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読子達がみてる - (2007/11/26 (月) 09:03:49) のソース
**読子達がみてる ◆UCRiZtpozI 「だからその紙を置け、紙を」 スパイク・スピーゲルは温泉に入りながら微妙に命の危機を感じていた。 目の前には紙を構えた読子・リードマンがおり、その紙がなぜかは不明であるが鋭利な刃物となることを知っていたからである。 混浴だからと言って一緒に入ったのが問題であったらしい。 とはいえ、リードマンの裸などに興味はない。 「水着着てるんだから、見られて困るようなモンはないだろ」 それにリードマンは混浴だということを事前に知っていたため何処かから調達した水着を着ていたのだ。 これでは裸を見られるも何もあったものではない。それを知っていたが故に自分は混浴の温泉に入っているのだ。 流石に、裸婦のいる浴場に突入して紙手裏剣や風呂桶が飛んでこないことを予測できないわけがない。 「……むぅ」 読子は膨れっ面で紙や本を入れている風呂桶を持って湯から上がり、 「俺も上がるか」 スパイクも重い腰を上げ後に続く。 H2Oという空間からスパイクの裸体が介抱され、周囲に晒される。 手ぬぐいという邪魔なものなど一切身に着けてはいない。 正真正銘の丸裸である。 その体は180を超える長身を誇り、普段の鍛錬で引き締まった筋肉は女性を魅了するに相応しい。 また、無駄な贅肉が付いていないため男が憧れるのも無理はないと言うべき姿である。 だがこの場に唯一存在する女性にはまったく魅了の効果を発揮せず、 逆に背中を向きスパイクの方を見もせずに顔を背けさせる効果しか持たなかった。 「スパイクさんには恥じらいが足りません」 「わりぃ、貧乏なんだ」 スパイクの方に振り向こうともしない読子の非難に、彼は至極あっさりとした冗談を返した。 ■ 「なあ、機嫌直そうぜ」 体を拭き服を着たスパイクと読子は廊下を歩いていた。 だが読子の機嫌は斜め右下に進んでいた。 30というおばさん呼ばわりされても不思議ではない年齢の彼女とて、スパイクの無神経ぶりには御立腹なのであった。 「俺が悪かったからさぁ」 図太い神経を持つスパイクでも流石に調子に乗りすぎたと考え、 なんとか機嫌を直してもらおうと浴場を出てから何度か謝罪の言葉を紡ぐがいっこうに効果は上がらない。 読子がスパイクの先を歩いているため彼に彼女の表情など窺えないが、背中越しからでも考えていることが理解できる。 ああ、流石のこいつでも怒るんだ。と。 数時間ほどの付き合いで流石も何もあったものでは無いが、 これまでの行動からスパイクはリードマンのことをあまり怒らない人種の人間だと判断していた。 「もういいッ!! 全員黙れッッ!!!!」 そんな二人が廊下を当ても無く歩いているときだった。玄関先から聞こえた若い青年の声が耳朶を振るわせたのは。 スパイクと読子はお互い顔を見合わせ疑問符を浮かべる。 いったい何が起こっているのか? 二人は無言で小走りに廊下を歩き、曲がれば何かが起こっているであろう場所の手前で立ち止まり壁に隠れながら玄関の様子を窺う。 「突然だが、ここはゼロを筆頭とする、反螺旋王組織『黒の騎士団』の指揮下に置かれる! 以降は、そこに居られるゼロが全ての指揮を取る! 異論は認められない!!」 玄関では複数の人間と猫達がいた。 先ほどまで共に行動していたはやて達である。 他にも見知らぬ学生達にどこぞのヒーロのコスプレにメカメカしい猫、と奇人変人のオンパレードである。 いったい何をしているのか? スパイクは読子と共に様子を窺うことにした。自分でも知らず知らずの内に銃を握り締めながら。 だがスパイクが予想していたような血なまぐさい展開は起こってはいなかった。 ただ青年が声を張り上げ演説をし、全員の注目を集めているだけであった。 しかも内容は非常におざなりなものと言わざるえない。目的だけ駆け足で言っているだけだ。 あれならば、まだビシャスの方が口が達者だ。案の定はやて達からは非難の声が聞こえる。 だがたった一声で、非難の声が突然止まる。こちらに背を向け全員の注目を集めている青年の一言で。 「やって欲しいことはこれだけだ。 エリア中心部に行き、他の参加者に接触し、使えそうならば我々の仲間に誘う。 我々に害を為すようなら排除する。それだけだ。頼む。協力してくれ」 青年がそう言い放った瞬間、その場にいたほぼ半数の者達が同意する。 そのままはやて達は屋外へと出て行ってしまった。なぜか倒れた青年を無視して。 「……なんだぁ?」 スパイクには何が起こっているのか理解できない。声を掛けるという発想すら思いつけないほどに奇妙な状況であった。 「スパイクさん、ちょっとこちらへ」 だがそんなスパイクの困惑を無視するかのように読子は彼の腕を掴み、以外な力を発揮してその場から離れようとする。 「おい、痛いって……」 「静かにお願いします」 「どこに連れて……」 「黙っていて下さい」 スパイクは言葉を紡ごうとは思ったが、読子から発せられる何かに押しとどめられ黙ってしまう。 リードマンからは先ほどまで発せられていた朗らかな空気は消え去っており、 逆に自分のようなカウボーイたちが発する硝煙の臭いに似た何かに取って代わっていた。 リードマンは真剣な表情でそんな気配を纏いながら、自分を手近な部屋へと連れて行く。 「スパイクさん、たぶん非常に厄介なことになっていると思います」 部屋の扉を閉めると、開口一番に何を言おうとしているのか分からないことを言い放つ。 何が厄介なのか、この女の一言ではまったく分からない。 「いや、いきなり厄介なことになったと言われても……」 「あの男の子は特殊能力を持っているんですよ」 「ハァ?」 「だから、相手の行動を操る類の能力を持っているんですよ。一般には催眠術と呼ばれるようなものを」 リードマンの答えは予想を遥かに超えた珍解答であった。 とりあえず黄色い救急車を呼んで、病院に連れて行くのが一番だろう。 「いいかリードマン。温泉に入ったからといって脳までふやけるのは人間としてどうかしているぞ」 「ふざけないで下さいスパイクさん」 「ふざけているのはお前だろうが」 「スパイクさんも見たはずです、いきなりはやてさん達の行動が変化したのを。あれは彼の仕業です」 「……たまには人間変わったことをしたくなるもんさ」 「それでもおかしすぎます。温泉に入っていた私達を放っておいてどこかに行くものでしょうか?」 「そりゃあ……」 そこで言いよどむ。たしかにリードマンの言うとおり、あっさり自分達を放って一言もなしにどこかに行くのは妙である。 猫と男の方は我が強く人の言うことを簡単に聞くとは思えず、はやての方も何か一声ぐらいは掛けそうな性格だ。 それに、はやてはたしか自分が風呂に入る前にリードマンに鞄を返したいなどと言っており、 その時にはリードマンが風呂に入っていたために、上がってから返すつもりだったはずだ。 あの少年が青臭い正論を吐いたからと言って、彼の言葉を第一目標にするのはおかしい。 そうするにしても、相談の一つぐらいあっても良さそうなものなのだ。 しかし、人を操る超能力をあの少年が持っているなどと言われ簡単に信じるのは馬鹿がやることだ。 「いや、エスパーじゃあるまいし。そんな馬鹿な……」 そこまで言って、言葉が詰まる。 目の前の女も同じ特殊能力を持った人間のはずなのだ。紙を操る能力がなんらかの嘘やトリックならばこの女も紛い物なのだろう。 だがそうとは感じれず、以前に不死身であった少年と遭遇し、先ほども喋る猫などに遭遇した身では異能という力を嘘とは思えなかった。 「私だって紙使いなんですよ。あの少年が異能を持っていたからといって不思議じゃありません」 「つうてもなぁ。俺やお前、それにコスプレと嬢ちゃんは別に操られてるとは思えないんだが?」 「おそらく何らかの条件があるんでしょう」 「条件?」 「憶測ですが、視線を合わせるといった条件が考えられます」 「いや、条件が違うだろう。コスプレその他一も小僧の視界に入っていたはずだ」 「仲間に掛からないように意識的に外したか、掛からないための別の手段を用いたと考えられます」 スパイクに自分の考えを否定された読子とて矛盾など理解している。 だが特殊能力を使用するのに、それぞれ条件やデメリットというべきものが存在することも事実であることも彼女は知っている。 例としては、紙使いは紙が無ければ能力を使用できず、透過能力者は水中では無力であることなどだ。 故に少女と仮面の男に青年の力が通用しないのは、何らかの条件を満たしているためと予想が付く。 少年が注目を集めるためにように演説し立ち位置を変えていたことから、視線を合わせることが重要なのだろう。 逆に青年が意図的に外したことも考えられるが、その場合は仮面の男と少女が青年とグルということでしかない。 仮面の男は表情が隠れているため何を考えているかは不明であるが、少女の方は青年が能力を使った際に全く動じていなかった。 それは少女が青年の力を理解していたが故のことだ。青年の能力を知らな素振りを見せてはいたが、 唯一効果が発揮されなかった機械猫がいたために知らぬ振りをしているだけだ。 知らないならば、簡単に物事が進んだことに疑いを持つはずなのだ。 故に仮面の男を始めとした三人は、青年の力を始めから使用するつもりではやて達に接触したと読子は判断する。 「条件のことですが、いくつかは思い浮かびますが全て推測の段階までで確かなことは言えません。 何か知っているはずの彼らに聞くのが一番早いのではないんでしょうか?」 「そりゃあまあ、たしかに」 ここまで会話しスパイクは嫌な予感がした。会話をしている間にリードマンが上目遣いに自分の瞳を覗き込んでいる。 なんとなくではあるが、この女が妙なことを自分に頼もうとする気がしてならない。 「スパイクさんに頼みごとがあります」 ほら当った。 スパイクはそう胸中で漏らす。おそらくはリードマンは自分になんとかしてもらうように頼むつもりだ。 誰が聞くものか。ただ働きは嫌いなのだ。 「はやてさん達のサポートをお願いしたいんです」 だが読子の言葉はスパイクの想像を少し外れたものだった。 言われたスパイクは一瞬呆気に取られる。 「……へ?」 サポートってなんですか、リードマンさん? スパイクは読子の言葉の意味が分からずに僅かに困惑する。 だが読子はそんなことに気付けずに先を続ける。 「はやてさん達の行動がおかしくなった時に、ルルーシュさんは真中に行って仲間を集めるように、 でも邪魔したら排除しろって言いました。これでははやてさん達やこれから接触する人たちが危険に陥る可能性が高いと思うんです」 「……それで俺にどうしろと?」 「スパイクさんはやてさん達に付いていって、接触する人たちに事情を説明してもらうんです。 はやてさん達と会話してもらっても構いません。邪魔だと思われなければ何をしてもらっても。 そうやって効果が途切れるまで適当にやってほしいんです」 適当に邪魔と思われないようにはやてたちの邪魔をしろ。 そう言われても正直困る。ただ働きの限度を超えている。 催眠術師を抑えるのがよっぽど楽だ。 「……で、お前はどうするんだよ?」 自分に厄介なことを押し付けた女はいったい如何するのか? 楽なことをするようならば怒鳴りつけてやろう。 「ルルーシュさん達を説得してあの能力を使わせるのを止めて貰います」 が、読子の提案はスパイクの考えたものと真逆であった。 スパイクは呆れる。いくら何でも無茶がすぎる。人を操る能力を持つ人間を相手に目の前の女では如何こうされるのがオチだ。 「説得って、無理だろう。話している間に操られて終わりだろうが」 スパイクは止める。だが読子の意思は固い。 「……じゃあ、やっぱり力ずくで」 「まてまてまて、余計に駄目だろうが。自殺しろって言われて終わりだろ」 「大丈夫です。一番重要なのはたぶん彼の目です、視線さえ合わせなければなんとかなります」 「それ以前の問題としてフルボコだろうが。銃もあるしよぉ」 当然の如く、スパイクは突っ込みを入れる。 赤い髪の女学生が持っていたのは、相棒の使っている物と同じ銃だ。リードマンが銃相手に如何こうできる姿を想像できない。 紙如きを操れるだけでは、数の不利も、銃の脅威も退けられるはずがない。 スパイクの認識ではそうでしかなかった。だが読子としてはそうではなかった。 「大丈夫ですスパイクさん。私、こう見えてもちょっと強いんですよ」 「……………………」 スパイクは無言で愚かな言をほざく読子の頭に右手を翳す。 「はい?」 そのままスパイクの右手は呆ける読子の頭にチョップを打った。 「いひゃい?」 奇妙な鳴き声を上げ読子は崩れ落ちる。 「よわ」 「いきなり何をするんですか、スパイクさん!?」 崩れ落ちた彼女は、すぐさま起き上がりスパイクの呟きに非難を浴びせる。 「あのなぁ、そんなんで力技も何もあったもんじゃないんだろうが」 「……私、本番じゃないと実力が発揮できないんですぅ……」 スパイクは読子の戯言を聞き流しつつ、彼女の眼鏡を見つめ、溜息をついた。 厄介ごともただ働きもは嫌いではあるが、どうやら自分がなんとかしなければいけないらしい。 せめて、はやて達に恩を売って不良債権の回収ぐらいはしたいが、ロージェノムの圧政がある状況では無理だろう。たぶん。 このまま状況に流されたとしても、悪い方向に転がるだけだ。 「もういい、俺が何とかするから付いて来い」 部屋を出て廊下に立ち、辺りを見回す。 「はい?」 「だから俺が何とかする。タカ派の黒の騎士団をボコって、催眠術みたいな強行路線を取らせないようにしてからはやて達に合流。 はやて達に掛けられた催眠術が解けるまで尻拭いをして、解けたらロージェノムの圧政を民衆が打ち倒すのを黙って見守る。 これでいいだろ、たぶん」 半場口から出任せであるが、背中越しにリードマンにこれからの一様の行動方針を伝える。 もちろん全部達成するつもりもない。悪魔で適当な行動方針だ。 正直に言えば超能力大戦などから抜け出し、とっととビバップ号のベッドで惰眠を貪りたい。 そう思いつつ適当な道へと足を運ぶ。 「あっはい。そうです、とりあえずそれでいいです」 慌ててリードマンが付いてくる足音が聞える。 背後に女の気配を感じながら考える。さて、あの三人をどう探そうか? 見つからなければ、放っておいてはやて達の方に行こうか? 「絶望した! あまりの本人置いてけぼりっぷりに絶望した!!」 廊下の向こうからゼロと名乗った男の声が聞えてくる。 どうやら探すまでもないらしい。 ■ 「絶望した! あまりの本人置いてけぼりっぷりに絶望した!!」 「どうしたんですかゼロ? いきなり大声を上げたりして」 カレン・シュタットフェルトとゼロの扮装をしている糸色望は、 突如意識を失ったルルーシュ・ランペルージを温泉施設の一室である和室へと運び込み、枕を敷きその上へと寝かせていた。 運ぶ際に、邪魔となったルルーシュのザックをゼロが持っているのは些細なことだ。 「どうしたもこうしたもありませんよ!! はやてさん達がどっかに行ったと思えばいきなりルルーシュさんが倒れて、 しかも運ぶ手伝いまでさせられて。ええ、状況に流されるにしても程がありますよ!!」 「す、すいませんゼロ! あなたの御手を煩わしてしまって」 カレンはゼロに頭を垂れる。 人手がないとはいえ大事なリーダーの手を煩わせるなど、黒の騎士団失格だ。 本来ならば、ルルーシュを放ってでもでも有効な手段を取らなければいけないのだ。 それを自分の我侭でゼロの計画を無視することになるとは。猛省しなければ。 「え、え~と……いや、別にカレンさんが悪いわけじゃありませんよ。悪いのはルルーシュさんですよ」 しかし、カレンの落ち込む理由を今一理解できていないゼロこと糸色望は慌てて取り繕うとする。 「私を無視して、勝手に話を進めるルルーシュさんがいけないんですから」 「本当に申し訳ありません」 なんのフォローにもなっていないゼロの発言にカレンは再び深々と頭を垂れる。 「でも、ルルーシュのことを攻めないでください。あなたの負担を減らそうと思って代わりにやったことなんです。 もう勝手なことをしないように、私が言い聞かせますから」 カレンの言葉に糸色望は何かを言おうとして、止めた。 これ以上迂闊な発言をしてゼロがカレンの前から失われる結果は、今はゼロを名乗る彼にとって望むものではない。 「……まあ、いいでしょう。私のすべきことを代わりに実行した功績に免じて不問にいたします」 そう言いながら、右手の掌を突き出し今だ何かを言おうとするカレンを押しとどめる。 糸色望は適当な所で話を終わらすことにしたのだ。 「ありがとうございます」 カレンはルルーシュに何の御咎めがないことにほっと安堵しつつ、今だ意識を失っている彼の顔を見つめる。 これ以上勝手な振る舞いをされると、本気で処罰されかれない。 黒の騎士団は弱者の味方であるが、自分勝手に行動する彼に対しゼロの堪忍袋は何時まで持つか分からないのだから。 カレンはルルーシュが目覚めれば文句を言ってやろうと思い、何気なく視線を彷徨わせる。 そして、その瞳がある室内のある一点で止まる。カレンの見つめる物は、鳥の巣箱を模した木製の古い時計であった。 その時計は放送まで数分しか無い事を指し示していた。ぼうっとして下手をすれば放送による情報を聞き逃してしまう。 「もうこんな時間。早く用意をしないと」 「え、用意って?」 「放送の用意です」 この放送は聞き逃すのは不味い。北が禁止エリア南は行き止まりの現状では東か西が設定されただけで移動方向が限られる。 その上でこの場所が禁止エリアにでもなれば、ルルーシュを担いで移動しなければいけない。最悪逃げられなくなる。 拠点にすると言ったこの場所が禁止エリアにならない保障はないのだ。次の放送は自分たちにとって死活問題となる。 せめて放送までに出立した彼らに残って貰えたのならば悩む必要はないのだが、ルルーシュの発言によって出て行ってしまった。 このことが対螺旋同盟にひびを入れることにならなければいいのだが。 「まったく、これだからブリタニア人は」 ついつい愚痴が出てしまう。だがこれ以上は考えない。 せっかくゼロの許しが出たのだ、目覚めてから後でたっぷりと言い聞かせればいい。 「何か言いましたカレンさん」 「いえ、何でもありませんゼロ」 そのやり取りの後にカレンとゼロは鞄の中から、それぞれ名簿と地図と筆記用具を畳の上に取り出し、放送に備える。 できる限り状況が好転することを信じながら、時が訪れるのを待つ。 【H-6/温泉/一日目/昼・放送数分前】 【スパイク・スピーゲル@カウボーイビバップ】 [状態]:健康 [装備]:デザートイーグル(残弾8/8、予備マガジン×2) [道具]:支給品一式 [思考] 1:黒の騎士団を力ずくで押さえる。 2:はやて達が問題を起こさないようにサポートしに行く。 3:はやてに真相を問い質す。 4:読子と一緒に行動してやる。 【読子・リードマン@R.O.D(シリーズ)】 [状態]:健康 [装備]:○極○彦の小説、飛行石@天空の城ラピュタ [道具]:なし [思考] 1:黒の騎士団を力ずくで押さえる。 2:はやて達が問題を起こさないようにサポートしに行く。 3:はやてに協力したい。 4:適当なところで帰る。 ※はやてがやろうとしていることを誤解しています。 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [状態]:精神的疲労(大)、気絶 [装備]:なし [道具]:なし [思考]基本:何を代償にしても生き残る 1:状況の把握 2:以下の実行 ・情報を収集し、掌握すること ・戦力の拡充 ・敵戦力の削減、削除 ・参加者自体の間引き 【糸色望@さよなら絶望先生】 [状態]:絶望(デフォルト)、軽い怪我 [装備]:ゼロの仮面とマント [道具]:デイパック×2、支給品一式×2、メロン×11、不明支給品(0~2個) 服(まだ湿っている) [思考]: 1、放送を聞く。 2、カレンがあまりに不憫なので、ゼロとして支えながら正しい絶望へ導く 【カレン・シュタットフェルト@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [状態]:普通 [装備]:ワルサーP99(残弾16/16)@カウボーイビバップ [道具]:デイパック、支給品一式、、不明支給品(0~2個) [思考]: 1、ゼロの命令を守り、ゼロ自身を守る。 2、放送を聞き、その後ルルーシュの手当てをする(ただしゼロの命令を優先) 3、ルルーシュが目覚めたら、勝手なことをしないように言い聞かせる。 4、このゲームの主催者に立ち向かう *時系列順で読む Back:[[読書の時間]] Next:[[死ぬほど辛い]] *投下順で読む Back:[[読書の時間]] Next:[[死ぬほど辛い]] |135:[[Felt Tip Pen]]|スパイク・スピーゲル|| |135:[[Felt Tip Pen]]|読子・リードマン|| |135:[[黒の騎士団]]|糸色望|| |135:[[黒の騎士団]]|カレン・シュタットフェルト|| |135:[[黒の騎士団]]|ルルーシュ・ランペルージ||