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  • anko1887 ドスをフルボッコにしてみた

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko1887 ドスをフルボッコにしてみた

最終更新:2011年01月14日 20:07

ankoss

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管理者のみ編集可
***まえがき***
・凄まじい独自設定注意
 ・ゆっくりを動かすエネルギーとは
・軍とかに関してテキトーな記述があります
・善良なゆっくり?が酷い目に遭います
 ・善良なゆっくりなんかいるの?
*********






「ゆわああああああああああああああああああ!」
「やめでぇええ! やめでえええええええええええええええええ!」
「おちびちゃんがっ! まりさああああ! はなしてえええ! おちびちゃんがああああ!」
「ばかああ! もうだめだよ! もうこのむれはおしまいなんだよおおおおおお!」
「おさは!? ぱちゅりーはどこにいったのおおおお!?」
「だずけでええええええ!」
「ああああああ! おちびちゃん! おちびちゃん! ゆぎゃっ!」
「れいむ!? れいむうううう!? ゆばぁ!」

 ゆっくり達の絶叫が響き渡るのは、月が頂点に昇るほどの深夜の山中である。
 一番近くにある人間の村からも少々の距離がある、山の中腹だ。 周りの木々の背も高く、鬱蒼と茂った植物
たちは人間を山から拒んでいるようにも見える。
 そんな環境ではあるが、ゆっくりが幾らか棲息している。
 野生動物も多く、ゆっくりにとっての天敵は数多ともいえるが、何より人間との接触がない。
 ゆっくりが人里に降りるには距離が有り過ぎるし、人間が立ち入るにしてもメリットがあまりない。
 どこぞの地主が保有する山であるが、ここ三十年ほど全く手が入っていないということもあり、ゆっくりの数
が増えていたのだ。

「ゆあああ……どぼじでええ……どぼじでこんなごとにいい……」

 一匹のゆっくりれいむが、ゆっくりまりさのおさげを咥えて引きずっている。
 力なくだらんと、されるがままであるまりさの命は既に尽きかけている。 帽子もなく、後頭部がごっそりと
削り取られ、どんどんと命の源である餡子を垂れ流している。
 目も完全に生気を失い、ただ、何事かを伝えようと、ぱくぱくと口を動かしている。

「れ……れい……む」
「まりさ! しっかりしてね! もうすぐ逃げられるからね!」
「……まり……さ……はもう……れいむ、だけ……でも」
「なにいってるのおおおお!? まりさはれいむとゆっくりしてくれるんでしょおおおおお!? れいむはかり
がへたなんだよ!? まりさがしんだられいむはどうやっていきていけばいいの!? だれがごはんもってくる
の!? だれが、だれが、れいむを……」
「……」

 泣きながら絶叫するれいむに、まりさは小さく笑った。
 そして、産まれてからこの瞬間までの、ゆん生を思い返した。 それは、人間では走馬灯と呼ばれるものであ
る。
 まりさの中枢餡は、僅かでも生き延びようと、幸せだった光景をきらびやかに映し出した。
 優しい両親、可愛い姉妹、そして、幼馴染の、おうたが得意なれいむ。
 ずっと一緒にいた。
 今日の朝にプロポーズをして、受け入れられた。
 これから先もずっと一緒だと、二人は身を寄り添った。
 もう、まりさは幸せな未来を生きることはできない。
 口も動かない。
 しかし、伝えるべき一言だけは、決まっている。
 最後の命を振り絞って、まりさは笑顔を浮かべた。

「れいむ……」
「まりさ!?」
「ゆっくり……してい――――」

ぐちゃっ

 地面から急降下してきたナニカが、まりさを踏み潰した。
 最期の一言も伝えられず、顔に笑顔を貼り付けたまま、中枢餡も何もかもをまき散らして、死んだ。
 れいむが咥えていたおさげが本体からすっぽ抜けて、そのままれいむは地面を転がっていく。

「まりさ……?」

 れいむが起き上がって、現実を見上げる。
 目に入ったのは、潰れた最愛のまりさではなく、自分の命を今にも奪おうとしている下手人であった。
 宝石のような奇妙な羽に、赤い服。
 金髪を横にまとめて、ヘルメットのようなゴーグルを付けた、人型の存在。

「ふ、ふらん……」

 呆然と呟くれいむは、相手にお飾りとなる帽子がなくても正体を理解していた。
 胴付きふらん。
 手には銃を持ち、ゆっくりとれいむに銃口を向けている。

「ど、どぼじでこんなごどするのおおおおおお!? おなじゆっくりでしょおおおおおおおおお!? れいむた
ちだって、いきてるんだ―――」

タン タン タン

 れいむの眉間と目の間、そしてその真ん中を銃弾が撃ち抜いた。
 あっさりと中枢餡を撃ち抜かれてれいむは死んだ。
 走馬灯を見る時間さえなかった。

「……」

 ふらんは、片手でゴーグルの横にあるスイッチを何度か押して、周囲を見回す。
 それから一つ息を吐いて、空に飛び上がろうとした瞬間であった。
 ぴぴ、と腰の通信機が甲高い音を上げる。

『殲滅完了。 帰投せよ』

 作戦終了の合図だった。
 ふらんは少し口を緩めて、空に飛び上がる。
 ふと、視線をもう少し上に上げた。

 真ん丸な月が浮いている。
 しばらく月を見上げて、ふらんは、餡子の匂いを振り切るように、空を駆けた。








******







「ああ、大丈夫ね。 被害なし」
「そりゃ重畳」

 山の麓のキャンプに、胴付きゆっくりが、ずらりと整列している。
 作戦中に着けていた装備を外し、今は自分のお飾りを身につけている。
 表情はゆっくりとは思えないほどの冷静な無表情であり、命令を待つ軍犬であるかのように鋭利さを帯びてい
る。
 そんなゆっくりたちの先には、人間が二人いる。
 一人は似合わっていない迷彩服を着た青年で、もう一人は場違いな白衣を着た女性だ。
 青年の方が、声を張り上げる。

「それでは、任務終了である! ご苦労だった! 各自は決められた通り撤収準備を始めてくれ! では解
散!」
『いえっさー!』

 胴付きゆっくりたちが駆け足で自分の持ち場へと向かって行く。
 その様相は、まさに鍛え上げられた軍人であった。

「ふらん百五十人、れみりゃ百五十人、双方損害なしか」
「よく鍛えられてるわね」
「まぁな。 何度も何度も交配に交配を重ね、厳しい訓練を耐え抜いたエリートさ」


ゆっくり軍

 日本政府によって特別に認可された、プラチナバッチのゆっくりである。
 国立ゆっくり研究所の保有する職員としてカウントされているが、実態は軍人と言い切って良い。
 特別なゆっくり専門学校と訓練の後に配属される。 人間でも許可されない銃火器の取り扱いが許可され、そ
の扱いは何年も議論されたものである。
 ゆっくりが出現しておよそ三十年ほどであるが、ゆっくりによってもたらされる被害は深刻なものとなりつつ
あった。
 増えるゆっくりは市街地に野良として住み、人間の生活に害を与えるようになったのだ。
 人手によるゆっくりの駆除は過剰なコスト増加を招いた。
 そこで『ゆっくりのことはゆっくりに』という論調の中、ゆっくり軍人が誕生したのだ。
 優良な個体のみを交配させ、産まれたときから高度な教育を施す。 徹底的に鍛え上げられたゆっくりは、想
像以上の知能と力を持った。

 もちろん、そうした強力なゆっくりに危機感を持つ人間たちもいる。
 ましてや、人間でさえ殺傷できそうな武器を持たせるのは難しいことであった。
 しかし、このゆっくり軍人たちは決して人間に歯向かうことはない。 そもそも、そんな発想がない。 洗脳
に近い教育と、人間の強さを教え込む訓練によって、従順な存在へと生まれ変わったのだ。

 人間よりも人間を傷つけない生き物、否、人間をもっともも傷つけない生き物。
 ゆっくりたちに武器を持たせたのは、多くの研究の成果と、それ以上にゆっくりの被害が深刻であったことだ
ろう。
 もちろん武器の使用には厳しいルールがあり、普段は武器など使わない。 そもそも、相手にするのはゆっく
りだけなので、特殊な状況以外では武器を必要としないのだ。

 そう、今回のような、圧倒的な数に対する殲滅戦のようなケース以外では。

「群れのゆっくりの総数、九千三百五十六。 信じられない。 信じられないよこれは」
「三十年かけて、そこまで増えたのね。 あと五年放置すれば、三倍になっていたでしょう」
「早急に、人の手の入っていない山に戦力を派遣しなければいけない。 これが村に、街に押し寄せたら、大変
なことになる」
「……ま、先の話よりは、今はこれね」

 深刻な顔で言葉を交わしていた男女は、一つの透明な箱に向き直る。
 その中にいるのは、ゆっくりぱちゅりーだ。
 そう、先程殲滅した群れの長である。

「あの山にはドスがいるのよね、ぱちゅりー」
「むきゃ! そうよ! ひがしに”でんせつのどす”がいるのよ! いのちごいしたってもうおそいわよ! に
んげんはみなごろしよ! むっきゃっきゃっきゃっ!」
「……伝説のドス、ね」

 このぱちゅりーは、膨大な数の群れを管理していただけあって、非常に聡明で優秀なぱちゅりーであった。
 幹部ゆっくりを集めて議会のような真似事もし、警察機構、学校なども創ったという。
 しかし、今ではすっかり発狂して、正常な判断力を無くしてる。
 群れの虐殺の様子を画面越しに見せていたところ、精神が崩壊してしまったらしい。

「ああ、これはもういいや。 そこのふらん。 処分してくれ」
「いえっさー!」

 青年は近くにいたふらんにぱちゅりーを処理するように指示する。
 狂った哄笑をあげるぱちゅりーの箱を、ふらんがどこかへと運んでいった。

「さて、東の伝説のドスか。 どう見る?」
「そもそも、この群れはそのドスの群れから分化したものらしいから、これ以上の数が想定されるわね」
「一万を超えるか……」
「ひょっとすると、三万くらいいるかもね」
「おいおい。 食糧が足りないだろ。 今回の群れは、群れの領土が広大で資源が豊富だったから支えられてい
たものだし。 そもそも野生ゆっくりは必要な食事量が少ないのもあるが」
「ドスなら野生動物を狩れるから、食糧は豊富でしょう」
「ああ……」
「ぱちゅりーの証言が正しいのなら、少なくとも『連続ドススパーク』、『ステルス』、『ゆっくりオーラ』の
スキルはあるみたいね」
「他はともかく、連続ドススパークは厄介だな……」
「それと、その大きさによるわね。 おそらく、六メートルから九メートルほどあるわ」
「ビル三階分の高さか。 もはや怪獣だなそれは。 しかし、そんな巨体じゃあ、山の中で満足に動けないだろ
う」
「……その辺に何か特殊な能力がありそうね」

 二人がふと気がつくと、近くでふらんが敬礼をして待機していた。
 
「てっしゅうじゅんび、かんりょうです」
「了解。 ご苦労様」
「きょうしゅくです」

 青年と女性は歩きながら、眼前に広がる山を見る。

「作戦は一週間後に行う」



 ドス捕獲作戦が始まろうとしていた。









◆◆◆◆◆◆










Y元素


 ゆっくりが起こす不可思議な現象、あるいはゆっくりそのものについてを解決するに至った、特殊な粒子であ
る。
 Y元素は量がある一定の密度を持つと、物理現象を超えた超常現象を生み出すということが判明している。
 そう、ゆっくりの中枢餡にはY元素が詰まっているのだ。 本来動くはずなのない餡子などを動かし、生命と
して機能させることすら可能な、そう、魔法のエネルギーである。
 人類はこれを新しいエネルギーとして、現在研究中である。
 このY元素は取り扱いが難しく、ゆっくりが死んだ瞬間に中枢餡から消滅するのだ。 上手く確保して運用す
る方法は、未だに確率されていない。

 消えたY元素がどこへ行くのか?

 それは、近辺のゆっくりの体内だと言われている。 こうしてY元素を異常に保有したゆっくりが現われると、
突然変異を引き起こす。
 俗に言う”ドス化”である。
 つまり、ドスの体内には大量のY元素があり、ドスが扱うことができる超常現象も『ただ生命として活動す
る』に留まらない。
 ドススパークと呼ばれる熱線などを使うことができるようになるのだ。
 ただ、ドススパークはY元素の消費量が激しいらしく、固形物として貯蓄して使うらしい。 ドスがキノコを
咀嚼してドススパークを使う理由として、こう考えられている。
 そこから導きだされる一つの理論として『ドスはY元素を回復する、あるいは生み出すことができる』という
ものが挙がる。
 ドススパークで減ったY元素はどうなるのか?
 この問題の答えとして、そう考えられているのが通説だ。

 つまり、ドスのサンプルを集めることが、人類の発展に大きく貢献する可能性がある、ということだ。
 ゆっくり研究所は、”東の伝説のドス”の捕獲作戦を承認。
 全国各地から大規模な戦力を招集していた。









******








 夜の空を、大量のゆっくりが埋め尽くしている。
 それは静かな、戦争の開始の合図であった。

「ふらん五百、れみりゃ七百、うどんげ三百、うーっぱく五百……人間の街が占領できる戦力だな」
「それだけ、上層部や国民はY元素に期待しているのよ」
「しくじれないな」

 山に向かって飛んで行く戦力を見送った後、司令部の二人は手元のモニタに注目を始めた。
 人類がY元素を観測できる以上、ゆっくりの位置はレーダーで丸分かりなのだ。
 先の巨大な群れの個体数をきちんと把握できたものも、この高性能レーダーによるものである。
 ふらんやれみりゃ、うどんげたちが持つゴーグルは暗視機能(あんまり意味ないが)や望遠機能、Y元素観測
機能を持っている。
 また、今回はガスマスクのような装備もある。
 ”ゆっくりオーラ”と呼ばれる、特殊なY元素を散布するドスのスキルを無効化するためだ。 経口摂取によ
る洗脳効果が確認されているため、それを妨げるためのものである。 もっとも、完全に無効化できるかは未確
認だ。

 上空のうーぱっくに乗ったうどんげ達が機器を山の表面に向けて、司令部に情報を転送する。
 うーぱっくは弾薬やオレンジジュースなどの補給物資を搭載すると共に、上空から群れを監視するという役割
を持っている。
 もちろん、上空から狙撃するためのうどんげたちを乗せるという役割もある。

 偵察班から送られてきたデータを、司令部の人間が解析する。
 司令は先の作戦から変わらず、似合わない迷彩服を着ている青年。 副司令は、白衣の女性。 その他にもサ
ポートをする白衣の研究員たちが本部テントで待機している。

「ゆっくりの状況が解析できました! モニタに出します!」
「――――!? これは!?」
「よ、四万ですって……いえ、これは!? 山の一面全体にゆっくりが……!?」

 三次元のCGによって描かれた山の、ある一面にゆっくりの反応がびっしりと存在している。
 解析結果の総数は、四万二千九百三十一。
 そして、一際大きな反応が、ある一点から。

「このY元素の値……ドスの大きさは十メートル近い……」
「これは、山をあちこち刳り抜いてトンネル……洞窟を造っているのか?」
「まさに、ゆっくりの巣窟ね」

 それは後に判明することであるが。
 その山にはゆっくりを除いた野生動物が既におらず、ゆっくりによって支配された王国だったのである。
 山の斜面を掘って造られた洞窟は、まさに地下王国のように機能している。

「一晩で殲滅はできないわね。 おそらく、ドスは洞窟の最奥にいるわ」
「長い戦いになりそうだな……こんなことなら、スパイゆっくりを送り込んでおくべきだった」
「山の中じゃ兵糧攻めもできないしね。 山火事にするわけにもいかないわ」
「手榴弾を持たせたのが幸いだったな」

 少し会話が途切れた隙間を縫って、報告が上がる。

「F-B08隊が交戦状態に入りました!」
「迎撃の予想は?」
「それが……洞窟にいくつか見張りがいたものの、罠は皆無だそうです」
「え?」

 これも後に判明することであるが、山にゆっくりの敵はいないのである。 実は捕食種すらいない。
 外敵がいないため、迎撃機能がほとんどない。
 このゆっくりたちは、外部からの攻撃など、全く想定していなかったのである。

「ドスを外に炙り出したいところだな。 上空からうどんげたちに狙撃させるのがラクだ」
「まぁ、そう簡単には出てこないでしょう」
「マスクもあるから、カラシ玉を使ってみようか」
「それは良いわね」
「よし! F-A、F-B、R隊はカラシ玉を使え! 補給部隊の前線を上げろ! 敵は多い! ガンガン補給がある
ぞ! U-A隊も前線を上げろ! 出てきたゆっくりを確実に殺せ! 各自煙には注意するように!」

 カラシ玉とは、いかにも辛い粉末を爆風で辺りにばら撒く武器である。
 辛いものが苦手なゆっくりは、小さいものであれば即死させることができる。
 大きいものでも、弱らせるには十分だ。
 洞窟に放りこめば、大きなダメージを与えることができるだろう。


 こうして、虐殺が始まった。









◆◆◆◆◆◆










 とても、とてもゆっくりした群れであった。 楽園と呼んでも差し支えない。
 食べ物も豊富で、隣人も優しくて、何より外敵がいない。
 山の一面まるごと一つゆっくりの群れであるここでは、ほとんど危険なことはないのだ。 もちろん、悪事を
働いて”けーさつ”に連行されるゆっくりもいるにはいる。 しかし、ほとんどがとてもゆっくりしていて、何
一つ不自由がない。
 何代も何代も、そんな生活を続けていた。
 最高の、おそらく他にはない唯一無二のゆっくりぷれいすであろう。

 山の斜面に大きな入口が一つあり、中の洞窟では更に細かいおうちがある。
 共用のトイレや、広場、食料庫、学校などもある。
 群れ全体はドスが管理しているが、各々の区域は幹部ゆっくりが管理しているのだ。
 中枢であるドスのエリアとは別に、多くの小規模なエリアが独自に群れを作っている。
 それはもはや国と呼べるものであった。

 ある洞窟の中の一つの、そのまた一つのおうちの中。
 そこには四匹のゆっくりが幸せそうに眠っている。
 成体のまりさと、つがいのぱちゅりー。 そして、まりさとぱちゅりーの子どもが一匹ずつ。
 何の変哲もない家族である。
 産まれてからこの瞬間まで、まるで何も特筆するべきことがないゆっくりの一家。
 勉強して、運動して、狩りをして、おちびちゃんを産んで。
 そんな何気ない日常が最上のゆっくりであるということを、意識しないままに享受しているゆっくりたち。

「ゆげえええ!」
「ゆぎゃ!」

 どこからか聞こえる悲鳴で、親まりさが目を覚ました。
 親ぱちゅりーも、髪の毛の束で目を擦りながら起きる。

「なにごと?」
「わかんないのぜ……」

 まりさはそう言って、興味なさそうに、自分たちの愛しいおちびちゃんに視線を向けた。
 幸いにも、ゆっくりとした表情で眠っている。
 両親の顔が穏やかなものになって、お互いが身を寄せ合った。

「むきゅ……あしたもゆっくりできますように」
「うん……ゆっくりしていってね」

 それは、明日も、いや、未来に渡ってずっとゆっくりできることを確信した笑みであった。
 都会の野良ゆっくりが、産まれて一瞬足りともゆっくりできる瞬間がないことを知る由もない。
 この世に、ゆっくりできないゆっくりがいるなんて想像すらしていない二匹。

ぐしゃ

 急に破壊された”けっかい”を、そんな笑みのままで振り返る。 
 そこにいるのは、銃口を向けたふらん。

たん、たん、たん、たん

 四匹は、幸せな表情のまま、何が起こったのか一片も知ることなく永遠にゆっくりした。









******









 地獄があった。
 カラシ玉によって洞窟内には死の煙が撒き散らされて、送り込まれていく。
 ふらんやれみりゃたちは洞窟内に次々とカラシ玉を設置し、銃で撃ち抜いて爆発させる。
 大きな洞窟の中には、およそ三百ほどのゆっくりがいた。
 だが、カラシ玉によって九割が死ぬ。
 初めて出遭う”ゆっくりできないこと”に、事態を理解せぬまま、死んでいく。
 ふらんとれみりゃが一匹ずつ洞窟の入り口に残り、ゴーグル越しに減っていくゆっくりの数を監視する。

「ゆげえええ! なんなの!? なにがおこったの!?」

たん

 命からがら逃げてきたゆっくりを一発で撃ち殺す。
 死んだかどうか、どれくらい生き残っているかはゴーグルで把握することができる。
 洞窟内に生きているゆっくりがいなくなったのを確認すると、ふらんとれみりゃは別の洞窟を探しに行く。
 いかにカモフラージュが優れていようと、Y元素を観測するゴーグルからは逃れられない。

 まずはカラシ玉。
 次に出てきた者を撃ち殺す。
 中々出てこない者は、入り口を塞いで放置する。
 計算上、生き残るのは〇.二パーセントほどであると推察されている。

「ゆげえええええ!」
「お、おぢびぢゃ……! ゆげええええ!」
「れ、れいぶううう!」
「むぎゃううあああ!」
「わがらないよおおおおおおおおお!」
「でいぶのおめめがああああ!」
「はやくそとにいいい! ゆげええ!」
「どこにいるのおちびぢゃん!」
「むーしゃむーしゃ! うめえええええええええええええ! これうめええええええええ!」
「まりざああああ! それはおちびちゃんだよおおおお!」
「くっちゃくっちゃ! おちびちゃんうめえええええ!」
「まり……ざぁ……ゆげえええ」
「だずげてえええ! どすううううううう!」
「ゆぎゃああ!!」
「んほおおおおおおおおお! まりざああああ!」

 即死。
 緩慢な死。
 吐餡による死。
 捕食による死。
 極限状態の殺し合いによる死。
 強姦による死。

 どれも変わらない。
 Y元素の反応が一つ減ったかどうか。
 その時間が長いか短いか。

 カラシ玉や弾薬はうーぱっくが次々に運び、常に絶えることはない。




 そして、ついに本命へと動き始める。
 上空で待機しているうどんげたちの一部は、一際大きな洞窟を狙える位置へと集まる。
 洞窟を取り囲むように、多くのゆっくり軍人たちが準備をする。 装備も、フルに整えなおして。

 一人のふらんが、カラシ玉を投げた。
 それに倣うように、多くのゆっくりがカラシ玉を投げ込む。
 その後に、手榴弾が投げ込まれる。
 
 爆音

 洞窟から爆風が出てくるのを確認して、洞窟内に煙が充満していくのを見守る。
 反応するY元素から、洞窟の形状が確認できる。 入り口は複数あり、内部は複雑な造りになっている。 こ
の手榴弾で崩せたのも、ごく一部の部分に過ぎない。
 全員がマスクが万全なのを確認すると、洞窟内へと突撃していく。
 
「なにが、なにがおこったのおおおおおおおおおおお!?」
「どぼじでええええええ!?」
「なに、なんなのおおおおおお!?」

 洞窟内は、まさに最高のゆっくりプレイスであった。
 整備された道にはスィーが置いてあり、学校や病院はもちろん、市場のようなものもある。
 真夜中であるため活気はないが、日中であればどれほど賑やかか、鮮明に思い浮かべることができるほど。
 その状態を見れば、十分に観察せずに作戦を決行したことを後悔するレベルであった。
 このゆっくりたちは、高度な文明を築きつつあったのだ。

「ゆぎゃあああ!」
「けーさつ! けーさつはどこなのおおお!?」
「たずげでえええええ!」

 奥へ進めば進むほど、カラシ玉の効果が薄くなっていく。
 つまり、元気なゆっくりが増えていく。
 定期的にカラシ玉を使いながら、ゆっくりたちを追い詰めていく。
 ドスがいる、中心部へと。
 洞窟内は広く、ふらんやれみりゃが飛び回れるほどであったのが幸いした。
 侵攻の手は早く、凄まじい早さで虐殺は進んでいく。

「おそとおおお! おとだよおおおお!」
「むきゅ! そとにでられたわよ! おちびちゃんたち、だいじょうぶ!?」
「こわがったよおおおおお!」
「おとーしゃんたちは!? おとーしゃたちはどーなっちゃの!?」
「おうちにたからものわすれてきちゃよおおおお!」

 子どもたちをまとめて避難させた学校の先生たちが、沈痛な面持ちで子どもたちを率いて行く。
 広大な洞窟であるから、出入口はたくさんある。
 それでも、侵略者の魔の手を掻い潜って、外に出られたのは、格段に運が良いゆっくりたちであった。

たん、たん、たん、たん、

 もっとも、制空圏を完全に支配している軍人たちにとっては、良い的に過ぎない。
 Y元素の位置を特定して、うーぱっくに乗ったうどんげたちが上空から狙撃を始める。
 包囲していたふらん、れみりゃたちも攻撃をする。

「むきゃあああああ! おねがいしますうううう! おちびちゃんは! おちびちゃんだけはあああ!」
「ぱちゅりーしぇんしぇええええええええええ!」
「ゆげ!」
「ゆびゃ!」
「ゆ!?」
「おとーしゃああああああああああん!」
「かぞくのあいどるすえっこまりしゃはれいみゅがまも―――ゆげぇえええ!」
「いやぢゃああああああ! しにちゃくないいいいいいいいい!」

 ただ、無情にも、子どもも大人も死んで行く。






******






 外がそんな状態になる一方で、内部では反攻作戦が始まろうとしていた。
 子どもたちを逃がした大人たちは、枝や石で武装して、侵略者と戦おうと体勢を整えている。
 仲間が逃げてきた方向に向かって、列を作って屈強なゆっくり達が身構えているのだ。
 その先には決して行かせないと。
 大切な何かを守るように、決死の表情で。

「みんな! このさきはぜったいにまもるよ!」
「ゆー! げすな”ばんぞく”をせーさいするよおおおおお!」
「すぐにどすがきてくれるよ! ぜったいにまもりきるよ!」

 周りを鼓舞しながら構えるゆっくりたちに、何かが飛んでくる。
 
「ゆべっ!」
「ゆ?」
「なにこれ?」
「いしさん?」

 手榴弾だった。

「ゆああああああああああああ!」
「ゆぎゃあああああああああああああああああああ!」
「なにごれええええええええええええええええええええ!」

 爆発で、守備隊の大部分が一気に吹き飛ぶ。
 残ったのは、壁に叩き付けられて瀕死なゆっくりたちだけ。

「ゆひぃ……ゆひぃ……」
「まもらないと……ここだけは……ぜったいにまもらないと……!」

 やってきたのは、十人ほどの武装したふらんであった。
 ゴーグルから見える情報では、先の大きな部屋に大量のゆっくりの反応がある。
 ふらんたちが部屋に入ろうとすると、死にかけのゆっくりたちが跳びかかってきた。

「ぜったいに! いかせないいいい!」
「まもるんだあああああああああ!」

 がむしゃらに突っ込んでくるゆっくりを、ふらんたちは体術で払い退ける。
 単純に、先のゆっくりを殺すために弾丸を温存したのである。
 そのため、守備隊のゆっくりたちは死ぬことができなかった。
 そして、最悪の光景を直視することになる。


 部屋の中。


 ふらんたちは、思わず目を見開いた。
 緑の草が敷き詰められた、広大な空間。
 おそらくゆっくりたちが造ったのであろう湖。
 それは洞窟内という閉鎖空間において、普通ならばあるはずのない、水と草に満ちた満ちた広場であった。
 そこには膨大な数のゆっくりたちがいた。
 不安そうに、ふらんを見つめているそのゆっくりたちには、一つの共通点があった。

 妊娠しているのだ。

 植物型、胎生型、種類を問わず、妊娠したゆっくりが視界の限りにいる。
 そう、ゆっくりたちが守ろうとしたのは、己の妻と未来の子供たちであったのだ。
 一匹の、植物型妊娠をしているれいむが、前に出た。

「ゆ! やめてね! ひどいことしないでね! れいむのおちびちゃん、とってもゆっくりしてるでしょ!? 
だからさっさと――――」

 たん
 
 ゆっくりたちは、スローでその光景を見ていた。
 勇敢にも敵に立ち向かったれいむが、銃で撃ち抜かれるシーンだ。

「ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 瞬間、その部屋に悲鳴が重なった。 怒号と言っても良いだろう。
 相手にしていられない、と、ふらんたちは、カラシ玉と手榴弾をありったけ部屋の中に放り込んで、全力で部
屋から逃げ出した。

「ゆゆ! ばんぞくがにげていくよ!」
「おおあわれあわれ! やっとれいむたちのつよさがわかったんだね!」
「しょせんばんぞくだね!」

 五秒ほどで、何もかもが吹き飛んだ。
 茎に実っていた赤ゆっくりも。
 母体となっていたれいむも。
 有象無象を区別せず、等しく、爆風はゆっくりを巻き込んだ。

「ゆげえええええええええええええええ!」
「ゆぎゃあっややややががづぎふあさああああ!」
「おぢびぢゃああああああああああああああああああああ」
「なんなのこのけむりいいいいいい!」
「ゆべぇ! どくだあああああ!」

 かろうじて生き延びたゆっくりも、カラシ玉の煙で死んで行く。
 守備隊の生き残りのゆっくりは、その光景を目の当たりにした。
 群れの未来を担う、ゆっくりの宝が。
 愛する妻が。
 群れで、国で最もゆっくりしたゆっくりぷれいすが。
 残ったのは、崩れ落ちた部屋と、飛び散った餡子と皮、そして毒の空気。
 夥しい死臭と毒が、瀕死の守備隊を刺激する。

「ゆは……ゆっふっふっふっふ……」
「ゆひひひひひひ!」
「ゆえーん! おとうしゃんたちどこいっちゃのおおおお!?」

 たん、たん、たん

 発狂したゆっくりも、幼児退行したゆっくりも区別しない。
 ふらんは弾丸を撃って残党を掃除していく。
 ゴーグルの反応が減って行くのを待ち、全てが消えたのを確認するとふらんたちは撤収を始めた。


 そして、一つの巨大な反応が動き出したのを確認した。
 ドスが、動いたのだ。







******








 ドスの反応は、予想よりも高速に外へと向かって動いている。
 ゆっくり軍人たちはすぐさま、予想出入口に向けて配置を進める。
 ふらん、れみりゃ、うどんげ、戦力の大部分がそちらに向かった。
 入口付近に手榴弾や爆弾を仕掛けて、距離を置く。
 スイッチを片手に、ゴーグルを見ながらタイミングを計る。

「ごー!」

 あるうどんげが叫んだ瞬間、大爆発が起きた。
 ドスの反応と罠が重なった瞬間であった。
 爆風を避けながら、軍人たちはゴーグルで反応を探る。
 Y元素の値が、大きく減っているのを全員が確認した。

『ゆぁあああ……なんなの……何がおこったの……』

 ステルスを維持する力がなくなったのか、巨大なゆっくりまりさが姿を現した。
 全長およそ九メートル、帽子も合わせれば十五メートルほどあるだろう。 永い年月を生きたことを思わせる、
色褪せた帽子と髪はただならぬ威圧感を持っている。 また、髪には数えきれないほどのゆっくりのお飾りがあ
る。
 それは、このドスが”本物の”ドスであることを意味していた。
 あまりの大きさに、軍人たちにも緊張が走る。
 爆風で弾き飛ばされた拍子に、ドでかい帽子が外れており、中から無数のゆっくりたちが出てきていた。
 爆風がドスの頭まで届かなかったらしい。

「どすうううう! だいじょーぶううう!?」
『ゆゆ……ドスは大丈夫だよ。 みんなはゆっくりしないで逃げてね!』
「でも、どすは!?」
『ドスは少し休んでいくよ……ちょっと疲れたからね……』
「ゆゆゆゆ……わかったよ!」

 ドスと会話していたのは、普通のゆっくりより少し大きなれいむであった。
 おそらく、ドスに次ぐリーダーなのだろう。
 そのリーダーれいむは素早く指揮を取ると、みんなに逃げるように伝えた。

「かたまってにげちゃだめだよ! みんなばらばらににげてね!」

 そうなってはたまらない。
 軍が一斉射撃を始めた。

「ゆぎゃああああああああああああああああ!」
「ゆげえげえええええ!」
「どずううううう!」
「どす! どすうううう!」
「だずげでええええええええ!」
『み、みんなあああああああああ! みんな! ドスのお帽子の中に隠れててね!』

 狙い撃ちにされているのに気付いたのか、ゆっくりがドスの帽子の中に戻って行く。
 だが、Y元素で絶対座標を確認することができる狙撃手たちには関係がない。
 お帽子越しにゆっくりを殺して行く。

「どずううう! だずげでえええ! だずげでよおおおお!」
『ゆ……っ!』

 ゆっくりオーラ。
 特殊なY元素を散布し、それをゆっくりに摂取させることで、強制的にゆっくりさせる能力。
 帽子の中のゆっくりたちは途端にゆっくりとした表情で悲鳴を上げることを止めた。

 でも、撃ち殺されるのが止むわけではない。

 軍人たちはマスクのおかげで効果が出ていない。
 若干距離を取っていることもある。
 ドスも、これ根本的な解決になっていないと分かっていながら、ゆっくりオーラを使った。

『ドスの群れを攻撃する、ゆっくしていない”蛮族”は死ね!』

 その攻撃は、予想外のものであった。
 なんとも、ドスの髪が伸びて、まるで意志を持っているかのように、攻撃を仕掛けてきたのだ。
 ふらん、れみりゃは銃弾で髪の毛を千切りながら、アクロバティックな飛行で回避する。

 更に、ドスは髪を足のように使って、多脚生物のように動き出す。
 それだけは飽きたらず、軟体動物のようにぐにゃぐにゃと変形し、木々の隙間を潜り抜ける。

 あまりの能力に、軍人にも緊張が走る。
 ただ、ドスにもダメージがある。
 先程の爆弾で、あんよを負傷したのだ。
 少なくない餡子を零しながら、巣から離れるように移動をしている。
 狙いがドスにあると気付いたのだろう。
 他のゆっくりを守るために、場を離れることを選択したようだ。
 追撃のために軍人が動き出そうとしたとき、通信が入った。

『ドスのお帽子と群れの仲間を捕獲して本部に連行せよ。 残りの隊員はドスに集中砲火して降伏に追い込め』

 ゆっくりを質に取る、と司令部は判断したのだ。
 軍人たちは了解のメッセージを返し、ふらんとれみりゃの一部の隊がお帽子の回収に入った。
 弾丸で撃ち抜かれてボロボロであるが、中のゆっくりたちはゆっくりオーラの影響でまだゆっくりとしてる。

 こうして、約千匹のゆっくりが”ゆん質”となった。









******








 一方、ドスは思わぬ機動力で移動しながら、髪を伸ばして空中のふらん、れみりゃを攻撃している。
 ふらんたちは避けるのに精一杯で、上手くドスを撃つことができない。
 しかし、更に上空のうどんげたちが、スナイパーライフルでドスにどんどんを攻撃を加えている。

『ゆぐぅうう! 蛮族めえええ!』

 歯軋りするドスの声を聞くに、軍側の銃器はドスに有効であるらしい。
 十メートル弱ほどの大きさになると、皮が厚くなって銃弾が貫通できないという恐れがあった。
 しかし、それが十分に通用するということが分かれば、俄然軍の士気も上がる。

『ゆんっ!』

 ドスがぷくぅ、と膨らんだかと思った瞬間。
 ドスの口から金色の熱線が放たれた。
 キノコを用いないドススパークだ。
 不意を突かれた何人かの軍人が、熱線に飲み込まれて蒸発する。

 だが、そこで止まらない。

 熱線を放ったまま、身体を動かして薙ぎ払い撃ちを行なった。
 これには予想外で、近くにいた軍人たちもドススパークで消えてしまう。

『ゆふぅ! 思い知ったか! さっさと帰れ!』

 相当のエネルギーを消費したのだろう。
 ドスは息を乱して、汗を流している。
 しかし、ゆっくり軍人たちは狼狽えない。
 的確に距離をキープしたまま、銃撃を続ける。
 着実に、一つずつ、ドスの皮に穴を開けて行く。

『ゆがああああああああ!』

 漏れ出た餡子の量も無視できなくなった頃合い、ドスは再び髪の毛を使った移動を始めた。
 しかし、もう攻撃のための髪の毛を動かすエネルギーもないのか、移動に使うだけ。
 ふらんとれみりゃは並走しながら銃撃を続ける。

『ゆっ!』

 ドスは素早く舌を出して、己の髪の毛の中へと忍ばせた。
 一瞬の後に取り出したのは、巨大なキノコだ。

 ドススパークキノコ。
 それはドススパークを撃つだけでなく、消費したY元素を回復させることも可能なもの。

 軍人たちは総攻撃で舌とキノコを攻撃した。
 
『ゆああああ!』

 僅かに、銃撃が勝った。
 口にキノコが放り込まれれる瞬間に、舌を根元から千切り、キノコを跳ね飛ばした。
 キノコを食べ損ねたドスは、転がるようにして斜面を下って行く。
 どうやら、Y元素、エネルギーを使い切ったらしい。

『ゆはぁ……ゆはぁあ……ゆ……ゆぎゃあああああああああああああああああああ!』

 ついに、弾丸がドスの目玉を貫いた。
 ドスの絶叫が夜の山に響き渡る。
 もはや動くこともできず、顔を地面に埋めて、銃弾をただ浴びるしかなくなってしまった。

『やぁ……! やめでえええ! もうゆるじでええええ!』

 ドスは満身創痍。
 最初の爆弾であんよを吹き飛ばされ、移動にY元素エネルギーを使わないといけなくなったのが、エネルギー
の消耗を早めた。
 更に、キノコなしのドススパークは確かにある程度の戦果を収めたが、更にエネルギーを消費してしまった。
 ゆっくりオーラとを使い、常に髪の毛を操り、ドススパーク、そしてキノコを食べれずに補給に失敗。
 ついに、ドスは力尽きたのだ。

「お前の群れは我が軍が確保した。 これ以上抵抗するならば皆殺しだ」

 一匹のふらんが、マスク越しのくぐもった声で告げた。
 ドスは弾かれたように顔を上げる。

『み、みんなが!?』
「投降しろ」
『そんな……そんな……』

 呆然とするドスに、一斉に爆弾が投下される。
 死なない程度に加減されたそれは、ドスの意識を刈り取るには十分だった。



 こうして、ドスの群れは壊滅。
 そして、ドスも捕獲された。



 死んだ群れのゆっくりは、四万二千二百三十匹。
 生き残ったゆっくりは、わずかに七百と一匹。
 
 対して、ゆっくり軍人は、れみりゃが八人とふらんが九人死亡。
 大きすぎる犠牲であった。



 髪の毛を自由自在に操り、柔軟な形に変化して木々をすり抜け、キノコを使わずにスパークを放出し続ける。
 日本で観測されたドスの中では最強の個体であった。

 科学の力はドスの全力を上回ったのだ。











◆◆◆◆◆◆










 ドスとその群れが研究所に運び込まれて一ヶ月が経過した。
 ドスは巨大な装置に、数十本のチューブで繋がれ、拘束具にセットされている。
 ドスの目の前には巨大な、透明な箱があり、その中にドスの群れのゆっくりたちがいる。
 どのゆっくりも絶望に満ちた表情をして、ドスに縋るように視線を送っている。

 ドスは。
 ドスは、髪の毛を全て抜かれ、目玉も片方を繰り抜かれ、舌も完全に取り除かれて、口は完全に接合されて失
くなっている。
 髪の毛にあった信頼のお飾りは、全て一緒に処分されている。
 また、ドスの横に巨大なボロボロの帽子が置かれていれ、少しずつ切り取られていっている。 防水製品のサ
ンプルとして採取したものや、一部Y元素反応があったために切り取られた。
 ドスになっても帽子は大切なのであろう。 涙を流しながら、ボロ布と化していく帽子を見ていた。
 
 肝心のドスには何が行われているか。
 まず前提として、研究の結果、ドスは時間と外部からのエネルギーによってY元素を生成することが可能であ
ることが判明した。 オレンジジュースを絶え間なく流すことにより、ガンガンY元素を生成させることができ
るのだ。
 その結果、ドスの末路は決まった。

 一つ目は、Y元素の抽出。
 ドスの膨大なY元素は、取り出して劣化する前に別の媒体に移すことが可能となった。
 金属に移したり、液体に移したりすることが可能であることが分かった。 また、純粋なエネルギーとしての
Y元素は、別段媒体に生命活動を宿らせることもなかった。
 これにより、その気になれば人間がドススパークを撃つことも可能になったのだ。
 試しにとある研究員がドススパークを撃ったところ、想定以上の威力を発揮することができた。 ドスが使う
よりも少量のエネルギーで、高破壊力を。
 研究員が「これだけの力があって、お前は何であの程度のドススパークしか撃てないんだ?」と聞いたところ、
ドスは涙を流して抗議したという。
 現在は、Y元素を効率良く保存・使用する媒体を研究中である。
 また、Y元素を使った”魔法”と呼ばれる技術を、人間たちはこれから扱っていくことになった。

 二つ目は、母体としての出産である。
 一つのチューブからドス自身の精子餡(採取された)が流され、胎生妊娠で常にまりさ種の子どもを吐き出し
続けている。
 何と、このドスの子どもは全てドスになることが判明したのだ。 これで、莫大な量のY元素を人類は手に入
れることが可能となった。 ただし、胎生妊娠以外ではドスが産まれないことがネックとなっている。
 一分に三匹のペースでドスまりさを生産する、元最強のドスまりさは、もう流す涙さえなかった。
 ドスが産んだドスは、産まれた瞬間からあらゆる権利がない。
 ただひたすらにY元素を人間に提供するだけの機械だ。






*******






 ドス捕獲作戦で司令となっていた青年と女性が、研究所で初めてドスの目の前へとやってきた。
 青年は、戦闘で失ったふらんとれみりゃについての報告のため。
 女性は、Y元素というエネルギーを研究するため。
 どちらも多忙で、ドスを見ることが叶わなかったのだ。

「大きいわね」
「大きいな」

 ドスを見上げてから、隣にある群れを見る。
 彼らは、ゴミを食べさせられ、研究のために子どもを連れ去られ、適度に痛めつけられ、地獄のような日々を
送っている。
 元のゆっくりぷれいすは最高の環境であっため、今の環境は想像を絶するのだろう。
 なぜ彼らが未だ生きているかというと、ドスを苦しめるためである。
 ドスは周りのゆっくりをゆっくりさせることでゆっくりできるのだ。 逆に、周りのゆっくりを極限までゆっ
くりさせないことで、ドスをゆっくりさせない状況に置くことができる。
 するとドスの餡子は甘くなる。
 餡子を甘くする瞬間、Y元素が多く生成されることが実験の結果分かっているのだ。

「やぁドス。 俺がお前たちの群れを壊滅させた犯人だよ」

 青年は朗らかにそう言った。
 口が失くなっているため、ドスからは何も返ってこない。
 しかし、中枢餡の活動を直接観測することで、ドスの意志を見ることができるのだ。

『お前が犯人かあああ! 死ね! 死ね! ドスたちを助けろおおおお!』

 青年はドスの隣にあるモニタに表示される文字を見ながら、関心して息を吐く。
 Y元素の研究により、ゆっくりの生態は完全に解明された。 中枢餡から発するY元素の反応を見れば、何を考
えているのか完全に分かるのだ。 これにより、完璧なゆっくりの調教が可能になった。 ゆっくりの認識が完
全に把握できるため、人の認識とずれのない調教ができる。
 また、Y元素をプログラミングのように操作することで、任意の意志を持つゆっくりを開発する研究を行って
いる。
 いずれ、パラメータを設定するだけで望み通りのゆっくりを創り出せる時代が訪れるだろう。

「ドスのおかげで、人類はもっと発展することができるよ。 ありがとう」
『お前たちはどれだけのゆっくりを殺したんだ!? 自分勝手な都合で!! 平和に生きていたゆっくりを殺し
て!!』
「さぁ。 ゆっくりなんかどれだけ死んでも構わないだろう」
『……!? 私たちは人間に迷惑をかけずに生きてきた!! なぜ死ぬ必要があったんだ!?』
「死ぬ必要があったわけじゃないけど、生かしておく必要もないだろうに。 お前、頭悪いな……」
「このドス、これでも三十年生きたらしいわよ」
「三十年! そりゃ凄い!」
「髪に付けられていた飾りの数も凄かったし、このドスは相当ゆっくりをゆっくりさせたらしいわね」
『そうだ! あの飾りは、ずっと昔から受け継いだものなんだよ!? それを、それを……!!』
「いや、別にどうでもいいから」
『ゆがああああああああ! 殺す! 殺す!』
「はいはい。 殺してみろよ」

 すっと、青年はポケットから一つのスイッチを取り出した。
 ポチッ、という音がしたかは定かではない。
 押された瞬間に、ドスの身体が跳ねた。

『ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああ!』
「中枢餡に直接痛みを与えるものだ。 痛みの耐性も何も関係ない。 本当に、指定した分だけ痛みを与えるん
だ」
「面白そうね」
「てか、すごいな。 Y元素がめちゃくちゃ放出されてるぞ」
「放出されてすぐに消えるんだけどね。 そうじゃないと、傷めつけるほどゆっくりが元気になるでしょ?」
「ああ、そうか」
「でももうすぐ、消えるまでに確保する技術ができるから。 それができたら、ドスは一生このままね」
「そりゃ可哀想に」

 青年がボタンをオフにすると、ドスの身体がビクビクと痙攣を始めた。

「死ぬんじゃないかこれ」
「死なない死なない。 中枢餡そのものは何のダメージもないし」
「Y元素の出しすぎで死ぬことはないのか?」
「消えた分がどうなってるのか知らないけど、保存則が働いてないみたいね。 無限に出てくるみたい」
「でたらめだな。 普通のゆっくりでも、Y元素は出すには出せるけど、すぐに消えて留めることができないの
か。 それができるのがドスで、留めたエネルギーを何らかの能力に使ってる、ってこと?」
「そんな感じ」
『ゆふぅ……ゆふぅ……ドスは……ドスは……』

 意思疎通ができなくなったのか、と青年は群れの方を向く。

「君たちは可哀想だ」
「ゆ……?」
「こんな無能なドスのせいで、ゆっくりできなくなって、本当に可哀想だ」

 絶望しかないゆっくりたちの心に、なぜかその心は染み込んで行った。
 
「ちなみにこのドスは、もうドススパークもゆっくりオーラも一生使えないよ。 ただのでっかいゆっくりだ」
「…………ゆ」
「まぁつまり、一生君たちをゆっくりさせられないドスってことだ。 無能すぎるだろ?」
「……ゆゆ、ちがうよ、ドスはいままで――――」
「このむのうがああああ!」
「むのうなどすはしねええええええええ!」
「おちびちゃんをかえぜええええええええええ!」
「おまえのせいでこんなことになってるんだぞおおおおおおおおお!?」

 ずっと、ゆっくりさせてきた。
 懸命にゆっくりぷれいすを作って、外敵を追い払って。
 学校を作って、病院を作って、警察を作って。
 ずっと、ゆっくりさせてきた。
 三十年ゆっくりさせてきた。
 みんな、幸せそうに笑って、ゆっくりしてきた。

「なにぼーっどじでるんだああああああ! しね! いますぐしね!」

 ドスの瞳から涙が溢れる。
 ああ、ゆっくりって、こういうモノだったんだ、と初めて知った。
 ゲスな個体もいることは知っている。
 レイパーという問題児もいた。
 けれど、それはごく一部で。

「ゆうううう!! しね!! れいむをこんなめにあわせるどすはしねええええええ!!」

 先程ドスを庇いかけた一匹のゆっくりがいた。
 腹心のれいむだ。
 ずっと、ドスを補佐してくれた。
 二人きりのときは「まりさ」と呼んで、対等に扱ってくれた。
 そのれいむが、そのれいむが。

「おっ! すげえY元素放出量だ! てか、垂れ流しじゃないのかこれ?」
「あら。 これは研究の価値ありね」



 こうして、ゆっくりたちは人間の道具となっていく。
 それが悪いことなのか、良いことなのか、それは誰にも分からない。





あとがき
 Y元素ってなんだー
 オリジナルのエネルギーさー
 ドスには魔力があるっていう設定が大好きで、これを奪われるのってどんな気持ち?
 ねえどんな気持ち?
 ってのを書きたかったフェチあきとかいう変人がいたとさ。
 何とか40KBに納めようとしたので変なとこあるかもしれないけど、多目に見てくれるとありがたいです。




今まで書いたもの
??? 刹那のゆっくり(書き直し中)
anko1559 三つ編み狩り+おうち破壊+お飾り没収=?
anko1424 しっかり舌を肥やしていってね!
anko1414 ドスの数え方
anko1330 まりさのおりぼんさん
anko1329 だんまつま

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