―――≪ セッションの足跡 ≫―――


  • 【第一章:木こり】24/05/19
同行PC:リン(たきのん)
同行NPC:トムソーヤ
記念すべきナインの第一回目セッション。夢験石にて久々のルーパートに飛ぶ。ヴィエというオーバーロードに案内されてシノさん治めるフォールンエンパイアへ。
ヴィエに礼を言って別れ、シノさんから色々と情報をもらう。ついでに依頼を受けようとNPCを一人連れて行くことに。すると、高校時代お世話になった先生が神の道に進んだみたいな見た目の神官が出てきた。トルティーヤという名で、発明神の・・・・・・パンハモニコンという神を信仰しているとのこと。早速その特殊神聖魔法の一つを使ってもらい、選んだ能力値を+6する装飾品を一時的に作ってもらう。有能。
準備を整えいざ依頼へ。依頼内容としては森の木こりが最近現れた蛮族をどうにかして欲しいというもの。孫から話を聞いて現地の森へと向かう。森では依頼主である木こりが仕事をしているはずだけど、行方不明になっちゃってた。
足跡を追って森の奥地へと進んで行く。すると依頼主が麻痺毒で倒れてた。近くにハーピーのような見た目をしたディーラーがいて、どうやらこの子が守ってくれていたらしい。ありがとね。
トムソーヤに依頼人を担いでもらって蛮族の痕跡を追う。途中儀式の経過を見つけたりしたけど、まずは蛮族から始末しようということでひたすら痕跡を追っていく。
謎の儀式を企む蛮族の一味を発見し、これを破壊。トルティーヤが非常に良い働きをし、良い感じに倒してく。
残ったディープグレムリンに尋問し、彼らを操っていた上司の情報を吐かせる。ついでに儀式の事も。
話を聞くにどうにも今戦うには分が悪そうだったので、情報と木に刻まれた儀式の紋章を切り取って帰還する事に。シノさんに持ち帰った物証や情報等を託し、依頼完了。買い物をしてセッション終了。
きつさランク:C アークブレイダーめっちゃ楽しい

  • 【第二章:奈落の魔動列車】24/05/20
同行PC:なし
同行NPC:なし
リコーズの世界に降り立tt・・・と思ったらまだ降り立ってなかった。
シャロウアビス内部にある魔動列車の中で目を覚まし、近くにある便せんを手に取れば、ここはこの列車内・・・というよりも、このシャロウアビス内のルールのようなものが書かれてた。
至る所に置かれている奈落の石炭を集めて魔動列車を進め、各地にある駅の止まっていき、止まった駅の回数に応じて何かしらの報酬があるとのこと。ふーん、結構面白そうじゃん。
早速列車の内部を探索してく。機関室前のメインルームで浮気しちゃダメよ宝箱が二つあり、どっちか片方しか取れないタイプかと推察し、奈落の石炭10個を手に入れる。次に機関室がどういうものなのかを確認した後客室の後ろも調べてく。
キッチンルームやお風呂まであり、その更に後ろにはこの時点で行くことのできない扉があった。そしてその前には謎のメイド。メイドに話を聞くとある者に仕えてるらしく、聞きたいことがあれば聞くとのこと。必要な情報を聞いた後に早速機関室から出発。
最初の駅では葦のような草がわらわら生えてる草原のような場所で、石炭や草を回収したり魔動機と戦ったりした。当たらない上に避けられない。一抹の不安を抱えつつも次の駅へと向かう。
次の駅にはボートがあり、水上を移動するタイプの場所だった。一抹の不安が膨らんでいく。
途中まで進むとT字路になっており、まず右から埋めてく。右には再び浮気しちゃダメよ宝箱があり、気晶石と気力草があったので気力草をもらう。T字路の左は魔動機がいたので、敢え無く始末。
次の駅には古めかしい神社のような場所があり、右と左に分かれてた。まず右から行くと、透明の栞というやたらレアそうなアイテムを手に入れる。これは左にも良い物あるぞぉと左に向かうと、ヤバいレベルの魔動機がならぬと道を塞いでた。これも普通にやれば片方しか取れないタイプかなー。
そして次の駅に向かうと、行ける場所がいっぱいあるタイプの駅だった。奥の2エリアに向かう為にはまず近くの仕掛けを解く必要があり、解いた後は列車自体を移動させて遺跡(っぽい場所)へと侵入していく。先に進むのを妨害する輩が2回程現れるも、当たらない上に避けられない。特に命中がヤバい。1戦闘で20回弱ぐらい外れた。タックル取って転倒ハメしてなかったらまず間違いなく負けてたね。
まさかの救命草とヒルポが尽きる(この時点の回復手段)という異常事態になったので、メイドに助けを求める。すると列車に備え付けられてる救命草等があるとのことなので九死に一生、HPを半分くらいにまでは回復できた。途中神秘の泉的な場所と最奥にユニオンボックス*1があったので実入りは良かったけど、こんな戦いはもうできたものじゃない。最後の駅に着陸してからシャロウアビスからの脱出を図る。
メイドにお礼を言って列車内にできた扉をくぐると、顔面ビーダマがテーブルに座って待ち構えており、ここはリコーズ・ラクシアに向かう狭間の場所だと語り出した。ワールドホールの事も知ってるしやたらと事情通な感じもしたけども、楽しんで来てやと言われて送り出されたので、軽々に別れを告げてリコーズへと降り立ちセッション終了。また気になるタイプの顔面ビーダマだったね。
きつさランク:A やっぱり強種族じゃない序盤ソロは死と隣り合わせ

  • 【第三章:アルメナス廃工場】24/05/21
同行PC:なし
同行NPC:なし
前回に引き続きソロ。
ガレルファージじゃなく・・・カリフィケイス?カルフィケイスだっけ。大陸の街に降り立ち、冒険者の宿を探す。珍しくもこの街に冒険者の宿はなく、ギルドだけが存在しているとのこと。ギルドだとヴァグランツは微妙だからどうしたものかな。
ともかくも宿は必要なのでギルドに赴くと、SW2.0の公式立ち絵ルーンフォークに近いヤバそうな雰囲気を持つ者が出迎えてくれ、スイートルームには泊まれないけど普通のには泊めれるぞと言われたのでとりあえずここで一夜を明かす。
次の日に街の散策に出かけ、ジャンクランドがあったのでエネルギーブレード*2を探しに向かう。ミモザ・・・ミシゲー・・・違う、ミルゲーか。ミルゲーという名の店主が出迎えてくれ、エネルギーブレードは扱う者も少ない上にレアなので、ギルドとかから余ったものを発注して並べてもらうという形になり、最短でも3日かかるとのこと。まぁ、それくらいなら待とうかなと思っていると、それまで依頼でも受けないかと提案してきた。冒険者ギルドでは潤沢な依頼を受ける事も難しかろうし渡りに船ということで依頼を受ける。
依頼内容はこの街の近くにある廃工場(魔動機同士の争いで半壊したらしい)にて部品を取ってきて欲しいとのこと。シンプルでいい感じ。
まずは準備ということでスーパーマーケットに寄ってバラのチョーカーを買ったり、リルドラケンのレストランで試食会に遭遇(ラッキー)したりしてから魔動バイクを借りて件の廃工場へと向かう。
まず最初のエリアを探索してカードキーを入手し、そのまま北へ。更に西と北に分かれる道があったのでまず左へ。ドルンが起動状態で扉の前に鎮座していたので身構えるも動く気配はなかった。ならいっかと横を素通りして(通る最中に襲ってこないかと警戒しながら)扉をくぐる。中には部品とランボがあった。おいしい。
翻って北の通路に向かうと、先程のドルンにコマンドコードを言うと通れるようになるという変わったタイプの鍵がかけられていた。危ない、魔動部品を集めるのならドルンも倒しておいた方がいいかと一瞬思ってたけど、ナインはやらないかと殴らなかったのが吉に出た。やっぱRP優先が鉄板。そして中には部品複数。おいしい。
行ける場所がなくなったので最初のエリアまで戻ってから東へ。すると中には暴走を始めた・・・確かヒプレイザンがいた。こちら側に襲ってくる気配はなかったので先に探索をすると、魔動機を大幅に弱体化させる信号弾を発見。しかしこのヒプレイザンはまともに戦っても余裕で勝てそうなので、これを使うような奴がいるということか・・・と嫌な予感が過ぎる🏁
ヒプレイザンを眠らせて最奥へ。中にはkeepoutテープとケーブルに繋がってる魔動機に繋がれた場所があった。絶対ヤバい奴じゃん。
さっきの弱体化信号弾とケーブルを切り飛ばせば雑魚よりちょっと強いくらいのボスになるけど、まともに戦えば敗北は必至。しかし、一切の弱体化をさせなければ勲章を貰えるという🎣
ちょっと考えるも流石に無理があると判断し(3部位で命中2負け回避3負け)、大人しく信号撃ってケーブル切って難なく・・・いや、ちょっと難あって始末する。あとは秘匿されたアイテムを回収して帰還。どうもこの廃工場の裏には廃液によって汚れた川や池があり、それを浄化しようと考えていたエルフがいたらしく、蛮族によってもたらされた真水に変える薬を使って実験するも、最終的には目的が実らなかったようだ。きな臭い。
諸々をミルゲーに報告して持ち帰った部品を渡しセッション終了。今のところまだなんとかなってる。
きつさランク:C 基礎ステの補強が課題だねぇ

  • 【第四章:凶星よりの使者】24/08/10
同行PC:ルキ(たきのん)、イル(リンナ)、ロッタ(蒼)
同行NPC:なし
今回は夢験石で飛ぶ。飛んだ先は・・・何か見た事ある?MAPを見れば一目瞭然、零ちゃんの【第七章:レッツクッキング】でやってきた中央に小屋周り色とりどりエリア。ここは素材を集めて戻ってなんやかんやしてご飯食べる場所ね。
気になるのはやはり小屋に書かれている最終地点という文言。本来ならば夢験石で飛ばずに外側(外にいけばいくほど難易度が上がる)からやってくる場所なのだろう。前回も低レベルで今回も低レベルということは、夢験石で来る場合は低レベ限定なのかもしれない。5以上くらいで来れると乱獲できるしね。
また、天気は凶星の使者が命中すると戦闘になるとかなんとか。絶対ろくでもないことになるし、ターゲットがルキイルなので必中みたいなもの。絶対喰らう。
まぁともかく、適当に丘陵地帯でも行こうかとずんずか進んで行く。途中であり得ないサソリ🦂🦂🦂🦂🦂🦂に絡まれるも辛くもこれを撃退。範囲攻撃のデバステイターとロッタの種族特徴が光る。
しかし戦利品は凄いまずさ🤮肝をギリギリで採取できたぐらいで後は毒針バリバリ(30G)。
探索でちょっとは素材も拾えてるし、このまま次のMAPにいけばウマウマっしょと思って進んでいくと・・・天気がルキに直撃した。ほらね?
なんか凶星の使者なんだって。使者。強そう。どことなーくヤトラ味を感じるも、やはり魔物知識判定の類はできないらしい。うげー
んでいざ戦うとめっちゃ強い。ヤバい。厄除けは使えるけど全員合わせて数がめっちゃいるって。そしてなんか石2つしか持ってない人がいたせいで本来3Rのところを4Rかかることになった。先生ー!!厄除け2つしか持ってない子いるー!!先生ー!!!
で、4R乗り切るハメになったけど何せ全く分からない能力がヤバすぎてヤバい。というのも、比較的序盤に考察しきることが出来て助かったが、ターゲットとなった者を狙い続けるという特性が非常にまずい。何せ狙われている二人はオーヴァード。一生リザレクトがあり得る。
そして戦っていく中で最悪の噛み合い方をした。イルが殴り殺される→リザレクト→特殊手番発生→対象者が手番を追加すると敵も追加というループが2回繰り返され、めちゃくちゃされた。イルはリザレクト2回発動してた。かわいそう。
ともあれ4R耐えきってようやっと逃げれ・・・と思ったらロッタが取り残された。もう動けなくってェ・・・気絶しちゃってェ・・・
こーれは敗北刻印まっしぐらぁ!?と思っていたらHP1で立ち上がって相対するロッタ。すごいいきなり主人公。そしで6ゾロや高出目を搦めてヤトラモドキ(ヤトラ目ヤトラ科)は蒸発していった。今週のヒーロー。ロッタリューラ。
しかし、戦いの最中妙な事態が起きていた。自分のセッションで起きた最新の事象や、リンナくんやたきのん、果てはTKGのセッションまで混じっていた描写があったのだ。・・・なに?アレ。
そして聖なる勲章を人数分もらった。聖なる!!?まぁ自己申告制なんだろうね。聖なる感じでお願いします。
しかし、素材回収を再開する力は我々に残されていなかった。じゃまたこっからえっちらおっちら帰っていこっかと思ってたらアワレに思ったのか凶星が帰ってええよーワープを作ってくれた。マジ?
恐る恐る小屋に戻ると無事に戻ることができた。ヤトラモドキと戦闘中に戦利品判定を行う機会があり、その時に手に入れた肉がとんでもない程の効果を発揮する(全リソース+3)。やるじゃんロッタ。成功体験しがみついてこ。
あとはキノコが必要だったけど持っていないので素材ガチャチャレンジ。見事に全部外し終了。グエー( _ ゚ω。)_
あとは残り物を2人が食べてセッション終了。割とおいしいセッションだったけど、おいしさに裏打ちされたキツさ。
きつさランク:A ヤトラモドキつんよ

  • 【第五章:水族館】24/12/01~24/12/30
同行PC:ガロウ、虎之助、ノーツ
同行NPC:なし
今回も夢験石で飛ぶ。飛んだ先は水族館のような場所で、分析をかけると実際に水族館とのことだった。
同時に飛んできてた者達と自己紹介を終え、U字型の通路をまずは右から進んで行く。
しばらく進むと水路(嫌だなぁ😫)が見えてきて、虎之助が久々の竜人ブランド🐉を発動。この先には罠が待ち受けているが、得られるモノもあるんだって。
ナインは半信半疑になりつつも水路に侵入し、奥に進んで行k・・・としたら変な蛇🐍と素敵じゃないステッキ⚡がやってきた。
まぁ、いくらペナがかかっているとはいえ2体の魔動機程度ならどうとでもなる、はず。問題は空に浮かんでるステッキ⚡だけど・・・飛行できるとはいえ虎之助は相性悪いんよねぇ・・・弱点の問題で。兎にも角にもステッキは虎之助に任せるしかないのでいざ戦闘。
水中ペナが(相変わらず)キツめだけども全員でかかれば1体は軽く落ちる。後は遠距離攻撃出来る勢+虎之助で倒してしゅーりょー・・・と思っていたら急に蛇が警報を鳴らし始めた🚨🚨🚨
1d6の増援がやってきて、5体(内訳蛇4、ステッキ1)が参戦!してきた。(´゚ω゚`)Why?
結果、戦場は蛇6体ステッキ2体とかいう地獄絵図と貸す。実際この戦闘は苛烈を極め、特に左右移動を繰り返すステッキには苦しめられた。制限移動とか関係なしに一生ビリビリ⚡してくる。
何よりこの敵たちは何者かに操作されている可能性が高いのだという。操作系能力者かな?
かなりの時間をかけて何とか撃破しきり、戦利品をもぎもぎ。
この水路の道中の天井に隠し部屋があるということを虎之助は知っており、その情報を共有してもらって部屋へと入っていく。ここは四隅に宝箱があって、色々なおいしいものを頂けた。が、一匹頂けない箱が混じっており、ランダムボックスチェストトラップボックスがいたのだ。虎之助にとっての🐯🏇。
倒せるかどうかは割と怪しそうな感じだったけど、想像以上に皆が強かった。ボコボコにした。
後は全てのお宝を回収して隠し部屋を後にし、先程の水路を奥に進んで行く。奥は神秘の泉があって、堪能した後にスタート地点まで戻った。
今度はU字型の左に進んで行く。その先は
   扉
A  
   通
   路
B  
   通
   路
となっており、まずは手前側から確認していくことに。中は貯水槽となっていて、A~Dの4つの貯水槽、そして謎のプールがあった。探索や貯水槽の散策をしていくと、カリマ女子という人がこの遺跡を管理しているらしかった。
また、探索中に部屋全体が水に飲み込まれ、魚に襲われたということも明記しておく。許されることではない。
貯水槽を後にし、次に向かったのは奥の曲がり角。そこには魔動機がいて、穢れの有無で通す通さないを決めていた。まぁ穢れ持ちなんて・・・・・・ガロウくん⇒方円ちゃんでの戦いで+1 虎之助⇒竜人(妖)のため1 ノーツ⇒語るに及ばず
・・・もしかして穢れ無しナインだけ???
魔動機によると、管理者に許可を頂くことができれば、穢れ1なら通してもらえるとのこと。最悪ナインソロで行くとして、管理人がいるであろう場所まで向かうこととする。
先程の通路に戻り、突き当りにある扉を確認していく。念のためにノックしてから魔法文明語で挨拶をするも返事がない。ノーツが聞き耳に成功し、扉の奥で待ち伏せされていることが分かったので、扉を開けると同時に戦闘へと突入する。
扉の先ではリザードマン達(5人)が待ち構えており、話を聞くためにもなるべく殺さず生け捕りにしていく。やはりこのPTの攻撃力は凄まじく、あまり苦戦もせずに制圧することができた。
生かしてあるリーダーっぽいトカゲ🦎に話を聞くと、どうやらこのリザードマン達はこの辺りを根城にしているのではなく、たまたまかち合っただけの一行らしい。それはまたなんとも不運な・・・。なので、介錯してこの部屋全体を調べていく。
部屋の先には更に扉があったり、ナインが6ゾロを出して稀水を作成可能な装置を見つけたりした。ここで6ゾロとは・・・オイシー(´゚ω゚`)
そしてメインの扉。なんと、扉の鍵穴にはガムがくっつけられており(治安の悪い中学校みたいなことしてる)、更に扉の奥には何者かがいる気配がした。問いかけても返事がないので、羊皮紙でガムを取り、鍵を差し込んで中に入る。
すると・・・中には癖強少女がいた。陰キャラの極みみたいな少女が。ニャ、きらいじゃない。
なんとか落ち着かせて話を聞くと、彼女はアル・メナスルインと呼ばれる場所に飛べるアイテムを使用し、ここに飛んできて引き篭もれる約束の地に辿り着いたとのこと。( ^ω^)・・・
しかも、ゲーム感覚(実際画面としてはゲームのようになっているらしい)で、先程の蛇🐍とライトニングスタッフ⚡を操って戦っていた張本人だったとのこと(不可抗力ではあるけど)。( ^ω^)・・・
まぁ不可抗力なら仕方ないよねと言う一行だったが、彼女にとってはとんでもない事だったらしく、気絶するわ自害しようとするわで大変だった。大変な子だ。
彼女の名前はネルチェというらしく、元学生で引き篭もれる場所を探しているらしい。結構な時間をかけ、何も気にしていないということを沁み込ませる説得をし、魔動機の操作が得意ならばカリマ女史を呼び出すことはできないだろうかという話になる。無事、それは可能であり、女史を呼び出すことができた。また、待っている間、先程行かなかったデュランディルプールのハッチを開放してもらい、中にあるアイテムを回収していく。またまた電池を入手するも結局使い道は分からない。これ何に使うんだろう・・・?
一段落してネルチェの元まで戻り、カリマ女史の到着を待つ。しばらくするとボクっ娘がやってきた。これがカリマ女史か・・・想像とかなり違う。
色々と話をして、先程の魔動機をなんとかしてくれることになった。カデム・・・カデムだっけ?という名前を口にすれば先に通してくれるのだそう。魔動機の操作ができたネルチェの事を鑑みれば役に立つはずだ、と我々と共に同行することを勧めてもらい、件の地へと赴く。
魔動機にカデムと呼びかけ通してもらって、奥の部屋に入ったら・・・今まで集めてきた魔動電池を使用して宝箱を開けていくタイプの部屋だった。{🔋電池🔋}<そうか・・・余はこの時の為に・・・生まれてきたのだ。
ちょっと色々事件がありつつも色々なアイテムを入手する。ここに至るまでに得たアイテムもまぁおいしかったが、この電池で手に入ったアイテムもおいしかった。
カリマ女史の言う通りネルチェの協力がひっじょーに助かり、残り一つを残して総ナメすることができた。再び会う時があればよろしくねと別れの言葉をかけ、セッション終了。大変な場所だったけど相応においしい場所だった。
きつさランク:B+ まぁ味方が超強かったよね

  • 【第六章:酷い一日】25/07/19
同行PC:ルキ
同行NPC:なし
場所(夢験石):【場所:ザレクの小島:レーテスの小遺跡】
今回も夢験石で飛ぶ。久々のナイン起用。まぁ大体2~3か月ぶりくr・・・半年以上前!!?👀年取るわけだ・・・( ゚д゚ )
同じように飛んできてたルキと久々にアイ=サツをし、周りを調べてみる。北にシャロウアビス、西に洞窟、東に*おおっとテレポーター*があり、まずは洞窟から確認してみる。途中グレイリンクス🐈🐈に遭遇するもこれを撃退。甘いぜネコちゃん。
戦利品を剥ぎ取って洞窟の中へ。中にはドラクエ風味の階段が鎮座していたので、下って進んで行くと・・・お腹空いてそうな爬虫類がいた🦎🦎🦎のでこれまた返り討ちにして更に奥へと進む。しかし、その部屋の仕組みは真ん中に置いてあるパイプオルガンで演奏する必要があったので、敢え無く撤退。
次に初期地点に戻ってから転移魔法陣で飛んでいくと、十字路と北西・北東・南東・南西に池がある場所に出る。
まずは北に向かってみると、Y字路が見えてきたので左へと進む。すると、木の上にツリーハウスがあったので登攀してから訪ねてみるとNewsという名前の木人妖精🌳が出てきた。
割と話が通じる方だったので色々聞いてみると、まずエルフの人探しをしているということと、Y字路の右には美人アルボr・・・美人!?👀が住んでいるということと、転移初期地点の東には妖精タウンがあるということを教えてくれた。ある1名が吐きそうな町。
エルフの人探しについては依頼になるとのことだが、今のナイン達のレベルでは無理ゲーっぽく、次に強いのきたらそれに任せまっせと言われたので、お礼を言ってこの場を後にする。
転移した初期地点に戻って教えてもらった妖精タウン🧚に行ってみるも・・・何せ妖精語も分からない上にナインは妖精が見えない。相性サイアック😁
なのでこれまた踵を返して初期地点から南へと向かう。酷い罠の数々(達成値が段階的に上がっていく)に辟易しながら漸くゴールに辿り着くと、崖下に-🔥Bonfire lit🔥-してるおじーさんがいたので話を聞いてみると、やはりこのおじーさんが罠の数々を張っていたらしい。何してくれてんねん!!😡
ただ、罠を突破する人を待っていたとのことで(あの罠を突破できる人材を求めていた)、依頼を申しかけてきた。じーさん・・・先に何か言う事あるな?・・・😡
罠の翁が吐き出す世迷言によると、どうやら国の依頼でこの辺りのマナを調査しているのだそう。この調査ポイントは6つあるらしく、一つ設置につき500Gの報酬を用意するとのこと。
😡・・・・・・。
🤔・・・・・・。
😁そういうことなら話は別やがな。
設置ポイントはそれぞれ北東・東・南東・北西・西・南西の6つ。東側は難なく設置していけたものの、西側が曲者。まず北西には妖精がいて、キレの良いダンスを見せない限りここはどかないよジェスチャーをする。や妖ク!!🖕🖕という声が幻聴で聞こえる。
ナインはそもそも妖精が見えないので、ルキが頑張ってダンスる。しかし、お眼鏡には叶わなかったようなので、一旦ここは後にして西、南西に向かう。そちらは少しのイザコザがありつつも普通に設置できたので、やはりダンス妖精🧚‍♀️💃🧚が問題。
舞い戻って、今度はルキの動きを見てナインもダンスる💃💃が・・・妖精のお眼鏡に叶うことはなく、哀れみを込めて粗品を渡してきた。(#´゚ω゚`)・・・・・・。
ミックハイルの下に戻り、成果を報告して2500Gの依頼金をもらう。まぁこのレベル帯(3)だと普通においしいし、これまでに拾ったアイテムの換金も合わせると良い感じの報酬額となった。
後はのんびりココアを飲み、談笑しながらセッション終了。RHの調整むじー
きつさランク:E FB6回😡FB6回😡😡😡

  • 【第七章:草原の渦中、来たるヤトラ戦!!😡】25/08/07~25/08/17
同行PC:レグルス、レイン、ローザ、ラムダ
同行NPC:なし
場所(夢験石):【場所:ガレルファージ大陸:ルトセニャ地方:イール大草原】
今回も夢験石で飛ぶ。同じく飛んできていた初面々達と挨拶を交わし、しばらく同行する事に。
今回はどういう趣きなのかと言うと・・・スクラッチを使用し、移動した先々でイベントがめくれていく感じ。これは・・・詠の【第三十七章:滅びの刻来たれり。報いを受けろサーベルタイガー!!】でやったやつだ!これ楽しいから好き。
移動してイベント⇒移動してイベントを繰り返してアイテムの入手や宝箱を開錠していく。今回は平和に終わりそう・・・と思っていたら、たきのんがヤトラを召喚した。邪悪な召喚士。
ナインで戦えるかな・・・とはいえ、同じレベル帯の前衛じゃかなりマシな方だし・・・などと思いつつ、いざ戦闘。とにかく頼れるレグルスくんとローザ。そして打点の高いλ。ただとにかく火力と行動回数がヤバい。レグルスくん、レイン、ナインと3人が前衛にいるおかげでタゲが分散しやすいのが唯一の救い。
ジリ貧になりつつも何とかダメージを与えて戦闘を進めていく。流石にそろそろキツイか・・・というタイミングでレインが光輝き出した。ソシテーキミガシラーズニ シアワセナーハイニナッターアトデー
サスカッチ😁
・・・と思っていたら、そうは問屋が卸さなかった。なんとヤトラが下の化け物(´・ω・`)に耳打ちし、化け物が雄叫びを上げながらワールド・ホール味を身に宿していったのだ!!( ^ω^)・・・・・・( ∵ )
シアワセナハイになりかけながらも怒涛の連続攻撃を受け、レインは死にかけ寸前まで追い詰められる。が、食い縛り効果で現世へと舞い戻ってヤトラに止めの一撃を与えた。ラトヤンヤン( _ ゚ω。)_
流石レイン・・・やるねェ。まぁ自分で自分の責任を果たしただけだけど。
その後もイベント移動を続けていき、毒沼に顔から突っ込む等というめっちゃダサい危険な状態に陥りつつも、アイテムを回収していく。

~ ここまで1回目 ~

前回に引き続き、イベント移動を繰り返していく。途中、アル・メナス文明の色が強い遺跡に立ち会うも・・・身長の関係で探索できなかった。いや、タイミング。いくらなんでも機会に恵まれなさすぎる。ムネン( _ ゚ω。)_
仕方ないので身長高い組(レグルスくん、ローザ、レイン)に探索を任せ、体育座りでみんなの帰りを待つ。
無事に帰ってきてアイテムを回収できたみたいなので、イベント進行を続ける。
次に待ち構えてた蛮族集団とエンカするも・・・蛮族達の相手が悪すぎた。AA複合、Sテーブル3人、Xテーブル1ぞ?
残念ながらなます切りになり、蛮族達は幾ばくかのガメルをプレゼントしてくれた。
そうして夢験石の持続時間もなくなったのでこれにてセッション終了。ヤトラがいなければeasyリコーズだったね。
きつさランク:B+ 味方陣営つんよい

―――≪ 日記 ≫―――


  • 【EX:思わぬ遭遇】
「・・・・・・・・・・・・。まさか・・・いや、ほんとにまさか・・・だね。」
「・・・こうして、こっちのラクシアで再び出会う事になるとは思わなかったよ・・・アーク。」
「無論私もです。マイマスター。」
「特殊な箱を通じて、あの戦いの後・・・休眠状態であった私を引っ張り出すとは。」
「この事例は我々の絆が次元断層よりも深く、超重力場よりも強力である証左でしょう。」
「あはは・・・相変わらず大仰な物言いだね。」
「しかし、マスターは何故以前のラクシアからこちらのラクシアに?」
「・・・・・・。」
「もちろん、計画を成就させる為ではある。」
「理想に賛同してくれた仲間達が私の為に頑張ってくれてるんだ。その私が立ち止まる事なんてあり得ない。」
「・・・・・・。」
「了承しました。では、私もマスターの計画完遂の一助を成せるよう尽くしましょう。」
「十全たる力は発揮できませんが、あの箱を通じて新たな力にも目覚めました。」
「今再び、共に参りましょう。」
「・・・そうだね。よろしく頼むよアーク。」
「はい。マスター。」

  • 【第一章:木こり】
「それでマスター。」
「ん。何?」
「マスターの補佐システム兼相棒として、どのような冒険を乗り越えてきたのか聞いておく義務があると考えます。」
「・・・・・・。それは別にいいけどさ。」
「何でそんなに声色が弾んでるの。」
「わくわくしているからですマスター。」
「・・・・・・。」
「わかったよ。まず、一番最初の冒険は・・・と、その前に夢験石について説明しておこう。この石は―――」
「―――という代物なんだ。」
「なるほど・・・奇妙奇態、不可思議極まりない代物ですね。」
「ああ。だが私の目的の完遂を考えると、近道できる代物でもある。危険ではあるけどね。」
「ふむ・・・事情は大体把握しました。マスターの結論も理解できます。」
「では、話を戻しましょう。どのような冒険をしてきたのですか。」
「そうだね。一番最初の冒険は・・・夢験石の効果でルーパートという都市に飛んでね。」
「人族とバルバロスの間にあまり軋轢がない珍しい都市だったよ。」
「ほう・・・それは興味深い。そしてその言い方ですと、このラクシアでも確執はあるのですね。」
「そういうことだね。・・・まぁ、相容れない関係性であることに変わりはないと思うよ。」
「そして、飛んだ先で魔動機の冒険者と出会ってね。冒険者の宿まで案内してもらったんだよ。」
「魔動機の冒険者・・・ですか?」
「ああ。この世界では、珍しくないようだね。オーバーロードという呼称で、旅やヴァグランツをしている魔動機もいるみたいだ。」
「なるほど、なるほど。興味深いですね。まるで魔動機にも人権が認められているようで、非常に好ましい事例です。」
「・・・・・・。そうだね。同感だ。」
「そうして、同じく夢験石の効果で飛んできていたリンという・・・恐らく人間の少女と、宿にいた・・・これまた恐らく人間のトムソーヤという男性と依頼を受ける事になったんだ。」
「おお・・・まるで冒険者のようですね。」
「ふふ・・・まぁね。依頼は無事に達成できたけど、一筋縄ではいかない感触だったね。まだまだアップグレードが必要だと感じたのを覚えているよ。」
「ふむ・・・しかし、依頼自体は達成できたのですね。」
「流石マスターです。」
「私だけの力じゃないさ。共に戦ってくれた者達がいるから成し遂げられたんだよ。」
「・・・・・・っていうか、それ何。どこから取り出したの。」
「マスターを褒め称える事で精神的な安定と自己肯定感を高める効能を与える為故、必須です。」
「・・・あのねぇ・・・。」

  • 【第二章:奈落の魔動列車】
「まぁでも・・・最も不可思議なのはいつの間にか所持していたこの夢験石だ。」
「?先程の話によると、自ら入手したのではないのですかマスター。」
「この石はね・・・いつの間にか懐に入っていたんだよ。」
「何より奇妙な点は、私はまだこのラクシアに着地していなかったということだ。」
「・・・ということは・・・星間地点、次元の狭間、虚数界等にいたということですか?」
「概ねそうなる。辿り着いた場所は恐らくシャロウアビスの内部でね・・・ここを乗り越えて、初めて私は着地したんだ。」
「つまり、夢を介して一足早くこのラクシアを体験したと・・・?確かに奇妙な事例ですね。」
「そういうこと。私の知らないところで何者かの干渉があったのかもしれないね。」
「だとすれば、観測できていないのは懸念材料の一つになりますね。」
「・・・そうだね。とはいえ、観測できていない以上、こちらから出来ることも特にない。頭の片隅で記録するに留めておくつもりだよ。」
「そう、ですね・・・。」
「・・・・・・。」
「ではマスター。そのシャロウアビスはどのような内部構造をしていたのですか。」
「ん-・・・これまたとても奇妙な場所だったよ。」
「魔動列車を使って色んな場所を探索して・・・その旅路の最後に、ある門を通ってラクシアへと辿り着いたんだ。」
「魔動列車・・・!羨ましいですマスター。その記録を保持してはいますが、私は乗ったことがありません。」
「ふふ・・・いいでしょ。あの規模の機械を動かしたのは久々だったけど、結構爽快だったよ。」
「私があともう少し早く合流していれば・・・。後悔を禁じ得ません。」
「まぁ、また乗れる機会もきっとあるよ。その時に一緒に乗ろう。」
「ええ。約束ですマスター。」
「ん。」
「・・・・・・。(しかし、あの門の前にいた者は一体・・・様々な知識を無償で提供してくれたし。・・・リコーズラクシアを楽しめ、か。・・・未だに真意が解せない御仁だったな。)」
「マスター?」
「・・・ああいや・・・何でもない。」

  • 【第三章:アルメナス廃工場】
「そうして、いよいよこのラクシアへと降りたったんだけど・・・。」
「何か問題でも発生したのですかマスター。」
「大きな問題っていうわけじゃないが、小さな問題というわけでもない。武器が最低限の物しかなくてね。」
「なるほど、それは無視できるものではありませんね。」
「ああ。幸い、私が降りたった町は前文明の色を強く残す町でね。物自体はなかったんだけど、3日もあれば取り寄せができるみたいだったんだ。」
「おお。それは幸運でしたね。」
「うん。それで、ただ3日待っていても良かったんだけど、どうせならってことで、取り寄せを受託してくれた店主の依頼を受ける事にしたんだ。」
「町の近くにある廃工場に部品を取りに行くっていう簡単なものでね。特に苦戦する事は想定してなかった。」
「過去形ということは・・・。」
「普通に苦戦した。一番最奥にいた魔動機が強力なものでね。何とか倒す事には成功して依頼は達成できたけれど、重い一撃を喰らっちゃったし、埃まみれになるし大変だったよ。」
「なんと。それはいけませんね。折角の容姿端麗、才色兼備が台無しです。」
「・・・・・・いや、別に特段容姿に優れてるわけじゃないんだからさ。」
「はぁ~・・・。」
「な、なに。」
「もう私、常にこうしていましょうか?」
「・・・いやだから・・・それはどこから取り出したのさ。」

  • 【第四章:凶星よりの使者】
「それで、次の冒険はどうだったのですか。」
「・・・・・・。」
「マスター?」
「・・・次の冒険か。・・・うん。色々あった冒険だったよ。」
「このラクシアに来て一回目の冒険と同じく、夢験石を使ったものだった。」
「私は奇妙な小屋で目を覚ましてね。共に夢験石で飛んできていた者達としばらく同行することになった。」
「・・・・・・。」
「どうやら、その小屋は周囲から食材を集めて特殊な料理を作る事ができるみたいでね。」
「料理!?!?」
「・・・・・・なに。」
「いえ、何も。」
「でね、早速同行者達と共に食材を集めに行ったんだ。」
「その途中とても奇妙な手合いに遭遇してね・・・。」
「奇妙な手合いですか。」
「ああ。強さも然ることながら、この世界の理とは違えているような存在・・・不自然さとも形容できる違和感・・・。私の気のせいかもしれないけどね。」
「マスターは自己評価が低すぎます。その考えに至ったのなら、膨大な程の時を超えてきたが故の直観、洞察が働いているのだと思いますよ。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「もう少し自己評価を改めて下さい。いいですね。」
「・・・分かった、今後の課題にするよ。」
「今からです。」
「・・・・・・。今後の」
「今から。」
「・・・・・・。」
「そこで、何とかその者を打倒し得たんだけどね・・・不思議なのは以前立ち寄ったラクシアと同じような景色を見た事なんだよ。」
「はっきりとしたものじゃないから、たまたま似たような地形だったのかもしれないけどね。」
「マスター?」
「色々あった冒険だったよ。」
「マスター?」

  • 【第五章:水族館】
「しかし、マスターが料理ですか・・・。」
「マスターが料理・・・。」
「失礼だな君は。確かに、料理が苦手だったのは認めるよ。」
「ふ・・・だが、あれからどれだけの時が経った?」
「私を誰だと思ってるんだ?」
「・・・・・・。」
「音声データを再生します。」
「『味覚には感動したけど・・・食事は栄養固形物で十分だな。』『でも、料理作れたりすると、ちょっとカッコいいよね。・・・えへへ。』『くっ・・・!どうして香辛料を振りかけただけなのに辛くなるんだ・・・!』『きゃー!?に、肉に火が・・・!・・・えーいっ!アクアバンカー!!』『・・・・・・。甘いのも辛いのも両方味わえた方がお得だとは思わないか。思わない?・・・そう。』」
「わー!やめてっ!」
「こんな方だったと存じ上げておりますが。」
「く・・・何でそんなデータを残してあるの・・・。消しておいて。」
「今後の課題としておきます。」
「・・・・・・。」
「それで、次はどのような冒険を超えてきたのですか?私に教えてくださいマスター。」
「全く・・・いつからこんな性格になってしまったんだか・・・。」
「私は"マスターの"補佐システム兼相棒でございます故。」
「・・・口が減らないなぁ・・・。」
「まぁいいよ。次も夢験石の効果で別の場所に飛んだんだ。」
「(・・・飛んだ、か。・・・表現としては正しいのだろうか。)」
「なるほど。連続的に効果が作動する可能性もあるのですね。」
「そのようだね。」
「また、夢験石には一度出会った者とは出会いやすくなるという噂があるんだ。」
「出会いやすくなる・・・ですか。新たな関係を構築するのが苦手なマスターには良い仕様ですね。」
「余計なお世話だよ。」
「・・・ただ、この時は全員出会ったことがない人だった。試行回数が少なすぎるのか、眉唾ものの噂なのか・・・。」
「まぁ、それはともかく。辿り着いた先は水族館のような遺跡でね。」
「興味深く、関心を惹かれる場所だったよ。」
「水族館ですか。良いですね。」
「ああ。楽しい人達とも出会えたしね。・・・私たちも、たまには休暇を作って休むのもいいよね。今度、今いる町でも観光しようか。」
「賛成ですマスター。ぜひとも有意義な一日を過ごしましょう。」

  • 【第六章:酷い一日】
「次がアークに出会うまでで最後の冒険なんだけど・・・。」
「はい。」
「・・・・・・。」
「マスター?」
「酷すぎてあんまり思い出したくないね・・・。」
「あー、いつものドジっ子属性を発揮した感じでs」
「誰がドジっ子属性か。」

  • 【第七章:草原の渦中、来たるヤトラ戦!!😡】
「ここからはアークも一緒だね。いつも通り、対話形式で日記代わりの記録としようか。」
「はいマスター。」
「アークの感想から聞いて行こうか。どうだった?久しぶりの旅は。」
「・・・そうですね。当然良い旅でしたが・・・なんというか・・・。」
「みんな良い子でしたね。」
「あはは、そうだね。同感だよ。」
「偶然なのか必然なのかは分からないけれど・・・夢験石で出会う者達は、善性のある者が多い気がするね。」
「そうですね。良い事かと。」
「・・・・・・。」
「・・・全く、眩い程の善性だよ。」
「・・・・・・。」
「そういえば、あの探索途中に襲い掛かってきた者は一体何だったのでしょうか。」
「・・・・・・。」
「私の障害となり得るならば排除したいところだけど・・・。」
「今のところ目的は不明瞭だね。どういう存在なのか検討も付かない。」
「そうですね。下の獣はともかく、上に乗っていた少女はひたすら楽しそうでした。」
「ん・・・少女がただ楽しむ為に起こしている行動なのだとしたら、ある意味分かりやすいんだけど・・・下の獣か・・・。」
「まぁ、留意はしておこう。あれ程の戦闘力・・・条件不明のまま、あんなものが突如消えたり現れたりするのなら、脅威以外何ものでもない。」
「・・・ええ。」
「さ、この辺りにしておこうか。次の冒険までやれることをやっておこう。」
「マスター。」
「ん。」
「自信を持ってください。マスター。貴方も善であり・・・そして、どんな生まれであろうとも、貴方の物語の主人公は貴方だけなのです。」
「・・・・・・。」
「急にどうしたの。」
「マスターが落ち込んでいるように見えたので。本音のみでメンタルケアをしておこうかと。」
「・・・・・・。」
「ふふ、そうか。・・・ああ、ありがとうアーク。」
「お礼には及びません。マスターの精神状態の安定も私の責務に含まれています。」
「・・・ふーん。責務だけなんだ。」
「あ、いや、その。そういうわけでは・・・。」
「・・・ぷ、あはは。冗談だよアーク。安心して。心から言ってくれているのは分かってるから。」
「・・・マスター。」
「ごめんごめん。・・・いつも感謝してるよ。」
「心から言ってくれていると受け止めておきます。」
「もちろんだよ。」



「(・・・・・・でも、ごめんねアーク。私は主人公には成れないよ。・・・どこまでいっても、世界の端役なんだ。)」

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最終更新:2025年08月19日 07:52

*1 開けるとその人にとって関連がある(技能や種族に関する)アイテムが必ず出るという代物。個人的には当たりと普通の半々って感じだけど、皆は良い物が出てるみたい。

*2 アークブレイダーが唯一使用できる武器。