概要

神聖騎士団とは、ビバスク大陸にかつて存在したといわれる「聖地」を奪還する事を目的とする狂信者(宗派の名前までは記録が残っていない)の集まりである。

ナルミア国に多くの信徒がいた為、ナルミア国の独立部隊と称されることが多いが、信徒はビバスク大陸中の各地に存在し、聖地奪還のためなら自分達の国を裏切ることもいとわず、スレイヴギアですら蜂起したことがある。

信徒たちの戦い方は勇敢であったため、ナルミア国は聖地奪還への協力を条件に、彼らを言葉巧みに操り、最前線に送る使い捨て部隊として利用した。
実際信者の多くが、ナルミア国は国をあげて聖地奪還を後押ししているのだと勘違いするほど妄信的であったという。

神聖騎士団が言う「聖地」がどこなのかは正確な記録が残っていないが、9553年レックスの戦いでは、ゼルト大橋を突破したナルミア国軍の中に神聖騎士団の一団が存在し、レックスの街でも一部の信徒が蜂起(前述のスレイヴギア反乱もこの時のことである)、その時の記録に「聖地を奪還するためにも、この街を突破する」と語っていたため、工業都市ランベルトの北部に位置すると思われる。

スレイヴギアウィルス事件による混乱の時代が到来したことにより、記憶からも記録からもその存在はほとんど消滅する。


関連項目





最終更新:2024年07月10日 02:42