ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3400 自販機
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『自販機』 2KB
虐待 小ネタ いたづら 不運 野良ゆ 姉妹 赤ゆ 都会 似たようなことがあったんだぜ
虐待 小ネタ いたづら 不運 野良ゆ 姉妹 赤ゆ 都会 似たようなことがあったんだぜ
あいにくと小銭の持ち合わせがなかったので、千円札を自販機に入れる。ペットボトルの天然水を選びボタン
を押すと、ガタゴトと取り出し口にボトルが落ちてきた。
「ゆぴっぃ!」
何か悲鳴のようなものが聞こえた気がして、周りを見る。ようなもの、というか、今のは明らかにゆっくりの
悲鳴だった。
「ちょ、おいまさか!」
商品取り出し口に手を突っ込み、天然水のボトルをつかみ出す。潰れたゆっくりがこびりついてはいなかった。
安堵のため息。
と、自販機の下の隙間から涙目でこちらを見上げる赤まりさがいた。
ああ、つまりさっきの悲鳴はこいつだったか。自販機の下で寝ていて、音と振動に驚いたのだろう。
「おいお前、そんなところにいると踏みつぶされるぞ」
ボトルをバッグに突っ込みながら注意してやる。聞き入れるかどうかなんかは知ったことじゃないが。
「ゆっぐ、ゆっ、にんげんしゃん、こわいんだじぇ、でもまりしゃはおねえしゃんなんだじぇ、いもーちょを、
まもりゅんだじぇ」
なんだこいつ、半泣きでぐずぐずと独り言を。
「ゆぐっ、にんげんしゃん! いもーちょを、れいみゅをたすけちぇほしいんだじぇ! このはこしゃんのなか
なのじぇ!」
「なにもいなかったぞ」
なぜ自販機の中にゆっくりがいるのかなど知らないが、取り出し口には何もいなかったし、本当にこの自販機
の中だとしたら、もうどうしようもない。
そもそもゆっくり程度に余分な労力を使うほど酔狂じゃないし。
「しょんなはずないのじぇ! いじわりゅなにんげんしゃんにれいみゅはこのはこしゃんにとじこめられたの
じぇ! ほんとーなのじぇ! うそじゃないのじぇ! さっきまでないてたのじぇ!」
「泣き声なんか聞こえなかったけどな」
ほぼ聞き流しながら釣り銭レバーをひねる。
「ほんとーなのじぇええええ! ちゅかりぇちぇちょっとねちゃっただけなのじぇえええええ!」
「うるせーな、踏むぞ」
ピンポン球程度のサイズしかないのに、どうすればこんな大声が出るんだこいつ。
釣り銭の取り出し口に指を突っ込んで、
「ちゅぶりゅっ! ゆ゛っ」
赤ゆなら入るだろう。
外側から押して開けるカバーが付いているから出ることはできないだろう。
釣り銭870円が頭上に落ちてきて悲鳴を上げても、赤まりさの大声でかき消されていたのだろう。
指先にまとわりつく生暖かい餡子の不快感。
どこのどいつだこんなタチの悪い悪ふざけをやらかしたヤツは!
どうしてくれよう。
まりさは、と見ると、大口開けたままフリーズしている。
指先にはわずかに震えを感じるが、小さく「ゆ゛っ、ゆ゛っ」という声も聞こえるが、さらに奥まで指を突っ
込み、餡子まみれの釣り銭を取り出した。
「ゆあああああっ! ゆんやあああああああっ! まりしゃのいもーちょがあああああああっ!」
やかましい。
「いもーちょをころちたにんげんはゆっくちちねえええええええっ!」
ぺちんぺちんと悲しいくらい無力な体当たりを仕掛ける赤まりさをつまみ上げる。
「ちね! ちね! ち…まりしゃとんでるのじぇ!」
泣きながらキリリとした笑顔を作り、宣言するまりさを頭の上まで持ち上げ、
「おしょら…」
地べたに投げつけた。
を押すと、ガタゴトと取り出し口にボトルが落ちてきた。
「ゆぴっぃ!」
何か悲鳴のようなものが聞こえた気がして、周りを見る。ようなもの、というか、今のは明らかにゆっくりの
悲鳴だった。
「ちょ、おいまさか!」
商品取り出し口に手を突っ込み、天然水のボトルをつかみ出す。潰れたゆっくりがこびりついてはいなかった。
安堵のため息。
と、自販機の下の隙間から涙目でこちらを見上げる赤まりさがいた。
ああ、つまりさっきの悲鳴はこいつだったか。自販機の下で寝ていて、音と振動に驚いたのだろう。
「おいお前、そんなところにいると踏みつぶされるぞ」
ボトルをバッグに突っ込みながら注意してやる。聞き入れるかどうかなんかは知ったことじゃないが。
「ゆっぐ、ゆっ、にんげんしゃん、こわいんだじぇ、でもまりしゃはおねえしゃんなんだじぇ、いもーちょを、
まもりゅんだじぇ」
なんだこいつ、半泣きでぐずぐずと独り言を。
「ゆぐっ、にんげんしゃん! いもーちょを、れいみゅをたすけちぇほしいんだじぇ! このはこしゃんのなか
なのじぇ!」
「なにもいなかったぞ」
なぜ自販機の中にゆっくりがいるのかなど知らないが、取り出し口には何もいなかったし、本当にこの自販機
の中だとしたら、もうどうしようもない。
そもそもゆっくり程度に余分な労力を使うほど酔狂じゃないし。
「しょんなはずないのじぇ! いじわりゅなにんげんしゃんにれいみゅはこのはこしゃんにとじこめられたの
じぇ! ほんとーなのじぇ! うそじゃないのじぇ! さっきまでないてたのじぇ!」
「泣き声なんか聞こえなかったけどな」
ほぼ聞き流しながら釣り銭レバーをひねる。
「ほんとーなのじぇええええ! ちゅかりぇちぇちょっとねちゃっただけなのじぇえええええ!」
「うるせーな、踏むぞ」
ピンポン球程度のサイズしかないのに、どうすればこんな大声が出るんだこいつ。
釣り銭の取り出し口に指を突っ込んで、
「ちゅぶりゅっ! ゆ゛っ」
赤ゆなら入るだろう。
外側から押して開けるカバーが付いているから出ることはできないだろう。
釣り銭870円が頭上に落ちてきて悲鳴を上げても、赤まりさの大声でかき消されていたのだろう。
指先にまとわりつく生暖かい餡子の不快感。
どこのどいつだこんなタチの悪い悪ふざけをやらかしたヤツは!
どうしてくれよう。
まりさは、と見ると、大口開けたままフリーズしている。
指先にはわずかに震えを感じるが、小さく「ゆ゛っ、ゆ゛っ」という声も聞こえるが、さらに奥まで指を突っ
込み、餡子まみれの釣り銭を取り出した。
「ゆあああああっ! ゆんやあああああああっ! まりしゃのいもーちょがあああああああっ!」
やかましい。
「いもーちょをころちたにんげんはゆっくちちねえええええええっ!」
ぺちんぺちんと悲しいくらい無力な体当たりを仕掛ける赤まりさをつまみ上げる。
「ちね! ちね! ち…まりしゃとんでるのじぇ!」
泣きながらキリリとした笑顔を作り、宣言するまりさを頭の上まで持ち上げ、
「おしょら…」
地べたに投げつけた。
断末魔さえ上げずに餡子の花を咲かせた赤まりさと、小銭と指にこびりつく赤れいむを買ったばかりの水で洗
い流すと、もう一本、水を買った。
もちろん釣りを出さないように。
い流すと、もう一本、水を買った。
もちろん釣りを出さないように。
挿絵: