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アーカード - (2007/03/25 (日) 12:03:48) のソース
*アーカード [名前]アーカード (Alucard) [出展]ヘルシング [声優]中田譲治 非参加者では、「Fate」にて言峰綺礼役を、 「BLACK LAGOON」にて[[ロック]]の元上司である景山役を務めた。 また、「BLOOD+」のアンシェル役他、Fate/stay nightの次回予告でも一言喋っている。 [性別]男 [一人称]私[二人称] [三人称] 婦警(セラス)人間(アンデルセン) [能力] 真の正統な吸血鬼であり、同属である吸血鬼の血を吸う事も可能。 日光は嫌いではあるが天敵ではない。 怪力と超常の不死性を誇り、彼の前では生も死も全てがペテン。 通常は拘束制御術式(クロムウェル)で能力抑制・制御を行っている。 封印には第一号、第二号、第三号、第零号の四段階があり解放すれば不定形の化物の姿に変化することができる。 拘束制御術式零号解放には契約者の承認が必要である 零号を解放すると今までに喰らった人間を亡者の軍隊として召還でき、その数はロンドンの街中を埋め尽くすほどである。 だが、これまで喰らった命を全てを攻撃に廻すため、無限の蘇生力を失い倒されるリスクを背負う事になる。 武器はランチェスター大聖堂の銀十字錫を溶かして作った454カスール炸裂徹鋼弾を用いる大型拳銃と13mm拳銃『ジャッカル』を併用する。 [性格] 傍若無人な性格。 戦闘狂で戦争狂。 容赦や躊躇いなどという言葉は一欠片も無い。 だが、発言の端々から人間に倒されたがっている節がある。 [備考] なんとも不死身で無敵で不敗で最強で馬鹿馬鹿しい存在。 ハッキリ言って反則の塊みたいな奴だが契約者であるインテグラがいないので零号の解放はできないはず。 ロワでの制限に加え、心臓に杭を立てれば死ぬと原作でも本人が言っているため一応の対処は可能。 だと思う。 実際ロックが何とかしたしね。大丈夫でしょう……多分。 【本編の動向】 開始早々、母親に『どんな病気にも効く薬』を持ち帰るためにゲームに乗った[[タバサ]]と戦闘になる。 「帰って、この『どんな病気にも効く薬』を母さまに届けなければならない。そして母さまと幸せに暮らす」 首を刎ねられ、全身を氷柱で串刺しにされるも、その不死っぷりをいかんなく発揮してジャッカルで反撃。 「首をもがれたのは、久しぶりだ。なかなかやるじゃぁないかヒューマン」 手足を打ち抜かれ、敵わじとみて逃走を図ったタバサを容赦なく撃ち落し、喰らった。 タバサと自分との戦闘を見ていた[[ロック]]を次の標的と定め襲い掛かる。 だが、ただの人間と見て油断したか、ロックの話術に嵌って名前を引き出され、『転ばし屋』に 転倒させられ、怒りのままに発砲して、ロックの狙い通りに粉塵爆発を引き起こしてしまい、吹き飛ばされてしまう。 歯ごたえのる人間が多そうだと知り、アーカードは歓喜の表情を浮かべながら次の犠牲者を求めて移動を開始する。 「俺も貴様も全く以って狂っているなあ、ギガゾンビ。」 轟いた戦闘音を聞きつけてやってきた[[アーチャー]]と遭遇、戦闘になる。 しかし殺戮者同士が早期に潰しあうのは本意でないとするアーチャーの言動とその『敗者の目』 を見るや、期待を裏切られたと激怒し、襲い掛かるがアーチャーの「壊れた幻想」を受けその逃走を許してしまう。 「お前はつまらないな、ヒューマン」 不本意な結果に失望しながらも、次の獲物を探して駅へと向かったアーカードは[[真紅]]と遭遇。 彼女の素性に興味を持った彼は、一時的に殺意を治め、真紅に付きまとうことにした。 「私もソレが見たくなった。もし本当にいるのであればな」 その後、真紅も追いたいが強者を見逃したくも無いという理由で[[涼宮ハルヒ]]の乗ったトラックへ発砲、横転させる。 ハルヒが重傷を負ったことに激怒した[[長門有希]]の追撃を受け、戦闘になる。 「逃がさない」 「やってみろ」 長門が何分持つか、そしてその間にどれだけ逃げられるかと言うゲームを提案して真紅を開放。 だが、力を制限されてしまった長門ではアーカードとの戦闘力の差は歴然であった。 それでも、長門は槍を作り出してアーカードを串刺しにし、発火させて火達磨にするも、 「なるほど、これが貴様の切り札か。吸血鬼には杭を撃ち込むものだしなあ?」 彼女はアーカードの敵ではなかった。あわや長門がトドメを刺されるというまさにその時、 「I am the bone of my sword」 真紅の話を聞いて現れたアーチャーが長門の危機を救った。 「さぁッ!! その刃を見事私の心臓に突き立ててみせろッ!! 人間!!」 アーカードとアーチャーとの再戦の幕が上がった。 アーチャーは『赤原猟犬(フルンディング)』を放つが、これをアーカードはジャッカルで迎撃。 だが、長門の『タヌ機』による援護の一瞬の隙をつき、弓兵の矢がついに吸血鬼を捕らえた。 切り刻まれるアーカードだったが、心臓に矢が突き刺さる寸前にこれを掴み止ることに成功。 「”惜しかったな”」 それでも弓兵は屈せず無銘の剣でアーカードに切りかかる。しかしアーカードには届かなかった。 新たな敵を求めるアーカードは、[[朝倉涼子]]を強襲。 好敵手と期待したが、死の概念に恐怖を抱き始めた彼女は、アーカードの強大すぎる力に戦意喪失。 アーカードを酷く失望させる。朝倉を殺そうとするが、寸前で[[劉鳳]]が乱入してきた。 「毒虫が……ッ! 絶影ッ!!」 だが、絶影の第一形態ではアーカードを止めることはできない―― 「スピードと攻撃の変則性、この二点の素晴らしさは認めよう。だが、この私を相手にするには決定的に……パワーが足りないようだ!」 かに思われた。だが、余裕の笑みを浮かべるアーカードを、劉鳳は笑う。 「貴様には、速さが足りんッッ!!」 触鞭を振るい、高速の連撃でアーカードを吹き飛ばす絶影。強者との戦いに歓喜するアーカード。 前座は終わり、いよいよ劉鳳とアーカードの死闘の幕が上がると思われたその時、 「――衝撃のファーストブリット…………ッ!」 劉鳳の宿敵である[[カズマ]]が乱入。 不倶戴天の敵同士であるカズマと劉鳳はすぐさま闘争を開始し、この二人の前ではアーカードすら蚊帳の外に叩きだされてしまう。 「テメェは……」「貴様は……」「「引っ込んでろオオオオオぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」 割を食ったのは朝倉涼子であった。 桜田ジュンを殺し、自信を回復した矢先に吹き飛ばされてきたアーカードと再戦する羽目になったのだから。 パニックに陥った朝倉が引き起こしたガス爆発に巻き込まれたアーカードは、 カズマ達との再戦を願いながら、夜まで治癒活動に専念することにした。 「この私を、吸血鬼という存在をあそこまで愚弄したことには、敬意を評すべきだろうな」 夕暮れと共に活動を再開したアーカードはホテルを襲撃。 「さて、おしゃべりは済んだか? 別れの言葉は? 神への祈りは終わったか? ならばそろそろ……始めるとするかッ!」 正面玄関付近で、戻ってきた[[獅堂光]]、[[園崎魅音]]にアーカードは襲い掛かった。 「炎の矢ァァ―――ッ!!」」 炎の矢を叩きこみ、『デンコーセッカ』の高速移動からの一撃で勝機を掴もうとする光だったが、アーカードには及ばなかった。 「では、さようなら。紅き魔女よ」 光を踏み殺し、続いて魅音を手にかけようとした所で、 「衝撃のォッ……ファーストブリットぉッ!!!!」 [[ストレイト・クーガー]]が乱入。 ジャッカルの弾丸が尽きていたこともあり、アーカードはクーガーに圧される。 「貴様に足らないもの、それは情熱正義友情理念人情優しさ勤勉さ! そして何より―――速さがたりない!!!」 最後はクーガーの『瞬殺のファイナルブリット』により五体を吹き飛ばされた。 しかし、さすがは不死の王。この程度では死なず、回復に努めながらクーガー、カズマ、劉鳳との再戦に備えて 武器を探して倒壊したホテルの瓦礫跡を捜索。ちなみに歯ごたえのある人間に会えてテンションは爆超。 そして幸運にも(他の参加者達にとっては真に不幸なことに)ジャッカルの弾丸を掘り出し、装填。 「お楽しみは、これからだ!!」 闘争の準備は整った。 よりにもよってこのタイミングでホテルに戻ってきてしまったのは、[[鳳凰寺風]]、[[セラス・ヴィクトリア]]、 [[園崎魅音]]の3名。当然の如く、アーカードはこの3人に襲い掛かり、闘争の火蓋は切って落とされた。 友を殺されて怒りに燃える風の魔法が連続で炸裂する。 「碧の疾風っ!!」「風の怒りっ!!」 だが、風の攻撃魔法をものともせず、主を必死で制止しようとするセラスごと風を手刀で一突きにして殺害。 「だからなんだ婦警? 闘争の場に立てば選べるのは抗うか諦めて死ぬかだけだ」 そして残る魅音を殺害しようとした刹那、劉鳳が乱入。 劉鳳が迷いを抱えていた状態であったことも手伝い、今度はアーカードが劉鳳を圧倒し、絶影の破壊に成功。 劉鳳を窮地に追い込む。 「どうした? 昼の時と比べるとずいぶん――『弱い』ようだが?」 しかし、[[キョン]]、[[次元大介]]、[[トウカ]]、[[剛田武]]、[[ぶりぶりざえもん]]が次々と乱入。 「やいバケモノめ。追い詰められているのはおまえだと気づかんのか?」 「某はエヴェンクルガ族の武士――トウカ。義により助太刀いたす」 「乗りかかった船だ。やっこさんを倒すまではつきやってやるよ」 「よし! 聞いてた通りあいつがアーカードだ」 「もうぜってーゆるしてやんねー!」 更にはAK-47を手に入れた魅音の、 「あいつだけは絶対に倒さないといけないから」 『命の吸血』により風の血を吸って覚醒したセラスの 「マスター……、いや、アーカード! 私は私の道を行きます」 持ち直した劉鳳の 「俺も見つけてみせる。俺の正義の真髄を!」 総勢8人(ぶりぶりざえもんは戦闘から離脱)からなる連合軍の総攻撃を受け、満身創痍となる。 だが、アーカードの真骨頂はここからだった。 目ざとく見つけておいた[[野原みさえ]](ホテル倒壊の際、[[ゲイン・ビジョウ]]を庇って死亡)の死体から血を吸って回復。 次元、魅音の発射する弾丸をものともせず、トウカの長剣を体に食い込ませておいて叩き折るという荒業で破壊し、 邪魔な『転ばし屋』を踏み壊し、ジャッカルの弾丸をバラ撒いて牽制して、劉鳳の絶影を再度霧散に追い込んだ。 次元の放つ超大口径の弾丸に頭を吹き飛ばされ、セラスの風を纏った打撃を食らい、劉鳳の絶影第一形態の蝕鞭に 打ち据えられ、魅音の放つマシンガンの弾丸に全身を貫かれてもなお、アーカードは鬼神の如く暴れ狂い、 攻撃の余波でジャイアンの足を骨折に追い込み、ついにはセラスを叩き伏せた。 恐るべきことにこの時点では、勝利の天秤は、アーカードと連合軍のどちらに傾いてもおかしくなかったのである。 しかし、悪魔もこの日ばかりは不死の王に微笑まなかった。 死闘の続くホテルに[[トグサ]]、[[長門有希]]がホテル跡に到着。 「そしてもう一つは、――私の敵」 長門有希の命をかけた高速言語による拘束、心臓のスキャン、データをトグサに転送、という三段コンボの後、 身動きの取れぬアーカードの心臓はついに、トグサによって打ち抜かれた。 唯一の弱点である心臓を破壊されては、さしものの不死の王も地に伏すしかなく、 セラスに見取られながら、アンデルセンとの再戦を楽しみに、アーカードは塵となって消えていったのであった。 「……私は、先に地獄で待っているとしよう……。奴が先に逝っているのなら……退屈はしまい」 支給品はジャッカル。 ---- #comment(below)