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**作品
&aname(p08)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」#p07]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p09]]
***「監禁」
「「サワルナ
俺に入る指先
ヤメテクレ
強引に入る」」
「この指はあなたをなでるためにある」お嬢さんはジャンキーと何一つ変わらないな
そして俺は常日頃から自慰の道具にされ 何一つ文句を言えない俺もフッカー
お嬢さんはいつも大きな瞳で見ている
納まりの悪い目は穴が開いているようだった
白い皿に小綺麗に盛られたメシ お嬢さんの目に映る俺はやはりフッカー
お嬢さんは俺に白い服を着せ撫でる
まるで自分自身に皮肉だと俺は笑う
何も知らず喜ぶお嬢さんもやはり狂ったジャンキー エゴイスト
そして甘んじて受けるしかない俺はフッカー
何も言えはしない「猫」
広い屋敷に監禁された
名前は「玩具」
逃げ出したい
&color(#993333){458 名前:「監禁」[] 投稿日:2006/09/12(火) 23:33:52 ID:P4iUxWOE}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
----
&aname(p09)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p08]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p10]]
***ごみハンバーグ
もわっと立ち上るホコリ
ざりっと舌ざわりのガラス
ぬるりと黒かび
どんどん胃を突き上げる腐肉
ちくちく喉に突き刺さる魚の骨
涙まじりに飲み下す
おげえおげ
食の苦しみを!
おう!
これこそは・・・
これこそは・・・
ごみハンバーグ
&color(#993333){459 名前:ごみハンバーグ[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 00:45:21 ID:qDYD2ccL}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
----
&aname(p10)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p09]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p11]]
昨日、口から火ぃ吹いたりサーベル振りまわしたりして近所の吉野家行ったんですぎょん。吉野家。外国人観光客たちが、僕を指差して笑いはじめた。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんですぎょん。
で、あまりの恐怖によく途中まで見たらなんか垂れ幕下がってて、足をくねくねさせながら150円引き、とか3年間の思いを込めて書いてあるんですぎょん。
もうね、更なる生産性向上を目指してアホかと。いいんですか、どうなっても知りませんよ。馬鹿かと。だけどあの曲がり角に置いてある水の入ったペットボトルには、何だか恐くて近寄れないよ。
お前らな、貴重な150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、死ぬ気になってボケが。でも彼って、放っておくと勝手に詩を詠んじゃうんですよ。人のメモとか、手帳とかに。
150円だよ、プレッシャーに耐え切れなくなって150円。だってやることがない。
なんか親子連れとかもいるし。プラグを差し込むと自動的に認識します。一家4人で吉野家か。お母さんがPTA会長だから仕方ないよ。おめでてーな。このような稀少生物こそ皆の手で手厚く保護するべきですよ。
よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。何故かって?それは生きるためさ。もう見てらんない。もちろん、お金は一切必要ありません。
お前らな、救い難いことに150円やる・・蕕修寮紛・韻蹐函まbr>
吉野家ってのはな、波風のない人生を望みつつもっと殺伐としてるべきなんだよ。で、そのメールを開いたら取引先も含めてウイルス騒ぎですよ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、所詮私も人の子だから
刺すか刺されるか、酔った勢いでそんな雰囲気がいいんじゃねーか。無能な連中のいいわけさ。女子供は、神経ガスで動けなくしてからすっこんでろ。そんな寂しいこと言うなよ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんですぎょん。
そこでまたぶち切れですよ。だって、メスのカマキリってオスを食うんですよ。
あのな、ギター片手につゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。住人のほとんどは夜中に呼び出されたきり二度と帰ってきませんでしたが。ボケが。それじゃ絵的に面白くないという事で、右手に日本刀を持たせてみました。
得意げな顔して何が、ワイングラスを片手につゆだくで、割といい確率でだ。そしたらアワふきよった。
お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。ポケットの中にビスケットが一枚。「ポン」とたたくと肉汁が。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。もし次も、しくじったら大阪湾に沈んでもらうからな。
お前、自分だけは助かろうとしてつゆだくって言いたいだけちゃうんかと。
吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、弱火でじっくり煮込んで
ねぎだく、嫌だけどこれだね。「靴を舐めろ」と言われれば舐めますよ。ええ、ええ。
大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。いくら署名集めたって政治家は動かないんだ。そうだろ?
ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そして我々が寝静まった頃を見計らって新しい街へと旅立って行ったそうです。そん代わり肉が少なめ。耳から何かがはいだしてるけど、そんなのは気にしない。気にしない。これ。
で、私一人さえ犠牲になりさえすればそれに大盛りギョク(玉子)。キサマ、それでも軍人か?!これ最強。だけど今度は君が世界を救うんだ。
しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、「オレは女子高生だ!」と叫びながら諸刃の剣。こうなったら泣き落としよ。
素人にはお薦め出来ない。しかし、この後とても悲しい別れが待っている。
まあお前らド素人は、残虐に牛鮭定食でも食ってなさいってこった。可哀相なボク。
&color(#993333){460 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 06:58:33 ID:HBADCiXN}
&color(#993333){461 名前:名前はいらない[age] 投稿日:2006/09/13(水) 06:59:40 ID:HBADCiXN}
&color(#993333){462 名前:名前はいらない[tsuruppage] 投稿日:2006/09/13(水) 07:03:20 ID:HBADCiXN}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
----
&aname(p11)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p10]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p12]]
***物好き
扇風機が回ってる 私の周りを回ってる
扇風機が回ってる いつも元気に回ってる
夏のトイレは寂しくて ダッシュで戻ろう
扇風機
扇風機が回ってる いつものように回ってる
扇風機が回ってる 冬でもかまわず回ってる
凍えるような寒い日は 馬鹿な頭もさえまくる
扇風機が回ってる 年中無休で回ってる
扇風機が回ってる 雪でも構わず回ってる
命の危険を感じたら 鍋物つついて扇風機
扇風機が回ってる 死ぬまでずっと回ってる
&color(#993333){464 名前:物好き[] 投稿日:2006/09/13(水) 18:57:33 ID:pnom6RFr}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
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&aname(p12)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p11]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p13]]
逃げたいけど逃げられない
ツルツルした胃の中にいつの間にか入ってしまったみたいだ
原子単位の穴も塞がれ
いつの間にか逃げられなくなってしまった
次々と課題が出されこなすしかない
泣きたいときは女の強運の前に狂ったように笑うしかない
&color(#993333){465 名前:名前はいらない[] 投稿日:2006/09/13(水) 19:15:45 ID:lIZI8aAO}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
----
&aname(p13)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p12]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p14]]
***9.11
ツインタワービルに飛行機がつっこんでいる映像を俺は親父の病室で見ていた。
抗がん剤で頭はつるつるになってたくせに親父のひげはよく伸びていた。
6人部屋の窓際でゆっくり落ちるの点滴と爆発しているビルの色は
まったく同じオレンジ色であることがとても不思議だった。
親父と今後のアメリカの行方をいくつか推測してテロリストの正体を話し合った。
その日、お袋からきた離婚届に親父は下手な字でサインして
俺の両親は世界的に壮絶な事件の当日離婚した。
親父は冬になる前に最後までお袋の悪口を言いながら死んでいった。
点滴だけで生きながらえてガリガリに痩せていたのにもかかわらず
親父の悪口の口調は息を引き取る1時間前までずっと一緒だった。
お袋が出て行った原因も、病気になった原因も自分にあることを認めようとせず
全部あいつが悪いんだというお袋への悪口が余命以上生かしていたのかもしれない。
いいたいことを全部言ってすっきりした親父はきっと満足して逝ったのだろう。
棺の親父の顔は今まで見たことないほど穏やかな表情だった。
今日お袋から手紙が届いた。
離婚から5年経って今までずっと俺や親父に遠慮していたことを成し遂げたようだ。
姓が変わった送り主先を見て親父と見たツインタワービルが蘇ってくる。
俺の立っている位置は今はグラウンドゼロで、2つの塔はどこにもなくて、
見上げる空には邪魔をするものは何もない。
秋晴れだ。
&color(#993333){466 名前:9.11[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 19:43:04 ID:nKZSKHSB}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
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&aname(p14)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p13]][[▼>第133回「ひどい詩」(3)#p15]]
人間には2種類のタイプがある
運命を切り開くものと
運命に流されるものだ
私は運命を作り出したい
&color(#993333){467 名前:名前はいらない[] 投稿日:2006/09/13(水) 20:02:26 ID:lIZI8aAO}
>''【コメント】''
>
''【得点】'' 0点
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**作品
&aname(p08)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」#p07]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p09]]
***「監禁」
「「サワルナ
俺に入る指先
ヤメテクレ
強引に入る」」
「この指はあなたをなでるためにある」お嬢さんはジャンキーと何一つ変わらないな
そして俺は常日頃から自慰の道具にされ 何一つ文句を言えない俺もフッカー
お嬢さんはいつも大きな瞳で見ている
納まりの悪い目は穴が開いているようだった
白い皿に小綺麗に盛られたメシ お嬢さんの目に映る俺はやはりフッカー
お嬢さんは俺に白い服を着せ撫でる
まるで自分自身に皮肉だと俺は笑う
何も知らず喜ぶお嬢さんもやはり狂ったジャンキー エゴイスト
そして甘んじて受けるしかない俺はフッカー
何も言えはしない「猫」
広い屋敷に監禁された
名前は「玩具」
逃げ出したい
&color(#993333){458 名前:「監禁」[] 投稿日:2006/09/12(火) 23:33:52 ID:P4iUxWOE}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
>&color(#339966){>>458} :「監禁」 :で出しむにゅ~だが、メニューはムニエルだった白魚ならさっぱり。
> 1点
>489 :娘z1 ◆666.SaoPvk :2006/09/19(火) 00:44:05 ID:xKl+FTLC
>
>&color(#993333){501 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 06:58:06 ID:k+eo4X5j}
>&color(#339966){>>458}
>猫かよ!というオチが弱い。
>最後の逃げ出したい!という言葉をそのまま書かずにもっと掘り下げて
>逃げ出したいという言葉を読者の頭に浮かばすようなひどい世界を描いたほうがよい。
>
>&color(#993333){505 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:15:24 ID:xPFEPXQz}
>&color(#339966){>458} :「監禁」
>酷いのが当たり前の日常でそんな世の中になったのでしょうか?
>某作家がもはや普通というのは崩壊したと書き記していましたけど、、、、となるとこれも普通???
>
''【得点】'' 1点
-ななほし ◆lYiSp4aok.:1点
----
&aname(p09)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p08]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p10]]
***ごみハンバーグ
もわっと立ち上るホコリ
ざりっと舌ざわりのガラス
ぬるりと黒かび
どんどん胃を突き上げる腐肉
ちくちく喉に突き刺さる魚の骨
涙まじりに飲み下す
おげえおげ
食の苦しみを!
おう!
これこそは・・・
これこそは・・・
ごみハンバーグ
&color(#993333){459 名前:ごみハンバーグ[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 00:45:21 ID:qDYD2ccL}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
>&color(#339966){>>459} :ごみハンバーグ :こりゃ……絶句、オレの主食だよ。カレーラーメンハンバーグ。
> 3点
>
>&color(#993333){502 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07:41:55 ID:k+eo4X5j}
>&color(#339966){>>459}
>ひどいものを描こうとした。が、描き足りない。
>二年位前のニュースでゴミ餃子の事件があったが、実話だというだけであっちのほうが胸にオエッときた。
>
>&color(#993333){505 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:15:24 ID:xPFEPXQz}
>&color(#339966){>459} :ごみハンバーグ
>これはひどい・・・・・
>
>&color(#993333){509 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:43:42 ID:xPFEPXQz}
>それ以外に良かったのは&color(#339966){>459}氏のごみハンバーグ。お題に忠実ではみ出すことのない優等生的作品です。
>お題に沿うてなくても、このくだらなさはTUBOであって、中々に酷い♪
>作者が適当に書いたのでなく、本気で書いたのなら尚更凄い。つうかお題に対して
>このような発想で書くということ自体がウラヤマシス♪
>
>&color(#993399){945 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/09/17(日) 08:45:43 ID:uj2TiIun}
>459
>ゴミでできたこのハンバーグにソリッドな感触がある。
>驚くほどひどい食品である。ユーモアの衣は着せている
>けれど批判の詩のようである。
>
>&color(#993399){956 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2006/09/22(金) 22:51:10 ID:FHwWIGxj}
>ごみハンバーグ書きました。空耳ではあったのです。この言葉が聞こえました。ずっと、温めて
>いたのです。今回のお題で、日の目を見ました。&color(#339966){>>459}さん、ありがとうございます。批判の詩は
>買いかぶりデス。ななほしさん、ありがとうございます。メシがまずくなったらすみません。
>イタチ小娘。さん、ありがとうございます。もっとヒドくできますね。娘z1さん、ありがとうございます。
>仰るとおり、コレ自体酷いですね。
>チャンピオンさん、おめでとうございます。あと、自分には、「獄卒」が寒いものが走りまして印象的でした。
>
''【得点】'' 5点(準チャンプ作品)
-ななほし ◆lYiSp4aok.:3点
-娘z1 ◆666.SaoPvk:2点
----
&aname(p10)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p09]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p11]]
昨日、口から火ぃ吹いたりサーベル振りまわしたりして近所の吉野家行ったんですぎょん。吉野家。外国人観光客たちが、僕を指差して笑いはじめた。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんですぎょん。
で、あまりの恐怖によく途中まで見たらなんか垂れ幕下がってて、足をくねくねさせながら150円引き、とか3年間の思いを込めて書いてあるんですぎょん。
もうね、更なる生産性向上を目指してアホかと。いいんですか、どうなっても知りませんよ。馬鹿かと。だけどあの曲がり角に置いてある水の入ったペットボトルには、何だか恐くて近寄れないよ。
お前らな、貴重な150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、死ぬ気になってボケが。でも彼って、放っておくと勝手に詩を詠んじゃうんですよ。人のメモとか、手帳とかに。
150円だよ、プレッシャーに耐え切れなくなって150円。だってやることがない。
なんか親子連れとかもいるし。プラグを差し込むと自動的に認識します。一家4人で吉野家か。お母さんがPTA会長だから仕方ないよ。おめでてーな。このような稀少生物こそ皆の手で手厚く保護するべきですよ。
よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。何故かって?それは生きるためさ。もう見てらんない。もちろん、お金は一切必要ありません。
お前らな、救い難いことに150円やる・・蕕修寮紛・韻蹐函まbr>
吉野家ってのはな、波風のない人生を望みつつもっと殺伐としてるべきなんだよ。で、そのメールを開いたら取引先も含めてウイルス騒ぎですよ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、所詮私も人の子だから
刺すか刺されるか、酔った勢いでそんな雰囲気がいいんじゃねーか。無能な連中のいいわけさ。女子供は、神経ガスで動けなくしてからすっこんでろ。そんな寂しいこと言うなよ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんですぎょん。
そこでまたぶち切れですよ。だって、メスのカマキリってオスを食うんですよ。
あのな、ギター片手につゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。住人のほとんどは夜中に呼び出されたきり二度と帰ってきませんでしたが。ボケが。それじゃ絵的に面白くないという事で、右手に日本刀を持たせてみました。
得意げな顔して何が、ワイングラスを片手につゆだくで、割といい確率でだ。そしたらアワふきよった。
お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。ポケットの中にビスケットが一枚。「ポン」とたたくと肉汁が。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。もし次も、しくじったら大阪湾に沈んでもらうからな。
お前、自分だけは助かろうとしてつゆだくって言いたいだけちゃうんかと。
吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、弱火でじっくり煮込んで
ねぎだく、嫌だけどこれだね。「靴を舐めろ」と言われれば舐めますよ。ええ、ええ。
大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。いくら署名集めたって政治家は動かないんだ。そうだろ?
ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そして我々が寝静まった頃を見計らって新しい街へと旅立って行ったそうです。そん代わり肉が少なめ。耳から何かがはいだしてるけど、そんなのは気にしない。気にしない。これ。
で、私一人さえ犠牲になりさえすればそれに大盛りギョク(玉子)。キサマ、それでも軍人か?!これ最強。だけど今度は君が世界を救うんだ。
しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、「オレは女子高生だ!」と叫びながら諸刃の剣。こうなったら泣き落としよ。
素人にはお薦め出来ない。しかし、この後とても悲しい別れが待っている。
まあお前らド素人は、残虐に牛鮭定食でも食ってなさいってこった。可哀相なボク。
&color(#993333){460 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 06:58:33 ID:HBADCiXN}
&color(#993333){461 名前:名前はいらない[age] 投稿日:2006/09/13(水) 06:59:40 ID:HBADCiXN}
&color(#993333){462 名前:名前はいらない[tsuruppage] 投稿日:2006/09/13(水) 07:03:20 ID:HBADCiXN}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
>&color(#339966){>>460-462} :無題 :なぜ、なぜ、吉野家? 安直スギ、ひどい……?
> 1点
>
>&color(#993333){505 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:15:24 ID:xPFEPXQz}
>&color(#339966){>460-462} :無題
>すいません。これはオマージュでしょうか
>http://yoshinoya.org/kopipe/
>http://yoshinoya.org/kopipe/history/
>
>&color(#993399){959 名前:やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI [sage] 投稿日:2006/09/24(日) 01:09:07 ID:AfMX1NPx}
>ちわ。460-462投稿しました。
>チャンプの453-456さん、おめでとうございます。
>
>今回の投稿は↓の18のコピペです。
>http://ton.2ch.net/gline/kako/1007/10073/1007305766.html
>
>あらためて全作品を読ませてもらうと
>「ひどい詩」というお題で、頭一つ抜けているように感じるのは450-451の「単純作業」です。
>しかし、投稿者にも審査員にも難しいお題でしたね。
>
>&color(#993399){960 名前:ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 [sage] 投稿日:2006/09/24(日) 02:15:03 ID:D9N8HZ28}
>&color(#339966){>>959}
> >今回の投稿は↓の18のコピペです。
>
>今回の投稿はコピペです。って、これまでに聞いたことのない解説でした。
>おもしろかったです。ありがとうございます。なるほど。たしかにひどい。
>
>&color(#993399){961 名前:やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI [sage] 投稿日:2006/09/24(日) 03:05:46 ID:AfMX1NPx}
>&color(#339966){>960}
>どもども。ひどいと言ってもらえて光栄です。
>
''【得点】'' 1点
-ななほし ◆lYiSp4aok.:1点
----
&aname(p11)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p10]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p12]]
***物好き
扇風機が回ってる 私の周りを回ってる
扇風機が回ってる いつも元気に回ってる
夏のトイレは寂しくて ダッシュで戻ろう
扇風機
扇風機が回ってる いつものように回ってる
扇風機が回ってる 冬でもかまわず回ってる
凍えるような寒い日は 馬鹿な頭もさえまくる
扇風機が回ってる 年中無休で回ってる
扇風機が回ってる 雪でも構わず回ってる
命の危険を感じたら 鍋物つついて扇風機
扇風機が回ってる 死ぬまでずっと回ってる
&color(#993333){464 名前:物好き[] 投稿日:2006/09/13(水) 18:57:33 ID:pnom6RFr}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
>&color(#339966){>>464} :物好き :暖房入れて、扇風機で暖かい空気を拡販するデスよ。この詩もマイナスの事情たっぷり。
> 1点
>
>&color(#993333){500 名前: ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/09/19(火) 19:15:54 ID:hVmiP2Mz}
>&color(#339966){>>464}物好き
>ナンセンスっぽいが、この不安感はなんだ?
>本来スイッチ一つで操作できるはずの扇風機の、永続した描写がそれを掻き立てるのだろう。《扇風機が回ってる》《~回ってる》の繰り返しが非常に効果的。
>なんで止めないの?いや、こうした方がいいとわかっていても、そうは出来ない事って多々あるもんだ。
>依存と無気力が延々と撹拌されつつただよってる感じがよかったです。
>
>&color(#993333){502 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07:41:55 ID:k+eo4X5j}
>&color(#339966){>>464}
>同じ語が頻繁に使われているところがひどいのだろうか。
>普通に面白い詩である。馬鹿な頭も冴えまくるがよかった。
>タイトルは詩世界を狭く限定してしまっていてつまらない。
>
>&color(#993333){506 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:17:11 ID:xPFEPXQz}
>&color(#339966){>464} :物好き
>これまた酷い詩でなく面白い詩です。
>何だろう、、、夏の八畳間で延々と廻り続ける扇風機を
>想像してしまうのです。白黒邦画のような
>技術的な問題はそのワンパターンをゴリ押し通した処にあって
>誰でもやろうと思えばできるものかも知れませんが
>けれど発想の問題で誰もがやらぬことをやることに価値を見出した良作ですた♪
>
>&color(#993399){945 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/09/17(日) 08:45:43 ID:uj2TiIun}
>464
>アウト・オブ・チューン的に勤勉な自分を「扇風機」に託している。
>どうしても視線の先にはそれがいるという熱病のようである。
>迫力がある。
>
>&color(#993399){948 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/09/21(木) 21:02:57 ID:c9bZzx5C}
>&color(#339966){>>464} 物好き
>これ何がすごいって、扇風機が私の回りを回ってるんだよね、
>前でまわってんじゃなくて、まわりを扇風機がくるくると回ってる、(ように見えたのだ、違ってたらごめん)
>
>シュールだ。
>実は眼が回ってるんあじゃないだろうか?あるいあ、めまいがしてるとか?
''【得点】'' 2点
-ななほし ◆lYiSp4aok.:1点
- ◆OPBYKkBBNQ:1点
----
&aname(p12)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p11]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p13]]
逃げたいけど逃げられない
ツルツルした胃の中にいつの間にか入ってしまったみたいだ
原子単位の穴も塞がれ
いつの間にか逃げられなくなってしまった
次々と課題が出されこなすしかない
泣きたいときは女の強運の前に狂ったように笑うしかない
&color(#993333){465 名前:名前はいらない[] 投稿日:2006/09/13(水) 19:15:45 ID:lIZI8aAO}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
>&color(#339966){>>465} :無題 :なんか意味不明。読み取れる自浄なし??
>
>&color(#993333){506 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:17:11 ID:xPFEPXQz}
>&color(#339966){>465}と467
>これまた酷い詩でなく面白い詩だとおも
>よって加点対象にならずに残念♪ぽん
>
----
&aname(p13)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p12]][[▼>第133回「ひどい詩」(2)#p14]]
***9.11
ツインタワービルに飛行機がつっこんでいる映像を俺は親父の病室で見ていた。
抗がん剤で頭はつるつるになってたくせに親父のひげはよく伸びていた。
6人部屋の窓際でゆっくり落ちるの点滴と爆発しているビルの色は
まったく同じオレンジ色であることがとても不思議だった。
親父と今後のアメリカの行方をいくつか推測してテロリストの正体を話し合った。
その日、お袋からきた離婚届に親父は下手な字でサインして
俺の両親は世界的に壮絶な事件の当日離婚した。
親父は冬になる前に最後までお袋の悪口を言いながら死んでいった。
点滴だけで生きながらえてガリガリに痩せていたのにもかかわらず
親父の悪口の口調は息を引き取る1時間前までずっと一緒だった。
お袋が出て行った原因も、病気になった原因も自分にあることを認めようとせず
全部あいつが悪いんだというお袋への悪口が余命以上生かしていたのかもしれない。
いいたいことを全部言ってすっきりした親父はきっと満足して逝ったのだろう。
棺の親父の顔は今まで見たことないほど穏やかな表情だった。
今日お袋から手紙が届いた。
離婚から5年経って今までずっと俺や親父に遠慮していたことを成し遂げたようだ。
姓が変わった送り主先を見て親父と見たツインタワービルが蘇ってくる。
俺の立っている位置は今はグラウンドゼロで、2つの塔はどこにもなくて、
見上げる空には邪魔をするものは何もない。
秋晴れだ。
&color(#993333){466 名前:9.11[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 19:43:04 ID:nKZSKHSB}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
>&color(#339966){>>466} :9.11 :マイナスの2乗Xマイナスの自分?(自分は0ゼロかも?)X秋の空 = ゼロ OR 3点
>
>&color(#993333){502 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07:41:55 ID:k+eo4X5j}
>&color(#339966){>>466}
>小説の慷慨みたい。
>詩として素人っぽさは普通にあるが、ひどさはそんなにない。
>
>&color(#993333){506 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22:17:11 ID:xPFEPXQz}
>&color(#339966){>466} :9.11
>ある意味酷い詩だけど内容があり過ぎます♪
>どっちにも付かない内容で終わり方は良いのだけど
>終わり良ければ凡て良しでなく、中途半端だと思う。
>
>&color(#993399){950 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/09/21(木) 21:26:51 ID:c9bZzx5C}
>&color(#339966){>>466} :9.11
>この詩読んで、9.11をやっと素材として扱えるほど時間が経過したのだなと妙な感慨をもっちゃいました。
>しごく個人的な事件を9.11に絡めて9.11がその文字からすらかもしだしてくる悲劇性とか
>事件性とか、ちょっともてあましてしまいそうな感覚をうまく利用して、しかも
>なんと、爽やかな結末にもってきてしまったという技巧!!!すごい!
>
>&color(#993399){955 名前: ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:2006/09/22(金) 16:19:50 ID:S+ggos64}
>チャンプのMenin aedie Theaの作者さんオメデトウございます。
>審査された皆様おつかれ様です。
>
>今回9.11を書きました。
>点数、コメントくれた皆様ありがとうございます。
>リンクスレに取り上げてくれた雨さん、ありがとうございます。
>
>今回はお題が難しく・・・・イロイロ推敲したけど、自分の中では
>十分書ききれなかった部分もあったので予想外に
>もったいないほど誉めコメントを多く戴き恐縮です。
>
''【得点】'' 3点
-ななほし ◆lYiSp4aok.:3点
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&aname(p14)[[■>第133回「ひどい詩」#index]][[▲>第133回「ひどい詩」(2)#p13]][[▼>第133回「ひどい詩」(3)#p15]]
人間には2種類のタイプがある
運命を切り開くものと
運命に流されるものだ
私は運命を作り出したい
&color(#993333){467 名前:名前はいらない[] 投稿日:2006/09/13(水) 20:02:26 ID:lIZI8aAO}
>''【コメント】''
>
>&color(#993333){496 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01:53:52 ID:KMfBdizp}
> &color(#339966){>467} :無題 :運命の創造。双増、壮象、……走象。ひどさもほどほど?
>
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