概要

ルーナとは、魔力の種類の一つであるが、人間魔族エルフといったいわゆる「人類」に所属する中で、生物学上の女性のみが先天的にもっている力である。
抽出するとすぐに消滅するため保存や蓄積もできず、魔力の様に何かに使用されるわけではない為、一般には存在すらほとんど知られていないが、例外としてごくまれに歴史の表舞台に登場する。


ガーマスにおけるルーナ

ルーナを「餌」にすることで力を高める武器が存在する。
また、魔王ベリスは、自身が立てこもる場所にいくつもの「門」を作り、ルーナを鍵とすることで封印した。
ルーナは先述の通り体内から抽出するとすぐに消滅してしまうため、ベリスの元に行くには必然的に「高いルーナを持つ女性が、魔王が用意した門番を突破して直接門の前まで行く」ということが必須条件となる。
この時代のガーマスは、まだ女性の冒険家や傭兵が珍しかった為、門を堅固にするためにベリスはルーナの存在に目をつけたと思われる。


レイトンにおけるルーナ

科学文明が発達した時代、クレイドエネルギーとルーナを掛け合わせることで、爆発的な高エネルギーがうまれるという新技術が開発された。

この技術によって、戦艦クラスの戦闘力を持つ個人で装備できるスレイヴギアと呼ばれる兵装が生み出された。
スレイヴギアは、生身の人間に装備させることで飛躍的な力を発揮する装備だが、その発動にはルーナが必要であり、必然的に女性専用の装備となった。

ルーナは魔力の様に後天的に成長させることができないため、スレイヴギアを生み出したパラスティア国では、強制的に国民のルーナを査定、先天的にルーナが高ければ民間人であろうと強制的に徴兵された。


関連項目


最終更新:2024年06月29日 13:59