「LVM(論理ボリューム管理)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
LVM(論理ボリューム管理) - (2013/09/01 (日) 00:05:00) のソース
LVM(論理ボリューム管理:Logical Volume Manager)とは、ディスクの管理を柔軟にしやすくするための機能です。 ディスクのパーティションを直接操作せず、仮想的なパーティションである論理ボリュームを動的に管理します。 パーティションを使ったディスク管理に比べ下記の制約をクリアできます。 1、一度パーティションを作成すればサイズ変更ができない 2、別のディスクにパーティションを移動させることができない 3、ディスクのサイズを超える大きさのパーティションは作成できない ---- &big(){&b(){LVMの仕組み}} ・&big(){1台のハードディスクや1つのパーディションを物理ボリューム(PV:Physical Volume)とする} ・物理ボリュームは、一定サイズの物理エクステント(PE:Physical Extent)から構成される ・1つ以上の物理ボリュームからボリュームグループ(VG:Volume Group)が構成される ・ボリュームグループ内で、物理エクステントから論理ボリュームが構成される ・論理ボリュームは従来のパーティションと同様にブロックデバイスとして扱うことができる ・論理ボリュームのサイズ変更したり、他のディスク上へ移動したりすることができる ・論理ボリュームは複数のディスクにまたがって作成することができる ・ボリュームグループも後からサイズを変更することができる ----