変数をエクスポートすると、定義したシェルから起動したシェルや実行したコマンドから変数の値を参照できるようになります。
これを環境変数といいます。
これを環境変数といいます。
- 値の設定
【書式】
export [変数名[=値]]
次の例では、環境変数VAR1と環境変数VAR2を定義しています。
$ VAR1=ubuntu $ export VAR1 $ export VAR2=centos
- シェル変数と環境変数
$ local=Ubuntu ←変数の設定 $ world=CentOS ←変数の設定 $ export world ←エクスポート $ bash ---------→ $ echo $local ←変数localは未定義 別のbashを起動 $ echo $world CentOS ←変数worldの内容 $ echo $local ←--------- $ exit ←このbashを終了 Ubuntu ←変数の内容は定義されている $ echo $world CentOS ←変数の内容は定義されている
シェル変数localと環境変数worldを設定しています。
シェル変数localは新たに起動した別のシェルでは参照できませんが、環境変数worldは参照できます。
新しいシェルで書き換えた値は元のシェルで反映されません。
シェル変数localは新たに起動した別のシェルでは参照できませんが、環境変数worldは参照できます。
新しいシェルで書き換えた値は元のシェルで反映されません。
設定されている環境変数を表示するにはprintenvコマンド
設定されているシェル変数と環境変数を表示するにはsetコマンド
設定されているシェル変数と環境変数を表示するにはsetコマンド