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作品





歌い人



236 名前:歌い人[age] 投稿日:02/07/04 13:51 ID:???
  クールミントは
微熱のかたまり
  アーキテクチュアを
ほっとさせるね

  一度だけの
発された音
  アイルランドの
懐かしの歌

あたしが今  歌ってなかったら
学校の先生は
どういう風にどんな形で
あたしを決めてただろう

違っていたから いつもイジめられた
大きな日本地図で 顔を叩かれた
歌わなければ ずっとあのまま
あたしは「歌い人」と 名前をつけた

  クールミントは
微熱のかたまり
  サーモグラフを
動かしもせず

  一度だけの
発された音
  遠い昔の
懐かしい歌

歌ってよ あたし
歌ってよ いつか
約束だよ ね?





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そら



244 名前:そら[sage] 投稿日:02/07/04 15:29 ID:???
さてくたばれと言い放つに足るべき諸兄
おまえの鼻は腐臭に曲がっているか?

田舎でその丸っこさとともにすべて俺たちの
からだをぶくぶくにさせてしまおうという試み
も含めたあの匂いのことさ!

そいつに狂ってちょいと頭がガアン
腰の拳銃をパアンパン
と鳴らすたびに牛がモホオと鳴くだけ
ブルースというわめきちらすにわとりが
いつのまにか庭に二羽いて
はれて おひさま




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スティールドラム



245 名前:スティールドラム[age] 投稿日:02/07/04 15:57 ID:???
深夜に
雨は止み
叩かれ続けた窓は
泣き止み
瓦屋根から
トタン屋根へ
未練の雨のように
一滴
一滴
見えないところで
打楽器の演奏がはじまる

ずっと続いてほしいようでもあり
すぐに止まってほしいようでもあり

意表をついて
リズムを
トーンを
気ままに変化させる
その演奏を聴いているうちに
僕は楽しくなっていた

彼女への気持ちを
洗い流して
明日には
笑えそうな気がしていた





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LIKE A 切支丹 LOVE SONG



255 名前:「LIKE A 切支丹 LOVE SONG」[age] 投稿日:02/07/04 20:10 ID:???
店には栄え! 三上屋食堂
君が働く定食屋 笑顔オカズにメシ3杯
いつも注文豚汁だけの 貧乏人を許してね
それでも君は 明るい笑顔で「豚汁いっちょ~入りま~す☆」
金は無いけど心は晴れるYA!
慈悲深いよね その笑顔

でもたまには食べたいスタミナ定食
君に伝える愛の言葉も 心のスタミナ欠乏してて
挨拶すらも交わせない 

OH!MY GOD!!梅雨時の
雨空みたいな俺様ハート
こんなの正直うんざりだ スマンカッタね俺様ハート
LOVEヲォウリャーッ!聖戦起こすぜ!勇気ふるって
守護大天使は給料袋 七つのラッパー吹き鳴らせ!
チェケラ!チェケラ!チェケチェケラ!
ビートを刻む鼓動に祈れ!COOOLに決めろよ愛の告白

給料明細チェケした後に 震える声で「スタミナ定食!」
輝く君の笑顔グロリア!グローリャー!オリャー!!今日こそ言うぜ!
冷汗ダラダラ 眩暈クラクラ 頑張れ頑張れ!俺様ソウル!
LOVE&SOUL&親父の遺言
「男だったら勇気が大事。」

閉店間近の三上屋食堂 俺の聖戦ブチかます

「君の名前も知らないけれど、ずっと前から好きでした!」
「それじゃあ、まずはお友達から…☆」
恥ずかしそうに微笑んで 君は名前を教えてくれた
なんてこったい OH!MY GOD!やっぱり君はグローリア!

天使の声がこだまする 彼女の名前は「阿部 真理亜」





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ぜんざい



258 名前:ぜんざい[] 投稿日:02/07/05 00:02 ID:pOXMEvM9

高速道路から森を見るとそれは
人を喰う緑色のけだものだった
また堆い緑色の糞塊だった

泣き喚く六月の夕映えを受けて
燃え上がる緑色の屍体が歌う
恐ろしかった少年の日の音楽のよう





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音楽



259 名前:音楽[] 投稿日:02/07/05 00:32 ID:4evbRyYy
中央から広がる
らせんを
留まることのない
うごきを
私は
点の連続とは思わない

奔放であり
退屈な
ゆらぎよりなる彼を
私は
どうしても
点の連続とは思えない

彼は確かに
私に似ているのだから








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orchestra



260 名前:orchestra[] 投稿日:02/07/05 01:48 ID:TYTf8Wha
例えばバイオリンのような人がいる
やんややんや騒ぎ立ててうるさい
そんなとき僕は一瞬で黙らせる
シンバルになりたい

例えばコントラバスのような人がいる
まるで縁の下の力持ちのような
そんなとき僕はそれに甘える
ピッコロになりたい

浅はかな知識を並べて
何が言いたいのとお思い?
とどのつまり僕が言いたいのは

あなたが甘い声で歌うソプラノなら
僕はその指揮者になりたい
拍手なんていらないから
できることなら永遠に
このタクトは止めない






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暴走ピアノ



264 名前:暴走ピアノ[sage] 投稿日:02/07/05 07:49 ID:???
絶対零度で
覚醒したこいつの想いは
そりゃあもう止まらない

何しろ奏者の女性ピアニスト
才色兼備のいいオンナ
そのうえ絶対音感の
持ち主と来ちゃお手合わせ
願わぬ馬鹿はいない

黒鍵白鍵這い回りこねくり回す
十指の気持ちよさと来たら
黒く艶光る剛体震わせ
奏でる百八鍵煩悩のブルースは
諸行無常の響きあり

ピアノは自らの身体を自ら弾き倒す
想いの全てを音色に込めて
お前が好きだと




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最終更新:2006年11月05日 10:29