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闇照らす月の標 - (2007/03/28 (水) 18:35:07) のソース
*闇照らす月の標 ◆7jHdbD/oU2 青白い月明かりが、山林部に近い市街地を包むように降り注いでいる。 世界そのものが眠りに就いたかのような深い静寂は、果てのない砂漠のように広く横たわっていた。 そんな中では、普段気にも留めないような音も、強調されて響く。 からからから――。 回る車輪が立てる、単調で面白みのない乾いた音が、夜の空気を彩ろうとしている。 リヤカーの荷台に寝そべった剛田武は、遠ざかっていくレジャービルから目を離すことができなかった。 彼の手にあるのは、小さな首輪。彼女――翠星石の形見が、こんなものしかないという事実が、余りにも悲しかった。 翠星石の首輪を握る手が、小刻みに揺れている。それは、リヤカーから伝わってくる振動とは別のものだ。 後悔と悲しみは、武の胸にこびりついて離れてはくれない。 もっとあいつのことを分かってやれれば。 あいつが苦しんでいたことに気付いてやれれば。 (そうしたら、梨花ちゃんも、翠星石も、死なずに済んだんじゃないのか……) 誰も死なせたくないと思っていた。そう、確かに決意したのに。 なのに、守れなかった。誰も、守ってやることが出来なかった。 猛烈な歯痒さと空しさが、武の胸を食い荒らす。 小さくなっていくレジャービル。 魅音と、梨花と、翠星石の三人で、宝探しをした建物が、見えなくなっていく。 そのことがまるで、翠星石と過ごした時間が遠くなるように思えて、武は堪らない悲しさを覚えた。 殺し合いを強要される箱庭で、初めて出会った、小さな人形。 本来の世界にいれば、武が決して持つことなどあり得ないような、少女趣味的な姿をした、人形。 だがそれは、ただの人形ではなく、意思を持った武の仲間だった。 それでも、もう彼女の声を聞くことは出来ない。 もう二度と、彼女と話をすることは、出来ない。 そう思うと、翠星石のことが懐かしくて、切なくて、大泣きしそうになって、そして。 翠星石と出会ったときのことを、唐突に思い出した。 しずかの命が奪われ、絶望した武を、翠星石が立ち直らせてくれたときのことを、思い出した。 臆病なのに強がって、前を向かせてくれたときのことを、思い出した。 それを思い出せば――泣いてなど、いられなかった。 悲しみに打ちひしがれ、絶望に心を支配されてしまっては、逆戻りしてしまう。 せっかく翠星石が前を向かせてくれたのに、歩けるように道を示してくれたのに。 泣いて立ち止まっていては、翠星石に叱られてしまうような、そんな気がした。 だから。 (翠星石……蒼星石には会えたか? 仲良く、やれよな。 なぁ、翠星石。おれ、もう迷わないから、立ち止まったりしないから。だからよ。 ――少しだけ、泣いてもいいよな?) 心の中でそう呟き、そして。 声を出さず、武は泣いた。 ◆◆ からからから――。 ゆっくりと動くリヤカーの荷台に仰向けになって、劉鳳は夜空へと目を向けていた。 美しい星の海を眺めながらも、彼は胸中に驚きと苛立ちを抱えていた。 あいつが、ストレイト・クーガーが死んだ。 軽薄で掴み所のないスピード狂。 速さこそ全て、とまでは言わないが、速さが強さに繋がるという思想は理解できる。 ゆえに、病的なまでに速さを追求したクーガーの強さは、劉鳳も分かっている。 それでも、クーガーは敗北した。シグナムという女に殺られたと思って間違いないだろう。 「クーガー……」 劉鳳は呟くと、歯軋りがしそうなほどに歯を噛み縛った。その表情が、強い怒りと後悔に歪む。 クーガーによって投げかけられた、“正義”への問い。同僚から受けた、最期の言葉。 それが、劉鳳の意識に浮かび上がってきたからだ。 それに追随するように、劉鳳は魅音に向けられた視線を思い起こす。 魅音の責めるような目つきは、ネイティブアルターの生半可な攻撃よりもずっと痛かった。 (俺は、何をやっている……) 自問する劉鳳。彼が感じる怒りは、他でもない自分自身へと向けられていた。 俺はこれまで何を為した? 多くの犠牲を目の当たりにしたが、守るべきものを守れたと言えるのか? 俺の中にある正義を、貫き通すことが出来ているのか? 赤いコートの男――アーカードという悪を断罪することには成功した。 しかしそのために、二つの命が犠牲となった。 そのうちの片方、鳳凰寺風の命は、劉鳳がシグナムの断罪に拘らなければ救えたかもしれない。 八神太一という名は、ぶりぶりざえもんが救おうとしていた少年のものだ。 だが彼は、もういない。 怪我が悪化して命を落としたか、未だ見ぬ誰か――あるいは、峰不二子の手に掛けられたか。 真相は分からない。あるのは、守るべき命を、また一つ失ってしまったという事実だけだ。 悪を断罪することのみに固執し、それが正しいと信じ込んでいた。 速やかに悪を処断することは、被害拡大を抑える手段だと疑いもしなかった。 だというのに。 自らの信ずる正義に従って、今まで行動してきたというのに。 (その結果がこのザマか……ッ!) 劉鳳の苛立ちがどんどん増していく。そしてそれは衝動となり、劉鳳を突き動かす。 劉鳳は、拳を振り上げた。 拳が天へと突き上げられたのは刹那の間のみで、次の瞬間にはリヤカーへと叩きつけられていた。 「っとと、何!?」 「おわっ!」 リヤカーを引くセラスと、隣に寝そべっている武が驚きの声を上げるが、劉鳳は構わずもう一度拳を上げ、すぐに振り下ろす。 鈍い音が空気を震わせ、熱のような鈍痛が手の甲に広がる。だが、衝動も苛立ちも収束の兆しを見せない。 三度叩きつけようと、振り上げられた拳はしかし、リヤカーへと向かう前に止められた。 「……やめようぜ、こんなことよ」 起き上がった武が、劉鳳の手を掴んでいた。 「子供は黙ってろ!」 劉鳳は燻る苛立ちをぶつけるように、反射的に怒鳴りつけ、武の腕を強引に振り払おうと力を込める。 そのとき、劉鳳の目に武の顔が映った。 武の目じりには、涙の跡があった。 武の瞳は、涙のせいで腫れぽったくなっていた。 そんな顔なのに、その表情には心配を乗せて、真っ直ぐ劉鳳を見つめていた。 劉鳳は、自分の意識が急速に冷えていくのを感じた。 衝動は強烈な情けなさとなり、突き動かされていた腕から力が抜け落ちた。 劉鳳自身を苛む苛立ちはこれ以上ないほどに肥大化し、全てが自己嫌悪へと転化する。 「……すまない」 「いいって。おれ、兄ちゃんの気持ち分かるぜ。悔しい、よな……」 貴様に何が分かる。 そんなことを思いながらも、さすがにそれを口に出すことはせず、劉鳳は口を噤んだ。 からからから――。 気まずい沈黙が、その場に落ちて広がっていく。 劉鳳は武の顔を見ていられず、目を逸らすように寝返りを打った。 横向きになった劉鳳が見たのは、派手に吹き飛ばされた廃墟だった。 そこは吸血鬼アーカードと初めて交戦し、桜田ジュンを死なせてしまった場所。 そして、宿敵と邂逅した場所。 この苛立っているときにあの男――カズマのことを思い出してしまい、劉鳳は不愉快そうに唇を噛んだ。 「そういえばよ」 のしかかるような気まずさに耐えかねたのか、武が口を開く。 先ほど八つ当たりをしてしまった負い目もあり、劉鳳は返事こそしないが耳を傾ける。 それに、会話をすれば少しは気が紛れるかもしれないとも思いながら、続きを待った。 「まだ劉鳳兄ちゃんにもセラス姉ちゃんにも、お礼言ってなかったよな」 「……んぇ? お礼?」 一拍遅れて、セラスが聞き返す。相変わらず劉鳳は黙ったまま、更に言葉の続きを待つ。 「あの大男から守ってくれてよ。その、ありがとうな。 二人が前で戦って、守ってくれたから、おれ、今こうやって話も出来てるって思うんだ」 「お礼なんて、いいよ。私は暴走する上司を止めたかっただけだし。 それより、私が謝らなきゃね。――足、すみませんでした」 気遣うようなセラスの言葉。 沈痛な彼女の声に、武は元気そうな笑い声を上げて明るく返した。 「気にすんなって。姉ちゃんが悪いわけじゃないし、こんなの、平気だぜ」 そこで言葉を切ると、武は細く長い息を吐く。 その吐息で、明るさを外に出してしまったかのように、武はぼそりと呟いた。 「おれも兄ちゃんたちみたいに強かったら、あいつを守れたのかな……」 武の、力の篭もらない声が、闇に吸い込まれていく。 「俺は……」 それに重ねるように、劉鳳は囁く。 「俺は強くなど、ない……」 ぽつりと漏らした声は、劉鳳自身が呆れを感じてしまうほどに弱々しかった。 「守るべき命の多くを死なせてしまった。そんな俺が、強いはずは、ない……」 「兄ちゃん……」 再び、静寂が訪れる。 車輪が回り、心地よいとはいえない振動が劉鳳の体を揺らす。 からからから――。 響く、単調な調べ。 落ち着かないほどの静けさに抗う音はしかし、無力さを体現するように消えてゆく。 「私も、さ。死なせちゃったよ。守れなかった人、いた。 SOS、って文字に気付いたのはさ、あの子が死んでからだったんだよ……」 不意に、セラスが口を開く。 車輪が奏でる旋律を後押しするように。無力な音に手を貸そうとするように。 「放送で呼ばれた名前にも、いっぱいあったんだ。一緒に行動してた人の名前がさ」 セラスの言葉に交じる、ぎり、という歯噛みの音を、劉鳳は聞き逃さなかった。 「さっき武君も言ってたけど、私もすごい悔しい。だからもう、こんな思いしたくないんだ。 自分の手で守れる人は、絶対に守り抜きたい」 捲くし立てると、セラスは強く夜気を吸い込む。 そして後ろを振り向いた彼女の表情は、八重歯を見せた笑みだった。 「まぁ私、警官だしねー。元、ダケド」 守れる人は、絶対に守り抜く。 セラスの言うことは、劉鳳も分かっていたはずだった。悪を断罪するということも、そのための行動であるはずだった。 守ろうとしていた、はずだった。 だが、と劉鳳は思う。 いつしか目的を見失い、履き違えていたのではないか。 弱者を守るための手段としての断罪が、目的となってしまっていたのではないか。 それゆえに、守られるべき命を守れなかったのでは、ないか。 劉鳳の脳裏に、同志の姿が描かれる。 共に正義を志した、同志ぶりぶりざえもんが言う“救い”というフレーズが、劉鳳の中で反響する。 救いとはすなわち、保護するべき対象を、命を守ることで完遂される。 悪を滅ぼし尽くすだけでは、救いを手にすることは不可能だと、劉鳳は今更ながらに感じ取った。 「おれ、馬鹿だからよく分かんないけどよ……」 武が、再度口を開く。 劉鳳は身を起こし、彼と向き合った。 そうすることが、出来た。 「劉鳳兄ちゃんもセラス姉ちゃんも、おれたちを守ってくれたんだ。それは間違いねぇんだから、だからよ――」 武は劉鳳とセラスを交互に見て、一生懸命な笑みを見せて、言った。 「自信、持ってくれよ。二人とも、すっげーカッコよかったぜ!」 拙い言葉だった。 だが、真っ直ぐで、純粋で、優しさを感じる言葉だった。 武自身も辛い思いをしているというのに。 彼の手に握られた小さな首輪は、悲しい目に遭ってきた証だというのに。 それでも武は、周りを励まそうとしていた。引っ張ろうとしていた。 懸命に、あたりを元気付けようとしていた。 「ありがとう、武君。優しいね、君は」 告げるセラスに、劉鳳は頷いて同意を示す。すると、武の表情に照れが差した。 照れ笑いを浮かべる武を見ながら、劉鳳は思う。 守りたい、と。 この強く優しい心を持った少年を、必ず守り通したい、と。 「へへ、そんなこと言われたの初めてだぜ。でもよ、俺の心の友は、もっと、もっと優しいんだぞ」 誇らしげに話す武。 彼を見て、劉鳳は心の靄が徐々に晴れていくのを感じる。 その向こうにある“正義”が、カタチを成していくのを、感じ取る。 だから、劉鳳は笑みを浮かべることが出来た。 武へと手を差し伸べることが、出来た。 「武。お前は俺が必ず守ってやる。いや、お前だけじゃない。お前の友も、まだ見ぬ闘えない者たちも。 ――俺が必ず、守ってやる」 悪を断罪することが間違っていると、劉鳳は思わない。 だがそれは、最優先するべきことでは決してない。 守るべき者を守った上で、そして悪を処断する。 それこそが“救い”であり“正義”である。 そう、劉鳳は思い始めていた。 「ありがとよ、劉鳳兄ちゃん! でもおれも、頑張るぜ!」 「ああ。頼りにしているぞ、武」 そうして二人は、満月に見守られて握手を交わした。 どちらの顔にも、晴れやかさを感じるほどの笑みがあった。 「よっし、そうと決まれば二人とも今は寝た寝た。何かあったら叩き起こしたげるから」 発破をかけるようなセラスに、武が尋ねる。 「セラス姉ちゃんは、寝なくていいのか?」 「大丈夫大丈夫。私、夜のほうが調子いいから」 親指を立ててウインクしてみせるセラスに、武が憧れるような視線を送る。 「そっかー、セラス姉ちゃんは大人なんだな!」 「や、まぁ、だからってわけじゃないんだけどねー、はははー……」 何処か感動したような武の口調と、セラスの苦笑いを聞き流しながら、劉鳳は荷台の上で横になった。 「任せたぞ、セラス。何かあったら、すぐに起こせ」 「アイヨー」 そして、劉鳳はそっと目を閉じる。 車輪の回る音を子守歌にするかのように、それを聞きながら、目を閉じる。 (これで、いいんだろう? クーガー、ぶりぶりざえもん) 内心で問いかけると、瞼の裏に映った二人が、首を縦に振ったような気がした。 ◆◆ からからから――。 変わらない車輪の音と、遠くから聞こえる列車の音。そして、二つの寝息が聞こえてくる。 それらをBGMとして、セラス・ヴィクトリアはリヤカーを引いていた。 セラスは頭の中で、先ほどの放送で呼ばれた名前――守れなかった名前を、反芻する。 ストレイト・クーガー、野原みさえ、高町なのは、獅堂光、鳳凰寺風。 良くも悪くも個性的な面子である彼らと共に過ごした時間は僅かなものだ。 それでも彼らは、このイカレた殺し合いの中で出会った、仲間と呼べる人たちだった。 彼らとの姿を、声をセラスは思い出す。めくるめく吐き気の世界へと誘ってくれたクーガーの爆走さえも、懐かしく思えた。 そして。 セラスはちらりと腕に目を向ける。 そこにあるのは、素っ気ない銀色の環だ。 “Alucard”という文字が刻まれたその環を見て、セラスは小さくうな垂れた。 (ホントに死んじゃったんだなぁ……) 心の何処かで期待していたんだと、セラスは思う。 同類であるはずの自分でも、背筋に悪寒が走るほどの化け物だった。 集中砲火を受けても、頭を吹き飛ばされても、笑いながら立ち上がるような人――否、怪物だ。 アーカードが塵になって消えてしまう光景を目の当たりにしても。 もしかしたらまた目の前に現れるのではないか、と。 そんな淡い期待を、セラスは捨てきれていなかった。 だが先の放送で、セラスの小さな期待は砕かれた。アーカード、という名は、確かに先刻諳んじられていた。 悲しみが這い上がってくる。 泣き腫らし、悲しみも流しきった筈なのに、また涙が滲んでくる。 (マスター……) 垂れそうになる鼻水を啜り上げると、微かなしょっぱさが喉の奥に広がった。 それでもまだ潤んでいる瞳に腕を当てると、やや乱暴に両目を擦る。 そして大きく頭を振ると、セラスの顔から涙の色は消えていた。 セラスは、思う。 血も飲んだし、マスターは――アーカードは、もういない。 確かにまだ未熟かもしれないが、もう自分の足で、自分の道を歩んでいかなければならない。 そして、その道とは、もう悔しさを味わわないための道だ。 守るべき存在を守り、元の世界に帰る。 見通せる道は、まだそれだけしかない。だが、それでいい。 無事、帰れれば、時間はたっぷりあるのだ。 そして、決意する。 泣くのだけはもうやめよう、と。 私は誇り高き吸血鬼、アーカードと血の契約を交わした存在なのだから。 もはや“婦警”ではなく、吸血姫なのだから。 セラスは空を見上げる。 闇夜にはたおやかな月光を放つ満月が浮かんでいた。 満月は、一人のドラキュリーナを祝福し、彼女の行く道を照らし上げるように、煌々と輝いていた。 【D-4/市街地路上西部/2日目-深夜】 【劉鳳@スクライド】 [状態]:満身創痍 リヤカーの荷台にて睡眠中 [装備]:なし [道具]:デイバッグ、支給品一式(-2食)、SOS団腕章『団長』、ビスクドール、ローザミスティカ(真紅) [思考] 基本:自分の正義を貫く。 剛田武およびその仲間、闘う力のない者を守ることを最優先。 悪の断罪は、守るべき者を守るための手段と認識。 1:病院へと向かい不二子が悪か見極める。 2:病院で手当てを受ける。 3:悪を断罪する。(ウォルターを殺した犯人、朝倉涼子※名前を知らない、シグナム) 4:ゲームに乗っていない人達を保護し、ここから開放する。 [備考] ※ジュンを殺害し、E-4で爆発を起こした犯人を朝倉涼子と思っています。 ※例え相手が無害そうに見える相手でも、多少手荒くなっても油断無く応対します。 ※朝倉涼子については名前(偽名でなく本名)を知りません。 【セラス・ヴィクトリア@ヘルシング】 [状態]:全身打撲、裂傷及び複数の銃創 (※どれも少しずつ回復中) [装備]:対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル(残弾:6/6発)、アーカードの首輪 13mm炸裂徹鋼弾×54発、スペツナズナイフ×1、ナイフとフォーク×各10本、中華包丁 銃火器の予備弾セット(各40発ずつ、※Ak-47、.454スカール、ジャッカル、S&W M19の弾丸を消費) [道具]:デイバッグ、支給品一式(×2)(メモ半分消費)、糸無し糸電話、バヨネット [思考] 基本:トグサに従って脱出を目指す。守るべき人を守る。 1:劉鳳、剛田武と共に病院へ向かう。 2:食べて休んで回復する。 3:病院を死守し、トグサ達を待つ。 [備考] ※セラスの吸血について ・通常の吸血 その瞬間のみ再生能力が大幅に向上し、少しの間戦闘能力も向上します。 ・命を自分のものとする吸血 少しの間、再生能力と戦闘能力が向上し、その間のみ吸った相手の力が一部使用できます。 吸った相手の記憶や感情を少しだけ取り込むことができます。 ※現在セラスは使役される吸血鬼から、一人前の吸血鬼にランクアップしたので 初期状態に比べると若干能力が底上げされています。 【剛田武@ドラえもん】 [状態]:右足首単純骨折、額と鼻に打撲、リヤカーの荷台にて睡眠中 [装備]:虎竹刀、強力うちわ「風神」 [道具]:デイバッグ、支給品一式、エンジェルモートの制服、翠星石の首輪 ジャイアンシチュー(2リットルペットボトルに入れてます)、シュールストレミング一缶、缶切り [思考] 基本:誰も殺したくない、ギガゾンビをギッタギタのメッタメタにしてやる 1:病院に向かいドラえもんとのび太に合流する。 2:病院で手当てを受ける。 3:病院で魅音を待つ。