こよみパーティー  ◆tILxARueaU


 薄っすらと空が白み始めた、早朝の駅郊外。
 そこには通勤中のサラリーマンも、登校中の学生も、囀るスズメの姿も見えやしない。
 風が吹き、古新聞が僕たちの間を縦横無尽に駆け巡った。
 この場にいる誰もが、そんなことには目もくれない。
 それどころではなかったから。
 夢中にならざるを得ない光景が、目の前にあった。

 やたらと長い日本刀を人に向かって突きつける――金髪の少女。
 赤いハチマキに赤いライダースジャケットの――暑苦しい男。
 貴族のような服装の上に――豪奢なマントを羽織った少年。
 牧師のような黒い服を纏い――髪を三つ編みにした少年。
 そして――日本刀を突きつけられている紬姿の少女。

 加えて、僕――阿良々木暦。

 うららかな朝の風景は、一触即発の物騒な空気に包まれていた。
 男子四名、女子二名。六人がどうしてこの場に居合わせたかは、順を追って説明しておく必要があるだろう。
 僕は普段どおりの要領で、顛末を語っていく。まずは定石どおり、時間を遡ってみることにしよう……――。


 ◇ ◇ ◇


 枢木スザクという男に関して、僕が語れることはそう多くはない。
 どこかの貴族様を思わせる豪奢な服装とマント、それには不釣合いな日本人の容貌。
 自称するところの肩書きは『ナイトオブゼロ』、ブリタニアという国の騎士様らしい。

 この僕、阿良々木暦は受験戦争の真っ只中を生きる高校三年生だ。
 無理してレベルの高い学校に進学したせいで授業についていけない、一種のおちこぼれ。
 それにしたって、自分の明らかな学力の低さを自覚したのは高校生になってからだ。
 中学レベルなら、まあ、なんてことはない。
 だから、『ブリタニア』という国が実在するのかどうかって問題にも、無難な回答を下すことができる。

 世界地図には決して存在し得ない未知の国に住む人、それが枢木スザク。
 僕の勉強不足なのか、枢木が嘘をついているのか、真の正解は、まだ、この時点では手繰り寄せられない。

 そんな悩みは些細なものだった。

 枢木と一緒にいた『戦国武将』。
 日本史にもしっかとその名前が刻まれている、真田幸村。
 彼のことを思えば、ブリタニアなんて国の実在証明はイージー問題だ。

「アララギとクルルギって、なんか響きが似てるよなぁ……」
「え?」
「いや、なんでも」

 存在しない国の騎士と、
 武将なる歴史上の偉人。

 どちらも、面と向かって会話するには恐れ多い存在のように思える。
 しかしまぁ……日本語は通じてるんだよな、不思議なことに。
 実はただの仮装好きな人だったりして。
 ははは、まっさかぁ。

 少なくとも、この二人は誰かを殺そうとしたりはしない。
 なら、安心して会話を楽しむこともできるってなものだ。 

 それはそれとして。
 枢木スザクと真田幸村との邂逅。
 なにが一番僕の琴線に触れたかというと、

「……こんなところかな。それじゃあ、次は阿良々木くんの番だ」

 こいつ、すげー忍野に声似てるな、ということだった。


 ◇ ◇ ◇


 以上が《シーン1》。

 駅前に建つ小さな喫茶店。そこが、偶然巡り会った男子三名の会合の場だった。
 北のエリアから、線路沿いに南下してきた少年――僕、阿良々木暦。
 駅で電車を待っていたものの、急なトラブルのせいで北上を一時断念した――彼ら、枢木スザクと真田幸村。

 双方が顔を合わせたのは、駅の入り口でのことだった。
 なんでも二人は駅で電車を待っていたそうなのだが、不意に運行見合わせのアナウンスが鳴り、これを断念したらしい。
 いや、一応来たには来たそうなんだけど、それは彼らが待っていた北行きではなく、南行きの電車だったとか。
 同時刻、せっかくだから駅の中でも覗いていこうかと考えた僕は、運がいいのか悪いのか、彼らとばったり遭遇することに。

 あの子、平沢憂ちゃんのこともあったから、僕はこの遭遇を幸運とは思わなかった。
 ただ、結果を見れば幸運と言えたのだろう。
 こちらに交戦の意思がないことは、すぐに枢木が察してくれた。

 とりあえず話がしたい、という彼の誘いに僕は乗り、場所を駅前の喫茶店へと移す。
 僕と枢木が話している間、隣の真田幸村さんがなにやら大声で騒いでいたが、なにを主張していたかはよく覚えていない。

 にしても、なんか、こいつの声で『阿良々木くん)と呼ばれると、あれだよな。
 無性にむずがゆくなる。やたらとフレンドリィだし。

 こんなところで、次に移ろう……――。


 ◇ ◇ ◇


「ギブ」

 街の往来を行く少年、デュオ・マックスウェルは立ち止まってそう宣言する。

「はぁ」

 彼に同行していた金髪の少女、セイバーは同じく立ち止まりデュオの降参を聞いた。

「……つーかよぉ。なんで俺らが必死こいてあの水着女を捜さなきゃならんわけだよ」
「それは……彼女をあの場に留めたのは、私の配慮。いえ、短慮と言う他ありませんから」
「動くなって言ったのに動いてんのはあいつだろ? なら、セイバーが責任感じることはねぇさ」
「いいえ、軽率でした。私に少しばかりでも、彼女の行動を読む意識があれば……」

 セイバーが抱く自責の念。
 プリシラという少女は、待てと言われて大人しく待っているお利口さんではなかったということ。

 狂人、明智光秀を退けたデュオとセイバーの二人は、別所で待機を言い渡してたプリシラと合流しようとするも、これを果たせず。
 合流場所の民家に行ってみれば、そこはもぬけの殻。仕方なく、近場の街を捜し回っているという状況である。

「合流を蹴ったのだって、俺たちとはやっていけねぇってことじゃないのかねぇ」
「仮にそうだとしても、このまま彼女を放っておくわけにはいきません。あの男がまだ近辺にいるともなれば――」
「ああ……そいつは心配だな、確かに。あの変態がこの辺りをうろついてると考えると、気が滅入る」

 げっそりした顔を浮かべ、デュオは肩を落とした。

「とはいっても……八方塞だよなぁ。見つけてやりたいのはやまやまだが、心当たりなんてねぇしよ」
「この辺りの区画は入り組んでいますから、闇雲に捜しても実りは薄そうですしね……」
「しかもあいつ、きっと水着のままだぞ? まんま痴女じゃねーか。こっちはせっかく、代えの服用意してやったっていうのに」

 デュオのぼやきに、セイバーの表情が固まる。
 機械的な動作で視線を転じ、棒読みギリギリの平坦な声で訊いた。

「デュオ。その、代えの服というのは……先ほどの……」
「他にあるかよ」
「…………」
「そんな目で見るなぁ! なんだよ、街中水着でぶらつくよりはマシだろーが!」

 ごもっともな意見である。
 とはいえ、知り合って間もない女性にとりあえず「着てくれ」などと発言してしまった男の悪印象は、それなりに尾を引く。
 行動を共にする、と一度は決めたものの、表面上の態度は冷たく。セイバーはデュオに対しそんな風に接していた。

「まったく、女難の相でも出てんのかね。そろそろおっかねぇ女とヤバい男以外のまともな人間に会いたいわ」
「……っ、デュオ」
「なんだよ。ああ、私はおっかねぇ女じゃねーですよと主張したいのか? よく言うぜ、おまえのせいで俺は」
「いえ、そうではありません。なにか、声が聞こえませんか?」

 セイバーに促され、初めて耳をすませてみるデュオ。
 コンクリート製の建物が立ち並ぶ市街では、音という音が反響し合う。
 が、ほとんど無人と言えるこの街で聞こえてくるのはただ一声――ある男の、大音声のみだった。


「――待っておれ帝愛! この真田幸村、いくさ場で慣らした健脚にて、いざ駆け抜け――」


 うおおおおおおおおおおおおおおおお、という雄叫びと共に近づいてくる、気配。
 デュオは首を傾げつつも声のほうへ歩を進めていき、曲がり角を折れた。
 そこで、

「ぬぅおおおおおおおおお――――おおぅ!?」
「なっ――」


 ゴッチ~ン☆


 と、実に爽快な音が響き渡った。
 デュオと、突然駆け込んできた赤いライダースジャケットの男、真田幸村の衝突によって。


 ◇ ◇ ◇


 以上が、《シーン2》。

 プリシラという少女を捜して街を歩いていた二人、デュオ・マックスウェルとセイバー。
 彼らとの遭遇はこれまた幸運だったのか不運だったのか、少なくとも出会い方は最悪と言えただろう。

 真田幸村(驚くことに僕や枢木と同年代らしい)があんなところで叫びながら走っていたことについて説明しよう。
 北へ向かう電車が運行見合わせとなり、彼の目的地である『敵のアジト』への移動手段は徒歩に限られた。
 電車というものの仕組みについて詳しくないらしい真田にこのことを説明したら、あとはもう一目散。
 僕や枢木が止めるのも聞かず、喫茶店から飛び出していったというしだいである。

 そしたら、デュオと正面衝突。まさに走り出したら止まらない、暴走機関車のような猛将だった。
 僕が言うのもなんだけど、このデュオという奴もなかなかに運がないと思う。
 共感する。悲しいとこだけど。

 とはいえ、この真田幸村という男。無鉄砲ではあるが礼儀はなっている。
 ぶつかってしまったデュオには素直に詫びを入れ、すぐに僕たちが追いついたこともあって、争いには発展しなかった。
 デュオとセイバー。この二人も、僕らと同じ《バトルロワイアル否定派》の人間のようだった。

 人間、出会うときは出会うものである。遭遇は奇跡的にも平和的に。なべてこの世は事もなし。
 バトルロワイアルか……本当にそんなもんに賛同してる奴なんているのかな、と思ってしまうほどに。

 だがまあ、それも一瞬の気の迷いというものだろう。
 だって僕は現に、殺し合いに乗った少女を目撃し、襲われているのだから。

 デュオとセイバーにしたって、似たような境遇を体験していたらしい。
 第六天魔王・織田信長が家臣、明智光秀というのが二人を襲った男の名前だ。
 どうやら真田の知っている人間らしく、その危険性は二人が語るとおりとのこと。
 真田幸村に明智光秀、そのうえ織田信長か……ますますもって戦国時代だ。

 この辺りで次に進もう。大分端折ってきたけど、ようやく役者が出揃うから……――。


 ◇ ◇ ◇


「僕たちでチームを組みませんか?」

 路上。五人を相手に、突拍子もなく提案したのは枢木スザクだった。
 チームという単語に馴染みのない真田は一人わかっていない顔をしていたけれど、他四名の反応は僕も含めて悪くない。
 チーム。団体。群集。どのような形、どのような呼称であろうとも、協力体制を築き上げるのは大切だろう。
 人間、一人では限界がある。他力本願と言われようとも、誰かしら頼れる存在は作っておくべきなのだ。
 僕が怪異のことについて忍野に相談するのと同じ。殺し合いのことについては専門家に任せたい。それが庶民の心情。

「チーム、ねぇ。口で言うほど簡単でもないと思うぜ。全員が全員、出会って間もないわけだしな」
「最終的な目的……バトルロワイアルの破壊、という部分が一致するのであれば、合理的ではあるかと思いますが」
「某も枢木殿も決意は同じ! 共に帝愛ぐるーぷなる輩を打ち倒さんとし、ゆえに一刻も早く『敵のアジト』へと――」
「おいおい正気か? 確かに地図にはそう載ってるけどよ、まさかそのまんまってことはないだろ」
「我々の目を欺くための、もしくは何者かを誘導するための罠とも考えられますね」
「し、しかし……!」
「そもそも、それで本当に帝愛の奴らがいたらどうすんだ? 一人や二人で殴り込んだって、返り討ちに遭うだけだろ」
「その前に、我々の首に嵌っているこの機械を爆破されたら終わりです。勝算は皆無と言えますね」
「な、なんと……!」

 舌戦は数だなぁ、と僕は実感する。
 いや、僕もさっきの喫茶店で真田の説得を試みたのだが、これがなかなかに強情で、上手くいかなかった。
 苦笑を浮かべてはいるが、デュオとセイバーの援護には、心なしか枢木も安堵しているようである。
 一人でこんな暑苦しい男の相手をするのは疲れるだろうなぁ。と、僕は彼の苦労を忍ぶ。

「スザクや暦も捜し人がいるわけで、俺とセイバーも一応合流しなきゃならない相手がいる」
「人手が大いに越したことはありません。特に断る理由もないかと思いますが……」

 枢木の誘いを受け、デュオとセイバーは早くもこれを受け入れる様子だった。
 まあ、枢木は見た目好青年だし、真田は他人を騙すってタイプにも見えないから、不信は買いにくいんだろう。

「それじゃあ、了承してもらえますか?」
「志を同じくする仲間が増えるのは、某も喜ばしく思うでござる。となれば、皆を率いていざ敵の本陣へと――」
「いえ、待ってください」

 真田を諌めるいいタイミングで、セイバーが一同に制止をかけた。
 なんだか張り詰めた表情をしている。
 ついさっきまでは、凛とした風貌の大人の女性というイメージだったのだが。
 その印象は途端に、おっかないものへと変化していく。

 男四人の目がいく中で、セイバーはおもむろに刀を抜いた。
 僕の身長よりも長さがあるんじゃないだろうかというほどの、大太刀。
 セイバーはそれを軽々と持ち上げ、枢木と真田が立つ間に突きつける。
 まるで、その先に両親の仇でもいるかのような――僕みたいな一般人にもわかる、敵意だった。

「先ほどからこそこそと、我々の様子を窺っていたのでしょう。隠れていないで出てきなさい」

 このとき僕は、セイバーがなにを言っているのかわからなかった。
 気配だとか、物音だとか、僕は特別、そういうのを感知できるスキルは持っていなかったから。
 たぶん、枢木と真田、デュオもそんな感じだったのだろうと思う。
 気づけていたのは、セイバーだけだった。

 路地裏から、ゆったりとした動作で紬を着た女性が出てくる。
 いかにも、セイバーに潜伏を看破されたから仕方なく、といった様子で。
 僕たちの話に、ずっと聞き耳を立てていたのだろう。
 その、両儀式という名前の彼女は。


 ◇ ◇ ◇


 以上が、《シーン3》。

 過去を遡るのはこれにて終了。
 セイバーが刀を突きつけ、両儀が刀を突きつけられていた理由、そのへんおわかりいただけただろうか。
 バトルロワイアル否定派の人間、要するに殺し合いなんてくだらないと思っている人間たちが話し合いを進める中、
 一人こそこそと様子を窺っている人間がいたら、そりゃ不信感を買うのも仕方がないと言えるだろう。
 セイバーは刃を用いることで明確に、僕たち男衆は無言の視線という形で、紬の彼女に警戒心を向けた。

 ただ困ったことに、彼女――両儀式からはなにも返ってこなかったのだ。
 僕たちに対する敵愾心も、それ以上の殺気も、ましてや弁明の言葉なども。
 なにをするでもなく、なにを語るでもなく、彼女は僕たちの前に立った。
 目的が見えない虚ろな存在。ゆえに対処方法もわからない。
 刀を突きつけていたセイバー自身、両儀のあまりの反応のなさに困っていたようだった。

 彼女の出方によって、これまでの平穏も一気に崩れ去るんだろうな……。
 ここから先は未来の話。回想として語れる部分じゃない。

 願わくば、穏便に進行してもらいたいもんだけどね……――。


 ◇ ◇ ◇


「幹也みたいな真似はするもんじゃないな……」

 ぼそり、と少女が漏らした言葉は、誰も拾い切ることができなかった。

 なんだろう、彼女のこの反応と態度は。
 刀を突きつけられているというのに、まるで動揺していない。
 イタズラが露見し、必死になって言い訳を考える子供のような、そんな違和感。
 彼女があまりに『なにもしてこない』ので、先に刀を突きつけていたセイバーのほうが折れた。

「……どうやら、敵意はないようですね」
「察しが良くて助かるよ。面倒なのは嫌いだ」
「自分で面倒な状況にしたっていう自覚はないのかねぇ。おたく、なにが狙いで俺たちに近づいた?」

 セイバーが刀を下ろしたのを発端とし、紬の少女との対話が始まる。
 真っ先に質問を投げたのはデュオだった。

「別に。狙いもなにもありゃしないさ。興味本位で探偵の真似事をやってみただけだよ」
「立ち聞きが探偵の真似事ねぇ。家政婦かなにかの間違いじゃねーの?」
「……最初につけてたのはその二人さ。駅にやたらやかましいのがいたんでな」

 言って彼女が指差したのは、枢木と真田の二人。
 なるほど、探偵の真似事っていうのは尾行のことか。どうやら、駅からつけられていたらしい。
 ん? となると、喫茶店での僕と枢木たちのやり取りのときもいたのだろうか、こいつ。
 全然気づかなかった。この場合、凄いのは気配を絶っていた彼女か、それともそれを見破ったセイバーか。
 もしくは、僕と枢木と真田がお間抜けなだけだろうか。
 だとしたら――僕もいい加減、意識を改めるべきなのかもしれない。

「気づいたら六人、かぁ」

 ――さて、僕はいったい何分ぶりに言葉を発しただろうか。
 周囲の人たちが濃いキャラばかりだったもので、すっかり発言を自粛していた。
 全員が全員、軽く自己紹介をし合った程度の仲だけれど、各々の素性は揃って怪しいものばかりだった。

 枢木スザク。
 ブリタニアという国の騎士。
 肩書きはナイトオブゼロ。
 ルルーシュ・ランペルージとC.C.の二人を捜している。

 真田幸村。
 戦国武将。
 史実に名を残すあの人と同姓同名。
 存在自体が疑わしく、それでいて暑苦しい男。

 デュオ・マックスウェル。
 自分のことについてはまったく語っていない。
 言葉は流暢だが、名前からして日本の人ではないのかも。
 明智光秀というヤバげな男に襲われたらしい。

 セイバー。
 デュオと同じく己の素性は語っていない。
 たぶん本名ではない。
 プリシラという少女を捜す。

 両儀式。
 素性不明。
 古風な彼女。
 かったるそう。

 ……帝愛グループなる組織の方々は、なんの目的でこんなバラエティ溢れる面々を集めたのか。
 特に、真田幸村に明智光秀。この二人は、おそらく、きっと、僕が思っているとおりの人なのかも……。
 財力にものを言わせて《魔法》を買ったんだったか。だとしたら、そこに真相は隠されているのかもしれない。
 信じがたいことではあるけれど、《魔法》なら――と。この場に忍野がいたら、どんな解釈をしただろうか。

 っていうか、まとまるのか、この面子。
 チームリーダーがいるわけでもなしに。
 共通項といえば、『とりあえず殺し合う気はない』という一点だけ。
 不和は生まれないだろうが、その代わり同調も生まれないのではないか、と僕は思う。

 サバイバルゲームで築かれた集団が、ちょっとしたすれ違いをきっかけに崩壊するなんてのはよくある話。
 チームを作ろうと提案したのは枢木だが、僕には彼が、僕も含めた五人をまとめきれるとは思えない。
 というよりは、枢木自身にまとめ役をやる意思が見えないというか。実際そうみたいだし。
 不安、というか、先の展望が見えてこない。固まるメリットは、この段階ではあまりないのではないか、と。

 僕はそんな風に、思ったことを口に出したり、時には胸の奥に仕舞い込んだりして、ようやくの指針が決定した。


 ◇ ◇ ◇


 以上が、《シーン4》。

 出会って、話して、和解――なんだか、釈然としない。
 緊張感に欠けるというか、熱が入らないというか、揃いも揃って協調性がないというか。
 真っ先にチーム結成を提案した枢木にしたって、みんなを引っ張っていこうという気概は見せないし。

 これは、なんだろう。
 チームというよりは、『捜索隊』だろうか。
 各々の知り合いを捜すだけの、人手の集合体。
 統率も団結もあったものではない、日雇いバイトの仲間みたい関係。

 誰も気を許してはいない。信用しきってもいない。
 ただ、こいつに殺されることはまあないだろう――と、そんな曖昧な安心感をもとに身を寄せ合う。
 これははたして、長生きするための知恵と言えるのだろうか。どうだろう。

 まあ、そんな風に出会った六人だったから……当然のごとく、立派な団体行動なんてできるはずがなかった。
 とりあえず程度に面識を作り、じゃあ別行動しようか、という流れに至るまでは、案外スムーズなものだった。

 それぞれが、別々の道を行く。分散の仕方は、こんな感じだ……――。


 ◇ ◇ ◇


「さて……話し合いの結果、俺が『敵のアジト』に向かうことになったのはまあ、いいんだけどよ」

 両儀が提供してくれたサイドカー付きのバイクに跨りつつ、デュオがごちる。
 彼はこれから、最北のエリアに位置する『敵のアジト』へとひとっ走り行って来るはめになった。
 というのも、僕たちに殺し合いを強いている『敵』が『アジト』にいると信じて疑わない、真田のためである。

 まず本当にそこに倒すべき敵がいるのかどうかわからない、仮にいたとしても少数で攻め込んでは勝ち目も薄い。
 枢木たちの説得の介あって、「なら誰かが下見に行って、攻め込むのはそれからにしよう」という提案でようやく折れた。
 そこで抜擢されたのが、バイクの運転ができ、なおかつそういった偵察活動にはそれなりの心得がある、デュオというわけだ。

 心得がある、って……こいついったい何者なんだ?
 僕よりは年下だろうけど、どうやらただの学生ってわけでもなさそうだし。
 個人のプライバシーに関しては、本当に最小限のことしか教え合っていない。
 僕でたとえると、戦場ヶ原や八九寺、神原のことは皆にも話したが、僕との関係については黙っている。
 戦場ヶ原が僕と付き合っていたり、八九寺はそもそも浮遊霊だったり、ましてや怪異のことなんかは、話さないほうがいいだろう。
 デュオもそのへんは心がけているのか、自身の素性や交友関係についてはまったく語っていない。

 そこはセイバーや両儀も同じだった。誰か、捜したい人間はいないかと訊いたところ、出てきたのはプリシラの名前だけである。
 それに比べたら枢木と真田は素直なもので、ルルーシュ・ランペルージにC.C.、伊達政宗に本田忠勝の名前を教えてくれた。
 伊達政宗と本田忠勝というのは……やっぱりというかなんというか、武将らしい。
 ルルーシュとC.C.の細かな素性については、さすがの枢木もぼかした風に説明していた。

「これはオレの荷物に入ってたもんだ。文句を言われる筋合いはないぞ」
「ああ、そうですかい。そりゃ、ご提供感謝いたしますですよ。ついでに運転もしたらどうだ?」
「免許は持ってないんだ。悪いな」

 デュオが跨るバイク、そのサイドカーに乗っているのは、バイクを提供した両儀だった。
 申し出たのは本人。どうやら、彼女も敵のアジトに行きたいらしい。
 真田みたいな安直なことは考えていないようだけれど、こっちはこっちで、なにを考えているのかまるで読めない。

 ただ単に、一箇所に留まるのが好きじゃないだけなのかもしれない。
 もしくは、急に風を感じたくなったとか。
 それとも、この近辺をうろついている変態から距離を置いておきたいのだろうか。

 そうそう。デュオとセイバーが襲われたという明智光秀……両儀もその被害にあったらしい。
 三人が三人ともに感じた印象は、『気色悪い』。真田もこれには否定しなかったし、いったいどんな男なんだろう。
 歴史上の明智光秀といえば、そこまで変態的なイメージはないのだが。
 羽川あたりだったら、僕が知らないような逸話の一つや二つくらい、知っているのかもしれない。

「かたじけない、デュオ殿。本来なら某が赴かねばならぬところ、恥ずかしながらこのような珍妙な馬の扱いには慣れておらず……」

 真田が飛び込んでいったら、下見の意味もなにもないだろう。
 それに、自称戦国武将が颯爽とバイクを駆る姿というのもなかなかにシュールである。

「んじゃ、昼までには戻ってくる予定で。よろしく頼むぜ」
「道中、もしプリシラを見かけるようなことがあれば、駅のほうに誘導を頼みます」
「了解。じゃ、ちゃっちゃと行って来るぜ」

 再会を前提とした別れは、実に淡白だった。
 デュオと両儀を乗せたバイクが、北へ進路を取る。
 残された僕たち四人は、手を振ってそれを見送った。



【D-6/駅前/一日目/早朝】

【デュオ・マックスウェル@新機動戦記ガンダムW】
[状態]:健康
[服装]:牧師のような黒ずくめの服
[装備]:フェイファー・ツェリザカ(弾数5/5)@現実、15.24mm専用予備弾×93@現実、
    BMC RR1200@コードギアス 反逆のルルーシュR2
[道具]:基本支給品一式×2、デスサイズのパーツ@新機動戦記ガンダムW、メイド服@けいおん!
[思考]
基本:なるべく殺したくはない。が、死にたくもない。
1:『敵のアジト』に向かい、中を調査。正午までには『D-6・駅』に戻り、詳細を報告。
2:プリシラを見かければ駅に誘導。明智光秀、平沢憂には用心する。
3:デスサイズはどこかにないものか。
[備考]
※参戦時期は一応17話以降で設定。ゼクスを知っているか、正確にどの時期かは後の書き手さんにお任せします。

【両儀式@空の境界】
[状態]:健康、光秀へのわずかな苛立ち
[服装]:私服の紬
[装備]:ルールブレイカー@Fate/stay night
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1
[思考]
1:とりあえずデュオと一緒に敵のアジトまで行く。その後も共に行動にするかは未定。
2:黒桐は見つけておいた方がいいと思う。
3:光秀と荒耶に出会ったら、その時は殺す。
4:首輪は出来るなら外したい。
[補足]
※首輪には、首輪自体の死が視え難くなる細工がしてあるか、もしくは己の魔眼を弱める細工がしてあるかのどちらかと考えています。
※荒耶が生きていることに関しては、それ程気に留めてはいません。
※藤乃は殺し合いには乗っていないと思っています。

【BMC RR1200@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
両儀式に支給された。
リヴァル・カルデモンドの愛車。サイドカー付きのバイク。


 ◇ ◇ ◇


「僕は西に。【D-5】にある政庁というところを調べてみます」

 デュオと両儀が出発してすぐ、枢木が単独行動すると言い出した。

「そりゃまた、なんでそんなところに?」

 ちなみに、話し相手になっているのは僕。
 なんだか無口キャラみたいな印象が漂っていたが、それは単に、僕が喋るべき場面を省いてきただけのことなのだ。

「調べものがしたいんだ。そこでなら、いろいろと設備も整っているだろうから」
『クルルギドノ!クルルギドノ!』
「そのおもちゃ……いや、ロボット絡みで?」
「そういうこと」

 ハロという名の赤い球体が、枢木の周りで元気良く跳ね回っている。
 ああ、こういうおもちゃ、僕が小学生くらいのときに流行ったよなぁ。
 こっちが喋ると、向こうも喋り返してきてくれたりして。
 このハロは、僕が知っているそれより幾分か高性能そうだけど。

「こっちは徒歩でも十分に行ける距離だし、遅くならない内に戻るよ」
「私が護衛に付きましょうか? 明智光秀のこともありますし、単独行動は危険だと思いますが」
「いえ、セイバーさんは阿良々木くんたちについていてください。僕も自衛の手段くらいは持っていますから」

 セイバーの申し出をやんわりと断る枢木。その表情には、怯えがない。
 表面上は好青年だけれど、こいつもこいつで、なんか隠してそうなんだよなぁ……。
 騎士っていうくらいだし、本人が言うとおり、それなりに強いのかもしれない。

 ……にしても。

「それじゃあ、留守を頼むよ阿良々木くん」

 こいつ、本当に忍野に声似てるな。



【D-6/駅前/一日目/早朝】

【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
[状態]:健康、「生きろ」ギアス継続中
[服装]:ナイトオブゼロの服
[装備]:赤ハロ@機動戦士ガンダムOO
[道具]:基本支給品一式、レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード、バタフライナイフ@現地調達、湿布@現地調達
    ランダム支給品0~2(確認済み)
[思考]
基本:ゼロレクイエム完遂の為、ルルーシュ、C.C.と共に生還する(特にルルーシュを優先)
1:政庁に向かい、端末を見つけてハロの中に収められている情報を閲覧する。正午までには『D-6・駅』に戻る。
2:プリシラを見かければ駅に誘導。明智光秀、平沢憂には用心する。
3:ルルーシュ、C.C.、名簿外参加者の中にいるかもしれないゼロレクイエムの計画を知る人間を捜して合流。
4:ルルーシュに危険が及ぶ可能性のある要素は排除する。
5:確実に生きて帰る為の方法、首輪を外す方法を探す。
[備考]
※ラウンズ撃破以降~最終決戦前の時期から参戦。
※主催がある程度の不思議な力を持っている可能性は認めていますが、死者蘇生が可能という点は全く信じていません。
※少なくとも、『真田幸村』が戦国時代の武将の名前であることは知っていますが、幸村が本物の戦国武将だとは思っていません。
※もしかしたら『敵のアジト』が『黒の騎士団のアジト』ではないかと少し疑っています。


 ◇ ◇ ◇


 二人が北へ、一人が西へと向かい――残された僕たち三人は、駅で待機することになった。
 全員がバラバラに動いていては、チームを結成した意味もない。
 チームと言えるほどのまとまりは、やっぱりないような気もするけれど……それでも、一応。
 この【D-6】の駅を集合場所として、僕たちはまた会う約束をしたのだった。

「運行休止、か。いったいいつまで続くのかな……」

 改札口の前で、僕はベンチに座りながら電光掲示板を眺る。
 駅を集合場所に定めたのは、人の出入りが激しいと予想できるからだ。
 これだけ広い会場内、公共の交通機関を利用する者も多いだろう。
 それが捜し人であれ、危険人物であれ、ここで待っていれば必然、人とは出会うことになる。

 ただし、こちらから電車に乗ることはしないようにと、デュオに忠告されていた。
 なぜかといえば、目の前の電光掲示板にも映し出されている告知、運行休止のお知らせが原因。
 電車の利用者が多いというとは、当然、そこに付け込む輩も出てくるわけで。
 要するに、デュオは運行休止の原因が人身事故にあると推測したのだ。

 駅のホームに誰か落ちたのか、走行中の列車にトマホークでも投げ込んだのか、線路に岩でも置いたのか、
 はたまた力技でもって線路自体を破壊してしまったのか――はは、まさか。ないない、ありえない。

 人為的に事故を起こすというのは、案外容易い。それゆえに、不特定多数の乗客の命を奪うことも容易なのだ。
 便利だからこそ危険な、ある種トラップとも言える電車には、なるべく頼らないほうがいいと。
 僕はそんな助言を受けたのだった。

「まあ、今すぐどこかに行きたいってわけでもないしなぁ」

 流されるがままに六人の内の一人として数えられてしまった僕だけど、本当にこれでよかったのかどうか、正直不安だった。
 戦場ヶ原たちや憂ちゃんのお姉さんを捜すにしても、あてがないのは確か。
 バトルロワイアルを否定しきり、会場から脱出するにしても、それだってあてはない。
 やるべきことは、安全の確保……それだけ、なんだよなぁ。正直なところ。

 問題の解決に至るまでの道筋が見えない。
 これは怪異絡みの問題じゃないから、忍野の助けも借りられない。
 そもそもここに、あの軽率なアロハはいないのだ。
 どうするよ、僕。

 せめて。
 せめて八九寺のような、気軽に言葉を交し合える女の子が傍にいればよかったのに。
 なにを考えてるんだ僕は。
 今はそんなことしてる場合じゃないだろう。

「コヨミ」

 と、不意に僕を下の名前で呼ぶ女声が。
 僕を暦と呼ぶ女の子なんて、妹たちや千石くらいだ。それにしたって『お兄ちゃん』という敬称がつく。
 が、この場にあの三人がいるはずもない。
 僕の名前を呼んだのは、両儀に刀を突きつけたのが印象的な金髪の女性――セイバーだった。

「ああ、えっと……セイバー、でいいのかな。僕になにか用?」
「用というほどのものはありません。少し尋ねたいことがありまして」
「なに?」
「シロウ……衛宮士郎という男性について、なにか知っていることはありませんか?」

 衛宮士郎……?
 初めて聞く名前だった。
 六人が話し合いをした場でも、出てこなかった名前だ。
 それが今になって、どうしてセイバーの口から飛び出すのだろう。

「いや……知らないな。僕がここに来てから出会ったのは、平沢憂って子だけだし」
「あなたに襲い掛かったという……その少女は、放置しておいて大丈夫なのですか?」
「どうだろう。一応、お灸を据えてはおいたし、武器も没収しておいたから滅多なことはないと思うけど」

 憂ちゃんのことに関しては、他の五人にも用心するよう伝えてある。
 対策はしておいたつもりだけれど、さすがに黙っているわけにはいかないだろうし。
 彼女のお姉さんも、早めに見つけてあげたいところだ。

「で、士郎だっけ? どこの誰かっていうのは、訊かないほうがいいのかな?」
「……いえ、知らないのであれば結構です。私事ですので、気にしないでください」

 セイバーはそう言うと、僕の隣の席に腰を落ち着かせた。
 護衛のつもりなのだろう。電車に乗ってここを訪れた人間が危険人物であった場合、対処が遅れては事だから。
 専門ってわけじゃないけれど、僕に与えられた役割は交渉役ってところか。
 それにしたって、電車が復旧しない限りはこうやってぼけーっとしているくらいしかやることがないのだが。

 ぼけー……っと。

「……」
「……」

 セイバーと、二人並んで、ぼけーっと。

「……」
「……」

 なんだろう、この沈黙は。
 こいつとは会話が弾む気がしない。
 おもしろおかしい話題が思いつかない。
 僕ともあろうものが。

 …………え、なに。電車が動き出すまで、ずっとこの空気ですか?



【D-6/駅構内/一日目/早朝】

【阿良々木暦@化物語】
[状態]:疲労(小)
[服装]:直江津高校男子制服
[装備]:なし
[道具]:デイパック、支給品一式、ギー太@けいおん!、エトペン@咲-Saki-、ゲコ太のストラップ@とある魔術の禁書目録、
    スコップ@現実(会場調達) 竹箒@現実(会場調達) 、トラウィスカルパンテクウトリの槍@とある魔術の禁書目録、
    スクール水着@化物語
[思考] 誰も殺させないし殺さないでゲームから脱出。
基本:知り合いと合流、保護する。
1:駅で待機。デュオたちの帰りを待つ。誰かが来るようなら、共に行動するよう呼びかける。
2:戦場ヶ原、八九寺、神原と合流したい。他にも知り合いがいるならそれも探す。
3:憂の姉を見つけたら、憂の下に連れて行く。
4:……死んだあの子の言っていた「家族」も出来れば助けてあげたい。
5:支給品をそれぞれ持ち主(もしくはその関係者)に会えれば渡す。
[備考]
※アニメ最終回(12話)終了後よりの参戦です。
※回復力は制限されていませんが、時間経過により低下します。

【セイバー@Fate/stay night】
[状態]:健康、魔力消費(小)
[服装]:普段着(白のシャツに青いロングスカート)
[装備]:七天七刀@とある魔術の禁書目録
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2(未確認)
[思考]
基本:人々を守る。
1:上記の『望み』を実行する傍ら、自分のなすべきことを一から考え直す。
2:駅を訪れる人物を見定める。危険人物が乗り込んでくるようなら、率先して対処。
3:できればプリシラと合流したい。
4:士郎ともう一度話がしたい。
[備考]
※参戦時期はアニメ20話途中、士郎との喧嘩直後から。


 ◇ ◇ ◇


 ちなみに、真田は駅の入り口で門番を務めている。
 公共機関に門番という言葉を用いるのはなにか違和感があるが、間違ってはいないと思う。
 悪漢が攻めてくるようなら即成敗、戦う意思がないなら中に通すよう、言ってはあるけれど……。
 正直、真田のコミュニケーション能力がどれほどのものかわからない僕は、不安で仕方がなかった。

 ……セイバーと真田の立ち位置、代えてもらったほうがよかっただろうか。
 でもなんか、こいつはこいつで疲れそうだしなぁ……。
 ああ、八九寺みたいに抱きついたり揉みしだいたりしても大事にならない女の子とか、来ないかなぁ。



【D-6/駅の入り口/一日目/早朝】

【真田幸村@戦国BASARA】
[状態]:健康、右手に軽い打撲(治療済み)
[服装]:普段通りの格好(六文銭の家紋が入った赤いライダースジャケット、具足、赤いハチマキ、首に六文銭)
[装備]:物干し竿(ステンレス製)×2@現実
[道具]:基本支給品一式(救急セットの包帯を少量消費)、ランダム支給品0~1(確認済み)
[思考]
基本:『ばとるろわいある』なるもの、某は承服できぬ!
1:武田信玄のことは何があろうと守る。
2:『敵のあじと』に乗り込む……ためにも、今は我慢。デュオと式、スザクの帰りを待つ。
2:怪我をしている伊達政宗、名簿に記載されていない参加者の中にいるかもしれない知り合い、 ルルーシュとC.C.を捜す。
2:主催を倒し、人質を救い出す。
2:これは戦ではないので、生きる為の自衛はするが、自分から参加者に戦いを挑むことはしない。
2:争いを望まない者は守る。
2:織田信長と明智光秀は倒す。
2:あらあら殿とセイバー殿の御身は、某が守り通す!
2:『えき』に近づく輩は、この真田幸村が成敗いたす!
※武田信玄が最優先であること以外、本人には優先順位をつけるという発想がありません。矛盾もありますが気づいていません。
[備考]
※長篠の戦い後~武田信玄が明智光秀に討たれる前の時期から参戦。
※MAPに載っている知らない施設のうち、スザクにわかる施設に関しては教えてもらいました。
※スザクとルルーシュのことを、自分と武田信玄のような主従関係だと勝手に思い込んでいます



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068:HELLO!!/幸村、妖怪を退治せんとするのこと 枢木スザク 119:騎士 失格 (前編)
068:HELLO!!/幸村、妖怪を退治せんとするのこと 真田幸村 100:三人コミュニケーション
068:HELLO!!/幸村、妖怪を退治せんとするのこと 両儀式 116:とある死神の≪接触遭遇(エンカウント)≫
050:Break & Peace セイバー 100:三人コミュニケーション
050:Break & Peace デュオ・マックスウェル 116:とある死神の≪接触遭遇(エンカウント)≫
063:Noble phantasm 阿良々木暦 100:三人コミュニケーション