開幕直後より鮮血乱舞 ◆DzDv5OMx7c
――血が、赤い血が流れている。
赤毛の少年は倒れ伏し、黒髪の少女は涙を流し、髪を二つに束ねた少女はその顔に悔いを滲ませる。
どうしてこうなってしまったのだろう。
誰もこんな結末は望んでいなかったはずなのに。
だがどんなに嘆こうと、どんなに悔いようと時は戻らず、事象は還らず、覆水は決して盆に返らない。
ただ時は残酷に
一方通行に進むだけ。人の後悔も、人の過ちも、すべてを無慈悲に飲み込みながら。
嗚呼、どんなに人が願おうと――時は巻き戻らない。
* *
白井黒子は襲撃者を警戒し、少女の介抱を屋内で行うことに決めた。
黒子とて並大抵の相手には勝つ自信がある……が、この場にいるというレベル5の第1位『一方通行』相手ではそうもいかない。
逃げるだけで精一杯であろう。
しかしそれも"気絶した人間"というお荷物を抱えながらだと、その難易度は格段に跳ね上がる。
また自分の能力には集中力が途切れたとき――すなわち咄嗟の場合や大ダメージを受けた場合に座標を演算しきれず瞬間移動できないという弱点もある。
その点、屋内にいれば侵入を察知してから空間移動まで、十分な時間を稼げるはずだ。
さて、黒子たちがいる場所には十数棟の家屋がある。
計8ブロックという広大な領域に広がる廃村エリアに対して、家屋の数が少なすぎる気がするかもしれないが、
廃村エリアの多くは森、そして棚田や段々畑などが割り振られているようだ。
実際に家屋があるのは黒子たちのいる【B-6】ブロック中心……あるとしてももう一角ぐらいのものなのだろう。
そして月夜の中、じっと目を凝らして、黒子はその中から一つを選択する。
黒子が選んだのは赤い屋根の平屋建て。学園都市では見かけない類の昭和風の建物だ。
その建物は、長いこと人が住んだ様子はなく、無残に荒れ果てている。
ガラスは土で煤汚れ、土壁もところどころが剥げ落ち、屋根のトタンには錆が浮いている。
だがそれでも他の家屋と比べればまだマシな方だろう。
隣の家に至ってはツタが壁中を覆い尽くし、壁の穴越しに内部を見れば床板が抜けている場所が確認できる。
「さて、と……鍵は掛かってるんですのね」
だがこの程度の障害、レベル4の空間移動能力者(テレポーター)の前にはまったくの無意味だ。
次の瞬間には、玄関に触れることすらなく少女と共に内部へと"跳んだ"。
後ろを振り返り、施錠されたままの玄関が足止め程度にはなるだろうか……と考えようとしてやめた。
長い間放置されていたせいか、一見しただけでも判るくらい大分ガタが来ている。
これでは大の男がタックルの一つでもすれば、足止めにすらならないだろう。
その後、黒子は床板が腐ってないことを慎重に確認しながら、
埃っぽい廊下を進み、襖を開け、居間兼寝室といった風情の畳張りの部屋へ少女を運ぶ。
窓から差し込む青白い月光を照明代わりに布団を敷き、その上に少女の脱力した体を横たえる。
布団からは多少饐えた臭いがするが、ボロボロの、しかも少なからず埃の積もった畳の上に寝かせるよりはましだろう。
「ふぅ……」
そこでやっと黒子は畳に腰を下ろし、汗をぬぐう。
脱力した体は体内の水分を容赦なく重みへと変える。
華奢とはいえ女性にしては長身であるし、中学一年生の自分と比べると尚更だ。
それに移動のほとんどをテレポートで行ったとはいえ、多少の移動は背負って行わなければならない。
「それにしても……これは何の冗談ですの?」
黒子は独り言ちる。
その"冗談"という言葉が指し示すのは、"ブレ"である。
そう、長距離のテレポートを行った際、転移後の座標に僅かな"ブレ"があったのだ。
試しに手元のボールペンを転移させてみる。
すると指先から重みが消え、意図した場所に出現する。
先ほどの経験から近距離……精々20m程度までならほとんど"ブレ"がなくてすむ。
だがそれ以上となると指定した位置に僅かだが、"ブレ"が出てき始めるのだ。
これが自分の最大射程、81.5mとなればどれほどの"ブレ"が出るのか。
もしも座標指定をミスって石の中に転移でもするような羽目になったら笑うに笑えない。
しかし、一体何故……ウワサのAIM拡散力場とやらに対して何らかの干渉でもしているのだろうか。
「まったく……小癪な真似をするものですわね……。
ま、それはそれとしまして……とりあえずは彼女を介抱するとしましょう」
気を取り直し、まだ伸びきっていない指先を気を失った少女の胸元へと伸ばす。
呼吸がしやすいように胸元のリボンを緩め、そのまま上から2つほどボタンを外す。
傍から見れば不埒な行為ではあるが、そうする少女の顔は真面目そのものだ。
さもあらん。彼女は別段同性愛者という訳ではない。
ただ美琴に対する敬愛の情が行き過ぎて、下着を奪取したり脱がしたり、盗撮写真をコレクションしたり、飲みものに媚薬を混入しようとしたり、シャワー中に乱入して慎まやかな胸を揉んだりするだけなのだ。
それは愛情表現の一環であって、別段百合趣味があるわけではない……はずである、多分、おそらく、きっと。
……まぁ、そんな訳で≪ジャッジメント≫で身に着けた応急処置を施している今も、邪念とは程遠いところにあった。
「んぅ……」
僅かに澪が身じろぎして、悩ましげな声を上げる。
この様子ならもうすぐ目も覚めるだろう、と黒子はあたりをつける。
胸がはだけて危ういところまで見えそうになっているが、同姓であるし気にすることはない、と判断する。
だがその時である。
一瞬魔が差し、ふとした妄想が彼女の脳裏をよぎった。
もしも、もしも、だ。
目の前で倒れている少女が敬愛するお姉さまであったなら……
あの気高く、強く、優しく……だがしかし年相応の可愛らしさも兼ね備えるお姉さまであったならば。
あのお姉さまを好きに出来るチャンスが廻って来たとしたならば……!
「うふ、うふ、くうふふふふふふふふ……うふふひひひ……!!
いけません、いけまわせんわお姉さまぁ……!! そんな無防備な……!
ああっ、でもっ、そんなお姉さまも素敵ですわ……! おっと涎が……」
脳内で漏れ出した全て遠き理想郷にトリップする黒子。
それはもはや外界に対する防御でなく遮断。
溢れ出した脳内物質は、外界からのあらゆる刺激をシャットダウンする。
だから気づくことが出来なかった。目下の澪の瞼がうっすらと開いたことに。
「ん……」
目を覚ました澪がまず最初に感じたのは胸元の心もとなさだ。
そちらに今だ覚醒しきらない瞳を向ければ、肌蹴られたブラウスと、今まさにそれを脱がさんとしている少女の両手がある。
視線はその腕をたどり、少女の顔へと移動する。
その顔に浮かぶのは獲物を目の前に舌なめずりをする飢えた野獣のような表情。
頬に朱が差し、口の端を愉悦に歪めたその表情は、生物の根源にある捕食の恐怖を呼び起こさせる。
そして、極めつけは欲望に歪む口から発せられた言葉だった。
「うふふふふふ、今日こそ黒子と、黒子と、今日こそ大人の階段を上りましょう……!」
これらの情報から澪は結論付けた。
私、
秋山澪はどこかに連れ込まれて女の子に襲われているんだ――無論、そういう意味で。
「っ!? あ、あら、目を覚ましましたのね?
お、おほほほほ――よ、よろしいですか? 落ち着いて話を聞いてくだ――」
「い、いやぁぁぁぁぁぁっ! いやぁっ! 放してぇっ!!」
だから暴れた、全力で暴れた。
通っているのが女子高だから、多少過剰なスキンシップはあった。
だが、アレは友人同士の悪ふざけみたいなものだ。
こんな場所で見ず知らずの少女に、服を脱がされているとか次元が違う。違いすぎる。
背筋を駆け上がるのは紛れもない恐怖。
同性とはいえ――いや、同性だからこそ、怖い。
「ちょ、ちょっと暴れないでくださいまし! 音を立てたら隠れている意味が!」
「いやだ! いやっ! 律っ! 助けてぇっ!」
混乱の坩堝にある澪には黒子の説得の言葉も聞こえない。
少女は己の貞操を守るため、親友の名を叫びながら全力で腕を振り回した。
* *
闇夜の中、一人の少年が山中の獣道を行く。
カーキ色の学生服に身を包んだ少年の名は
衛宮士郎。
"
正義の味方"を志す見習い魔術師だ。
木々の狭間から漏れる月明かりに照らされた、その表情は厳しい。
「くそっ、ふざけるな……!」
守れなかった。助けられなかった。
モニターの向こう、ボタン一つでいとも簡単に少女の頭は吹き飛ばされた。
誰かを守ろうとして立ち上がった人をみすみす死なせてしまった自分の力の無さに歯噛みする。
どんな場合であろうと衛宮士郎の中に他人の死を良しとする選択肢はない。
例えあいつらの言うとおり、死者蘇生ができたとしてもそんなことは望めない。望めるはずがない。
だから、衛宮士郎は『帝愛グループ』に対し、反抗する。
例えそれがどんな絶望的な状況だろうと。
その絶望の証は彼の左手に残った"一画"の令呪である。
――そう、一画なのだ。
本来なら彼の腕には2画の令呪が残されていなければおかしい。
その答えは簡単である。彼は"この場所"に呼ばれてから、一度令呪を使ってしまっているのだ。
その命令内容は一画目と同じ"
セイバーの瞬間移動"であったのだが、その結果、令呪は消費したものの、命令が叶えられることはなかった。
令呪とはその一画一画が膨大な魔力を秘めた魔術の結晶で、限りなく"魔法"に近い"魔術"なのだ。
だがそれすらもキャンセルしたとなると、あの男が言っていた『≪金≫で≪魔法≫を買った』というのもあながち間違いではないのかもしれない。
だが、こんな暗い闇夜にも月明かりがあるように希望はある。
これまでの道中で確認した名簿には確かに"セイバー"の名前があった。
誇り高きセイバーならばあの理不尽に怒り、今も打倒のために動いているだろう。
だが一つ気になるのは、名簿の中に"
ライダー"の名前があったことだ。
「まさか……あれで倒しきれなかったのか?」
ライダー……間桐慎二の従えていた騎手の英霊。
だが彼女はまさに昨日、セイバーの宝具開放によって確かに倒したはずなのだ。
彼女の持つ、空を切り裂いた黄金の剣によって。
そしてもう一つ気になるのは名簿に記された"ありえない"名前の数々だ。
その名前とは
伊達政宗、
真田幸村、
織田信長といった戦国の世を駆け抜けた武将たちの名前だ。
普通の思考回路なら、『本人がここにいるわけがない』と一笑に付すだろう。
死者が、それも数百年の時を超えて復活するなど普通は有り得ない。
だが、士郎はそれが"有り得ないことではない"ということを知っている。
クーフーリン、メデューサ……"英雄"と呼ばれる彼らが現代へと降り立つ可能性のことを。
その可能性の名を、"聖杯戦争"という。
7つのクラスに該当する英霊を召喚し、戦わせる殺し合い(バトルロワイヤル)。
そう、士郎たちが放り込まれたこの状況と瓜二つなのだ。
それにしては英霊でない名前も多いが、凛曰く聖杯は"未来の時間軸の英霊"も呼ぶ可能性があるという。
だとしたらこのうちの数人が英雄だとしても不思議はない。
だから士郎は考える。
これは、『帝愛グループ』によって開催された大規模な聖杯戦争で、彼らは新たなるサーヴァントなのではないかと。
もちろん聖杯戦争にしては不可解な点もたくさんある。
(さっきまで私服だったはずの自分が何故制服なのか、とか)
だが何にせよ――唯一つ確実なのは、この島で殺し合いが行われているということだ。
「……とにかく、一刻も早くセイバーと合流しないとな…」
そのためにも誰かと接触する必要がある。
彼が最初に転移させられたのは【A-7】の櫓の上。
周囲を見渡せども呼びかけども人気は無し。
そのまま士郎は海岸沿いに南下し、最寄の施設……ギャンブル船を目指していた。
だが海岸沿いと言っても砂浜でない箇所は切り立っており、地図どおり海岸沿いには移動できそうになかった。
したがってやや南下し、山中の獣道を進んでいたのだ。
そして時計の針が1時を回るころ、士郎は家屋が幾つも並ぶ場所に到達することになる。
「ここは……廃村か」
山中にひっそりと佇む廃村。
人気はなく、建物自体も老朽化が進んでいる。
誰もいない……そう判断し、ギャンブル船に向かおうかと通り抜けようとしたその時、
『放し……っ! たすけ……っ!』
士郎の耳に届いたのは女性の悲鳴と何者かが争うような物音。
瞬間、体が勝手に動きだそうとしていた。
だが廃村には幾つも家屋がある。
焦りながら耳を澄まし、声と物音を拾おうとする。
『いやだぁっ! 嫌……よぉっ!』
『ちょっと、落ち着い……話を聞…てく……いまし!
ええい、こう……多少手荒に……ますけれど――』
続いてきた声も緊張を孕んでいる。
だがおかげで位置が特定できた。ここから2軒先の赤い屋根の家だ。
事態は一刻を争う。ためらう理由などありはしない。
「このおっ!!」
全速力で走りながら、ディパックを探り大型のモンキーレンチを取り出す。
手首から肘までありそうな長さのそれを思い切り半壊した玄関に叩きつける。
振るわれた銀線の上に体重を重ね、脆くなっていた引き戸を粉砕し、そのままの勢いで屋内に突入する。
『今の音はっ!? はやく逃げ出さないと……!』
『いやぁ、こんなの嫌だっ! うああああっ!』
『ああ、ちょっと貴女、大人しくしてくださいまし! そんなに暴れられては跳べるものも跳べませんことよ!』
廊下の突き当たり、襖の先からより鮮明さを増した声が聞こえてくる。
迷わず直進し、半開きの襖の間、体を滑り込ませるようにして突入する。
「くそっ、大丈夫か!」
果たして、勢いよく雪崩れ込んだ彼が目撃したのは――……、
「――――――――え?」
布団の上で、髪を二つに束ねた小柄な少女が背の高い黒髪の少女を押し倒している光景だった。
「なっ……!」
小柄な少女の短いスカートは大きく捲れ上がり、かなり大人びた下着が露になっている。
布地面積の少ないそれはかなり際どい所まで肌色が見えるようになっており、それに包まれた未成熟な果実に不釣合いだったが、
逆にそれが妖しい色香を放っていた。
「え……」
一方、押さえつけられた黒髪の少女のほうはもっとあられもない格好だ。
全力で大暴れしたためスカートはその意味を成さず、ブルーとホワイトのストライプが、健康的な太ももごと丸見えになっている。
また数分前まで上半身をキッチリと包んでいたブラウスは、肩からずり落ちて最早脱ぎかけのようだ。
そして当然、制服に隠されていたショーツとお揃いのブラに包まれた2つのふくらみが露になっている。
更に言及するならばその肩紐は大きくずれ、下手をすれば平均より若干大き目の中身がこぼれ出てしまいそうなほどであった。
月夜に響くのは荒い吐息。
熱を帯び朱色に染まった頬。
上気した薄紅色の肌に張り付いた少女の黒髪。
それらが混在した背徳的で淫靡な光景を、士郎少年は煌々と輝く月のせいで、あますところなく目撃した。
「――……あ――」
それは――色に例えるのなら鮮血の赤どころか桃色の世界。
その光景は思春期真っ只中の衛宮士郎には些か刺激が強すぎた。
しかも憧れの少女とはいえ寝顔を見たぐらいで胸をドギマギさせ、その場から逃げ出すくらい純情少年である衛宮士郎のこと。
少女2人が淫らに絡み合うという、百合の花が咲き乱れそうな有様を直視してしまった彼の脳は過剰な情報量を処理しきれない。
その結果、手にしたレンチを取り落とし、その状態で完全に行動を停止してしまった。
「――……え――」
そしてそれは澪も同様である。
そもそも秋山澪という少女は極度の恥ずかしがり屋だ。
そんな彼女のトラウマの一つが文化祭のステージ上でこけ、衆人環視の前に下着を晒してしまったことだ。
だが、それでもあの場所にいたのは女子高生ばかりで、しかもそれなりに距離があった。
同年代の少年に、しかもこんな至近距離で痴態を目撃されたことなどありはしない。
羞恥心は限界を突破し、澪の脳裏からは乱暴される恐怖も、殺されるかもという恐怖も、一切合財が消え去ってしまった。
更に限界突破した羞恥心は、自己防衛手段である気絶すら脳に放棄させる。
その結果、澪の思考・行動は共に完全停止してしまった。
その結果生まれるのは、空間における時間の停止。
一切の動き、音が消え、耳が痛いほどの沈黙が廃屋の一室を支配する。
だがそれは決して永遠ではない。時間という薬によって次第に回復してくる可治の病だ。
再始動した士郎の脳が事態を理解し、目を逸らそうとする。
動き始めた澪の頭が事態を消化し、絹を裂くような悲鳴を上げようとする。
「――ごめんあそばせぇぇぇぇっ!」
だが、それよりも早く正確無比なコントロールで投擲された薬瓶が士郎の頭を直撃した。
* *
そして、現在。
衛宮士郎は額から血を流して板張りの廊下に倒れ付している。
秋山澪は何とか落ち着いたものの、顔を真っ赤にしてしゃくり上げながら、シーツごと自分の体を抱きしめている。
少年は僅かに手足が動いていることから死んではいないようだが、このまま放って置くわけにもいくまい。
この少年も部屋に入ってきたときの様子を見るに悪人ということはあるまい。
とりあえず彼女に事情を説明し、少年を介抱しないと……。
「……って、何で厄介ごとが増えてるんですの……」
こういう場合は迅速に行動を起こさなければならないのに。
『薬剤/ルイス・ハレヴィ』と無骨なラベルの貼られた瓶を拾いながら、白井黒子は頭を抱える。
一体何がどうしてこうなってしまったのか。
誰もこんな結果は望んでいなかったはずなのに。
黒子は出来れば最初の時点まで、時が巻き戻って欲しいと願わずにはいられなかった。
【B-6/廃村/一日目/深夜】
【秋山澪@けいおん!】
[状態]: 健康
[服装]: 桜が丘高校制服(やや乱れ)
[装備]: なし
[道具]: 基本支給品一式
[思考]
基本: 死にたくない
1: 見られた、見られた、見られた……!
[備考]
※本編9話『新入部員!』以降の参加です
【白井黒子@とある魔術の禁書目録】
[状態]: 健康
[服装]: 常盤台中学校制服
[装備]: カリバーン@Fate/stay night
[道具]: 基本支給品一式、ルイスの薬剤、不明支給品(0~2)
[思考]
基本: 殺し合いに乗らず美琴を捜索
1:少女の警戒を解く
2:とりあえず少年を介抱
3:一方通行を警戒
[備考]
※本編14話『最強VS最弱』以降の参加です
※空間転移の制限
距離に反比例して精度にブレが出るようです。
ちなみに白井黒子の限界値は飛距離が最大81.5M、質量が
130.7kg。
その他制限については不明。
【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]: 脳震盪で気絶中、額に軽い怪我
[服装]: 穂村原学園制服
[装備]: モンキーレンチ@現実
[道具]: 基本支給品一式、不明支給品(0~2)
[思考]
基本:主催者へ反抗する
1:セイバーと合流。またそのために他人と接触して情報を得る。
[備考]
参戦時期は第12話『空を裂く』の直後です。
残り令呪:1画。
【ルイスの薬剤@機動戦士ガンダムOO】
白井黒子に支給。
イノベイターからルイス・ハレヴィに渡された細胞傷害を抑えるための薬品。
実はテロメア治療のためのナノマシン集合体であり、副作用として脳量子波が微少ながら使えるようになる。
(ソーマ・ピーリス専用であるアヘッド・スマルトロンを操縦出来たのもこのため)
なおラベルには『薬剤/ルイス・ハレヴィ』としか書かれていない。
【モンキーレンチ@現実】
衛宮士郎に支給。
ボルトを締めるための工具。
日本では一般的に先が開いているものはレンチ、開いてないものをスパナという。
ちなみに衛宮士郎は登場人物の一人に「ばかスパナ」という名前をつけられたことがある。
そのせいかスピンオフ作品『Fate タイガーころしあむ』ではみなが銘々の武器を使う中、
彼はスパナ(モンキーレンチだが)を装備して戦っていた。なんでさ。
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最終更新:2009年11月11日 03:05