こずみっしょん！ - 2巻乙ノススメ @ まんがタイムきらら

作品情報

作品名	こずみっしょん！
作者名	榛名まお @twitter
掲載誌	まんがタイムきららMAX
掲載期間	2011年4月号～2014年4月号
単行本発売日	1巻：2012年11月27日 2巻：2014年4月26日
他作品	次作『のけもの少女同盟』
備考

あらすじ

人生で初めてできたお友達は、自称宇宙人でした――。真木鈴子、高校1年生。友達居ない歴＝年齢の彼女は、ひょんなことから不思議解明部(不解部)に入部することになってしまう。ガチぼっちには初めてだらけのドキドキいっぱい高校生活、開幕です。

管理者レビュー

ジャンル

SF ギャグ 学園 感動 日常

評価点

• 個性的なキャラクター。
  • 主人公・真木鈴子（まきすずこ）は、クラスメイトの星垣臣美（ほしがきおみみ）が宇宙人であることを偶然知ってしまう。そこから、二人の友達関係が始まる。
  • 鈴子はぼっち・中二病。他の登場キャラも、宇宙人に負けないくらい個性的。
• 切れ味の鋭いギャグ。
  • 前作『ぐーぱん！』、次作『のけもの少女同盟』にも見られるギャグセンスがある。
• 日常×SFの親和性。
  • 舞台となる不解（ふかい）部の部室には、人の顔に見える壁のシミやペットの宇宙生物がいる。
  • SF要素を日常に落とし込み、それをギャグなどに活かしている。
• 感動の最終回（ネタバレ防止）。
  • 終盤展開は衝撃的かつ感動的。単行本2巻には、最終回後の描き下ろしもある。

問題点

• 回収されていない伏線がある。
  • 単行本2巻の巻末コメントでは打ち切りをほのめかす文言がある。
  • ただし、上記の通り、終盤展開は非常に良い。話数不足に悩まされながらも、きれいに締めた作品と言える。

総評

『ぐーぱん！』に次ぐ、榛名まお先生2作目。『のけもの少女同盟』に受け継がれている要素が多くある。

余談

単行本2巻30pにある人形は、『ぐーぱん！』に登場する「ミリー・ザ・キャット」である。