笠森・仙

「最ッ高ォ―――――の家族ゴッコが出来るお城なんだ!」

【所属】 足洗邸
【名前】 笠森・仙
【読み方】 かさもり・せん
【種族】 天井下り
【H.N】 不明
【登場巻】 足洗邸の住人たち。第1巻~

【人物】

足洗邸七号室住人の少女。
享年16(生きていれば、福太郎と同い年)。

天井から入ってきたストーカーに殺され、死体を天井に隠されていたが足洗邸に封印されていた登美能那賀須泥毘古命に力を与えられ「天井下」として妖怪化した。

田村・福太郎が入居するまで隣の八号室に入居する者に話しかけては驚かせることを繰り返しており、自分に臆することなく受け入れてくれた彼に対して好意を持っている。

「足洗邸」という邸妖怪が作り出した存在であるため邸の外へと長らく出ることができず、8巻と9巻における騒動でオセの催眠術で強引に邸外へ出され弱ったところに生玉の効果で縮小化した足洗邸を体に取り込んだことで外出が可能となった。
だが、代わりに足洗邸という居住地が無くなってしまったため、足洗邸の住人たちはしばらく戻るべき家を失う羽目になっている。
最も、その直後アイムの暴走等で不思議町自体が壊滅的な被害を受けており、彼ら以外にも被害を被った一般市民は多い。

ピジョル・大石の足洗邸に関する調査の際、家神としての能力が覚醒。
鳴屋逆柱影女を使役し、家に関する絶対的な権限を有するようになり、「家の中」という極めて限定的な領域の中では神さえも凌ぐ力を持つ。

料理は猛烈に下手。
生前も料理をしたことはなかったようで、過去に作った「カレーのようなモノ」は、寝ぼけた望月・玉兎が一口食べた瞬間に昏倒するほどひどい味だった。
しかしどうにか克服しようとあがいているようで、向上心の高さは那賀須泥毘古も認めるものだった。

ちなみに那賀須泥毘古の妖力によって妖化したので、「妖怪」ではなく正確には「怪異」であり、那賀須泥毘古によって「大太に支配されない自由意志」を与えられているので、他の「大太」の「僕使」(支配下)にはならない。
それを聞いたサヨツヒメは「それは大太の力を持った新人類ではないか!?」と困惑した。

那賀須泥毘古曰く、足癖が悪いらしく鳴屋を体に鎧として纏った状態では蹴り技を中心としている。
屋敷の外に出られるようになってからは、全身に鳴屋を合体させた状態で取り込んだ足洗邸の内部にある武器(主にメフィストのコレクション)を次々に取り出したうえで連続攻撃を行って戦うようになる。

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最終更新:2024年01月16日 17:53