概要

リジ山の戦いとは、ルーイガルド10285年5月にル・マンティスクリートが、国境地帯にあるリジ山で争った戦いである。


戦闘に至るまでの背景

すでに国境線を巡る争いは泥沼化しており、各方面で一進一退の戦いが続いていたが、ル・マンティスはあえて交通の要衝ではないリジ山を越えて進軍することで一気に南下を果たそうとした。
ル・マンティスが兵力をリジ山に集中させつつあることに気付いたクリートも戦力を集結。これに焦ったル・マンティスは計画を前倒しにして実行した。


両軍の戦力

攻撃側 守備側

ル・マンティス国軍
軍勢
クリート国軍
総兵力 兵力 総兵力
総指揮
軍師
主要参戦者












戦闘経緯

予想外に早く防衛戦を構築したクリート軍に焦ったル・マンティス軍の一部隊が先制攻撃をかける。
ル・マンティス本隊はこれを見捨てることもできたが、勢いを優先してそのまま戦闘に突入、戦闘自体は突出部隊を追いかける形で錐形陣を取ったル・マンティス軍がクリート軍を後退させていった。

リジ山が単調な地形だったために、戦闘は純粋な力比べの様相を呈し、クリート軍はじりじりと後退する一方で反撃の目処が立たず、撤退を決意する。
攻撃側であったル・マンティス側も相当な消耗をしており、クリート軍は混戦の中で大きな混乱なく撤退するという奇抜な芸当をやってみせた。


戦いの結末

クリートが自軍不利と見て後方に撤退するが、すばやく防衛線を引き直すことには成功した。ル・マンティスも兵力の再編に着手するため、追撃等は行わなかったが、それでも勝利したル・マンティスは国境を南下させることに成功する。


最終更新:2024年07月19日 21:18