ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2931 ゲスって何?
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ankoss
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『ゲスって何?』 2KB
愛で 小ネタ 日常模様 飼いゆ 現代 愛護人間 ゆっくりしていってね!
愛で 小ネタ 日常模様 飼いゆ 現代 愛護人間 ゆっくりしていってね!
はじめまして。拙文ですが、ゆっくりしていってね!
『ゲスって何?』
ある冬の休日、安アパートの一室で、一人と一匹がコタツで暖をとっていた
「なぁれいむ、ゲスっていったい何なんだ?」
不意に、男はコタツの中で惰眠を貪るれいむに問うた。
誰にでもある、ふと思いつくような疑問。
退屈を紛らわせるにはもってこいだったのだろう。
そんなどうでもいいようなどうでもよくないような質問に、れいむは眉をキリッとさせ、
「れいむのじゃまをするのはだれでもげすだよ!(キリッ
れいむかしこくてごめんね!」
「なぁれいむ、ゲスっていったい何なんだ?」
不意に、男はコタツの中で惰眠を貪るれいむに問うた。
誰にでもある、ふと思いつくような疑問。
退屈を紛らわせるにはもってこいだったのだろう。
そんなどうでもいいようなどうでもよくないような質問に、れいむは眉をキリッとさせ、
「れいむのじゃまをするのはだれでもげすだよ!(キリッ
れいむかしこくてごめんね!」
「うん、お前に聞いたのが間違いだったわ」
男が呆れた様子で足を器用に使い、れいむをコタツから押し出した。
安アパートでしかも通常種のゆっくりと暮らしているだけあって、裕福な生活を送っているようには見えない。
当然それらしく、部屋にはコタツ以外の暖房器具は一切無い。
「ゆぅぅぅ!?さむくてゆっくりできないよ!おにーさん!れいむをあしでおさないでね!おねがいだよ!」
コタツの中は天国でも、その外は室内であるのにも関わらず室外気温と同じくらい寒い。
窓の外では、排ガスで茶色くなった雪が音も無しに閑静な住宅街へ降り積もっている。
雪を掻き分け真っ白な道路を進む除雪車のエンジン音以外は何も聞こえないこの部屋の静寂を破るかのように、
れいむがいわれの無い――れいむが勝手に思っているだけなのだが――暴力の行使に抗議する。
「おにーさんいじわるしないでね!れいむぷくーするよ!ぷくー!」
目尻に涙を溜め、元からふっくらとしている頬をさらに膨らませる霊夢を見て、男はもう一つ疑問が浮かんだ。
男が呆れた様子で足を器用に使い、れいむをコタツから押し出した。
安アパートでしかも通常種のゆっくりと暮らしているだけあって、裕福な生活を送っているようには見えない。
当然それらしく、部屋にはコタツ以外の暖房器具は一切無い。
「ゆぅぅぅ!?さむくてゆっくりできないよ!おにーさん!れいむをあしでおさないでね!おねがいだよ!」
コタツの中は天国でも、その外は室内であるのにも関わらず室外気温と同じくらい寒い。
窓の外では、排ガスで茶色くなった雪が音も無しに閑静な住宅街へ降り積もっている。
雪を掻き分け真っ白な道路を進む除雪車のエンジン音以外は何も聞こえないこの部屋の静寂を破るかのように、
れいむがいわれの無い――れいむが勝手に思っているだけなのだが――暴力の行使に抗議する。
「おにーさんいじわるしないでね!れいむぷくーするよ!ぷくー!」
目尻に涙を溜め、元からふっくらとしている頬をさらに膨らませる霊夢を見て、男はもう一つ疑問が浮かんだ。
「れいむ、今俺はれいむの邪魔をしているわけだが、これはゲスに当てはまるのか?」
れいむを足で弄くりながら、悪戯じみた笑みを浮かべながら男がれいむに問う。
対するれいむは、
「ゆ?おにーさんはおにーさんだよ!でもいじわるさんはゆっくりできないよ!はやくやめてね!」
意外で、それでいてれいむらしい答えに男は、はははと快活に笑い、れいむをコタツの中へと引き入れた。
れいむも男と同じように、
「ゆ~、おにーさんゆっくりありがとう!こたつさんはゆっくりできるね!」とコタツの中で元の笑顔を取り戻す。
れいむを足で弄くりながら、悪戯じみた笑みを浮かべながら男がれいむに問う。
対するれいむは、
「ゆ?おにーさんはおにーさんだよ!でもいじわるさんはゆっくりできないよ!はやくやめてね!」
意外で、それでいてれいむらしい答えに男は、はははと快活に笑い、れいむをコタツの中へと引き入れた。
れいむも男と同じように、
「ゆ~、おにーさんゆっくりありがとう!こたつさんはゆっくりできるね!」とコタツの中で元の笑顔を取り戻す。
一人と一匹の休日は、こうしてまったりゆっくりと過ぎていくのだった。
えんど
「ヤマもオチも意味もねぇなこのお話」
「ゆ?おにーさんだれにしゃべりかけてるの?」
「なんでもない、気にするな」
「ゆっくりりかいしたよ!」
「ゆ?おにーさんだれにしゃべりかけてるの?」
「なんでもない、気にするな」
「ゆっくりりかいしたよ!」
挿絵: