーナーを まもる ポケモン。

【エメラルド】
サイコパワーで からだを ささえているため
じゅうりょくを かんじていない らしい。
トレーナーを まもる ために いのちを かける。

【ファイアレッド/リーフグリーン】
みらいを よちする ちからを もつ。
トレーナーを まもる ときに
さいだい パワーを はっきする。

【ダイヤモンド/パール】
いのちがけで しんらいする
トレーナーを まもろうとする。
みらいを よちする ちからを もつ。

【プラチナ】
トレーナーを まもるためなら
サイコパワーを つかいきり ちいさな
ブラックホールを つくりだす。

【ハートゴールド/ソウルシルバー】
こころの かよいあった トレーナーを
まもるとき さいだい パワーの
サイコエネルギーが はっきされる。

+ 担当声優
川上とも子
『スマブラ』シリーズ
生天目仁美
『ボルケニオンと機巧のマギアナ』

川上女史は『X』でフシギソウも兼任している。

     
任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一匹。
初出は第3世代(『ルビー・サファイア』)から。
ラルトスがレベル20でキルリアに、そのキルリアがレベル30に到達するとこのサーナイトに進化する。

容姿が人間の女性に近く、また献身的な性格(ポケモン図鑑を参照)であるなどでユーザーの人気が非常に高いポケモン。
どれくらい人気かというと、某大手ファンサイトが実施した人気投票でNo.1の座を獲得したり、一部のトレーナーに嫁宣言をさせたり、
廃盤となったサーナイトのモンコレが某ネットオークションにて、万単位の値段を付けられた事もあるほど。ありえん(笑)
サーたん」と愛情を込めて呼ばれる事も。
2020年2月の「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」人気投票では全898匹中9位になる等、現在でもその人気は留まるところを知らない。

名前の由来は、イギリスで騎士の爵位を持つ者に対する敬称「Sir(サー)」と「Knight(ナイト)」を合わせたもの、
英語名「Gardevoir」は、「Guardian(守護者)」と「Devoir(義務)」を合わせたものだと思われ、
どちらもその女騎士のような性質を連想させるネーミングであろう。
なのでVTuberのファンネームではない。

初出の『ルビー・サファイア』ではラルトスが序盤の草むらに出現するが、出現率は約1%と、この時点で捕まえられるポケモンとしては異常なほどに出にくい。
とはいえ、こうなる事を知っていた上で、めげずに♀個体を捕まえるために草むらを探りまくるトレーナーは多かったようだ。
『ダイヤモンド・パール』以降は、♂のキルリアに「めざめいし」を使うことで「エルレイド」に進化する要素が追加され、♂♀の差別化が大きくなった。
余談だが前述した通り、たねポケモンのラルトスが野生で出る事はあっても、その進化系は野生での出現が『ソード・シールド』以前は確認されていなかった事や、
1段前のキルリアの図鑑説明からしてトレーナーとの交流や絆を強調している点から、この種族は人間がいる環境でのみ進化するという説があった。

また、『ルビー・サファイア』における主人公の後輩でありライバルのポジションにあるミツルの切り札(し♂)としても登場。
このサーナイト(元ラルトス)はまだ冒険を始めて時間の浅い主人公が、体の弱い彼の見守り役として捕獲に立ち会ったある種思い出のポケモンであり、
ポケモンリーグという大一番の挑戦を目前にして、その後輩コンビが最後の関門として立ち塞がるという、中々に熱い展開が用意されている。
なお、同作のリメイク版である『ORAS(オメガルビー・アルファサファイア)』では上述した♂専用の派生進化であるエルレイドに変更されており、
このバトルに勝利する事で、彼から「めざめいし」を受け取る事ができる。

ちなみに、このミツルのラルトスだが捕まえた時点ではレベル的になきごえしか覚えていないはずであり、
その少し先で再登場かつバトルした際も別のポケモン=他に戦えるポケモンを捕まえていた描写はない。どうやってレベルをあげたのだろうか?
……まぁ、この辺はツッコむのも野暮な所だろう。オダマキ博士がライバルはトレーナー歴が長いと言いつつ、当初の手持ちがLv5一匹だけだったりするし。

+ 原作中の性能、対戦での使い勝手

原作中の性能

HP:68
攻撃:65
防御:65
特攻:125
特防:115
素早さ:80

『ルビー・サファイア・エメラルド』で序盤から仲間にする場合、最初は「なきごえ」しか覚えていないので即戦力にはならないが、
1つか2つレベルを上げれば「ねんりき」を覚え、もう少し頑張ればストーリー序盤の移動手段として重宝する「テレポート」を覚える。
とはいえ、進化前のたねポケと考えても総合能力が低い。
……というか、(実戦闘力はともかく)合計種族値だけならかのコイキングヒンバスにすら劣る最底辺レベル*1のため、
真っ当に序盤~中盤の戦力として使おうとしてもぶっちゃけ頼りない面が目立つのが実情。育てるのも少々骨が折れる。
その代わりと言っては何だが、敢えて進化を我慢する事でLv27という異例の速さで「サイコキネシス」を覚えて一気に火力が高まり、
そこからまた3つか4つレベルを上げれば「とくこう」が進化前より2倍近く上昇した強力な最終進化系になるので、世の中頑張ってみるものである。

また、意外な事にエスパータイプ使いのジムリーダーや四天王の使用率はかなり少ない。
ストーリー内で戦う事になるのは『X・Y』のチャンピオンであるカルネが、切り札として後述するメガシンカ形態を繰り出してくる程度。
初出作でエスパーのジムリーダーを務めたフウとランは進化前の状態でも出してくる事は無い。
クリア後まで裾野を広げてみても『ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場する四天王のイツキの強化版と、
『ブラック・ホワイト2』のPWTのリーダーズトーナメント及びタイプエキスパートで再登場したランが手持ちに加えているだけ
(シングルでは候補、ダブルでは確定)。
他のシリーズ作に登場するナツメやゴヨウの場合は分岐進化のエルレイドを採用している。

ちなみに、初出となった『ルビー・サファイア・エメラルド』(第3世代)の時点では、
最終進化であるサーナイトの高い能力に反してあまり活躍する機会がなかった。
というのも、同作ではサーナイトが有利な「かくとうorどく」の採用率が低い上、逆に後半は天敵である「あくorゴースト」がやたらと多くなるのがその原因。
特にジムリーダー相手にまともに弱点を突けるのは序盤のムロジムのみ(それすらこの時点の適正レベルではまだ能力不足気味)、
敵組織のマグマorアクア団はあくタイプを多用し、最終戦のポケモンリーグに至っては四天王1人目があく、2人目がゴースト、チャンピオンがはがねと、
揃いも揃って苦手なタイプばかりである。
一応敵組織の場合、エスパーを弱点に持つズバット系を多用するので活躍の場が無い訳では無いが、
ぶっちゃけ下っ端や幹部が繰り出す程度であれば、ボチボチ育った苦手としてないポケモンであれば一蹴できてしまうため、逐一引っ張り出す程でもない。
おまけに上述した通り入手のし辛さと、(範囲こそ広いが)覚えられる補助技の多くが当時使い捨てだったわざマシンか、
タマゴで継承しなければならない点が足を引っ張る。
折角自力で覚える補助技の「さいみんじゅつ」も、覚えるのはラルトスでLv41、サーナイトだとLv51という遅さ。
加えてコンボ技の「ゆめくい」は更に+4~9レベル必要と、ある程度完成された「型」を整えるまで手間がかかるといった要因もある。
結局の所、本職であるエスパーアタッカーとしてよりも、
サブウエポンの豊富さとタイプ不一致を覆う攻撃力の高さを活かしたストーリー用の多角型で用いられる事が多かった。

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』までの環境(第4世代)では、エスパータイプの天敵が作を追う毎に増加し続けた影響で若干肩身が狭くなっている。
更に、高い「とくこう」を活かしてアタッカーとして使うにしてもすばやさの不足が祟ってペースを握れなかったり、
苦手とするポケモンが微妙に少ないエスパータイプがメインウエポンであるため、若干の決定力不足に陥るという悩みがある。
しかし、「10まんボルト」「 きあいだま」など汎用性の高いサブウェポン、「さいみんじゅつ」「みちづれ」などの強力な補助技を多数覚え、
状態異常に対して強い牽制力を持つ「シンクロ」、対面次第で一気に有利になれる「トレース」といった「とくせい」もある事から、
柔軟な立ち回りが可能。呑気に等倍上等で組み合うと思わぬパンチを喰らう事もあり、中々侮れない。

『ブラック・ホワイト(2)』の第5世代でも大きな変化は無かったが、
『X・Y』の第6世代ではここまでの不遇をはねのける様に新たに登場したタイプ「フェアリー」が追加。
タマゴグループが不定形なのにフェアリータイプだって?こまけぇ事は(ry
フェアリータイプはドラゴン・あくかくとうタイプに効果抜群であり技を受ける場合はそれらを半減、
ドラゴンタイプの技に至っては無効化してしまうという、露骨に第4~5世代まで猛威を揮ったドラゴン強ポケ対戦環境に楔を打ち込む調整が見られる。
サーナイト自身も「ようせいのかぜ」「ムーンフォース」といった新技を習得しており、択の多さに加えて厚みも出てきた。
今まで相性の悪かったあくタイプに有利が取れるようになることで、致命的に不得手だったサザンドラ・ズルズキンに4倍弱点を撃てるようになった一方、
これまで受けが等倍だったどく、与ダメが半減なだけだったはがねが新たに弱点になってしまったため、
依然として技や相手の選択をよく見なければならない事に変わりはない。

第7世代では同タイプにして準伝説であるカプ・テテフの登場により使用率が減少してしまう。それもそのはず、
  • メガシンカしない限り、とくぼう以外全ての種族値がサーナイト以上(そのとくぼうさえ同値)
  • その上、特性「サイコメイカー」のおかげでエスパー技の破壊力が異常
と言った具合で、いくら相手が準伝とはいえ、純粋な数値上はもはや完敗。
頼りのメガシンカも火力源だったとくせいの「フェアリースキン」が弱体化してしまい(具体的には1.3倍→1.2倍)、かなり苦しい立場に立たされた。
それでもメガシンカの強さそのものがオミットされた訳では無い事や、こだわりトリック、トレースの強み等は健在のため、
何とか差別化はできるといったところで踏ん張っている。

第8世代ではメガシンカが没収されたかわりに、新たに「マジカルフレイム」「ワイドフォース」を習得し、
特に前者ははがねタイプに対して有効打を与えられるようになった。そして肝心のカプ・テテフはいずれも覚える事が出来ないのも転機となっている。
ここでは新たな同タイプであるブリムオンとガラルギャロップが登場したが、
前者は鈍足(と言っても優秀な隠れ特性とトリックルームで対応可能)、後者は物理寄りなので差別化可能。
ちなみにさり気なくタマゴグループに人型が追加されている。人型なのに不定形とは(ry

メガサーナイト








        

HP:68
攻撃:85
防御:65
特攻:165
特防:135
素早さ:100

『X・Y』で新たに追加された要素「メガシンカ」には当初から対応しており、同作のチャンピオンであるカルネが切り札としてメガサーナイトを使用する。
メガシンカ後の見た目は、スカート部分がパニエ(もしくはクリノリン)でぱんぱんに膨らませたかのようになり、
耳(?)の様な部分が発達してティアラっぽく見えたり、腕が女性のパーティ用手袋(肘まで腕を覆うアレ)のように変化したり、
胸の器官が発達してハートっぽくなったりしている。
……もはやナイトというよりは、某夢の国のプリンセスもしくはウエディングドレスっぽいが、なに、気にすることはない
ファンからは「妊婦」「マタニティフォルム」と、可愛いという評判とイマイチだという意見が並走している。あと薄い本を期待する紳士もいたり
♂のサーナイトでもメガシンカするとこの姿になるのは言うまでもない。それはそれで
メガシンカに必要なサーナイトナイトは、クリア後にカルネから交換してもらえるラルトスが所持している。
こちらが出すポケモンは指定されておらず、またもらえるラルトスは攻撃が下がる代わりに特攻が上がる「ひかえめ」な性格で、
個体値も特攻・素早さが最高の設定と、レベルと技を整えれば即座に実戦投入も不可能ではない、ツボを押さえた個体。

メガシンカした場合の特性は「フェアリースキン」。ノーマルタイプの技をフェアリータイプとして扱える。
これにより「はかいこうせん」をタイプ一致でぶっ放すという何とも魅力的なことが可能となった……が。
サーナイトが習得可能なノーマルタイプの技でとくこう依存の技は非常に限られており、
「はかいこうせん」に至ってはメガシンカ後もぼうぎょが上昇していないため、使用後の反動に物理のはがね技を刺されると割と成す術がない。
残念ながら、あくまでもロマン砲の域を出ないでいる。
しかしながら音波関係の技が「みがわり」を貫通するようになった第6世代では
「りんしょう」や「エコーボイス」、『BW2』での教え技になるが「ハイパーボイス」がタイプ一致で出せる点が大きい。
ハイパーボイスは『オメガルビー・アルファサファイア』でも教え技として使えるようになった。
物理攻撃も地味に上昇しているので、「おんがえし」で頑張ってみるのも一つの手。『ORAS』でメガチルタリスの方が使い勝手が良いってのは内緒
ちなみに色違いのメガシンカはドレス部分が黒。図鑑で下からフォルムを確認すると黒いぱんつだったりする。

+ その他のゲームにおけるサーナイト
大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにも『X』からモンスターボールから現れるサポートキャラとして登場
ボールから現れると自分の周囲にリフレクターを張りながらゆっくりと歩き回り、
発生させたリフレクターは相手の投げたアイテムや飛び道具跳ね返す効果を持つ。

『ポケモン不思議のダンジョン赤・青の救助隊』ではストーリーの鍵を握るポケモンとして登場。
記憶を失いポケモンとなった主人公の夢の中に現れる謎めいた存在。主人公をずっと待ち続けていたと話すのだが…?
温和な笑顔の裏に隠された悲痛な真実は多くのプレイヤーの涙を誘った。

ポケモンと戦国時代を掛け合わせた全く新しいゲーム『ポケモン+ノブナガの野望』ではカネツグのパートナーとして登場。
ただし、カネツグのベストリンクポケモンはほぼ同性能のフーディンなので最終的にこっちを使う人のほうが多いだろうが。
それでもエスパー系と相性が良いブショーでベストリンクポケモンが使いにくい場合は選択肢に入る強ポケモンである。

アニメでは劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナ』にキミアの手持ちとして登場。
前述のメガシンカも行っている。


『ポッ拳』におけるサーナイト

初の公式ポケモン格ゲー『ポッ拳』にも登場。一部モーションは本家『鉄拳』シリーズの風間飛鳥もしくは風間準のものを流用している。

イメージ通りのトリッキーな遠距離タイプ。
豊富で高性能の射撃もさることながら、「めいそう(5A)」を積み、めいそう中に繰り出す事が可能な各種射撃および設置技で寄せ付けない戦い方が可能。
一方で近距離ではどうにも威力や発生判定の問題が付きまとう。
ゲームの共通システムとして打撃、ブロック攻撃、投げの3すくみによる打ち破りがあるため、手も足も出ないという訳ではないが、
HPも低いため大ダメージを奪われる近距離は避け、遠距離を維持したまま戦い続けられるかどうかが勝負の分かれ目と言える。

  • フィールドフェイズ
全体的に射撃系の攻撃が多めになるためどちらかといえば得意なフェイズ。
広範囲のサイドシュートで地上をカバー、ブロック貫通かつ高い弾強度を誇る溜めフロントシュートで接近を封じ、
射撃とかち合うと分裂してパワーアップしホーミングするという特殊な性能のエナジーボール(めいそう派生Y)で弾撃ちを封じる。
高性能の射撃をいくつも持っており、設置のサイコキネシス(めいそう派生X)と合わせて空間を制圧する事が可能。
ただし寄られると痛い始動もないしデュエルフェイズ以上に相手より自分の接近戦のカードに乏しいので何としてでも遠距離戦を維持、
できればそのまま完封したい。
特に各種溜め射撃は「溜めるとフェイズをチェンジしない」ので追撃でダメージを稼げる。フェイズチェンジ前にダメージとゲージを稼いでおこう。

  • デュエルフェイズ
遠距離でフェイズチェンジを迎えられたらしばらくはフィーバータイム。
設置のサイコキネシスとみらいよちを置き、対空のエナジーボール(拡散)で遠距離攻撃を仕掛け、ローリスクに削る事ができる。
ただし前歩きガードやブロックステップでじわじわと距離を詰められるので、遠距離で封殺しきるのは困難。
距離を放す方法はめいそうを積んだ後のアシストパワー(6A)、発生は遅いもののブロックであるマジカルシャイン(めいそう派生A)があるので、
置いておけば機能するが、先に攻撃を振られていると厳しいものがある。
実は最接近されてもフェイズチェンジ確定のコンボが打撃およびブロック攻撃から可能で投げのリターンも高く、
フィールドフェイズより接近されやすいもののいざ何か択が通ればかなりリターンは高い。
ただしフィールドを取られていると密着距離からデュエルフェイズが始まってしまう。
得意というわけではないので、やはり本領となる遠距離のままで倒したいところだ。
とりあえずジャンプからしばらく滞空できるため空中に逃げるのも割と有効。相手側から触られるのだけはとにかく避けよう。

共鳴バーストでメガサーナイトにメガシンカする。
バーストアタックは射撃技の「フェアリーテンペスト」。
原作では図鑑説明にて語られるのみで登場しなかったブラックホールを発生させ、
相手を取り込み宇宙空間で全力射撃を叩き込む大技となっている。
無敵のある貴重なローリスク切り返しで、縦にも非常に広いので接近時に共鳴バーストできる状態なら迷わず吐こう。


『タイプ:ワイルド』におけるサーナイト



「私ぐらいになると祈っただけで奇跡が起こるものよ。 ハハーン。

大手創作系同人サイト「ポケ書」の同人格闘ゲーム『タイプ:ワイルド』においてプレイアブルキャラとして登場。
それまではカビゴンルカリオゲンガーバシャーモと、
野郎ばかりで暑苦しい、ムサいという理由で、キャラのバランスを取るためにメスキャラとして入れられたとのこと。
作者が元々イラストや漫画を主にして活動している人であるためか、とにかくやたらぬるぬる動く。

基本的には、テレポートや投げで距離を取りつつ、
中距離~遠距離で、「ねんりき」「みらいよち」で攻撃していく事になる。
また、キメ技(他で言う超必殺技)「ねがいごと」は、必殺技としては珍しい回復技である。

また、眠らされると立ったままパジャマに着替えたり、勝利演出においてナースやウェディングドレスにコスプレする事も。
…趣味その他も含めてお前のようなタイプ:ワイルドがいるかと言いたい。
なお、『タイプ:ワイルド』上で見る限りは戦闘力は低いようだが、実のところポケ書内の他作品ではかなりの戦闘力を保持している。
アレか、野生化では栄養が(ry



MUGENにおけるサーナイト

海外のDSHIZNETZ氏によって、上記の『タイプ:ワイルド』の登場キャラを移植したものが存在している。
別のサイトで古いバージョンを改変したものが無断転載されているが、そっちは使わない方がいいだろう。

そのため、ディスプレイネームは海外名の「Gardevoir」である。
作者曰く、「野生タイプ(タイプ:ワイルド)」とのこと。そのため、レベルアップで覚える技しか使用しない。
……はずなのだが、なぜか「はなびらのまい」が使える。なんなんだアンタ

外部AIはつづら氏によるものが公開されている。
遠隔投げ技のサイコキネシスを起点とし、そこから繋げるのがメインなコンボ型のAI。
尖兵程ではないが、テレポートによるワープも多用する。
ブロッキングも結構な頻度で発動させる。なお発動確率はオプションで設定可。もちろんOFFにもできる。
2023年3月11日の更新でトレーナーの指示をモチーフにした「戦闘指示」スイッチが搭載され、
状況に応じて戦闘スタイルを変更する事が可能になった。

+ サーナイトの赤ブロについて
サーナイトのブロッキングには青く発光するものと赤く発光するものがあり、
この赤い方(見た目は似ているが『ストIII』の赤ブロとは異なる)は、
ステートを奪われてさえいなければ、ガード硬直中はもちろん攻撃中や喰らい硬直中などのあらゆる状況で発動可能。
受付時間は本家の赤ブロ以上に短いが、攻撃を受けるたびにノーリスクで喰らい抜けをするチャンスがある
(コンボや多段ヒット技ならそれだけチャンスが増える)ことになる。
さらにAIには受付猶予の短さも関係ない上、つづら氏のAIでは純粋な確率しか発動条件に組み込まれていないので、
オプションで発動確率を上げすぎるとデス=アダーどころかNanarmanのような事になる。

プレイヤー操作でサバイバルに挑戦

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

プレイヤー操作



*1
+ 比較
HP こうげき ぼうぎょ とくこう とくぼう すばやさ 合計
ラルトス 28 25 25 45 30 40 198
コイキング 20 10 55 15 20 80 200
ヒンバス 20 15 20 10 55 80 200
なお、今日も草むらで身を潜めている全国のラルトス及びその一族だいすきクラブ愛好家諸氏の名誉のために補足すると、
前置きした通り、別に全ての種族値で劣っている訳ではない。例に挙げた二匹は素早さの種族値が無駄に高く、
同時にコイキングはぼうぎょ、ヒンバスはとくぼうの数値がまぁちょっと低い程度で収まっているためにこうなってしまった事が原因。
すばやさと件の防御2種以外はラルトスが勝っているし、何なら合計で負けているといっても、たった「2」欠けているだけ。
同条件で真っ向勝負すればきっとラルトスが勝つ……はずである。多分。

……それにしても、あの二匹に負けているという字面のインパクトは中々のものである。


最終更新:2023年08月12日 01:42