概要

六柱将とは、ラドリザン5850年頃に存在したクルーディア、リアムス、サムルトン、ルスタル、マルキア、ニルスの六人の事である。

新たな領土を求めて東から流民してきた人間と、西から海を渡った魔族が激突。
この戦争は、剣士サムルトンと、彼ら六柱将を中心に戦った人間が勝利を収めた。

六柱将は手に入れた土地を六つに別け、自身の名を冠した国を建国、それぞれの統治の元に国を収めた。
この六国が、クルーディアは帝国、サムルトンは共和国といった様にそれぞれ統制が異なるのは、六人が最初に目指した国づくりの差異から生じたことである。
ただし、統治体制がどんな形であろうとも、「六柱将」の子孫が国の責任者を受け継ぐ世襲制がとられていた。
これは、帝国や王国でないリアムス自治国家においても同じであり、形式上は選挙で統治者を選考していたが、暗黙の了解で「そもそも六柱将の子孫しか立候補しない」という形で世襲されていた。

それから数十年がたち、六柱将の六国のうち、クルーディア帝国、共和国サムルトンリアムス自治国家の外交関係が悪化。
折しも、東から流れ、共和国サムルトンの保護を受けていた「第七の国」信仰国家パレスが唱える「国家統一論」にあおられて、クルーディア帝国と、信仰国家パレス、共和国サムルトン連合軍は戦火を交え、これにリアムス自治国家も巻き込まれ、三つ巴の戦いが幕を開けることとなる。


関連項目


最終更新:2024年08月04日 03:59