ティナ

「ティナ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ティナ - (2013/05/24 (金) 01:38:12) の編集履歴(バックアップ)



基本情報


略歴

ヴァーグリア国将軍、竜技七将軍の一人。
1734年、ロリスザードマルタナガイックと共に戦場で手柄をあげ、「四頭の若獅子」と讃えられ、竜技七将軍に任命された。それ以前の戦歴については判然とせず、竜技七将軍に任命された後の経歴についても謎が多い。
1736年クライニースの戦いに参戦、同年のガルシーダの戦いでは、遠征軍ではなく本国の留守部隊を任された。このとき、ガルシーダの将たちは、ロリスザードたちの参戦よりも彼女が不参戦であることに安堵したと言われている。

ロリスザードが旅立った後も、ヴァーグリア国の中心人物として国を守り続けた。
その後のヴァーグリア国は、全軍を出陣させる様な大きな戦いこそなかったが、1739年の教会占拠事件では吟遊詩人に扮装して内情を視察し、1741年に勃発したガルシーダ国残党軍による首都強襲事件では、竜技七将軍である自分をあえて囮にすることで残党軍の足止めをしている。また、1742年のクーデター未遂事件においては敵軍の中に潜入する等、これらの事件の解決に貢献している。ただし、クーデター未遂事件においては、内通者がいた不名誉などから関係者一同詳細については伏せられており、その実体については分かっていない。

人物

  • 性格は明るく、自らを道化師として七将軍の笑いをとることも多かった。
  • 将軍でありながら、隠密に近い動きをすることも多く、彼女が水面下で動いた結果、騒乱の種を未然に刈り取るという事例が何件かある。
  • 上記の理由から、ヴァーグリア国内での戦いや事件において、理由不明のまま功労者に名を連ねているケースが何件かある。
  • このときの竜技七将軍は、後世様々な形で物語化されているが、ティナだけは本人が主人公として描かれている物語がなく、他の人物の物語の脇役として登場している。
  • 前述の様に、水面下での活動が多かったが、親友だったエリスにだけは自分の活動の全てを詳細に伝えていた。これは自分が倒れたときのバックアップの意味もあったと言われているが、彼女の活動そのものが水面下だったこともあり、この話は後年に作られた作り話だとする意見も根強い。
  • ガイックの回想録によると、七将軍の中で「初めて実戦で人を斬ったのはいつ頃だったか。その時の気持ちはどうだったか」という話になったとき、彼女はいつものようにおどけて言葉を濁すだけで、最後までまともに答えようとしなかったという。

関連項目