概要
戦闘に至るまでの背景
大寒波により、深刻な食糧問題を起こしていた
ラコルニア帝国。
レアルーシは、この大寒波は治世でどうにかなるものではなく、元々寒冷地で寒波の影響をそれほど受けずに作物がとれていた
クレアクライシスを侵略することで、この問題を解決させようとした。
だが、
クレアクライシスは、元々
クレアムーンの流れを組んでいた為、将兵から民衆に至るまで、帝国という存在そのものに潜在的な警戒心を持ち続けていた。
そのため、今回の寒波においても、帝国が攻め込んでくる事はクレアクライシスにとって予想の範疇であり、逆に「防衛」を旗印に、帝国が持つ豊富な資源地帯
カッチェを侵略するべく、あえて帝国軍が出兵するのを待っていた。
両軍の戦力
戦闘経緯
夕食の準備中だったところを襲われ、帝国軍は混乱、
ノイエがかろうじて
クレアクライシス軍を食い止めるが、元々食糧問題で兵士の士気は「栄光ある帝国軍」とはとても呼べない状態だったが、この奇襲により完全に心を折られた。
逆に、
クレアクライシス軍は、主力部隊をこの隙に一気に南下させ、
バライを経由して
カッチェの地に進軍、駐屯部隊を駆逐して
カッチェを制圧することに成功した。
戦いの結末
侵略からの防衛と謳いながら、明らかに最初から計画されていた資源地帯の確保と、その後
カッチェにおける
クレアクライシス軍兵士による略奪行為は、この時代、
神威巫女が完全なお飾りとしてしか存在しなかった事の裏づけとされている。
最終更新:2024年07月23日 23:15