26話:相克~淫豹淫魔~
「ねえ、お兄さん」
「ん……」
豹の青年、古澤由樹は街を歩いている時に声を掛けられる。
見れば翼の生えた露出の高い格好の少女が、妖しい笑みを浮かべ自分の事を見ていた。
少女は大きく股を開き、その部分を強調する。
「一発しない……?」
「ほう……」
由樹は興味深そうに少女の方を見る。
「でも君と一発したら、俺天国までイっちゃうんじゃないの?」
「天国までイきそうなくらい気持ち良くしてあげるよ?」
「そう意味じゃなくて」
「……あらぁ、エロそうな感じがしたから誘えばすぐ乗っかってくると思ったんだけど」
少女は残念そうに開いていた股を閉じる。
そして腰の辺りから拳銃を取り出し由樹に向ける。
だが、由樹もまた、少女に拳銃を向ける。
互いに銃を突き付け合う「メキシカンスタンドオフ」の状況が完成した。
「俺は古澤由樹」
「私はクローイ」
「俺は一人殺している」
「私も一人殺してる」
「……」
「……」
「この状況、どう転んでもお互い良い事にはならないな」
「そうだね」
互いに銃を下ろす。
「こんな状況でなければ君と一発楽しみたいんだけど」
「私もね」
そして、二人は別々の方向へと歩いて行く。
「ああ、一応言っておくけど」
「私も、一つ言いたい事があった」
最後に、二人は再び顔を合わせ、冷めた声で言った。
「「次会ったら殺す」」
そして、二人は今度こそ別々の方向へ歩いて行った。
【朝/D-5市街地】
【古澤由樹】
[状態]健康
[装備]S&WM945(5/8)、ア*ルパール
[持物]基本支給品一式、S&WM945の弾倉(2)、催涙スプレー、カッターナイフ
[思考・行動]
0:気持ち良い事をしつつ、他参加者を殺していき優勝を目指す。
1:クローイを警戒。
[備考]
※クローイとは別方向に向かっています。
【クローイ】
[状態]健康
[装備]スタームルガーMk.I(7/10)
[持物]基本支給品一式、スタームルガーMk.Iの弾倉(2)
[思考・行動]
0:面白そうなので
殺し合いに乗る。
1:バイロンさん、コーディ君、アドレイドちゃんはどこにいるんだろう?
2:古澤由樹を警戒。
[備考]
※小崎史哉を殺害したと思っています。
※古澤由樹とは別方向に向かっています。
最終更新:2012年05月20日 23:22