薄暮

「払暁!払暁!助けておくれ!」

【所属】 亞九面
【名前】 薄暮
【読み方】 はくぼ
【種族】 おどろおどろ
【登場作品】 サクラコード 第4巻

【人物】

亞九面の一員。

分類としては「おどろおどろ」。
女性の姿をした怪異だが異様に長い黒髪と、手足もまた髪の毛で出来ているようで、瞳は一つとゆう恐ろしげな姿をしている。

上下逆さまにしたおかめの面を被っていて、全身が毛髪の塊という性質を活かし、自身の髪の毛を伸ばして相手の体に巻き付けマリオネットのように操る能力を持つ。

果無が死亡した直後にアスクレペイオンに現れ、憑異と会話した後滞在中の客や看護師達を髪の毛で操って騒ぎを引き起こす。
体調観察のため滞在していた桜石姉妹が狙いだったようだが、新たに面を受け入れ「有為」として亞九面に加わった初雁医師の素質を図る目的もあった模様。

病院内で猛威を振るうが、髪の毛を操っている最中で無防備だった本体を田村・福太郎吾田・鹿葦津に発見されたため正体を表す。
そして戦闘中、吾田・岩長に面を割られたため外へと逃げ出し、仲間である払暁と合流。

彼から面を受け継いで持ち直し、髪の毛を槍のように広範囲に射出して多数の犠牲者を生んだ。
さらに払暁と合体し「おとろし」のような姿となりさらに攻撃を行って岩長の鎧を破壊していくも、サレオス・サレスの操るマグニチュードホッピングに合体状態のまま面ごと粉砕され消滅した。

【余談】

薄暮はおどろおどろ、払暁はわいらという分類になるようだが、それらは作中の解説文によると「恐い」言葉から創作された名前と考えられているとされ、二人が合体する等したのは両名合わせて「おとろし」とゆう妖怪から派生した存在であるというような設定となっているのかもしれない。

岩長からは「番(つがい)」と見られているが、力関係は薄暮の方が上であるようで合体状態の主導権も彼女が握っている模様。

亞九面としての名前は「日没後の黄昏」を意味する。

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最終更新:2021年11月25日 16:34