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作品





つめたい



332 名前:つめたい [sage] 投稿日:03/04/29(火) 01:05 ID:fJ4dkktP
寒くなる
雪が降る
あたためてほしい、あたしは、
あたしは、こんなに、寒がるフリをして

降り積もる
溶ける
わかんない、こんなんじゃ
泣いていちゃ、わからないなんて、
その言葉が。脅えているの?

なくなる
まるさんかくしかく
ここで踊るのは
雪なんかじゃない
なくなる、なくなる、なくなるならって
あたしが
踊り出す



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【得点】 0点







333 名前:空 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 02:06 ID:i26NKreV

















_______________________________________________

334 名前:空2 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 02:11 ID:i26NKreV
              線のうえに  それという
                  かかれるひつようのない次元の零が
                    きえて、またあらわれた
                はなれた  粒の ひとつ  ひとつを
                 包み  放ち

                    ないとかんがえていい雪をふりまく
                    なにもないくものように
                    この世界に白い痴呆と知恵が
                  みちて いるのかはねかえして いるのか
                  それとも  空という色の  同義語は

                    虚栄というゼロの無量大数倍
                   という かぎりない
                    すてきさの
                    なかで
                   きみと ぼくと
                   あれこれ しよう
                   すべて いっしょに

                   ぼくは  あかるく
                   めをつぶれば くらく
                    みちて
                   そのぶんうらで
                   ひく せんがひくくなる

                   なにもなく さわれず
                    みちたりたゆきげしき



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【得点】 0点





無題



335 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/29(火) 03:03 ID:TGuK6LC5
24の頃だ冬路上でホームレスとどういうわけか知り合って飲んだくれそのま
ま寝てしまったのだああこれで凍死してしまってもいいかもしれないと思いな
がら寝てしまったのだその時顔にピタピタと吸い付くように貼りつく雪の感触
が何故か忘れられないのだ結局死ぬどころか一時間程で起きてしまい電車に飛
び乗りあまりの暖かさに気持ちよく寝てしまったのだやれやれまったく情けな
い。



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【得点】 0点





雪と箪笥と私と君と



337 名前:雪と箪笥と私と君と [sage] 投稿日:03/04/29(火) 21:06 ID:R+EMWfPd
私、言う。
「もう冬ね雪が降るわね」
君、言う。
「雪の代わりに他のものが降ってくればいい。」

「…」

「たとえば?」
「何でもいいけど、箪笥とかでもいいし」
「へえそれはおもしろそうね」
「でも危ないかもしれないよね」

「…」

「もし箪笥が振ってきたら君を連れて宇宙にでも行くよ
そしたら箪笥が頭に当たって死ぬこともないだろうし痛
いということもないだろうし」
「へえそれはおもしろそうね」
「でもやっぱりそれじゃ寂しいだろうし誰か連れて行こ
うよ例えば君の前の彼氏とかいやでも彼は死んじゃった
んだよね俺が殺したんだもん」
「へえそれはおもしろそうね」

「…」

ここで延々と意味の無いお喋りを続けてあげる。
ここで延々と意味の無いお芝居を続けてあげる。

雪の代わりに箪笥が降って君の頭に当たってしまえばいいのに



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【得点】 0点





Snow Mail



338 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:03 ID:yhPnCJ3z
真白な息が鼻にかかる季節 くちづけた結晶
儚い夢物語を異国の果てで奏でてみれば
新雪を纏った空へと吸い込まれていくだけ
気まぐれに触れた肩は、ひどく冷たかった
甘い結晶は溶けていき 窓に映る景色は水浸し
たおれていく枯れた枝、愛の重みに苦悩する
借りたままのマフラーを首にきつく巻きつけて
また、貴女の白い手を思い出す そんな熱帯夜

339 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:03 ID:yhPnCJ3z
粉雪舞う舗道で、そっと揺れながら・・・
雪が肩に触れる感覚は、甘えん坊な貴女を真似て

雪が溶けて、愁いをそっと噛み締めて・・・
月に咲く花を、貴女の墓前に手向けましょう
花と散った楽園に、虚像の愛撫を施して・・・

340 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:04 ID:yhPnCJ3z
Suddenly she was re-born
nobody didn’t believe me
oh , it’s truth , but….
white snow only just smiled

Chemical Reaction , Radical Reaction , Let’s Chemical dance!!!!!
reproductive examination , carry on carry on carry on !!!!!!!!!!!
yen―rate up-side down , so I advise you to fuck with Euro……
sadistic suicide , masochistic murder , kiss me kill me !!!!!!!!!!
trash girls , hey , please sex with me , please trash girls pussys
abnormal plays maybe welcome us , so love and love like a mad animals
licking my ××× licking my ××× I’ll get in Count-down……

341 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:04 ID:yhPnCJ3z
残雪に足を取られてしまった ひどく腰がいたんだ
人には気付かれぬように平静を装い、前を向いて歩く
志願兵に吹き荒ぶ砂嵐は視界を遮り、前進を許さない
災いを取り除くという大義名分も 自然の前では意味を成さない
彼を律する神さえも、彼を諭すことはできない ふと気付いた、そんな朝

342 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:05 ID:yhPnCJ3z
―積雪量過去最高記録
  君がはしゃぐ寒い夜 今夜は二人で毛布にくるまろう
―以降上り線で交通規制
  帰るまでずっと手をつなごう 二人の手が悴まないよう
―某町で積雪による人身事故発生

343 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:06 ID:yhPnCJ3z
紅い雪が凍りつく 交差点で一瞬息を潜めてみる
映るのは流れ星 三色に邪魔された薄明かり
少し降ったみたい 指先に残った血の色の宝石
分からない目印 拒む視線がキレイに跳ね踊る
蕾になる雪 ピアスを冷やす 貴方に抱かれたまま
誰もいないネオンの海 二人で月になれたら何て素敵
蒼い街灯が月の光に重なって 月影が微笑みかけてくる

344 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:06 ID:D5mi7NdN
suspicious night
nihilist な貴方 煙草に火を点ける仕草も好き
on the demand of you , I wanna do what you want
wink ひとつで夜を越えていく真夏の果実

drain away
real な旋律で激しく弾かれる三連譜に心さらわれて
on the demand of you , I wanna do what you want
peach な気持ちのままで、真赤に燃えているわ

345 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:07 ID:D5mi7NdN
王様は悩んでいました 王子が突然、馬になってしまったのです
子供たちが寝静まった頃、王子の寝室からメイドが出てきました
様子がおかしいと思った侍従によって、この件が判明したのです
ところでメイドは何をしていたのでしょうか 王子の身に何が・・・
雪の夜のことです メイドはいつものように夜伽の相手をしておりました
のっそりと起きだした王子に刹那の悪意を覚え、魔女の薬を盛ったのです
夜にはぐれた王子は、それ以来、草原を自由に駆け回るようになりました

346 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:08 ID:D5mi7NdN
氷雪に叩きつけられる私は、冷たい棺の中で手錠をかける
罪と欲望を嘗め尽くして 思考回路を透かし眺めると
流氷の上で恋に落ちたおしべとめしべは、ねっとりと混じり
鏡の前で砕け散った 白く光る繭に千のナイフが刺さる前に
チフスに侵された烏は 三つ数えた後、ゴミ箱の中で悶える
ファンタジーは雁字搦めで ヘテロ構造のエデンを夢見た
パンジーの花束を抱えて、絶望の崖から身を投げた瞬間に
カタルシスを想像してみるがいい
クジャクの羽で無重力を漂うように
N1-シアノ酸で殺したならば 口から銀の泡を吹こう

347 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:08 ID:D5mi7NdN
SPEED DEVIL に取り付かれ 雪道を音速××でとばす
NON-STOP DRIVE で気持ちもハイになる 熱気で雪を溶かせ
Out of Orbit ホワイトアウトの視界ゼロ 痛覚だけは受け取った
WARNING 無視してスケートリンクでシンクロナイズドスイミング

Blind-Blue-Boy running shouting be bop be rap
Link with Dead God , you’ll be lunatic-romantic
I am a pen I am a dog I am a Emily , so I am All-Existences
Negative Active Love , it’s my favorite sweets
Dry? Wet? Depending on you , I don’t care……

348 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:08 ID:D5mi7NdN
悲しくて、あなたの香りを求めてしまう
しずかにしていて 麝香がきれるまで・・・
みかんの木の下で、あなたのことを憂う
はじまりは一通の手紙 滲んだ文字が綺麗
雪化粧に覆われた部屋で、眩暈に襲われた
のどかな時の流れに逆らうように揺れる大空
よく、あの娘に連れられて行った白日の彼方
うずくまったままで思い出すのはモザイク状の記憶
にがい思い出は、あの娘の好きなビタースイート

349 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:09 ID:D5mi7NdN
残雪を踏みしめて進もう
帝國の未来は雪のように明るい

なお、栄光を追い日々精進
ごもっともなことではないか
りっぱになって故郷に錦を飾らん
雪の灯りに浮かぶ、母の顔に誓おう

350 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:10 ID:wm01gvEz
Scratch your memories 少し落ち着いて Open your mind
Nener stop 遺灰が雪に変わるまで Float and Flow
Over 10 years ago 性に目覚めたとき you became My Pussy
Wherever you are 身体が君を求めている sexual intercourse

As if a Ghost 色欲に憑かれた madman blues
Good Morning 少し寒い Hot Winter Night
Alone in my room 雪を見ながら sleep in my dear
In my arm いとしい貴女はどこにもいない so tragedy
Nightmare or so 白く染まれ snow fallin’ again……

351 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:12 ID:wm01gvEz
細い身体を抱き締めては幸せを感じ合っていた三年前
雪が肩に触れる感覚は、甘えん坊な貴女を真似ているようで

桜の下で眠れ 白死の桜で狂い咲く貴女の華は美しい
吹く風はただ温かく、やさしく 刹那いほどに穏やか
雪が溶けて、愁いをそっと噛み締めて・・・Jive into the Night

352 名前:Snow Mail [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:12 ID:wm01gvEz
He is so much melancholic and always regrets
I can’t talk to him , and he refuses everything
Laugh Sun & Rough Moon round on the web
Love is still alive……he wispered
- what do you think of him ?
幻へ消えた彼女を追ったところで、掴むことはできず
覚めない夢は、現実と妄想の境界を不透明に繋ぐ
のどかな春の日に、ふと秋の気配を感じるように
雪が降る最期の瞬間 白い羽根が一寸見えた気がした
- 僕もこの部屋を去るとするよ



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わすれもの



353 名前:わすれもの(1) [] 投稿日:03/04/29(火) 22:36 ID:Q6FQM7un
雪が死んでしまった
それだからには もう会えない
純白、と口にした 赤い唇をした、私には

春の粉を撒いた淡い海だ
誰もがゆうるりと えらで呼吸をする
町が、黄色く 蒼のなかで、霞んでいる

なにもかもを思い出していた あの雪の上では
生まれた瞬間の記憶も 突き抜けて
赤い海を 浮遊するたまごのなかで
灼ける涙を 白に落として

「私はこんなにも、生きているオブジェクトだ」
という言葉も 赤い唇のなかでは生きていた

いまでは くだらない子供の遺書に記された文字としか思えない
それは雪が死んでしまったから
純白、と文字にしても 蒼い唇をした、私には

        あ

そういえば たまごを産んだんだっけ
たまごと同じ色した あの雪の上で

確か白樺の 樹のあたり
白樺立ち並ぶ とりとめない丘の

まったく新しいたまごを産んだっだっけ

戻ろうと決めて 降り向いても
まるで蝿の道 めちゃくちゃな鉛筆の線

354 名前:わすれもの(2) [] 投稿日:03/04/29(火) 22:37 ID:Q6FQM7un
  前を向いた私は 後ろを向いているのかもしれない

   おばかさん
   雪は死んでしまったのだから たまごもまた
   死んでしまっているのだよ

   ちがう
   私はわすれものを取りにいくだけだ

    たまごの中には 真紅のルージュが入っている筈
    私は黄色い粉を吸い込んで

     純白
     と呟くけれど

     純白
     はどこにもなくて

     けれどなるべく たまごを踏まないように
     気をつけて町を歩く

ここからが 詩 です

赤と交わらない 赤に汚されない
記憶の雪よ
お前は決して 生き返りはしない
けれど

純白、と口にした 赤い唇をした、私が
あの時のままの死体で見つかるのなら

                それこそが私のわすれもの



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よそ見



355 名前:よそ見 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 22:42 ID:V5dJ4NKZ
ウチの犬が雪を食べています。なんか必死に食べてます。洗濯バサミのようにしっかりはさんで、かじってます。
時々すっぱそうな顔します。しみてるのか。おい、しみてるのか。
それでもふんごふんごと食べてます。

首を、ひねったり上下に揺らしたり突っついたりして、かわいいです。
ドッグフード投げつけてやりました
これを食え!

それでもこちらにすり寄ってきて、ぺろりと手を舐めてまた食事に戻ります

こいつの前世は雪男だと思います。
そう思うとおかしくなり、またドッグフード投げました。
しかしいつもならがっつくはずのそれを見向きもせず、雪を食べてます。


雪が憎らしくなりました。



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刺す風景



357 名前:刺す風景 [] 投稿日:03/04/29(火) 23:08 ID:VUnXkXkG
幻の雪を
窓から見ている

去年は
雨ばかりだった

今年も
砂漠が雪に見える痛々しさ

「雪はほんとうは
  あったかいのに」

眼のなかを白濁したものが落ちている
いまを生きている



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雪内~せつない~



359 名前:雪内 ~せつない~ [sage ] 投稿日:03/04/29(火) 23:57 ID:XEECwmyw
嫌なことあって
気持ちぐぐんと冷えこみ


目の裏がわの
雲ひとつない世界の
皺くちゃで灰に染まった空より
小さな雪降りはじめ

その一片ずつが
道端
屋根の上
草むら
電信柱
人々の毛髪などを白く染め上げていき


なんかもう どうでも良くってさあ
気にするこっとがバカバカしくって


とっても遠くの方
暗幕によって
遮蔽されていた太陽がひょこり顔を覗かせ
辺り一面
光 こぼれて
気温は瞬く間に上昇し

白は透明になり

360 名前:  [sage] 投稿日:03/04/29(火) 23:58 ID:XEECwmyw

そこここにある排水溝へと
どどっと流れ出し
ギッギギゥ 咆哮立てて吸い込まれ


涙がまつげ潤す


犬や猫
木屑や石ころも混じって


温かい頬へと伝わる


でも人間や家屋やビルが押し流されるほどの
大惨事にはならなくて


ははっ!
次いってみよう!
次!



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最終更新:2006年10月25日 18:40