西粟人図鑑 大島正幸

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NIPIO「森の学校からお届け♪西粟人図鑑♪」
NIPIO「こんにちは」
大島正幸「こんにちは」
NIPIO「西粟倉にまつわる人たちをご紹介していく西粟人図鑑。私案内役のNIPIOです。本日ご紹介する西粟人は」
大島正幸「大島正幸です。よろしくお願いします。」
NIPIO「よろしくお願いします」
大島正幸「よろしくお願いします」
NIPIO「本日はですね。こちら西原の森の学校ですね、からですね、お届けをさせていただいてるんですよ。こちらはですね、なんかいろいろ物あの~木の、あの加工したものが置いてあるんですが、これはどういった部屋なんですか」
大島正幸「これは私が今やっている、(不明)のショールームで、今作ったものとかが置いてあるんです」
NIPIO「なるほど。では、ショールームでいろんなものが展示されてて、まぁ気軽に入ってきてそういったものを、見て行ってもらえる」
大島正幸「そうですね。実際に触ってもらって。全然触った感じは違うんで、また楽しんでもらえることですね」
NIPIO「実際にちょっと今日はですね、この前にも色々と用意させていただきまして、この前にあるこの机自体・・・」
大島正幸「そうですね」
NIPIO「作られたものですね、ですので、まぁちょっとそのあたりのお話にいろいろとしていきたいなと思います。本日はそうした、そういう木の製品とかも、ここらへんの部屋自体も木ですけども木に囲まれたちょっと暖かい雰囲気のところにお届けをさせていただいております。」
NIPIO「では、本日大島さんにお聞きする内容なんですが、こちらの3つのキーフレーズになっています。」
大島正幸「お願いします」
NIPIO「はい、どうもお願いします」
(会場笑)
NIPIO「では早速なんですけど、一つ目から行ってみたいと思いますこちらですね。無垢の木と向き合うということでですねこれはどういった意味なんでしょうか。」
大島正幸「私がいつも作ってるっていう物っていうのは無垢の木を削って作るものはほとんどなんですよ。で、できるだけ極力金物を使わないで家具とかこういう小物とかですね、こういうものを作らせてもらってるんですよ。使う木も、日本って結構いろんな木があるので、その木その木によって、これは例えば椅子がいい木だなとか、これはタンスが良い木だとか、いろいろあってその木の特徴を日々、木と向き合ってねこうやって知りながら、ものづくりっていうのをやってますね。」
NIPIO「お~なるほど。ちょっとじゃあ、一つ一つ見ながらちょっとお話をいただきたいですね。この、実際にこの、えーと、木組み、なんですね。ここを見ていただいたらわかると思いますけど本当に綺麗に真四角で、こうなん、なんて言うんですかね、なんていうんですあ、こう一切釘とかそういうのが」
大島正幸「そうですね、はい」
NIPIO「ピチーッとなってるんですけども、この木組っていうのにはこだわりがあるんですか」
大島正幸「そうですね。ちょっと、木組みからちょっと大きくなっちゃうんですけど、木を使った、木組みを使って木で作った物ってやっぱり思いが強くて、例えばこのペンダントなんですけど、ここから見えますかね、黒いストラップが入ってるんですけど」
NIPIO「そうですねちょっとこの、木目ラインが。」
大島正幸「それグルっと回すとそれがずーっと続くんですよね。」
NIPIO「はい、そうですね。一周ぐるっと」
大島正幸「で、あのー自分が使ってるのってのは日本の古い機械を自分で整理して、で、それでものづくりだったんですけど、1個1個こうやって手で板を見ながら切って、でーこうやって木組みをやっていく中で、じゃんじゃん作らずにこうやって1個1個見ますから、一枚なんかこうやって包むように取れたりとかするんですよね。」
NIPIO「これもう本当にパッと見ただけだったらもうなんかむしろ一つの木をなんか掘ってるんじゃないって感じなんです。これは1枚1枚を違う板なんですか」
大島正幸「こう板を、ぐるっとこう包んだ感じ、そんな感じで。」
NIPIO「綺麗にこの木目っていうのはこれ揃うような感じになってますね。」
大島正幸「木ってのはこう、将来的に、まぁ木ってのは、切ってからどんどんどんどん良さが上がっていくもんだと思うので将来も、もし使ってくれる人が思い入れが入れてもらえるように、できるだけ自分ができることはしたいなと。おもって同じ時期からこう取ると日焼けも多分同じようにあと伸縮っていうのも同じようになるので。あの当然、綺麗なままでいてくれるんじゃないかなと思って、できるだけこういうところには、あのー、力を入れてやってます。」
NIPIO「長く使ってもらうことを念頭に入れて、なが、そのため、長く快適に使ってもらうためにどうしたらいいかというのを」
大島正幸「そうですね考えてますね。やっぱり木を毎日触ってると、反りますし、曲がりますし、木って、板が反ると書くじゃないですか。」
NIPIO「あーはい。板が反る。」
大島正幸「なんで板っていう物は反るって決まっているようなものなんです」
(会場笑)
大島正幸「完全に。なんで、木の癖っていうのがやっぱりすごいあって、無垢の木ってのは後半とは違ってすごいあの反ったりとか生きてるようなものなんですよね。やっぱり。で、やっぱりこう、今まで培った経験とか見てきたもので、こう見ながら板はどうなるだろうとかこれは外に来た方が、綺麗じゃないかってのを向き合って、ものづくりをしてて、やっぱそれがすごい大事でそういうのが体験したものづくりというのが作りたくて、日々木を触ってると、新しい発見がありますので。」
NIPIO「あーそうなんですね。なんかそういう、こういうのって本当に、まぁ、ものすごくこう、ピチッとなっててもう、一寸の、狂いもない、そうやってこう、細かく、その精密に作るっていうこと自体も難しいと思うんですけど、それに加えてそれぞれの素材の特徴みたいなものを全てつかみながらやってやるという」
大島正幸「そうですね」
NIPIO「でその、こういうのの魅力っていうのはその、木の魅力っていうのはすごく強いですか。」
(雑音が強くなり始める)
大島正幸「そうですね。すごく、西粟倉に来てからすごくさらに強くなったのと
NIPIO「はい、まぁそうなんですか。こういうのは、
大島正幸「まぁ、あのー、やっぱりそのー、木に触れる時間ってのが、まず多くなったのと、あと周りの環境がやっぱり山が近いので、そこから見てこれがこうなってるっていうのはすごい感じれるんで、すごい大きいですねやっぱり。」
(雑音が消える)
NIPIO「そうですよね。こn、この、このカメラ、裏側は」
大島正幸「もう山だよねwwww」
NIPIO「そうですよね、で、実際にその西粟倉か、もしくはその周辺の、木材を使っておられる、」
大島正幸「そうですね。」
NIPIO「ですよね。あれがこうなるんだみたいなのはダイレクトに、」
大島正幸「そうですね。」
NIPIO「わかるんですね。」
大島正幸「できるだけここの(不明)は多いんですけれども、まぁ(不明)っていうのも考えていきたいなって思っているので、ただ、あのー、杉の木だけだとちょっと、色んな木の、本当にここも木によって色が違うんですけど、」
NIPIO「そうなんですね。」
大島正幸「本当に」
NIPIO「これが、ヒノキですね。で、そしてこれが」
大島正幸「朴ですね。」
NIPIO「朴・・・」
大島正幸「葉っぱが・・・で、おにぎりを昔包んだという」
NIPIO「はぁ~、朴葉・・・朴葉の朴」
大島正幸「朴葉味噌とか、朴葉巻きとか、あれの朴の木ですね。エメラルドグリーンの色してて。」
NIPIO「あ、そうなんですか。」
大島正幸「面白いですね。」
NIPIO「確かにちょっと緑色がかかってますね。ちょっと分かりにくいかもしれないですけど。そしてこの真ん中のこれが」
大島正幸「水芽かな。水芽ですね。」
NIPIO「はい」
大島正幸「すごい粘りがある。昔弓矢の弓とか作ってみてたみたいですね。切る時は湿布の匂いみたいらしいですね。立木を切ったときには。」
NIPIO「そしてこれが」
大島正幸「桂ですね。秋口とかに、葉っぱが甘い匂いがする木ですね。」
NIPIO「色合いもなんか、濃ゆい色したんですね。」
大島正幸「ただそれ、光にやると、すごい細かい白い光がキラキラ見えるんで、夏とか冬とかの日中の光が強いところ見ると、すごい綺麗ですね。」
NIPIO「そしてこの、」
大島正幸「楢ですね。」
NIPIO「これが楢。」
大島正幸「楢ですね。」
大島正幸「これは虎斑ってよばれる斑があって、こっちのほうがちょっとわかりやすいかな。」
NIPIO「そうですよね」
大島正幸「ここの、この斑。」
NIPIO「なんか、柄が、こうちょっと線が入ってますね。」
大島正幸「それが黄金色に輝いてくるような麩が入ってて、なんで、その流れとはどんどん変わっていくんですけど、面白いですね。曲面になってくと。
NIPIO「そうですね、このもうまま、出来立てのままでもすごく綺麗な。並んでます。柄があって、そうきれいなんですけど使えば使うほどにまたそれが、」
大島正幸「飴色になってきますね。」
NIPIO「飴色になってきますね。」
NIPIO「まぁ、今お話しいただいたようにこれも、一b、ほんの一部ですね、これだけでもこんな種類があって、それぞれの特徴があるわけなのでそれを本当にどう、そういうものに使ったらいいのか、そういうのもこう、本当に、木と向き合って、」
大島正幸「そうですね」
NIPIO「そして、まぁお客さんが長く使ってもらえるようにというのを、考えてものづくりということで。」
大島正幸「させてもらってます。」
NIPIO「ということで1つ目は、かなりすごくすごい、何です木1つにとってもすごく深いんだということをお話しいただいて、ということで無垢の木と向き合うというキーフレーズでした。」

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最終更新:2025年07月27日 11:55
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