基本情報



略歴

モルト国王、フィーネの叔父にあたる。
本来なら王位を継承するのは兄ベルシクであったが、権力を欲したルタは兄を毒殺して王位を継いだ。
しかし、モルト国はアトレティア国の同盟国だったため、アーズ国の侵略を受け、モルトの戦いで大敗。
以後は、アーズ国の傀儡政権としてフィーネが王位を継承し、ルタは辺境の領主に左遷された。

後にフィーネはルタに和解を持ちかける。
ベルシクの墓前に謝罪することを条件に両者は和解し、フィーネは自らの後継者にルタの息子を指名した。

3347年、アーズ国からの独立も果たし、国勢が安定したところで約束通り王位はルタの息子に譲られ、以後は彼の血筋が王位を継承していくこととなる。


人物

  • アーズ国の属国となってから、多くの資料がアーズ国に配慮した内容ばかりになった為、彼の人柄については両極端な説が残る。確かに兄を毒殺したものの、国王としては無難に国を統治しており、「アトレティア国の同盟国というだけで、アーズ国からいわれのない一方的な侵略を受けた」という説と、現在多くの資料に残っている通り「民を苦しめた暴君として、民衆はアーズ国軍とフィーネを解放軍として歓迎した」という説である。
  • 後に自らの息子を後継者とすることを条件にフィーネと和解、ベルシクの墓前に詫びをいれた、この和解は、ルタが国が安定するのを待って再び蜂起するのではという可能性を潰すと同時に後継者を確保する為のフィーネの考えであったという。


関連項目



最終更新:2024年08月23日 00:02