飽く迄も愛してくれる? ◆1aw4LHSuEI
ああ。『オレ』は、また『おまえ』のことを救えなかったのか。
† † †
「……どうかしたのか、アーチャー」
時は第二回定時放送直後。
少々、上条らから先行しすぎたことと、放送が近いということで。
目的地近くではあるが弓兵と魔女は小休止を取っていた。
民家の壁に体を預けるC.C.は、アーチャーを見る。
放送を聞いた後より。
彼の瞳には、唯の一つも感情が浮かんでいない。
男は、どこか覇気の欠けた目で女に答えた。
「……お前にはここに来るまでに言っておいたな。私と同じサーヴァントが二名死亡した。
サーヴァントはそう易々と殺せるものではない。大きな力を持つ参加者が、やはり存在するということだろう。
しかも、そのうちの一人はセイバー。阿良々木暦と共にいたはずの一人。そして、もう一人の真田幸村も呼ばれた。
……本人こそ呼ばれなかったが阿良々木暦も危険な状況だと考えていいだろう。それは……」
「随分と饒舌になったな」
ピタリ。と、アーチャーは口を閉じる。
それは、なにかあったのだと、語っているようなものだった。
「―――まあ、話したくないなら構わないさ。私だってお前を慰めるつもりはないのだしな」
「…………ふ」
その言葉に、アーチャーは自嘲じみた笑みで返した。
「ああ、未練だな―――」
思うところはある。
感傷も覚える。
だが、アーチャーは英霊で。
そんなものに囚われているべきではなかった。
そう、理性的に判断する。
だから。
それだけで。
悼みの時間は、終わった。
† † †
新ルール等、考えたいことはあったが。
むしろ、明確な目的がある以上、他の人間が余り動かないだろう放送直後のこの時間に行動するべき。
そう考えた二人は駅を眺めることができるほどの位置までに移動する。
遠目から見たD-6駅は完全に崩壊していた。
あれほどの大激戦。
同行者の死亡。
それにも関わらず生きている。
阿良々木暦は普通の高校生。
戦闘能力などない。
すると……?
「セイバーたちは敵と同士討ちになった……か」
「もしくは、何らかの理由があって、阿良々木暦を襲撃者が人質になっているのかもな」
そんなところか。
結局、駅周辺に敵がいるのか味方がいるのかは分からない。
だから……。
「C.C.、お前はここに残って上条当麻らと合流しろ」
危険人物が残っていてもおかしくない。そう考えての提案だったのだが。
むっ、と。C.C.は不満げな顔をした。
「それは、私が足手まといということか?」
「……そうだ」
こいつ相手に取り繕っても仕方ない。
そう考えての発言。
だったのだが……。
「むぅ……」
「…………」
思ったよりも理解は得られなかった。
すねたような顔をするC.C.にもう一言何か言おうと口を開く。
そのとき。
「あ……」
「…………ッ!?」
C.C.が驚いたような顔をした。
「心眼」スキルに反応があった。
とっさに振り返ると。
奴がいた。
† † †
全速力で駆け抜けてきた勢いもそのままで。
轟ッ―――!
そう表現することすら、生易しい暴風のように。
振り回される巨大な岩の剣。
気がつけばそれがアーチャーの眼前にまで来ていた。
―――疾い。
瞬時に双剣を投影し受け流す。しかし、その衝撃でどちらも弾き飛ばされた。
からんからん、と。
コンクリートの道に干将・莫耶が転がった。
瞬時に戦闘へと思考を切り替えるアーチャー。
「―――アーチャー!?」
「下がっていろ!」
一息遅れて響くC.C.の声。
しかし、それを気にしている余裕は今のアーチャーにはない。
もう一度干将・莫耶を投影しながら後退。間合いを広げる。
が、相手はそれに何か感じた様子もない真っ直ぐな突撃。
圧倒的な質量による暴力。
まともに喰らえばナイトメアフレームすら破壊しそうな一撃。
受け止める手段など絶無にも思える。
だが、不意打ちだった先ほどとは勝手が違う。
英霊アーチャーは単純な特攻が何度も通用する相手ではない。
受けるのでも流すのでもなく、見切る。
風切る刃を紙一重の動作で回避する。
数多の戦場を潜り抜けてきたからこその動きだった。
―――しかし。
(これほどとは―――)
アーチャーは英霊。
人間の枠を超えた存在である。
この会場に制限をなす結界があったとしても。
通常人との間には身体能力だけでも高い壁がある。
だが、こいつは。
その壁をあっさりと乗り越えた。
(これほどまでとはな、神原駿河―――!)
どこか見覚えのあるレインコートを身に着けて。
虚ろに騒々しく。
神原駿河は狂気を宿した瞳でこちらを見据えた。
† † †
「アーチャーそいつは……」
「―――わかっている。戦場ヶ原ひたぎの関係者。神原駿河だ」
そう、振り向かないまま言葉を返してC.C.を下がらせる。
彼女はまだなにか言いたそうな気配を見せていたが、すぐに諦めたようにしておとなしく従った。
それを背中に感じながらアーチャーは神原から目を離さない。
そんなアーチャーを気にせずに、何度も力任せに振り回される岩剣を紙一重で躱す。
元々、アーチャーはサーヴァントとしての身体スペックは高いほうではない。
故に、負傷していたとはいえライダーに筋力、速度で互角以上だった神原に身体能力で負けるのはある意味当然。
防戦に廻るのも必然といえた。
しかしながら、攻撃を捌き、避けるアーチャーの顔に焦りはない。
むしろ、余裕すら見える。
アーチャーは身体能力の低いサーヴァントだ。
だからこそ、彼にとっては自分が不利な状況で戦闘することなど当たり前のことで。
それを塗り替える技量と切り札があるからこその英霊だと自負していた。
彼にとって、ただ重く速い一撃に意味はない。
単純な直線の攻撃を回避できぬ道理などないのだ。
轟轟轟轟轟―――!
神速の一撃がまた的を外し、道路に叩き込まれる。
その隙に切りつけにかかるが、凄まじい反応速度で下がられる。
回避なんていえるものではないただの後退。
しかし、それで英霊の一撃から身を躱すのだから大したものだ。
(随分と無茶な身体能力だな)
少々呆れたものを覚えるアーチャー。
そして、彼は相手の行動に奇妙なものを覚え始めていた。
(何があって彼女があの「腕」を使ってしまったのか、それはわからないが……。
一体何を目的にして動いているのか。そう、先ほどからのこいつの動きは私を純粋に殺そうとしているように思えない。
むしろ、私の後ろを意識しているような―――)
後ろには、下がらせたC.C.しかいない。
……彼女が狙いということなのだろうか?
どちらにせよ、暴走状態にある彼女を見逃すわけにはいかない。
戦場ヶ原ひたぎには悪いが、最悪排除することになるだろう。
そこまで思い、距離をとった彼女相手に切り札を使うことにする。
干将と莫耶を投擲。
身をかがめてこれを回避する神原。
しかし、同時にもう一対の双剣を手元へと投影する。
干将と莫耶は夫婦剣。
その伝承に反して互いに引きつけあう能力を持つ。
放たれた双剣は互いに引き合い、さらにアーチャーの手元の二本にも近づく。
自分が接近し、斬り付けることで発生する都合四度の攻撃。
これぞ、鶴翼二連!
これまでの単調な攻撃から一転。
絶対の自信を持って放たれた斬撃。
神原はこれを避けない。
いや、避けることなど出来るはずもない!
一瞬、背後に迫る気配を感じて神原は惑う。
それを、どうすべきなのか、と。
だが、それも一瞬。
「レイニーデビル」はその場に斧剣を突き刺した。
それは、この戦闘始まってから初めての防御行動らしきもの。
あふれる必殺の気配を警戒してだろうか。
本能で彼女は悟る。
そう、避けれなければ―――耐えればいいのだ。
「なに―――?」
アーチャーに背を向けて、石剣を支える。
まるで、盾のようにして、それを構える。
アーチャー本人を完全に無視した行動は、しかし、飛び交う二刀の防御方法に限定するならば、最善に近かった。
背中を切り裂くはずだった干将・莫邪は斧剣にぶつかり爆ぜる。
轟音に衝撃。
「壊れた幻想」
並みのサーヴァントを即死させる一撃は、しかし大英霊の武器を揺るがすのみに終わる。
絶対回避不可の攻撃のうち半分は、武器の性能と予想外の防御行動で破られた。
だが、背を向けている以上、アーチャーによる直接攻撃を回避することは出来ない。
まさに、必然の理のごとく、神原の背に向けて刃が迫る―――!
それで、よかった。
じゃくり。
と、アーチャーの持つ二刀に肉を切り裂く感覚が伝わってくる。
抉ったのは肺と脇腹。
常人ならば必死と言っていい傷。
しかし、神原駿河にとっては浅すぎる。
すでに体は限界を迎えて、契約によってのみ生かされている彼女を殺すには、この程度で足りはしない。
そこまで計算できたはずもないだろう。だが、神原はアーチャーの攻撃に耐えきった。
即死でなければ、それでよかったのだ。
だったら、あとは反撃するだけだ。
「―――ッ」
突き刺さった二刀が抜けない。
筋肉に力を入れて動かさまいとしているのだ。
一瞬で見切りをつけて剣から手を離し、距離をとろうとするアーチャー。
武器を持っておらず、身体能力で劣る今、この距離はまずい―――!
そう判断しての後退だった。
だが、防御の終わった神原が、攻撃をためらうはずも無い。
技巧も何もない振り向きざまの体当たり。
回避する間など、ありはしない。
勢いそのままを体に受けて、アーチャーは弾かれ転倒する。
だが、自身が後ろに移動している途中だったこともあり、ダメージは薄い。
痛みはあるが後に引くようなものではない。
では、神原の狙いとは―――?
転倒したアーチャーを飛び越えてそのままに走り抜ける神原。
その先にあるのはC.C.の姿。
(やはり、最初からC.C.が狙いだったのか―――?!)
神速をもってC.C.へと迫る、神原。
それに気づいたC.C.は、少しだけ目を見開いて僅かにだけ体を横にし、一歩だけ下がった。
だが、そんなことで攻撃を回避できるはずもない。
アーチャーは、己が最速で立ち上がろうとするが、もう遅かった。
C.C.の眼前まで迫る神原。
どこか悟ったような眼をして笑うC.C.。
起こした体に力を込め、何とか攻撃を止めようとするアーチャー。
そして。
神原駿河はC.C.の目の前をそのまま走り抜けた。
「――――――は?」
呆然とするアーチャーを尻目に。
レイニーデビルは神速で駆けていき。
……やがて、見えなくなった。
† † †
神原駿河は走っていた。
ただただまっすぐに目的へと。
逃走?
そんなものはしない。
もとよりそんなことが出来るほどの理性は残っていないのだから。
今、彼女に出来るのは。
ただ、自らの望みをかなえること。
それだけである。
駅前で一方通行から逃走した?
違う。
あれは逃走じゃない。
もしも、レイニーデビルがそんなことを出来るほど器用なら、もっと早くに撤退していたはずだ。
では、あれは。
そして、今回のこれは何だというのか?
簡単だ。
神原駿河の心からの願い。
裏でない、表の願い。
“戦場ヶ原ひたぎ”を守るため。
彼女の元へと馳せ参じるため。
それ以外に理由なんてない。
つまりは。
戦場ヶ原ひたぎの元へと行くために一方通行から離れ。
進行の邪魔になるからこそアーチャーを排除しようとして。
直進の邪魔にならないからこそC.C.をスルーした。
単純な、答えだった。
走る。走る。走る。
だっ、だっ、だっ、だっ、だっ。
だっだっだっだっだっだっだっ。
だだだだだだだだだだだだだだだだ。
一途に。
戦場ヶ原ひたぎを目指す。
彼女の位置ならば迷うまでも無い。
これだけ近ければ。
目を閉じたって感じることができる。
レイニーデビルが教えてくれる。
彼女のことならば。
それをなんと呼べばいいのだろう。
人間を捨てて。
命を捨てて。
理性を捨てて。
それでも守りたい何かがあったとき。
それを守るための力を得たとき。
なんと呼ぶべきなのだろう。
執念とか、怨念とか。
ドラマチックに運命とか、単純に能力とか。
だけど、神原駿河ならこう言ったのだろう。
それは、「愛」なのだと。
【E-6/住宅地/一日目/日中】
【神原駿河@化物語】
[状態]:レイニー・デヴィル完全体 、致命傷(契約により死亡には至っていない)
[服装]:私立直江津高校女子制服、ミズーギー王国製下着 、黄色いレインコート@Fate/stay night
[装備]:縄@現実 、 干将・莫邪@Fate/stay night(二時間後に消滅、体に刺さりっぱなし)
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本:戦場ヶ原ひたぎを守る。
0:戦場ヶ原ひたぎに合流する。
1:参加者を皆殺しにして、戦場ヶ原ひたぎを優勝させる。
2:戦場ヶ原ひたぎと阿良々木暦を傷つける全ての者への憎悪。
[備考]
※アニメ最終回(12話)より後からの参戦です
※左腕の状態やレイニーデビルに関する情報は誰にも話していませんが、アーチャーには感付かれたと思っています。
※政宗を戦国武将の怪異のようなもの、と考えています。
※知り合いに関する情報をゼクス、一方通行、プリシラと交換済み。
※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランに同意しています。
※政庁で五飛が演じるゼロの映像を見ました。映像データをスザクが消したことは知りません。
※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。
※アーチャーと情報交換をし、アーチャーの持っていた下着セットと虎竹刀を交換しました。
※レイニーデビルとの契約により得た何らかの知覚方法で戦場ヶ原ひたぎのいるだいたいの方向がわかるようです。知覚範囲は1キロよりは短いようです。
詳細はのちの書き手にお任せします。
† † †
「愛する人を守るために悪魔に魂を売る、か……。妬けるな」
「…………」
「何だ。反応はなしか?」
現在、再びアーチャーはC.C.を抱えて走っていた。
勿論、神原駿河を追うためである。
回避すれば戦闘にはならないとはいえ。
暴走している彼女を放っておくわけにはいかないからだ。
しかし、やはりスタートが遅かったこと。
もともとあちらの方が足が早いこと。
C.C.を抱えていることが合わさって、じりじりと距離を引き離されて行く。
「……お前は最初から神原駿河の目的に気づいていたのか?」
「ああ。お前があいつの名前を呼んで確信に変わったな。だから言おうとしたじゃないか」
「……だが、何故分かった?」
純粋に疑問に思うアーチャー。
どうみても暴走しているだけにしか見えなかった彼女に、明確な目的があることなどどうして分かったのだろうか。
C.C.はそんなアーチャーを見て呆れたような顔をした。
「あいつの行きたがってる方向とか、単純にこちらの殺害が目的でなさそうだとか、戦場ヶ原ひたぎから聞いた人となりだとか、いろいろあるが……。
まあ、そんなもの目を見たら一目瞭然だっただろう」
目?
不可解そうな顔をするアーチャー。
神原駿河の目は虚ろで何も感じていないように見えたが……。
そんなアーチャーを尻目にしたり顔でC.C.は言う。
「あいつは、恋する女の目をしてたじゃないか」
…………。
……してたか、そんな目?
「わからなかったのか、朴念仁め」
わかるわけがない。
あの狂気に囚われた目が恋する瞳なら、世の中の青春少女はみんなヤンデレだ。
しかし、C.C.の言葉にはどこか言い返せない女性特有の謎の迫力があった。
何故か機嫌よさげにしているC.C.を見てアーチャーは思う。
女はやっぱりよくわからない。
【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
[状態]:疲労(中)、傷修復完了(健康)
[服装]:血まみれの拘束服
[装備]:
[道具]:基本支給品一式 阿良々木暦のマジックテープ式の財布(小銭残り34枚)@化物語
ピザ(残り60枚)@コードギアス 反逆のルルーシュR2 オレンジハロ@機動戦記ガンダム00
[思考]
基本:ルルーシュと共に、この世界から脱出。
不老不死のコードを譲渡することで自身の存在を永遠に終わらせる――?
0:アーチャーとともに、神原駿河を追う。
1:アーチャーと共にD-6駅に向かう。 スザクには会っておくか
2:ルルーシュと合流する
3:利用出来る者は利用するが、積極的に殺し合いに乗るつもりはない
4:正直、ひたぎとは相性が悪いと思う
5:私は守られてばかりのお姫様ってキャラじゃないんだけどな……
[備考]
※参戦時期は、TURN 4『逆襲 の 処刑台』からTURN 13『過去 から の 刺客』の間。
※制限によりコードの力が弱まっています。 常人よりは多少頑丈ですが不死ではなく、再生も遅いです。
※神原駿河の暴走と、その目的を察しました。
【アーチャー@Fate/stay night】
[状態]:健康 魔力消費(中)
[服装]:赤い外套なし、hollowスタイル
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1(確認済み)、臙条家の鍵@空の境界、虎竹刀@Fate/stay night 、バーサーカーの岩剣@Fate/stay night、聖骸布X2@
Fate/stay night
[思考]
基本:本当の“答え”を見つけ出す。
0:C.C.とともに神原駿河を追い、上条らと合流する。最悪、神原は殺す。
1:C.C.を連れて先にD-6駅へ向かう。周囲を警戒しておく。
2:この場において過去の改竄は無駄。
3:単独行動を取り情報を集めながら衛宮士郎を捜し出す。【絶望の城】を優先的に調べる。
4:3の過程でルルーシュ、アーニャ、ユーフェミア、を見付けたら12時までならD-6駅、3回目の放送なら象の像へ集うよう伝える。
5:臙条家の鍵の合う場所を探す。
6:荒耶、赤毛の男(サーシェス)に対し敵意。
[備考]
※参戦時期は衛宮士郎と同じ第12話『空を裂く』の直後から
※凛の令呪の効果は途切れています
※参加者は平行世界。またはそれに類する異界から集められたと考えています。
※デイパックの容量に限界が無いことに気付きました。
※「絶望の城」は殺し合いを促進させるための舞台と考えています。
※「臙条家の鍵」は何らかの重要施設、武器が隠されている扉を開けるものと考えています。
※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。
※スザク、駿河、レイと情報交換を行いました。「絶望の城」については伏せてあります。
※聖骸布の上着が幻想殺しによって壊れました。 一応布自体はまだ残っています。
※神原駿河の暴走と、その目的を知りました。
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最終更新:2010年02月09日 09:19