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Macabre in muddled rabbithutch(後編) - (2007/04/07 (土) 21:24:21) の1つ前との変更点
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*Macabre in muddled rabbithutch(後編) ◆S8pgx99zVs
全員の証言が一段落したところで、居間に集った六人は少し休憩を取ることにした。
台所で見つけたお茶を淹れ、それと火で炙ったパンで痛んだ身体を温める。
更なる詳しい検証の前に、憔悴したエルルゥを子供達と一緒に寝かせトウカをその番に立たせた。
二人が去った居間には、キョン、ハルヒ、魅音、ロックの四人が残っている。
「腹が立つわね人事みたいに」
ハルヒが腹を立てているのはツチダマ掲示板のことだ。
そのログを今一度、四人で最初から見直していた。
「朝倉さんって、頭脳も運動も抜群だったけど……、人を殺せる人だなんて思ってなかったわ」
と、ハルヒが溢す。
「新しい書き込みはホテル周辺のことばかりだな。それに俺に対するネタバレ禁止って……」
新スレをチェックしたキョンは溜息をついた。
あれから新しく立ったスレッドのテンプレには”キョン君に対するネタバレは禁止ギガ”という
一文が加えられていた。書き込みは続いているが、固有名詞の数は減りいまいち要領を得ない
ものへとなっている。
「口振りからすると、このツチダマってのが私達を監視してるってことになるのかな」
そう言うと、魅音は辺りを窺うように首を振った。だが、もちろんそういった気配は感じられない。
「ツチダマというのがどんな存在かは解らないが、ホテルでの騒動を見に集まったとか、
そのせいで巻き込まれて故障した……なんて書き込みを見ると、ある程度自律した存在らしいな」
書き込みを冷静に分析するのはロックだ。
始まってから間もない内に監視と盗聴の可能性には気付いていたが、まさかこんなものとは
想像していなかった。ギガゾンビの科学力は、ある意味ロックの予想以上であったと言える。
「しかし、情報にムラがあるわね」
「ここに書き込まれているのは監視の結果じゃなくて、このツチダマ達が注目したものだからな」
不満を洩らすハルヒをキョンが宥める。
「じゃあ、私達にはあんまり意味がないんじゃない? 書かれているのは終わったことばかりだし」
「いや、そうとも言えないさ。彼らの監視体制を推察する材料にはなる」
魅音の言葉にロックはこう返し、さらに例えばと言葉を続けた。
「ここの書き込みには屋内の情報はほとんどない。病院やホテルでもロビーや廊下なんかの
開けた場所だけで個室の中を見たものはなかった。
つまり、ツチダマ達は俺たちには見えないが、逆に間近くにいれば気付かれる可能性もある
ってことさ。だから、不用意に閉じた空間へとは進入してこない」
「つまり、この家の中とかだと安全だってわけ?」
「少なくとも、このツチダマとか言うヤツラに対してはね……」
――そうは言っても。
安心はできないとロックは思う。監視や盗聴の手段がツチダマだけなら問題はないが、そうでは
ないだろう。ツチダマの監視には穴が多く見受けられることから、それを補完する手段があるはずだ。
ギガゾンビが参加者の位置を把握しているのは今までの放送から明らかだ。
つまり参加者の証――首輪から何らかの信号が発信されているということになる。
この信号の中に音声や映像などが含まれてないかと言えば確率はゼロではない。
ロックの口から小さい溜息が漏れる。
元からギガゾンビの掌の上で始まったゲームであり、不公平は承知の上の反逆だがそれでも
ギガゾンビの掌は広い。
だが、諦めはしない。諦めの悪さこそが彼の最後の意地であり。それでもって悪漢犇めく
ロアナプラを渡り歩いているのだから。
掲示板をあらかた検証し終えると、四人は次に生き残った参加者の検証を始めた。
まずは生存者をいくつかのカテゴリーに分類する。
――前回の放送で明らかになった現在の生存者は29人。
――すでに死亡が確認されている剛田武と、生存が絶望視されているアルルゥを抜けば27人。
――そこからここにいる、
――ハルヒ、キョン、魅音、沙都子、しんのすけ、ロック、エルルゥ、トウカの8人を除けば19人。
――さらに面識があり安全な相手であると確信できる、ドラえもん、のび太、劉鳳、
――ぶりぶりざえもん、次元、レヴィ、セラス、トグサ、ヤマトの9人を除けば残りは10人。
「このレヴィって人はロックさんの同僚なんですよね。ちょっとおっかない感じがしますが」
「ああ。……まぁ、確かに凶暴ではあるけどね。それでもまだ人間の範疇にいる……と思う」
トライバルタトゥーを大きく入れた風体は、キョンでなくても恐怖の対象であろう。
ロックの同僚であると聞いてなければ、要注意人物確定である。
――そして危険な存在であると警戒される、水銀燈、峰不二子、シグナム、セイバー、遠坂凛の5人。
「水銀燈、峰不二子、シグナム、セイバー、遠坂凛……、こいつらはどいつも間違いなく悪人よ。
5人全員に襲われた私が保証するわ」
「そんなことは胸を張れるもんじゃないだろう……」
ディスプレイ上に打ち込んだ表を見て胸を張るハルヒにキョンは嘆息する。
――最後に、全く面識のない、カズマ、フェイト、グリフィス、ゲイナー、ゲインの5人。
「カズマって人はヤマトを探してくれてるからいい人ってことでいいとして……って、キョンは
彼が暴れている所見たんだっけ?」
「ああ。でも、あんまり殺し合いって印象じゃなかったな、どちらかというとただの喧嘩みたいな」
「アルター使いって、みんなこんななのかかな……」
カズマ、劉鳳、クーガー……、異世界の住人である彼らに三人は肩を落とした。
「問題は遠坂凛の名を騙った何者かだな。この中で直接彼女を見たのはハルヒちゃん、君だけ
だけど他の人間の写真を見て引っかかることはないかい?」
ロックに言われて、ハルヒはじと目でディスプレイと睨めっこをするが……、
「うーん。どうとも言えないわ。黒い羽とか雰囲気は水銀燈って性悪人形と近い気が
するんだけど、体格が違いすぎるし……」
やはり決定的な結論に達することはできなかった。
「そもそも、その偽凛は一体何がしたかったんだ? 最初は力の無い振りして近づいてきたのに
最後は見られるのもお構いなしに大立ち回りを演じたんだろう? 支離滅裂じゃないか」
「それに、劉鳳とセラスを一緒に相手できるぐらいの強さだったんだよね。
だったら、どうしてハルヒさん達全員でなくてアルルゥちゃんだけを狙ったんだろう?」
「アルルゥちゃんを探しに行こうって言った時も、どうしてか急に一人でもいいとか言い始めたし。
それに、その後すぐに本物の遠坂凛が現れたっていうのもなんかできすぎだわ」
キョン、魅音、ハルヒとそれぞれの疑問を呈する。客観的に見れば、偽凛の行動はキョンの
言うとおり支離滅裂なもので、彼女が何を狙って行動していたのか甚だ不可解なものだった。
喧々囂々と意見をぶつけ合う三人とは対照的に、ロックは一人静かに頭の中でパズルの
ピースを組み立てている。
――アルルゥだけを狙って殺し、わざと彼女がいなくなったことを皆に伝えた偽凛。
――ハルヒ達には隠していたにも関わらず劉鳳やセラスには見せたその実力。
――タイミングよく現れた本物の遠坂凛。
――それから遅れて現れた彼女のパートナーである水銀燈。
――そして結果的に病院組の中に彼女達が入り込んでいるという現状。
さらに情報交換によって得た知識。それらが彼の頭の中で交錯し、少しずつ形を作っていく。
――そして、それは最終的に一つの形へと組み立てられた。
「ハルヒちゃん。もう一度確認してもいいかい?」
唐突に上がったロックの声に、三人の動きが止まる。
「遠坂凛と水銀燈は組んでいて、二人とも悪党なんだな?」
「……ええ、そうよ。私と魅音が何度も言っているじゃない」
ロックはその答えに満足するとさらに質問を重ねた。
「遠坂凛、そして水銀燈。彼女達二人の悪党に必要なものはなんだか解るかい?」
「なによもったいぶっちゃって、私を差し置いて探偵気取りのつもり?」
ロックは苦笑する。どうやら、このノリは彼女に受けが悪いらしい。
「OK。ストレートに行くよ。彼女達二人の悪党に必要なのは”利害の一致”さ」
目の前の三人の反応は芳しくない。何を当たり前のことを……という感じだ。
「この場合の利益――つまりは彼女達の目的は何だと思う?」
「そりゃあ、自分達以外の全員を殺してこのゲームに優勝するってことじゃないんですか」
キョンの回答にロックはゆるく首を振る。
「そうじゃない。彼女達はペアだ。それは成り立たない。
それとも最後の二人になるまでは協力し合いましょう? これも考えられないね。
そんな約束は、マラソンの前に同級生に一緒に最後まで走りましょうって言うのと同じだ。
どちらか片方がよほどの間抜けでない限り成立しないよ」
「じゃあ、何だって言うのよあいつらの目的って」
魅音の言葉にロックはそれをいかにも簡単げに言い放った。
「――簡単さ。彼女達二人の共通目的は”脱出”だ」
それは彼女達にとってはコペルニクス的に意外な回答だった。
「じゃ、じゃあ、あいつらはなんで他人を殺し回ってるのよ。必要ないじゃない」
魅音の言葉にはにわかには信じられないというニュアンスがこもっている。
だが、それにロックはまた首を横に振った。
「彼女達の方が現実主義者(リアリスト)なのさ。
ここには実際に優勝を狙って周りの人間を殺しまくっているヤツがいる。だったら、必要の
ない人間――足を引っ張る人間はどんどん切り捨てていった方が安全で効率的だ」
ロックの言葉に三人の顔が青褪める。
「じゃ、じゃあ……、アルちゃんは……」
「そう考えると、何故彼女だけが狙われたのかが説明できる。その後の剛田武って子供もね」
その冷酷な回答にハルヒの顔が青から一転して真っ赤に染まった。
「ゆるせるわけないじゃないっ! そんなこと!」
怒声が居間の中の空気を、そして魅音やキョンの心を振るわせる。
「自分達が生き残るために、子供や役に立たない人間は殺すの……? そんなことで……?」
怒りに肩を震わせるハルヒ達とは対象にロックは至極冷静だ。
「ハルヒちゃんが生きているのは不幸中の幸いだったと思うよ。寝ている人間を運び出して
人知れず殺すのは骨が折れるからね」
ガッと、キョンがロックの襟を締め上げる。
「てめぇ……、言っていいことと悪いことってのがあるだろう!」
「すまない……、今のは失言だ」
怒るキョンの後ろには自分の肩を抱いて震えるハルヒの姿があった。
「私の代わりにアルルゥちゃんが殺されたの?」
「いや、そうじゃあないよ。彼女達に”代わり”なんて概念は存在しない。必要か不必要だ」
「じゃあ、のび太君やドラえもんは?」
「彼らはギガゾンビと同じ世界から来た、技術基盤を同じくする貴重な人間だ。簡単に殺されは
しないだろう。実際、あの二人がのび太君をずっと保護していたことがその証拠だ」
ハルヒの震えていた掌が硬く結ばれ、再び怒りに身体が震えた。
「許さない……、あいつら……よくも……」
「じゃあつまり、病院に現れた偽凛ってヤツは……」
「……ああ。十中八九、水銀燈の変装だろうな」
その一番重要な部分をロックはさらりと言ってのけた。
「つまるところ自作自演というわけだ。偽の遠坂凛で怪しい騒ぎを起し、それを本物の遠坂凛が
追い払うことで、そこにいる人間に遠坂凛と水銀燈が敵ではないと印象付ける。
水銀燈は人形だったという話だけど、そうであるなら容姿には自由が利くのかもしれない。
そして、このタイミングでアクションを起したということは、どこかで病院に脱出派の人間が
集まることを知った可能性も考えられる」
ハルヒ達三人の顔に影が射す。ロックの言うことが真実だとしたら、まんまと遠坂凛や水銀燈の
術中に嵌ったことになる。のび太やどらえもんは彼女達を信じ、セラスや劉鳳もそうである可能性が
あるのだ。
「早く病院に戻った方がいいんじゃない? そしてあいつらを……」
魅音のその提案はロックによってにべもなく否定された。
「いや、それはよした方がいい。
彼女達も脱出の算段がつくまでは必要な人間は保護するはずだ。だったら、他の外敵からの
盾として利用すればいい。それにここにいる人間のほとんどは彼女達に取って不必要な人間だ。
ヘタに暗殺される可能性を高めるよりは離れた場所で隠れている方が安全だ」
「私達には何もできないってわけっ!?」
またしても突きつけられる己の不甲斐なさにハルヒが激昂する。
「今は……ね。
重要なのは最後の脱出の瞬間にどちらが相手を出し抜けるかってこと。
数では圧倒的に俺達の方が勝っているんだから、それまでは身体を休めて力を蓄えればいい。
それに、まずは脱出の算段を整えることが重要だ。その前提条件が整わないことには俺たちにも
先は無い」
ロックの冷静な声に、自身がただの子供であるとハルヒは痛感させられる。
だがそれでも他人を省みない悪党への怒りを静めることはできなかった。
「絶対に……ッ! 最後に吠え面かかせてやるわ!」
ロックの立てた推論はハルヒ達に怒りの炎を点した。
それが正しいのか間違っているか、今の時点では誰にもわからない。だがそれでも彼女達は
それを信じた。もしかしたらそれは、恐ろしい過去はもう二度と振り向きたくないという焦りに
追われていたからなのかもしれない。
だが、そんなこととは無縁に時は過ぎてゆく。
窓の外には彼らを照らす、新しい陽の光が山の尾根からその姿を覗かせていた。
【C-4・山間部と市街地の境目付近にある民家(居間)/2日目・早朝】
【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:眠気と疲労、全身各所に擦り傷、憤りと強い決意
[装備]:バールのようなもの、スコップ
[道具]:デイバッグと支給品一式×4(食料-3)、わすれろ草、キートンの大学の名刺
ロープ、ノートパソコン+ipod(つながっている)
[思考]
基本:殺し合いをする気はない、絶対に皆で帰る
1:とりあえず休ませてもらう。
2:トグサと連絡を取る手段を考え、連絡が取れたら凛と水銀燈のことを伝える。
3:トグサと直接会えたら、謎のデータを検分してもらう。
4:ドラえもんが持つというディスク(射手座の日)を入手する方法を考える。
5:落ち込んでいる女性達のフォローができるよう努力する。
[備考]
※キョンがノートパソコンから得た情報、その他考察は「ミステリックサイン」参照。
※キョンがノートパソコンから得た情報、その他考察は「仲間を探して」参照。
※ハルヒ、トウカ、魅音、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:頭部に中度の打撲(動くのに問題は無し)、激しい憤り
[装備]:なし
[道具]:クローンリキッドごくう(使用回数:残り2回)、着せ替えカメラ(使用回数:残り17回)
[思考]
基本:SOS団のメンバーや知り合いと一緒にゲームから脱出する。
1:休んでいる皆をケアする。
2:トグサと連絡を取る手段を考え、連絡が取れたら凛と水銀燈のことを伝える。
3:射手座の日に関する情報をどうにかして得られないか考える。
4:ヤマトの安否を気遣う。(が、今のところはカズマに任せる)
5:そういえば……ドラえもんが何か言ってた気がする。
6:遠坂凛と水銀燈は絶対に許さない。
[備考] :
※腕と頭部には、風の包帯が巻かれています。
※偽凛がアルルゥの殺害犯だと思っているので、劉鳳とセラスを敵視しなくなりました
※キョン、トウカ、魅音、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:眠気と疲労、右肩に銃創(弾は貫通、応急処置済、動作に支障有り)、強い悲しみ。
[装備]:AK-47カラシニコフ(30/30)、AK-47用マガジン(30発×3)
[道具]:デイバッグ、支給品一式(-1食)、スルメ二枚、表記なしの缶詰二缶、レジャー用の衣服数着、パチンコ
[思考]
基本:バトルロワイアルの打倒
1:とりあえず休ませてもらう。
2:右肩の傷をちゃんと手当てしなおしたい。
3:沙都子の面倒を見て、必ず守り通す。
4:皆と協力してバトルロワイアルからの脱出方法を模索する。
5:遠坂凛、水銀燈、シグナムは絶対に殺す。
[備考]
※キョン、ハルヒ、トウカ、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
【ロック@BLACK LAGOON】
[状態]:眠気と疲労
[装備]:ルイズの杖、マイクロ補聴器、i-podのイヤホン(片耳)
[道具]:デイバッグ×2、支給品一式×2(-1食)、黒い篭手?、現金数千円、びっくり箱ステッキ(使用回数:10回)
[思考]:
基本:力を合わせ皆でゲームから脱出する。
1:しばらくはここに留まり、全員の体調が回復するのを待つ。
2:射手座の日に関する情報をどうにかして得られないか考える。
3:うまく、遠坂凛と水銀燈を出し抜く方法を考える。
4:エルルゥ、沙都子、しんのすけを気づかい。保護する。
5:君島の知り合いと出会えたら彼のことを伝える。
[備考]
※しんのすけに両親が死んだことは伏せておきます。
※顔写真付き名簿に一通り目を通しています。
※参加者は四次元デイバッグに入れないということを確認しています。
※ハルヒ、キョン、トウカ、魅音、エルルゥらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
【C-4・山間部と市街地の境目付近にある民家(居間ではない部屋)/2日目・早朝】
【トウカ@うたわれるもの】
[状態]:疲労、左手に切り傷、全身各所に擦り傷、額にこぶ、精神疲労(大)
[装備]:斬鉄剣
[道具]:デイバッグ、支給品一式(食料-2)、出刃包丁(折れている)、物干し竿(刀/折れている)
[思考]
基本:無用な殺生はしない。だが積極的に参加者を殺して回っている人間は別。
1:眠っているエルルゥ、沙都子、しんのすけを守るために番をする。
2:エヴェンクルガの誇りにかけ、キョン、魅音、エルルゥを守り通す。
3:アルルゥの仇を討つ。
4:セイバーを討つ。
[備考]
※ハルヒ、キョン、魅音、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
【エルルゥ@うたわれるもの】
[状態]:睡眠中、深刻な精神疲労
[装備]:なし
[道具]:デイバッグ、支給品一式(―1食)
[思考]
基本:……………………
01:……………………
02:沙都子を守ってあげたい。
[備考]
※ハクオロの死を受け入れました。
※フーとその仲間(ヒカル、ウミ)、更にトーキョーとセフィーロ、魔法といった存在について何となく理解しました
※ハルヒ、キョン、魅音、トウカ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】
[状態]:睡眠中、全身にかすり傷、頭にふたつのたんこぶ、腹部に軽傷、空腹
[装備]:ニューナンブ(残弾4)、ひらりマント
[道具]:デイバッグ、支給品一式 、プラボトル(水満タン)×2
[思考]:
基本:家族揃って春日部に帰る。
1:朝まで寝る。
2;ロック、または綺麗なおねーさんについて行く
3:みさえとひろしを探す。
[備考]
※放送の意味を理解しておらず、その為に君島、ひろしの死に気付いていません。
※第四回放送を聞き逃しました。
【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:空腹、睡眠中、右足粉砕(一応処置済み) 、魅音への対応が決まらず激しく動揺中
[装備]:スペツナズナイフ×1
[道具]:基本支給品一式、トラップ材料(ロープ、紐、竹竿、木材、蔓、石など) 簡易松葉杖、どんな病気にも効く薬
エルルゥの薬箱(筋力低下剤、嘔吐感をもたらす香、揮発性幻覚剤、揮発性麻酔薬、興奮剤、覚醒剤など)
[思考]
基本:生き残ってにーにーに会い、そして梨花達の分まで生きる。
1:魅音について考え、今後の行動方針を定める。
2:ロックとしんのすけ、エルルゥを『足』として利用し、罠を作るための資材を集める。
3:十分な資材が入手できた後、新たな拠点を作り罠を張り巡らせる。
4:準備が整うまでは人の集まる場所には行きたくない。
*時系列順で読む
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*投下順で読む
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|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|涼宮ハルヒ||
|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|園崎魅音||
|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|ロック||
|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|トウカ||
|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|エルルゥ||
|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|野原しんのすけ||
|254:[[Macabre in muddled rabbithutch(前編)]]|北条沙都子||
*Macabre in muddled rabbithutch(後編) ◆S8pgx99zVs
全員の証言が一段落したところで、居間に集った六人は少し休憩を取ることにした。
台所で見つけたお茶を淹れ、それと火で炙ったパンで痛んだ身体を温める。
更なる詳しい検証の前に、憔悴したエルルゥを子供達と一緒に寝かせトウカをその番に立たせた。
二人が去った居間には、キョン、ハルヒ、魅音、ロックの四人が残っている。
「腹が立つわね人事みたいに」
ハルヒが腹を立てているのはツチダマ掲示板のことだ。
そのログを今一度、四人で最初から見直していた。
「朝倉さんって、頭脳も運動も抜群だったけど……、人を殺せる人だなんて思ってなかったわ」
と、ハルヒが溢す。
「新しい書き込みはホテル周辺のことばかりだな。それに俺に対するネタバレ禁止って……」
新スレをチェックしたキョンは溜息をついた。
あれから新しく立ったスレッドのテンプレには”キョン君に対するネタバレは禁止ギガ”という
一文が加えられていた。書き込みは続いているが、固有名詞の数は減りいまいち要領を得ない
ものへとなっている。
「口振りからすると、このツチダマってのが私達を監視してるってことになるのかな」
そう言うと、魅音は辺りを窺うように首を振った。だが、もちろんそういった気配は感じられない。
「ツチダマというのがどんな存在かは解らないが、ホテルでの騒動を見に集まったとか、
そのせいで巻き込まれて故障した……なんて書き込みを見ると、ある程度自律した存在らしいな」
書き込みを冷静に分析するのはロックだ。
始まってから間もない内に監視と盗聴の可能性には気付いていたが、まさかこんなものとは
想像していなかった。ギガゾンビの科学力は、ある意味ロックの予想以上であったと言える。
「しかし、情報にムラがあるわね」
「ここに書き込まれているのは監視の結果じゃなくて、このツチダマ達が注目したものだからな」
不満を洩らすハルヒをキョンが宥める。
「じゃあ、私達にはあんまり意味がないんじゃない? 書かれているのは終わったことばかりだし」
「いや、そうとも言えないさ。彼らの監視体制を推察する材料にはなる」
魅音の言葉にロックはこう返し、さらに例えばと言葉を続けた。
「ここの書き込みには屋内の情報はほとんどない。病院やホテルでもロビーや廊下なんかの
開けた場所だけで個室の中を見たものはなかった。
つまり、ツチダマ達は俺たちには見えないが、逆に間近くにいれば気付かれる可能性もある
ってことさ。だから、不用意に閉じた空間へとは進入してこない」
「つまり、この家の中とかだと安全だってわけ?」
「少なくとも、このツチダマとか言うヤツラに対してはね……」
――そうは言っても。
安心はできないとロックは思う。監視や盗聴の手段がツチダマだけなら問題はないが、そうでは
ないだろう。ツチダマの監視には穴が多く見受けられることから、それを補完する手段があるはずだ。
ギガゾンビが参加者の位置を把握しているのは今までの放送から明らかだ。
つまり参加者の証――首輪から何らかの信号が発信されているということになる。
この信号の中に音声や映像などが含まれてないかと言えば確率はゼロではない。
ロックの口から小さい溜息が漏れる。
元からギガゾンビの掌の上で始まったゲームであり、不公平は承知の上の反逆だがそれでも
ギガゾンビの掌は広い。
だが、諦めはしない。諦めの悪さこそが彼の最後の意地であり。それでもって悪漢犇めく
ロアナプラを渡り歩いているのだから。
掲示板をあらかた検証し終えると、四人は次に生き残った参加者の検証を始めた。
まずは生存者をいくつかのカテゴリーに分類する。
――前回の放送で明らかになった現在の生存者は29人。
――すでに死亡が確認されている剛田武と、生存が絶望視されているアルルゥを抜けば27人。
――そこからここにいる、
――ハルヒ、キョン、魅音、沙都子、しんのすけ、ロック、エルルゥ、トウカの8人を除けば19人。
――さらに面識があり安全な相手であると確信できる、ドラえもん、のび太、劉鳳、
――ぶりぶりざえもん、次元、レヴィ、セラス、トグサ、ヤマトの9人を除けば残りは10人。
「このレヴィって人はロックさんの同僚なんですよね。ちょっとおっかない感じがしますが」
「ああ。……まぁ、確かに凶暴ではあるけどね。それでもまだ人間の範疇にいる……と思う」
トライバルタトゥーを大きく入れた風体は、キョンでなくても恐怖の対象であろう。
ロックの同僚であると聞いてなければ、要注意人物確定である。
――そして危険な存在であると警戒される、水銀燈、峰不二子、シグナム、セイバー、遠坂凛の5人。
「水銀燈、峰不二子、シグナム、セイバー、遠坂凛……、こいつらはどいつも間違いなく悪人よ。
5人全員に襲われた私が保証するわ」
「そんなことは胸を張れるもんじゃないだろう……」
ディスプレイ上に打ち込んだ表を見て胸を張るハルヒにキョンは嘆息する。
――最後に、全く面識のない、カズマ、フェイト、グリフィス、ゲイナー、ゲインの5人。
「カズマって人はヤマトを探してくれてるからいい人ってことでいいとして……って、キョンは
彼が暴れている所見たんだっけ?」
「ああ。でも、あんまり殺し合いって印象じゃなかったな、どちらかというとただの喧嘩みたいな」
「アルター使いって、みんなこんななのかかな……」
カズマ、劉鳳、クーガー……、異世界の住人である彼らに三人は肩を落とした。
「問題は遠坂凛の名を騙った何者かだな。この中で直接彼女を見たのはハルヒちゃん、君だけ
だけど他の人間の写真を見て引っかかることはないかい?」
ロックに言われて、ハルヒはじと目でディスプレイと睨めっこをするが……、
「うーん。どうとも言えないわ。黒い羽とか雰囲気は水銀燈って性悪人形と近い気が
するんだけど、体格が違いすぎるし……」
やはり決定的な結論に達することはできなかった。
「そもそも、その偽凛は一体何がしたかったんだ? 最初は力の無い振りして近づいてきたのに
最後は見られるのもお構いなしに大立ち回りを演じたんだろう? 支離滅裂じゃないか」
「それに、劉鳳とセラスを一緒に相手できるぐらいの強さだったんだよね。
だったら、どうしてハルヒさん達全員でなくてアルルゥちゃんだけを狙ったんだろう?」
「アルちゃんを探しに行こうって言った時も、どうしてか急に一人でもいいとか言い始めたし。
それに、その後すぐに本物の遠坂凛が現れたっていうのもなんかできすぎだわ」
キョン、魅音、ハルヒとそれぞれの疑問を呈する。客観的に見れば、偽凛の行動はキョンの
言うとおり支離滅裂なもので、彼女が何を狙って行動していたのか甚だ不可解なものだった。
喧々囂々と意見をぶつけ合う三人とは対照的に、ロックは一人静かに頭の中でパズルの
ピースを組み立てている。
――アルルゥだけを狙って殺し、わざと彼女がいなくなったことを皆に伝えた偽凛。
――ハルヒ達には隠していたにも関わらず劉鳳やセラスには見せたその実力。
――タイミングよく現れた本物の遠坂凛。
――それから遅れて現れた彼女のパートナーである水銀燈。
――そして結果的に病院組の中に彼女達が入り込んでいるという現状。
さらに情報交換によって得た知識。それらが彼の頭の中で交錯し、少しずつ形を作っていく。
――そして、それは最終的に一つの形へと組み立てられた。
「ハルヒちゃん。もう一度確認してもいいかい?」
唐突に上がったロックの声に、三人の動きが止まる。
「遠坂凛と水銀燈は組んでいて、二人とも悪党なんだな?」
「……ええ、そうよ。私と魅音が何度も言っているじゃない」
ロックはその答えに満足するとさらに質問を重ねた。
「遠坂凛、そして水銀燈。彼女達二人の悪党に必要なものはなんだか解るかい?」
「なによもったいぶっちゃって、私を差し置いて探偵気取りのつもり?」
ロックは苦笑する。どうやら、このノリは彼女に受けが悪いらしい。
「OK。ストレートに行くよ。彼女達二人の悪党に必要なのは”利害の一致”さ」
目の前の三人の反応は芳しくない。何を当たり前のことを……という感じだ。
「この場合の利益――つまりは彼女達の目的は何だと思う?」
「そりゃあ、自分達以外の全員を殺してこのゲームに優勝するってことじゃないんですか」
キョンの回答にロックはゆるく首を振る。
「そうじゃない。彼女達はペアだ。それは成り立たない。
それとも最後の二人になるまでは協力し合いましょう? これも考えられないね。
そんな約束は、マラソンの前に同級生に一緒に最後まで走りましょうって言うのと同じだ。
どちらか片方がよほどの間抜けでない限り成立しないよ」
「じゃあ、何だって言うのよあいつらの目的って」
魅音の言葉にロックはそれをいかにも簡単げに言い放った。
「――簡単さ。彼女達二人の共通目的は”脱出”だ」
それは彼女達にとってはコペルニクス的に意外な回答だった。
「じゃ、じゃあ、あいつらはなんで他人を殺し回ってるのよ。必要ないじゃない」
魅音の言葉にはにわかには信じられないというニュアンスがこもっている。
だが、それにロックはまた首を横に振った。
「彼女達の方が現実主義者(リアリスト)なのさ。
ここには実際に優勝を狙って周りの人間を殺しまくっているヤツがいる。だったら、必要の
ない人間――足を引っ張る人間はどんどん切り捨てていった方が安全で効率的だ」
ロックの言葉に三人の顔が青褪める。
「じゃ、じゃあ……、アルちゃんは……」
「そう考えると、何故彼女だけが狙われたのかが説明できる。その後の剛田武って子供もね」
その冷酷な回答にハルヒの顔が青から一転して真っ赤に染まった。
「ゆるせるわけないじゃないっ! そんなこと!」
怒声が居間の中の空気を、そして魅音やキョンの心を振るわせる。
「自分達が生き残るために、子供や役に立たない人間は殺すの……? そんなことで……?」
怒りに肩を震わせるハルヒ達とは対象にロックは至極冷静だ。
「ハルヒちゃんが生きているのは不幸中の幸いだったと思うよ。寝ている人間を運び出して
人知れず殺すのは骨が折れるからね」
ガッと、キョンがロックの襟を締め上げる。
「てめぇ……、言っていいことと悪いことってのがあるだろう!」
「すまない……、今のは失言だ」
怒るキョンの後ろには自分の肩を抱いて震えるハルヒの姿があった。
「私の代わりにアルちゃんが殺されたの?」
「いや、そうじゃあないよ。彼女達に”代わり”なんて概念は存在しない。必要か不必要だ」
「じゃあ、のび太君やドラえもんは?」
「彼らはギガゾンビと同じ世界から来た、技術基盤を同じくする貴重な人間だ。簡単に殺されは
しないだろう。実際、あの二人がのび太君をずっと保護していたことがその証拠だ」
ハルヒの震えていた掌が硬く結ばれ、再び怒りに身体が震えた。
「許さない……、あいつら……よくも……」
「じゃあつまり、病院に現れた偽凛ってヤツは……」
「……ああ。十中八九、水銀燈の変装だろうな」
その一番重要な部分をロックはさらりと言ってのけた。
「つまるところ自作自演というわけだ。偽の遠坂凛で怪しい騒ぎを起し、それを本物の遠坂凛が
追い払うことで、そこにいる人間に遠坂凛と水銀燈が敵ではないと印象付ける。
水銀燈は人形だったという話だけど、そうであるなら容姿には自由が利くのかもしれない。
そして、このタイミングでアクションを起したということは、どこかで病院に脱出派の人間が
集まることを知った可能性も考えられる」
ハルヒ達三人の顔に影が射す。ロックの言うことが真実だとしたら、まんまと遠坂凛や水銀燈の
術中に嵌ったことになる。のび太やどらえもんは彼女達を信じ、セラスや劉鳳もそうである可能性が
あるのだ。
「早く病院に戻った方がいいんじゃない? そしてあいつらを……」
魅音のその提案はロックによってにべもなく否定された。
「いや、それはよした方がいい。
彼女達も脱出の算段がつくまでは必要な人間は保護するはずだ。だったら、他の外敵からの
盾として利用すればいい。それにここにいる人間のほとんどは彼女達に取って不必要な人間だ。
ヘタに暗殺される可能性を高めるよりは離れた場所で隠れている方が安全だ」
「私達には何もできないってわけっ!?」
またしても突きつけられる己の不甲斐なさにハルヒが激昂する。
「今は……ね。
重要なのは最後の脱出の瞬間にどちらが相手を出し抜けるかってこと。
数では圧倒的に俺達の方が勝っているんだから、それまでは身体を休めて力を蓄えればいい。
それに、まずは脱出の算段を整えることが重要だ。その前提条件が整わないことには俺たちにも
先は無い」
ロックの冷静な声に、自身がただの子供であるとハルヒは痛感させられる。
だがそれでも他人を省みない悪党への怒りを静めることはできなかった。
「絶対に……ッ! 最後に吠え面かかせてやるわ!」
ロックの立てた推論はハルヒ達に怒りの炎を点した。
それが正しいのか間違っているか、今の時点では誰にもわからない。だがそれでも彼女達は
それを信じた。もしかしたらそれは、恐ろしい過去はもう二度と振り向きたくないという焦りに
追われていたからなのかもしれない。
だが、そんなこととは無縁に時は過ぎてゆく。
窓の外には彼らを照らす、新しい陽の光が山の尾根からその姿を覗かせていた。
【C-4・山間部と市街地の境目付近にある民家(居間)/2日目・早朝】
【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:眠気と疲労、全身各所に擦り傷、憤りと強い決意
[装備]:バールのようなもの、スコップ
[道具]:デイバッグと支給品一式×4(食料-3)、わすれろ草、キートンの大学の名刺
ロープ、ノートパソコン+ipod(つながっている)
[思考]
基本:殺し合いをする気はない、絶対に皆で帰る
1:とりあえず休ませてもらう。
2:トグサと連絡を取る手段を考え、連絡が取れたら凛と水銀燈のことを伝える。
3:トグサと直接会えたら、謎のデータを検分してもらう。
4:ドラえもんが持つというディスク(射手座の日)を入手する方法を考える。
5:落ち込んでいる女性達のフォローができるよう努力する。
[備考]
※キョンがノートパソコンから得た情報、その他考察は「ミステリックサイン」参照。
※キョンがノートパソコンから得た情報、その他考察は「仲間を探して」参照。
※ハルヒ、トウカ、魅音、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:頭部に中度の打撲(動くのに問題は無し)、激しい憤り
[装備]:なし
[道具]:クローンリキッドごくう(使用回数:残り2回)、着せ替えカメラ(使用回数:残り17回)
[思考]
基本:SOS団のメンバーや知り合いと一緒にゲームから脱出する。
1:休んでいる皆をケアする。
2:トグサと連絡を取る手段を考え、連絡が取れたら凛と水銀燈のことを伝える。
3:射手座の日に関する情報をどうにかして得られないか考える。
4:ヤマトの安否を気遣う。(が、今のところはカズマに任せる)
5:そういえば……ドラえもんが何か言ってた気がする。
6:遠坂凛と水銀燈は絶対に許さない。
[備考] :
※腕と頭部には、風の包帯が巻かれています。
※偽凛がアルルゥの殺害犯だと思っているので、劉鳳とセラスを敵視しなくなりました
※キョン、トウカ、魅音、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:眠気と疲労、右肩に銃創(弾は貫通、応急処置済、動作に支障有り)、強い悲しみ。
[装備]:AK-47カラシニコフ(30/30)、AK-47用マガジン(30発×3)
[道具]:デイバッグ、支給品一式(-1食)、スルメ二枚、表記なしの缶詰二缶、レジャー用の衣服数着、パチンコ
[思考]
基本:バトルロワイアルの打倒
1:とりあえず休ませてもらう。
2:右肩の傷をちゃんと手当てしなおしたい。
3:沙都子の面倒を見て、必ず守り通す。
4:皆と協力してバトルロワイアルからの脱出方法を模索する。
5:遠坂凛、水銀燈、シグナムは絶対に殺す。
[備考]
※キョン、ハルヒ、トウカ、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
【ロック@BLACK LAGOON】
[状態]:眠気と疲労
[装備]:ルイズの杖、マイクロ補聴器、i-podのイヤホン(片耳)
[道具]:デイバッグ×2、支給品一式×2(-1食)、黒い篭手?、現金数千円、びっくり箱ステッキ(使用回数:10回)
[思考]:
基本:力を合わせ皆でゲームから脱出する。
1:しばらくはここに留まり、全員の体調が回復するのを待つ。
2:射手座の日に関する情報をどうにかして得られないか考える。
3:うまく、遠坂凛と水銀燈を出し抜く方法を考える。
4:エルルゥ、沙都子、しんのすけを気づかい。保護する。
5:君島の知り合いと出会えたら彼のことを伝える。
[備考]
※しんのすけに両親が死んだことは伏せておきます。
※顔写真付き名簿に一通り目を通しています。
※参加者は四次元デイバッグに入れないということを確認しています。
※ハルヒ、キョン、トウカ、魅音、エルルゥらと詳しい情報交換を行いました。
※キョンの持つノートPC内の情報を得て、考察しました。
【C-4・山間部と市街地の境目付近にある民家(居間ではない部屋)/2日目・早朝】
【トウカ@うたわれるもの】
[状態]:疲労、左手に切り傷、全身各所に擦り傷、額にこぶ、精神疲労(大)
[装備]:斬鉄剣
[道具]:デイバッグ、支給品一式(食料-2)、出刃包丁(折れている)、物干し竿(刀/折れている)
[思考]
基本:無用な殺生はしない。だが積極的に参加者を殺して回っている人間は別。
1:眠っているエルルゥ、沙都子、しんのすけを守るために番をする。
2:エヴェンクルガの誇りにかけ、キョン、魅音、エルルゥを守り通す。
3:アルルゥの仇を討つ。
4:セイバーを討つ。
[備考]
※ハルヒ、キョン、魅音、エルルゥ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
【エルルゥ@うたわれるもの】
[状態]:睡眠中、深刻な精神疲労
[装備]:なし
[道具]:デイバッグ、支給品一式(―1食)
[思考]
基本:……………………
01:……………………
02:沙都子を守ってあげたい。
[備考]
※ハクオロの死を受け入れました。
※フーとその仲間(ヒカル、ウミ)、更にトーキョーとセフィーロ、魔法といった存在について何となく理解しました
※ハルヒ、キョン、魅音、トウカ、ロックらと詳しい情報交換を行いました。
【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】
[状態]:睡眠中、全身にかすり傷、頭にふたつのたんこぶ、腹部に軽傷、空腹
[装備]:ニューナンブ(残弾4)、ひらりマント
[道具]:デイバッグ、支給品一式 、プラボトル(水満タン)×2
[思考]:
基本:家族揃って春日部に帰る。
1:朝まで寝る。
2;ロック、または綺麗なおねーさんについて行く
3:みさえとひろしを探す。
[備考]
※放送の意味を理解しておらず、その為に君島、ひろしの死に気付いていません。
※第四回放送を聞き逃しました。
【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:空腹、睡眠中、右足粉砕(一応処置済み) 、魅音への対応が決まらず激しく動揺中
[装備]:スペツナズナイフ×1
[道具]:基本支給品一式、トラップ材料(ロープ、紐、竹竿、木材、蔓、石など) 簡易松葉杖、どんな病気にも効く薬
エルルゥの薬箱(筋力低下剤、嘔吐感をもたらす香、揮発性幻覚剤、揮発性麻酔薬、興奮剤、覚醒剤など)
[思考]
基本:生き残ってにーにーに会い、そして梨花達の分まで生きる。
1:魅音について考え、今後の行動方針を定める。
2:ロックとしんのすけ、エルルゥを『足』として利用し、罠を作るための資材を集める。
3:十分な資材が入手できた後、新たな拠点を作り罠を張り巡らせる。
4:準備が整うまでは人の集まる場所には行きたくない。
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