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  • Persona 0-18

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

Persona 0-18

最終更新:2009年08月07日 22:51

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Persona 0 第十八話

「ぐがぁあああああAAAAAAAAAAA!」

 肉が軋む鈍い音を立てながらジュリオの体が作りかえられていく、韻竜の幼生を火龍山脈のサラマンダーを、鍛え上げられたグリフォンを、
 そして数知れぬ多くの幻獣たちを取りこみながら、ジュリオが一匹の巨大な獣へと姿を変えていく。
 次々に新たな命を取り込み異形を深めるジュリオ、その変態を主であるヴィットーリオは悲しそうな瞳で見つめていた。
 だがその悲しみの奥底には奇妙なことだが歓喜にも似た熱が宿っている。
 悲哀と歓喜、その矛盾した二つはけして相反することなくこの一人の狂信者のなかで息づいている。
 ――そしてそれは、彼の使い魔もまた同じ。

「はぁっ、はぁっ、はぁ、ふふふ、どうだいヴィンダールヴもすごいもんだろう?」

 そうたとえ使い魔のルーンなどなくとも彼〈ジュリオ〉は彼〈ヴィットーリオ〉の使い魔だ。
 主を守り、主の目となり足となり、主の望んだことを行う。
 使い魔の役目とされているその役目を誰よりも忠実に果たすと言う意味にかけて、ジュリオに比肩しうる者はないのだから。
 そして今のジュリオはヴィットーリオの〈夢〉にその身すべてを捧げた。
 天に向かって腕を伸ばすその姿が何に似ているかと問われれば、おそらく多くの人間がこう答えるだろう。
〈天使〉と。

 だが、その天使は天からの使いと言うにはあまりにも生々しすぎる肉を身に纏う存在だった。
 確かにその背中には巨大な三対の翼が有り、頭上には球状の塊がそのうちに白熱した炎を灯して輝いている、全体のシルエットは歪ながらも人のように見える。
 しかしいくつもの幻獣をその血と肉としたその天使は、傍から見ればあまりにも毒々しい。
 そしてよく見ればロマリアの地下で使われるのを待ち続けていた〈場違いな工芸品〉の数々もその体に融合していた。
 右腕には三対のカラシニコフが機関砲の如く聳え、その背の翼の骨格はおそらくかつて聖槍と呼ばれたものの模造品。
 他にもさまざまな時代な多様な兵器を内蔵した今のジュリオは、さながら生きた要塞とでも言うべき存在となっていた。

 そのマジックアイテムの名前は〈ヴィンダールヴの鞭〉
 人、或いは獣を、ヴィンダールヴが使役するための最強の「聖獣」へと作り変える、けして使われることのなかった奇蹟の残り香。


「ほら、こんなこともできる……!」
「――――!?」

 ジュリオの六本の手のうち竜の形を蒼い腕がタバサに向けて手を伸ばすと、ふわりとタバサの体が浮き上がる。

「い、いやっ……」

 短い叫び声、それに満足したようにジュリオは軽く笑うと自分の体の一部に命じて、腕を巡る精霊の力を強くした。
 引き寄せられる華奢な体、一瞬でタバサはジュリオの体へと引き寄せられ……

「やめ、こんなの……やめっ!?」
「おねえさま、シルフィと一緒になるのね、きゅいきゅい」

 ジュリオの体から浮き上がった蒼い竜の顎に一飲みに飲み込まれる。
 ごくりと喉を鳴らしたシルフィードは、そのままジュリオのなかへと沈んでいった。

「ふ、ははは、まずは一人……! いや二人かな?」

 その顔だけを天使の額から露出させた状態で苦しそうに呻くジュリオ、そのジュリオの顔の下には一人の少年が縫いとめられている。
 両手と両足を肉の中に縫いとめられた状態で忘我した状態で聖人のように吊るされる彼の名は、平賀才人。
 サイトがほんの少し前まで取り憑いていた、こちら側の世界の才人に他ならない。

「やめろっ、こんなことをして何になる!」
「聖下と僕の夢が叶う……それだけで、それだけで僕には十分なんだ」

 ジュリオは叫びながらその体に内蔵された火器を点火、無数の三十九mm弾頭が高速回転しながらサイト達をなぎ払う。

「ぐあっ!?」
「きゃあぁぁぁあああああ」

 咄嗟に全員がペルソナでガードするが、その被害は甚大だった。
 特に物理に対して耐性があるわけではないルイズと、貫通に弱いギーシュにはこの一撃は耐えがたい。

「ルイズ!? ギーシュ!? 待って今メディアラを……」

 ペルソナを展開しようとするキュルケ、そのキュルケへ。

「させないよ……堕天の微笑み」

 ぞわりとキュルケは体を震わせると、そのまま体を痙攣させながら立ち竦む。
 何が起きたのかは、おそらくその魔法をその身に受けたキュルケさえも分かってはいないだろう。
 ――それは対象に術者の想いを流し込む魔法

 キュルケの精神は今、ジュリオの狂信によってオーバーフローさせられているのだ。
 だから思えない、何をすべきなのか考えられない。
 そしてその間隙でキュルケが垣間見たのは、凄愴とも言うべきジュリオの過去の記憶だった。
 まるで夢のようなその情景のなかで、子供の姿のジュリオは死の床にあった。
 周囲には何人にも大人たち、彼らは口々に先祖還りだの、マギ族の血だの、わけのわからない言葉を吐いている。
 だがひとつだけ共通しているのは、誰ひとりとしてジュリオを助けようとはしていないことだ。

「呪われた子め!その悪魔の眼で私を見るな!」

 助けを求めるように見上げた瞳に帰ってきたのは痛烈な拳骨の一撃だ。
 顔を、腹を、もう一度顔を、体中を滅多打ちに殴られて肺の底にたまっていた血の塊が再び喉元へとせり上がり、ごぽりとその口からあふれ出る。
 その光景に、回りの大人たちは尚ジュリオへの嫌悪を深めたのだろう、ジュリオを甚振る拳がまた一つ増えた。
 もういやだ、逃げだしたい。
 助けは来ないことなど分かっていた、それでも祈ってしまった。
 ――ブリミル様、どうかこの汚らしい僕を、この世界から消し去ってください。

 その願いは叶えられることはなかったが、しかしジュリオは運命とでも言うべき出会いを得た。
 突然の怒号、周囲にいた大人たちを杖を奮って制圧していく聖堂騎士たち。
 その背後から現れたのは先代の教皇と、未だ年若い少年と言っても差支えない神官であった。
 あたりに満ちる噎せ返るような血臭のなかで、ジュリオは目の前でありきたりな慰めと慈しみの言葉を自分に向かって投げかける老人よりもなお。
 その後ろで微笑みながらも涙を浮かべる少年神官のほうが、何倍も何十倍も尊く思えた。

「キュルケしっかりしろ、キュルケ!」
 じんじんとする頬の痛み、一瞬の白昼夢からキュルケは目覚めた。
 状況は一つも変わっていない、いや前よりも何倍も悪くなっている。
 タバサと“才人”は肉の牢獄へと囚われ、ルイズとギーシュはとても戦列に戻れそうもない瀕死の重傷を負っている。
 そして無事なのがサイトとキュルケの二人だけしかいないと言うのがもう一つの最悪だった、二人のうちどちらにしても人質だけを避けてジュリオを倒す手段がない。
 もしサイトが“記すことさえ憚られる使い魔”の力を使えばジュリオは倒せるかもしれないがタバサと才人は無事では済むまい。
 そしてキュルケには一撃でジュリオを打倒するだけの力がそもそもない。

「さぁおとなしく僕らに協力するんだ、そうすれば……」

 じりりとジュリオがその巨体を揺らしながら二人へとにじり寄る、背後には壁、目指す階段はジュリオがふさぐ吹き抜けを走り抜けてなお遠く、もはや完全に手詰まりかと思われた。
 だが……

「ジュリオ、一つだけ聞かせろ……」
「なんだい? 兄弟」
「もし、もしも此処で俺が首を縦に振ったらお前や、お前が取りこんだ使い魔たちは元に戻れるのか?」

 そのサイトの言葉に、ジュリオは僅かに悲しそうに首を振った。

「それは無理さ、僕と彼らは“神の獣”として混沌に溶けてしまった、この状態でなんとか出来るとしたら本当に神か始祖ブリミルくらいのものだろう」

 僅かに嘆息、口の端に浮かべた苦笑はこの期に及んで何を聞いてくるのかと言うサイトへの呆れか、それともこんな姿になってまで軽口が減らない自分への嘆息か。

「ああ、でも安心してくれていいよ、君の半身とシャルロット姫殿下は体内に幽閉してるだけで取りこんだ訳じゃないからね、君が聞き分けよければ二人の身の安全くらいは保証でき……」

 皆まで聞くまでもなくサイトは駆け出していた。

「くっ、おとなしくし……」

 ジュリオが腕を振りかぶり……その瞬間にすべては終わっていた。
 サイトが唱えたのは虚無のスペル、〈加速〉だったから。
 瞬きの一瞬の間にサイトはジュリオへと迫り、そしてデルフリンガーを振り下ろす。
 鮮血が舞った。
 ジュリオではなく、その体に縫い止められたもう一人の“才人”の体からだくだくと止め処なく。

「ごぷっ」

 口から盛大に吐血する才人、その心臓にはデルフリンガーが深々と突き刺さっている。

「あんた、何してるの!? 何してるのよおおおおおおおお!?」

 キュルケの絶叫など意に介さず、サイトは才人の体からデルフリンガーを引き抜いた。
 切り裂かれた胸からは派手に血が飛び散り、天使となったジュリオの体を赤く染める。
 どう見ても致命傷だった。

「その体は“ヴィンダールヴ”の能力で制御してるんだろう?」
「サイ……ト……マサカ……キミは……」

 サイトはもう一人の己の死を悼むように瞳を閉じ、途中で首を振ってジュリオを見た。
 悼む資格なんて、とうの昔に自分からは失せている。

「だったら、“俺”が死ねばいい」

 もう一度盛大に才人が血を吐き、その右腕のルーンの光が次第に薄く掠れていく。
 それとシンクロするように、ジュリオの体のあちこちが自分の好き勝手に動きだす。
 てんでばらばらに方向に発射される銃弾、苦しむように背中から吐きだされる火球、皮膚から聞こえるいくつものうめき声。
 本来ならば異なる者同士を混ぜ合わせたことに拒絶反応、ヴィンダールヴの能力で抑えていたそれが一気に噴き出したのだ。

「黙れお前ら! 僕に従え!」
「ジュリオ、タバサを返せ!」

 自壊していく肉体、そのうちの一本がもげ落ちた。

「ぐあああああああ!」

 内側から強烈な冷気の一撃を見舞われたのだと気づく間もなく、蒼い髪の少女が空中へと躍り出る。
 まとわりつく粘液と肉片をへばりつかせながら、半裸のタバサは生還した。

「タバサ!」
「ごめんなさい、心配させて」

 かろうじて残ったローブで体を隠しながら、雪風の少女は戦列へと復帰した。

「はは、はははははは、ははははははははは!」

 ジュリオは笑う、笑いながら拒絶反応で崩れていく体で最後の悪あがきとばかりにサイトに向かって飛びかかる。


「さよならだ……ジュリオ。みんな、やってくれ」
「でも、まだ才人が……」
「いいんだ! どうせあの傷でたすかりゃしねぇよ。やってくれ、さっさと俺ごと奴を撃ってくれ!」
「キミは、自分を殺すと言うのかい!?」
「だめよ、そんなの許さ……」

 ――――マハブフダイン

 真っ先にジュリオの体に付き立ったのは、巨大な巨大な鋭い氷柱。
 それをぶつけた少女は食い締めた唇から血を流しながら、涙を堪えてジュリオを……その体に取り込まれた才人を見ていた。

「彼の意思を無駄にしてはだめ」

 そう言うと、タバサはさらに氷の雨を降らせて行く。
 次々に傷つき、凍り付いては砕けるジュリオの体。
 傷つき、原型を失っていく才人の体……
 辛そうに魔法を唱え続けるタバサの後ろにサイトは寄り添うと、その肩を抱きながら共に詠唱<スペル>を唱える。
 全てを終わらせるために。


 その姿が皆の決意を固めたのだろう、誰にともなくギーシュやルイズも頷き、そして魔法を唱えだす。

「合体魔法で一気に決める……いいね?」

 ――――タルカジャ!

 ――――メギドラ!

 ――――ハイプレッシャー!

「合体魔法、ゴッドハンドだ!」

 シグルズの握った剣にイドゥンの放ったのメギドラが纏わりつき、まるで巨人の拳のような形をした力の塊になる。
 飛び上がったシグルズはそれを躊躇なくジュリオへと叩きつけた。

 自分に向かう死を眺めながら、とろけた体でジュリオはぼそりと呟いた。

「これでいい、後は彼女が……ああ、ヴィトーリオ様、僕はあなたのお役に立て……」

 その言葉だけ残し、ジュリオの意識は闇へと飲まれた。

 誰も一言も交わさず、極彩色に塗りたくされた回廊を歩く。
 いつの間にかヴィットーリオはいなくなっていた、もはや彼らを阻むものはない。
 だがジュリオの死は皆の心に黒々とした影を落としていた。
 そもそも何故自分たちはこんな塔に登っているのか?
 それもただ顔見知りと言う間柄の相手の頼み如きで。
 或いははじめからずっと共に死線を潜り続け、その心の闇を共有してきた仲間の頼みなら今此処で迷うことはなかっただろう。
 だが多かれ少なかれ自分たちが信じてきた信仰を敵に回し、目の前で生の人間の死に直面して、ゆるぎない決意がない限りその心に迷いが生じない筈がないのだ。
 ペルソナとは心の力、想いの結晶。
 故に先ほどからシャドウたちを蹴散らす彼らの動きには、いつものような覇気が欠けている。
 だがその時はやがて訪れる、誰にでも運命の時はいつかやってくる……

「いる……この上に奴が……!」

 震える拳を握り締め、サイトはルイズたちへと振り向いた。

「すまねぇ、こんなところまでつき合わせて。あとは俺一人で決着を……」

 パンと乾いた音が響く、腫れた頬を押さえながらサイトはルイズを見る。
 毅然とした表情、震えながらも虚勢に満ちたその姿、愛しくてしょうがない彼のご主人様。

「こんなところまで連れて来て、今更何言ってるのよ!」

 サイトは頭を掻きながら僅かに苦笑する。

「そうだな、今更か」

 サイトはゆっくりと長い長い階段を上り始めた。
 カツカツとそれに追い縋るように軽い足音が続き、やがて怯えながらも優雅な足音が続き、決意を込めた足音が続き……最後におずおずと言った様子の足音が続く。

「この先にはガリアの無能王、ジョゼフとそして奴がいる筈だ……」
「奴?」
「ああ、運命を玩び、運命を嘲笑う。さいっていの野郎だ」

 それは誰?
 その問いかけが届く前に視界が開ける。
 見上げれば満天の星空と空に輝く二つの真月、その月光に照らされ、月を臨む塔の中心で一人の男が椅子に腰掛けていた。

「ようこそ待っていた、トリステインの虚無の担い手ルイズ」

 男はゆっくりと立ち上がると、その顔に嬉しそうに嬉しそうに笑みを刻みながらサイトたちへ向かって歩みを進める。

「そしてその使い魔、ヒラガサイト……」

 そして無能王はぴたりとその歩みを止める、その左手には始祖の香炉を、その右手には水晶で出来た髑髏。
 それら二つを空へ向かって放り投げると、ジョゼフは月に向かって高々と吼えた。

「待っていた、待っていたぞーーーーー!」

 取り出したのは銃と言うにはあまりにも禍々しい夜に塗りつぶされた漆黒の塊。
 それを自らの頭に押し付けると、ジョゼフは躊躇うことなく引き金を引いた。

「ペルソナッ!」


 ぞわりとジョゼフの影が蠢く、影達は空へ向かって立ち上がり幾多の触手となって湧き出した。
 夜を塗りこめた体にはあらゆるモノを嘲笑する歪んだいくつもの目、いくつもの口があり、今もまたケタケタと嘲笑うことを上げ続けている。
 人の持つ暗黒面の象徴たるペルソナにして、破滅を望む者たちに力を与え、その自滅していく姿を嘲笑う者。
 千の貌を持つそのペルソナの名は這いよる混沌-ニャルラトホテプ-

「さぁ舞踏会のはじまりだっ、俺を退屈させるなよっ!」

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