あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第4回トーナメント 第1回戦 第4試合
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aioricharabattle
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第4回トーナメント 第1回戦 第4試合
《神災 黒鳥 (剣崎冬馬) VS 『剛拳神』ランバ》
「第4回あにまんオリキャラ最強トーナメント」一回戦第四試合、その戦場はおなじみの「あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング」。
異様な静けさと熱気が入り混じる中、タキシード姿の男が編笠を深く被りながらリングに足を踏み入れる。剣崎冬馬だ。
対峙するのは、己の拳を神格にまで昇華させた【剛拳神】ランバ。かつて敗北を喫した戦いを胸に、その拳はなおも飽くなき強さを求めている。
「さぁ!楽しもうぜ!」
「……僕も手加減はしませんよ。ご承知くださいね。」
緊張感が高まる中、ついに戦いが開始する。
「——試合開始ッ!!」
わずかな呼吸の後、音を置き去りにして二人が激突する。
剣崎の刀が冴え、ランバの拳が唸る。空気が裂け、観客席にまで衝撃が走る。
「剛打・神殺!」
ランバの拳が炸裂し、大地が陥没する。しかし剣崎はその動きの兆しを読み切り、わずかに軌道をずらし回避。
「後の先、もらいました。」
剣崎は回避と同時に横っ腹へ一撃浴びせるが、刀はランバの腹筋に食い込むだけ。
「おっと……これはすごいですね。」
今まで何体もの怪物の命を断ってきた謎の刀であるが、それですらも断てない究極の筋肉がそこにあった。
それを前にして、剣崎は刀を使うことの無意味さを一瞬で理解する。
それを前にして、剣崎は刀を使うことの無意味さを一瞬で理解する。
「…まさか一回戦からこれを使うことになるとは思いませんでしたよ。」
剣崎の動きが変わる。刀を鞘に納め、異形の気配を放つ。
【変異・黒鳥】――≪第一形態≫
剣崎の姿が烏頭の獣人へと変化し、その手には金色に輝く爪が付いている。
「おっ!なんか凄そうだな!楽しみだぜ!」
「この姿になってそういう反応されるのは初めてだぜ。」
変化したことで性格が少し荒くなっており、先ほどまでの紳士さは無くなっている。
「さっさと決めるぜ!」
剣崎は身体能力を活かしてランバの懐まで一瞬で詰め寄り、すれ違いざまに横っ腹を爪で切り裂く。
スパッ!
今度こそ剣崎の攻撃がランバに通用した。出血はしていないものの、ランバの腹筋にくっきりとした傷跡が残っている。
「この俺に傷を付けるとはな!面白れぇ!」
ランバは自分にも届きうる攻撃に歓喜し、命のやり取りを行っているという事実が高揚感を呼び寄せる。
「剛斬・神脚!」
人類最高峰の脚力から放たれる横薙ぎの蹴りがリングの上を突き抜けるが、剣崎はスウェーで回避する。
「ひゃひゃひゃ!遅ぇ!遅ぇ!」
次々と放たれるランバの攻撃を回避しながら、剣崎はどんどんと距離を詰めていく。
「俺様の力ってもんを見せてやるよ!」
あっという間に剣崎はランバに接近し、至近距離から火球を放つ。
ボンッ!
火球はランバの顔面に直撃し、黒煙を上げる。
「効かねぇなぁ!!もっと熱いの寄越せよ!!!」
しかし、圧倒的な耐久力を持つランバには大してダメージは与えられなかった。
「やべぇなお前!人間のレベル越えてんだろ!!」
ランバの恐るべき硬さを前に、剣崎はさらなる変身を余儀なくされる。
「そんなに硬けりゃしょうがねぇな!じゃあこっちもギア上げてくぜ!」
【変異・黒鳥】――≪第二形態≫
剣崎の背中から黒い翼が生え、さらなる異形へと姿を変える。
剣崎の背中から黒い翼が生え、さらなる異形へと姿を変える。
「いいねぇ!いいねぇ!最高に燃えるぜ!」
今までにないタイプの強敵を前に、ランバは喜びを隠せない。
「笑ってられんのも今の内だぜ!」
剣崎は黒い翼を広げ、空からの奇襲をかける。「烏」の一声で羽を無数の眷属に変え、ランバを包囲する。
「全軍突撃!」
剣崎の命令を受け、眷属たちが猛スピードでランバへと突っ込んでいく。
対するランバは、四方八方から突っ込んでくる鳥たちをノーガードで受け止める構えを取る。
対するランバは、四方八方から突っ込んでくる鳥たちをノーガードで受け止める構えを取る。
「面白そうだな!受けてやんよ!」
ドドドドドドッッ!!
眷属は次々とランバに突っ込んでいき、その攻撃は終わる気配がない。
ドドドドドドッッ!!ドンッ!!!
しかし、突如として眷属たちが吹っ飛ばされた。
『剛躯・神凌!フルパワーだぜ!!』
なんとランバは、筋肉のエネルギーを極限まで増幅させることによって無理やり爆発させたのだ。彼の凄まじい筋肉が放った爆発は瞬く間に眷属たちを吹き飛ばしていき、それと同時に突撃によって受けた傷が癒えていく。
「マジかよ!?」
上空から見守っていた剣崎もこの馬鹿げた力には驚きを隠せない。
「オラオラどうした!」
ランバは地面を全力で踏みしめて跳び上がり、剣崎のところまでひとっとび。
「見てるだけじゃつまんねぇだろ?」
そのまま剣崎の頭を掴むと、重力に任せて叩き落とそうと試みる。
「くらえ!ランバドライバー!!」
ドガンッ!!
ランバのパワーと落下によるGによって剣崎は抵抗することができず、そのまま地面に叩きつけられてしまった。
剣崎の口からは血が噴き出し、その衝撃は内臓まで響いているようだ。
剣崎の口からは血が噴き出し、その衝撃は内臓まで響いているようだ。
「どうした!これで終わりか?」
だが、剣崎は全身を巨大化させた翼で覆うことによりある程度ダメージを軽減させており、起死回生の一撃を放とうとしていた。
「あぁそうだな!これで、終わりだぁぁぁぁ!!!」
【変異・黒鳥】――≪第三形態≫
羽の後ろに火で出来た後輪が生まれ、超高速で回転する。
羽の後ろに火で出来た後輪が生まれ、超高速で回転する。
ギュインギュインギュイン!!シュンッ!!!
回転で生まれたエネルギーを使って超高速で自分の体を射出し、ランバに向かって突っ込む。
回転で生まれたエネルギーを使って超高速で自分の体を射出し、ランバに向かって突っ込む。
「しゃあっ!こいや!!!」
剣崎の放つ未知の攻撃に、ランバは好奇心を抑えられない。避けるどころか進んで受けようとしている。
ギギギギッ!!ズドンッ!!!
ランバはその丈夫な腹筋で剣崎の攻撃を受け止めようとしたが、回転が彼の腹筋の硬度を上回ったためそのまま貫かれた。
腹に風穴を空けられてしまったランバは力なく倒れ、勝者が決まる。
ランバはその丈夫な腹筋で剣崎の攻撃を受け止めようとしたが、回転が彼の腹筋の硬度を上回ったためそのまま貫かれた。
腹に風穴を空けられてしまったランバは力なく倒れ、勝者が決まる。
「勝者――剣崎 冬馬!!!」