ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3234 糞饅頭
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ankoss
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『糞饅頭』 6KB
制裁 駆除 群れ 野良ゆ ふと思いついたので
制裁 駆除 群れ 野良ゆ ふと思いついたので
糞饅頭
ようやく春めいてきた四月の初旬。
男は自宅の花壇の花に水をやる為、ジョウロを手に庭先へとやってきた。
そして、花壇の惨状を見て男の時が止まる。
男は自宅の花壇の花に水をやる為、ジョウロを手に庭先へとやってきた。
そして、花壇の惨状を見て男の時が止まる。
「むーしゃむーしゃ……しあわせー!!」
花壇に生えた色とりどりの小さな花を思うまま貪る一匹の成体ゆっくり。
金髪黒帽子のゆっくりまりさだ。
まりさはリスのように口一杯に花を頬張り、ぼろぼろと花弁を零しながら舌鼓を打っていた。
金髪黒帽子のゆっくりまりさだ。
まりさはリスのように口一杯に花を頬張り、ぼろぼろと花弁を零しながら舌鼓を打っていた。
男は激昂し、まりさのもとへ駆け寄る。
その地響きに気づきまりさは男の方へと振り向いた。
そしてその顔面に男のつま先が突き刺さる。
その地響きに気づきまりさは男の方へと振り向いた。
そしてその顔面に男のつま先が突き刺さる。
「この糞饅頭がああああああァァァァッッッ!!!」
男は躊躇いなくまりさの眉間に鋭い蹴りを入れた。
顔面を陥没させて吹っ飛ぶまりさ。
庭の柵にぶちあたり、ぼとりと落ちた。
顔面を陥没させて吹っ飛ぶまりさ。
庭の柵にぶちあたり、ぼとりと落ちた。
「ゆっ……ゆぎゃあああああああああああ!!!
ばりざのもてかわきゅーとなおかおがああああああああああああ!!!」
ばりざのもてかわきゅーとなおかおがああああああああああああ!!!」
ほどなくしてゆっくりの悲鳴が辺りに響き渡る。
近所迷惑なことこの上ないが、花壇を荒らされた男にそんな事を気に掛ける余裕はなかった。
近所迷惑なことこの上ないが、花壇を荒らされた男にそんな事を気に掛ける余裕はなかった。
「ふざけんじゃねええええええええ!!!
この糞!!! 糞饅頭!!!!! 肥溜めの糞袋があああああああ!!!!!!!」
この糞!!! 糞饅頭!!!!! 肥溜めの糞袋があああああああ!!!!!!!」
男は中腰になり、怒り任せにまりさに向けて拳を何度も叩き付けた。
まりさの顔が醜く赤く腫れ上がり、歯は何本も折られ、右目は潰された。
まりさの顔が醜く赤く腫れ上がり、歯は何本も折られ、右目は潰された。
「いじゃいぃぃぃいいいい!! どぼじてばりざがこんなめにぃぃぃぃいいい!!?」
ゆんゆんと泣き叫ぶまりさ。
男の手が止まると、ずりずりとなめくじのように逃げ出す。
男は肩で息を切らせながら、ようやっと冷静な思考を取り戻した。
男の手が止まると、ずりずりとなめくじのように逃げ出す。
男は肩で息を切らせながら、ようやっと冷静な思考を取り戻した。
「糞が……もういいや、死ねよ糞饅頭」
まりさの上に男は足を乗せた。
そして体重を徐々に掛けてゆく。
そして体重を徐々に掛けてゆく。
「ゆぎぃいいいいい!!? おぼちゃいいいいいいいい!!! ちぃぬうううううううう!!!」
「死ねって。生きる価値もねぇんだよ、クソヤロウ」
「死ねって。生きる価値もねぇんだよ、クソヤロウ」
体重を一気に掛ける。
まりさの両目が圧力により飛び出す。
閉じられた口と歯の間から黒い塊がみちみちと吹き出た。
まりさの両目が圧力により飛び出す。
閉じられた口と歯の間から黒い塊がみちみちと吹き出た。
瞬間、鼻の曲がりそうな悪臭が辺りに漂う。
ただならぬ臭いに男は鼻を指でつまみ、まりさから離れた。
途端にまりさの口から土石流のように黒い物体が溢れ出てきた。
ただならぬ臭いに男は鼻を指でつまみ、まりさから離れた。
途端にまりさの口から土石流のように黒い物体が溢れ出てきた。
「……ああ? なんだ、これ?」
瀕死のまりさの口から溢れたもの。
それは紛れもなく、動物の糞そのものだった。
それは紛れもなく、動物の糞そのものだった。
※
ゆっくりの中身が糞になった。
同日同時刻、全世界の全種類の全ゆっくりの中身が悪臭を放つ糞となったのだ。
この突然の事態に世間は大きな騒ぎとなった。
この突然の事態に世間は大きな騒ぎとなった。
まず、加工所はただちに閉鎖された。
当たり前である、糞を流通に乗せることなど出来ないのだから。
当たり前である、糞を流通に乗せることなど出来ないのだから。
そしてペットゆっくりの大半が保健所へ連れて行かれ殺処分された。
悪臭が凄かったのである。
餡子を吐かずとも、その呼吸だけで出したての人糞の如き臭いが辺りに漂ったのだ。
うんこを部屋に放置して暮せる度量のある人間などこの日本においてそうは居まい。
当たり前だが、ペットショップからもゆっくりの姿は消えた。
悪臭が凄かったのである。
餡子を吐かずとも、その呼吸だけで出したての人糞の如き臭いが辺りに漂ったのだ。
うんこを部屋に放置して暮せる度量のある人間などこの日本においてそうは居まい。
当たり前だが、ペットショップからもゆっくりの姿は消えた。
ゆっくりの中身が糞になった理由は専門家によっていくつか説が挙げられた。
その中でもっとも有力とされたのが、「ゆっくりの思い込みによるもの」である。
もともとゆっくりの中身は餡子であり、それが糞のように見えないこともないのが災いした。
ゆっくりを罵倒する時に頻繁に使われる「糞饅頭」という単語。
これがゆっくりの意識化に深く刷り込まれ、本当に糞饅頭になってしまったのだ。
なんとも、ゆっくりとは常識外のナマモノである。
その中でもっとも有力とされたのが、「ゆっくりの思い込みによるもの」である。
もともとゆっくりの中身は餡子であり、それが糞のように見えないこともないのが災いした。
ゆっくりを罵倒する時に頻繁に使われる「糞饅頭」という単語。
これがゆっくりの意識化に深く刷り込まれ、本当に糞饅頭になってしまったのだ。
なんとも、ゆっくりとは常識外のナマモノである。
※
ゆっくりが糞饅頭化してからというもの、人々は積極的に野良ゆっくりを潰す事が出来なくなっていた。
糞の処理をしたいと思う人間がどこに居るというのだろうか。
人に向かっていちゃもんを付けて来るゆっくりに人々は踵を返して逃げ惑い、
騒音の如きおうたに耳を塞ぎ、
公園にたむろするゆっくりの集団に鼻を摘んだ。
糞の処理をしたいと思う人間がどこに居るというのだろうか。
人に向かっていちゃもんを付けて来るゆっくりに人々は踵を返して逃げ惑い、
騒音の如きおうたに耳を塞ぎ、
公園にたむろするゆっくりの集団に鼻を摘んだ。
ゆっくりを殺すことを遊びにする子供も激減し、犬猫カラスもゆっくりを食うことがなくなり、
野良ゆっくりはその数を爆発的に増やした。
野良ゆっくりはその数を爆発的に増やした。
「ゆぇっへっへ、ようやくにんげんたちもゆっくりのいだいさにおそれおのろいたんだぜ」
とある公園のゆっくりの群れを率いるまりさが、群れのゆっくりに向かって語りかける。
「いまこそおろかなにんげんどもにせいぎのせいっさいをして、
ゆっくりぷれいすとあまあまをとりもどすのぜ!!!」
ゆっくりぷれいすとあまあまをとりもどすのぜ!!!」
「「「「「「「「「えい、えい、ゆー!!!!」」」」」」」」
長まりさの激に群れが鬨の声を上げた。
人間達がゆっくりに手を出さなくなって半年。
それなりに賢くコソコソと隠れながら生きていた野良ゆっくりの群れであったが、
人間達が手向かわなくなったことを知ると一気に増長した。
そして今日、今を以って人間どもに正義の制裁を加え、
独り占めされたゆっくりぷれいすを開放すると共に甘いものを取り返すことにしたのだ。
それなりに賢くコソコソと隠れながら生きていた野良ゆっくりの群れであったが、
人間達が手向かわなくなったことを知ると一気に増長した。
そして今日、今を以って人間どもに正義の制裁を加え、
独り占めされたゆっくりぷれいすを開放すると共に甘いものを取り返すことにしたのだ。
熱気に包まれる公園の一角。
そこにはむせ返るような悪臭が漂っているがゆっくりたち自身は何も感じないようだ。
いや、むしろゆっくり同士の良い匂いがするとさえ思っていそうだ。
戦闘前の熱に中てられた赤ゆっくりがぷるぷると勇ましい思いで武者震いをし、ついでにぷりぷりと糞をした。
粘っこい、動物の糞のそれであった。
そこにはむせ返るような悪臭が漂っているがゆっくりたち自身は何も感じないようだ。
いや、むしろゆっくり同士の良い匂いがするとさえ思っていそうだ。
戦闘前の熱に中てられた赤ゆっくりがぷるぷると勇ましい思いで武者震いをし、ついでにぷりぷりと糞をした。
粘っこい、動物の糞のそれであった。
「みんな、まりさにつづくのぜぇええええええ!!!」
威勢よく飛び出すまりさ。
それに続く群れのゆっくり達。
それに続く群れのゆっくり達。
「……ゆっ?」
そんなゆっくり達をガスマスクを装着した作業服の人間達が取り囲んでいた。
「ゆゆっ!? なにかとおもったらよわっちいにんげんどもなのぜ?
どれいになってたすかろうと……ゆぐっ!!?」
どれいになってたすかろうと……ゆぐっ!!?」
見下した表情で卑下するように喋っていたまりさの言葉は、最後まで紡がれることはなかった。
人間が背に背負い、薬を散布するスプレヤーから撒いた毒でまりさは一瞬のうちに死に至ったのだ。
それを見て群れのゆっくりは激昂する。
人間が背に背負い、薬を散布するスプレヤーから撒いた毒でまりさは一瞬のうちに死に至ったのだ。
それを見て群れのゆっくりは激昂する。
「ゆがあああああおさがしんじゃったあああああああああ!!!!」
「もうゆるさないよくそにんげんんんんんんんん!!!!!」
「せいっさいっするよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
「もうゆるさないよくそにんげんんんんんんんん!!!!!」
「せいっさいっするよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
血気盛んな若いゆっくりが人間達にむかっていき、コロリと毒で死んだ。
それを見て群れのゆっくりは考えを改めた。
人間達は弱くなんてなっていない。
それどころかこちらを一瞬で殺せるくらい強いのだ、と。
それを見て群れのゆっくりは考えを改めた。
人間達は弱くなんてなっていない。
それどころかこちらを一瞬で殺せるくらい強いのだ、と。
「ゆ……まりさは死にたくないのぜえええええええええ!!!」
一匹のまりさが逃げ出したの皮切りに、群れのゆっくりが一斉に逃げ出す。
だがしかし、群れは完全に包囲されており、
その公園のゆっくりは赤ゆっくりを含めて全て毒殺された。
だがしかし、群れは完全に包囲されており、
その公園のゆっくりは赤ゆっくりを含めて全て毒殺された。
※
ゆっくりを潰すと辺りに糞が撒き散らされるという衛生上の問題が出てきた。
これにより、ゆっくりの一斉駆除は苦しみで糞を吐く前に殺す毒殺処分の方法が取られることになった。
中身が餡子だった頃のゆっくりよりも悪臭を撒き散らすという点で最早見過ごす事が出来なくなった彼らは、
以前よりも更に厳しい一斉駆除の対象となった。
これにより、ゆっくりの一斉駆除は苦しみで糞を吐く前に殺す毒殺処分の方法が取られることになった。
中身が餡子だった頃のゆっくりよりも悪臭を撒き散らすという点で最早見過ごす事が出来なくなった彼らは、
以前よりも更に厳しい一斉駆除の対象となった。
それでもゆっくりはどこかから必ず湧き出てきて、数を減らすことはなかった。
政府はゆっくりを糞饅頭と呼ばないよう世間に勧告しているが、
ゆっくりの中身が餡子に戻る様子は未だない。
政府はゆっくりを糞饅頭と呼ばないよう世間に勧告しているが、
ゆっくりの中身が餡子に戻る様子は未だない。
END
過去作
- 赤ゆっくりには罰を
- 喋るな