バルシオン

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&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/barusion.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 バルシオン・キルス -生没 [[アルファ]] (660~691) -出身 [[ルディック]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 女 &bold(){略歴} ---- 没落貴族の子女で、幼い頃、生活に困窮していた所を、遠縁にあたる[[バルディゴス]]に引き取られて育てられた。 成人を迎えると自ら進んで[[バルディゴス]]の配下となることを願い出て、従者を務めた。 [[蟠踞乱戦争]]ではその意を受けて一隊を率い、女子供を問わず皇帝一族を冷徹に殺害した。 [[バルディゴス]]が帝位を名乗るとその忠誠を買われて、正式に[[ルディック]]帝国の将軍として取り立てられ、[[ルディック城]]の治安維持を任されていた。 [[バルディゴス討伐連合軍]]結成時にも[[ルディック城]]に残留し、[[バルディゴス]]の凱旋を待ち望んでいたが、[[ルーズの戦い]]の最中、[[バルディゴス]]が[[カルディス]]に暗殺されたことを聞かされ卒倒してしまう。 [[バルディゴス]]の死に[[ルディック城]]の将兵達が動揺する中、徹底抗戦を主張し続けるも、主だった将は[[カルディス]]の[[ロー・レアルス]]建国に同調。 [[ロー・レアルス]]国軍が接近すると同調派によって捕縛されかけるが、僅かな手勢を率いて脱出。 その後、[[カルディス]]に反発する将軍達と合流し、[[ルディック]]国の将軍として、第一線で指揮を執り続けた。 しかし、次第に精神に変調を来たし始め、戦力差を考えずに[[ロー・レアルス]]国へと攻め込み、[[カルディス]]を討つことを繰り返し主張したため、周囲からは疎まれるようになっていく。 691年、[[ゼイレアンの戦い]]で疲弊した[[ロー・レアルス]]国に対し[[ルディック]]国軍が侵攻を開始。[[ソルドレイカの戦い]]が勃発する。 この戦いでバルシオンは[[ルディック]]国の先鋒として[[ロー・レアルス]]国の軍勢に攻めかかるが、[[カルディス]]の巧みな采配によって縦横に分断され、[[ルディック]]国の軍勢は各個撃破されていった。 味方が壊滅的打撃を被る中、バルシオンは[[カルディス]]の本陣目掛けて幾度も突撃を仕掛け続けるが、遂に果たすことなく戦場に散った。 この突撃は、「バルシオンの三段崩し」と呼ばれることとなる。 &bold(){人物} ---- -武官の一人として存在そのものは判っていたが、名前や性別といった素性は殆ど知られていなかった。長らく悪人と見なされてきた[[バルディゴス]]に関する資料が近年になって発見され、再評価が進められていく中で、[[バルシオン]]の人物像も浮かび上がってきた。 -[[バルディゴス]]には強い思慕の念を抱いており、義兄の様に慕っていた。武術を学び、軍人となったのも[[バルディゴス]]の役に立とうという一念からであり、忠実な私兵としてその野望成就の為に働き、労いの言葉を掛けられることに大変、喜びを示したとされている。 -元々は静かで凛々しい物腰の持ち主だったとされているが、[[バルディゴス]]の死後から次第に精神に変調を来たし始めるようになったという。性格は激情的かつ攻撃的となり、過激で妄執染みた言動が多くなった。最高司令官となった[[バロム]]からは「扱い辛い娘だ」と評されるも、衰退しつつあった[[ルディック]]国では数少ない戦力であり、また亡き[[バルディゴス]]への盲目的な信奉から裏切ることはあるまいと判断され、軍の指揮を任され続けた。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/barusion.JPG,left) &bold(){基本情報} ---- -名前 バルシオン・キルス -生没 [[アルファ]] (660~691) -出身 [[ルディック]]国 -[[種族]] [[人間]] -性別 女 &bold(){略歴} ---- 没落貴族の子女で、幼い頃、生活に困窮していた所を、遠縁にあたる[[バルディゴス]]に引き取られて育てられた。 幼い頃から野心溢れる[[バルディゴス]]の才知に魅せられ、成人を迎えると自ら進んでその配下となった。 [[蟠踞乱戦争]]ではその意を受けて一隊を率い、皇帝一族の襲撃に参加。 虐殺行為に躊躇した部下を「陛下がこれまでお前達を養って来たのは何の為か。忠義を示せ」と叱咤し、自ら率先して、女子供を問わず次々と殺害していった。 [[バルディゴス]]が帝位を名乗るとその忠誠を買われて、正式に[[ルディック]]帝国の将軍として取り立てられ、[[ジョロス]]らと共に反対派の粛清や[[ルディック城]]の治安維持を任されていた。 [[バルディゴス討伐連合軍]]結成時にも[[ルディック城]]に残留し、[[バルディゴス]]の凱旋を待ち望んでいたが、[[ルーズの戦い]]の最中、[[バルディゴス]]が[[カルディス]]に暗殺されたことを聞かされ卒倒してしまう。 [[バルディゴス]]の死に[[ルディック城]]の将兵達が動揺する中、徹底抗戦を主張するも、主だった将は[[カルディス]]の[[ロー・レアルス]]建国への同調を決意。 [[ロー・レアルス]]国軍が接近すると同調派によって捕縛されかけるが、バルシオンは僅かな手勢を率いて脱出。 その後、[[カルディス]]に反発する将軍達と合流し、[[ルディック]]国の将軍として、第一線で指揮を執り続けた。 しかし、次第に精神に変調を来たし始め、戦力差を考えずに[[ロー・レアルス]]国へと攻め込み、[[カルディス]]を討つことを繰り返し主張したため、周囲からは疎まれるようになっていく。 691年、[[ゼイレアンの戦い]]で疲弊した[[ロー・レアルス]]国に対し[[ルディック]]国軍が侵攻を開始。[[ソルドレイカの戦い]]が勃発する。 この戦いでバルシオンは[[ルディック]]国の先鋒として[[ロー・レアルス]]国の軍勢に攻めかかるが、[[カルディス]]の巧みな采配によって縦横に分断され、[[ルディック]]国の軍勢は各個撃破されていった。 味方が壊滅的打撃を被る中、バルシオンは[[カルディス]]の本陣目掛けて幾度も突撃を仕掛け続けるが、遂に果たすことなく戦場に散った。 この突撃は、「バルシオンの三段崩し」と呼ばれることとなる。 &bold(){人物} ---- -武官の一人として存在そのものは判っていたが、名前や性別といった素性は殆ど知られていなかった。長らく悪人と見なされてきた[[バルディゴス]]に関する資料が近年になって発見され、再評価が進められていく中で、[[バルシオン]]の人物像も浮かび上がってきた。 -[[バルディゴス]]には強い思慕の念を抱いており、義兄の様に慕っていた。武術を学び、軍人となったのも[[バルディゴス]]の役に立とうという一念からであり、忠実な私兵としてその野望成就の為に働き、労いの言葉を掛けられることに大変、喜びを示したとされている。[[バルディゴス]]の死後は、[[カルディス]]を討つという執念によって自らを鍛え上げ、達人の域にまで達するも[[ルディック]]国の衰退という大勢を覆すには至らなかった。事実、[[ソルドレイカの戦い]]では、後に「バルシオンの三段崩し」と称されるほどの働きを見せるが、[[カルディス]]に辿り付くことなく力尽き、部隊も壊滅している。 -元々は静かで凛々しい物腰の持ち主だったとされているが、[[バルディゴス]]の死後から次第に精神に変調を来たし始めるようになったという。性格は激情的かつ攻撃的となり、過激で妄執染みた言動が多くなった。最高司令官となった[[バロム]]からは「扱い辛い娘だ」と評されるも、衰退しつつあった[[ルディック]]国では数少ない戦力であり、また亡き[[バルディゴス]]への盲目的な信奉から裏切ることはあるまいと判断され、軍の指揮を任され続けた。 -[[バルディゴス]]の私兵的存在であったため、一部の同僚から「雌犬」と蔑視されることもあった。後世の物語の中には、[[バルディゴス]]とは愛人の関係だったと設定している作品もみられる。 &bold(){関連項目} ---- -[[蜉蝣戦記]] &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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