曹 操 - 日本 ウィキ【8/30更新】

曹操とは中華の漢国(後漢)末期の武将で後に魏国(曹魏)では太祖として扱われ、曹　昂、曹　丕、曹　彰、曹　植、曹　熊、曹　沖などの父親。曹操の名字の曹のとおり、彼の先祖は楚漢戦争時に劉　邦に仕えていた功臣曹　参だとされている。曹操の祖父曹　騰は宦官で後に大長秋にまで出世。曹操の父、曹　嵩は曹　騰の養子で司隷校尉・大鴻臚などを歴任した後に、三公の一つ太尉にまで出世した人物でその反動で曹操は若い頃は不良のようだったと伝説が残っている。

許劭の発言と最初の官職

許　劭は曹操を占い、「あなたは治世の能臣・乱世の奸雄だ」と評した。曹操の最初の官職は洛陽北部尉（洛陽北部の警察担当）というもので厳しく取り締まった。その一方で宦官に嫌われ一度は追放されるが議郎として再び朝廷に戻る。

黄巾の乱討伐

後漢の武将として登場し、彼は黄巾の乱討伐で官軍の一部隊隊長(騎都尉（皇帝の侍従武官）)として登場した。しかし、黄巾の乱討伐後で済南の相に任命された。この頃に陳　宮と出会い、呂　伯奢の家に泊まらせてもらい、勘違いで呂伯奢の家族を殺してしまい、曹　操は逃げて戻った逸話もある。

反董卓連合軍時

何皇后の兄である大将軍何進は自らの専権を確立するために十常侍に代表される宦官勢力を撲滅する計画を立てていたが、先んじられて何進は殺される。これに対して袁　紹や袁　術は宮中に乱入して宦官たちを殺害、混乱の中で皇帝弁と協皇子は宮廷外に脱出した。十常侍襲撃のその際、袁　紹に誘われたが曹　操は朝廷は混乱するという名目で反対していた。後に董　卓の元で仕えるふりをして暗殺しようとするも失敗。