赤毛の女 - (2025/04/04 (金) 20:44:46) の1つ前との変更点
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&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}とは、フィンランドのゲーム会社レメディー・エンターテイメントの作品で&color(#F54738){赤毛の長髪}が特徴の俳優&bold(){コートニー・ホープ}が演じるキャラクターの総称である。
-演者
--コートニー・ホープ
-登場作品
--『[[Quantum Break]]』
--『[[Control>Control(レメディー社作品)]]』
---DLC『The Foundation』
---DLC『AWE』
--『[[Alan Wake Ⅱ]]』
---DLC『[[ナイトスプリングス]]』
----エピソード2「北極星」
----エピソード3「時空の破壊者」
---DLC『レイクハウス』
#openclose(show=▷目次){
#contents()
}
*概要
&color(#F54738){赤毛}で青い瞳の白人女性で、複数のレメディー・エンターテイメント作品に登場する。
作品毎に名前や立ち位置を変えながらも、前述の通りにコートニー・ホープが演じていること、男勝りな性格なこと、''ポニーテール''の髪型等は共通している。
ショーン・アシュモアが演じるキャラクターと運命で結ばれており、複数の作品で共演している。
*▶◀ベス・ワイルダー
登場作品
-『[[Quantum Break]]』
[[モナークソリューションズ]]の上級警備員。1991年生まれ。
他の&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}と違い前髪がオールバックのポニーテール。また、赤毛より茶髪に近い。
コードネームは「&bold(){ホームガード5}」。
8歳の時にとある女性から2021年に時間が永久に止まる世界の終焉「&bold(){時間の終わり}」について教えられ、それを阻止するためにモナークに潜入して暗躍し、数々の裏工作や情報収集、協力者への根回しをしていた。
「時間の終わり」を防ぐキーパーソンである&bold(){[[ジャック・ジョイス>ジャック・ジョイス/ティモシー・ブレーカー]](演:ショーン・アシュモア)}と協力する。
**来歴
***本編以前
1991年に誕生。
1999年9月5日、自宅の裏庭で自分とよく似た&color(#F54738){赤毛の女}から「2016年までの未来が記されたノート」を渡され、いずれ来る「時間の終わり」を防ぐ使命を与えられる。
2000年10月3日、いじめっ子デレク・スティーブンを階段から突き落として怪我を負わせ、転校を余儀無くされた。
2001年2月3日、同級生にジャケットを盗まれ、ゴミ箱にあるもので寒さを凌ごうとするとミシェルという少女にからかわれた。
同年4月24日、ノートで親友のエリカが腕を折ることを知っていたためそれを防ごうとするが、まさにその行動のせいでエリカは腕を折り、ベスを責めた。
この出来事を機に、運命は変えられないと確信する事になった。
同年8月5日、夜行バスで目の周りを青あざだらけにしたジャックとニアミスした。
同年9月11日、同時多発テロについて当局に警告するも阻止できず多数の死傷者が出たことで動揺するも、やがては自身の使命を受け入れジャックを手助けするために自身を鍛える決心をした。
その後、[[モナークソリューションズ]]に入社して警備員として訓練を受ける裏で「時間の終わり」を防ぐ為に数々の裏工作を行う。
***『Quantum Break』本編
2016年10月9日、ジャックはマサチューセッツ州リバーポート大学にて[[ポール・セリーン>モナークアクチュアル/ポール・セリーン]]と共にタイムマシンを起動し「時間の終わり」のきっかけとなる「時間の断絶」を引き起こし、モナークの影の支配者「&bold(){モナークアクチュアル}」率いるモナークの工作員達の襲撃を受ける。
ポールは故あってタイムマシンを使って未来へ逃走し、ジャックとその兄にしてタイムマシンの開発者であるウィリアム・ジョイス博士は大学内を逃走していた。
ベスはジャックを手助けするも、ウィリアムは破壊工作に巻き込まれ、ジャックはモナークに捕まってしまう。
その後、護送車の運転手を担当して旧工業地帯の倉庫でジャックを逃がそうとするが、モナークの「厄介事もみ消し人」である[[リアム・バーク>リアム・バーク(レメディー社作品)]]に発見され、銃を向け合う羽目になる。
しかし直後に「時間のひずみ((クロノン粒子の枯渇により時間が一時的に停止する現象))」が起こり、その間に能力に目覚めて自分だけは動ける状態にあったジャックに銃を奪われ、逃げられてしまう。
更にブラウン率いるモナークの工作部隊にリアム共々逮捕されそうになるが二人でブラウン達を&bold(){素手で}無力化して難を逃れた。
そしてリアムに「時間の終わり」に関する情報を提供し別れた。
その後、ジャックと再会し、ジャックと彼が連れていた協力者((ニック・マスターズもしくはエイミー・フェラーロ。ルート分岐により変化。))の3人でジャックの兄ウィリアムが所有するブラッドベリースイミングプールへ向かう。
プールにはウィリアムが「時間の終わり」を解決するために作った装置[[「対抗手段」>対抗手段/C.F.R.]]の設計図と、ウィリアムが密かに建造していた&bold(){二台目のタイムマシン}があった。
二人は「対抗手段」を手に入れるためタイムマシンを動かそうとするが故障していたため、直せる可能性のあるモナークのクロノン科学者ソフィア・アマラル博士を拉致するためにモナークの研究施設がある「ガル島」へ向かう。
先に行ったジャックはモナークに捕らえられてしまうがこれは作戦で、ベスは警備員として潜入してジャックを救出する。
その後、ジャックが見つけた&bold(){クロノンハーネス}という装備を身に付けることで「ひずみ」の中でも動けるようになり、二人でアマラル博士を拉致してリバーポートのプールへと戻った。
アマラル博士とジャックによりタイムマシンは修理され、ベス自身が盗んだとされる筋書き通り、2010年7月4日の過去へと向かう。
が、ここでアマラル博士の罠により、一人だけ別の時代……2021年に転送されてしまう。
#region(後半のネタバレにつき格納)
2021年は「時間の終わり」が現実のものとなっており、[[シフター>クロノン破壊波動関数生命体/シフター]]と呼ばれる怪物が跋扈する恐ろしい世界であった。
ベスは「時間の終わり」の中で戻る方法を探しながら何か月((日誌の中では「数か月かもしれないし、数年かもしれない。時間が動かないので、永遠のように感じてしまう。」と記されている。))も戦った。さらに2016年からタイムマシンで逃走してきた&bold(){何も知らない}ポールを発見し、&u(){&color(whitesmoke){相手が将来「モナークアクチュアル」となることはわかっていたが}}仕方なしに彼とサバイバルに明け暮れた。
やがてポールがウィリアムのタイムマシンの修理に成功し、設定できる最も古い時間である1999年に行き、全てやり直そうとした。容認できないベスはそれを阻止するため殺そうとしたが、しかし「過去を変えることはできない」という予定調和のため、失敗してしまった。
結局、ウィリアムのタイムマシンで1999年に二人共々戻り、この時代のウィリアムと遭遇、さらに&bold(){8歳の自分に「2016年までの未来が記されたノート」を渡した。}
>私は怪物の誕生を見た。彼があのようになった一因は、私の行動にあったのではと思う。私が道を示してやれたかもしれないのに。もし私が、時間の終わりで彼を追い詰め、殺そうとしていなかったら。私の役割はそんなものではないはずだ。もっと何かあるはずだ。(ベスの日誌より、一部抜粋)
これにより結果的に若いウィリアムやポール、それに自分自身の運命を決定づけてしまった。
ベス本人に至っては、自分で自分(当時8歳)の運命を決定づけてしまっているのだから正に閉じたループである。さしずめ『輪廻の蛇』状態。
その後、[[未来(※現在)に戻ろうにも技術もクロノン容量も足りない>バック・トゥ・ザ・フューチャー]]ことがわかり、2010年までの間に歴史を変えようと何度も行動を起こすも失敗したことから&bold(){運命は変えられない}と落胆する。(というか変えようにも歴史の流れは、その[[「変えよう」という介入込みで成り立っている>ターミネーター(初代)]][[ので変えようがない>スカイネット(ターミネーター)]]、というのは概ねわかっていたが)
モナークアクチュアルと同様に諦観から暗い性格になっていくが、それでも若い頃の(つまりこの時代の)ジャックの姿を見て元気を貰ったり、「ジャックを助けることが自分の使命」だと自分に言い聞かせ、来るその日まで訓練を続けることで何とか正気を保っていた。
そして2010年7月4日、ウィリアムから「対抗手段」が完成したと知らされ、タイムマシンでやってきたジャックと共にそれを回収しにウィリアムの秘密の研究所へ向かう。
自分が失敗することを確信しながらも、それでも諦めずに「対抗手段」を手に入れるが、そこで自らやってきたモナークアクチュアルと対峙する。
銃撃戦により「対抗手段」は暴走し、エネルギー波によりベス、モナークアクチュアル、ジャックは吹き飛ばされ、ジャックだけは[[どういうわけか>ツキの月]]2016年に引き戻されてしまう。
残されたベスは「対抗手段」を停止させるが、直後にモナークアクチュアルに額を撃ち抜かれ&bold(){死亡}する。享年(25歳+11年と数か月経過しているので)36歳。
……後にジャックは「対抗手段」改め「CFR」を奪還し、ウィリアムを救うためにタイムマシンで2016年10月9日のリバーポート大学へ戻っているが、その際「時間のひずみ」の中で(これから様々な運命に直面するであろう)ベスの耳元で「&bold(){後で必ず戻ってくる}」と約束するのだった。
#endregion
**▶◀補足
#center(){For he did not know, that beyond the lake he called home,
Lies a deeper, darker ocean green.}
#center(){Where waves are both &u(){&bold(){wilder}} and more &u(){&bold(){serene}}.}
#center(){To its &u(){&bold(){ports}} I've been,}
#center(){To its &u(){&bold(){ports}} I've been.}
#center(){&sizex(4){&bold(){彼は知らなかったのだ}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){我が家たる湖の向こうに広がる常闇の海を}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){その荒ぶる波とその静けさを}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){私はその港を訪れた}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){私はその港を訪れた}}}
#right(){──トーマス・ゼイン}
ベス・&bold(){ワイルダー}、ポール・&bold(){セリーン}、そして何も知らずに&bold(){港(ポート)}にやってきた男&bold(){ジャック}。
リバーポート大学のひとつの黒板には、[[アラン・ウェイク]]のメッセージが&bold(){ぎっしりと}書き記されている。
その中には『[[Alan Wake]]』冒頭に[[トーマス・ゼイン]]が詠んだ詩が引用され、見覚えのある単語には強調線が引かれている。
ベスの運命を操っていた真の黒幕は闇の世界で執筆を続ける&bold(){「数多の世界の主」アラン・ウェイク}なのかもしれない。
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*▼ジェシー・フェイデン
登場作品
-『Control』
--DLC『The Foundation』
--DLC『AWE』
-『Alan Wake Ⅱ』
--DLC『ナイトスプリングス』
元は管理人の仕事をしていた一般人だが、2019年10月29日からアメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」の局長となった。1991年生まれ(&bold(){ベスと同い年})。
メイン州オーディナリー出身。
11歳の時にオーディナリー[[変貌世界事象]]に巻き込まれ、異次元空間「スライドスケープ36」にて[[超常的存在>超常現象生命体/余剰次元生命体]]である[[ポラリス>ポラリス&ヘドロン]]に出会い、肉体を明け渡し共生したことで様々な超常的な汚染に対して耐性を獲得した。
聡明で強く、内心で焦っていても表面上は冷静を装う。
また、『詩人トム』という映画に登場する架空のキャラクターに過ぎない「&bold(){[[詩人にしてダイバーのトム・ゼイン>光の存在(超常現象生命体)]]}」の実在を信じており、彼をリスペクトした詩的表現を多用する。
『Control』は彼女の詩的なナレーションで進行する。
**▼能力
***▼浄化
身体に宿すポラリスの力で「[[ヒス>ヒス(超常現象生命体)]]」や「[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]」による汚染を浄化できる。
また、「へドロン共鳴体増幅器」を装備していなくてもヒスの汚染を防ぐことができる。
***▼バラユーティリタリアン
超常的な実用アイテム「パワーオブジェクト」に触れ、余剰次元「アストラル・プレーン」を介してその力が結合された超能力者を&bold(){パラユーティリタリアン((翻訳ブレにより「超常的ユーティリタリアン」とも))}と呼ぶ。
ジェシーは2019年10月29日にFBCの局長となったその日の内に複数のパワーオブジェクトと結合した。
ジェシーが結合したパワーオブジェクトは以下の通り。
-サービスウェポン(OOP1-KE)
[[拳銃]]型や[[散弾銃]]型など様々な形態に変化する&bold(){生きた銃。}
最初に発見されたパワーオブジェクトであり、手に取るとロシアンルーレットを強要され、パワーオブジェクトの力を管理する[[アストラル生命体>アストラル生命体(超常現象生命体)]]の「ボード」に認められた者だけがそれを使いこなせるようになる。
また、サービスウェポンと結合した人物は無条件で&bold(){FBCの局長}として扱われることになる。
[[エクスカリバー]]の銃バージョンのようなもの。
なお消費した銃弾は&bold(){自動的に補充}される。
また、「近接攻撃」と呼ばれる衝撃波のようなものを掌から出せるようになる。
-フロッピーディスク(OOP5-KE)
ソ連の核兵器の発動コードが含まれた8インチのフロッピーディスク。
結合すると念動力で周辺の物体を超高速で発射する「投擲」能力を獲得する。
-メリーゴーランドの馬(OOP16-KE)
かつてメリーゴーランドの乗り物として使われていたガラス繊維製の馬。
結合すると短距離を超高速で移動できる「回避」能力を獲得する。
-家庭用金庫(OOP22-KE)
「ガードハウス」ブランドの家庭用金庫。
結合すると念動力で周辺の物体を引き寄せて「シールド」を形成できるようになる。
また、形成したシールドの破片を周囲の敵に向けて放つ「シールド突進」や、シールドを形成したまま前述の「回避」で敵にぶつかる「シールドラッシュ」といった派生能力も会得できる。
-レントゲンライトボックス(OOP18-PE)
レントゲン検査のライトボックス。
映し出されたとある患者の画像は削除できない。
結合した人間は敵を「洗脳」して味方にできる力を会得する。
-ベニコフテレビ(OOP7-KE)
ベニコフ&ソンズ・エレクトロニクス製のCRTテレビ。
結合すると「空中浮遊」能力を会得する。
また、急下降して地面を叩きつけ衝撃波を起こす「叩きつけ」という派生能力も会得できる。
-ホットライン(OOP3-UE)
60年代の赤いベークライト電話。
ダイヤルは黒いノブに変えられている。
結合すると「ボード」をはじめとする[[余剰次元生命体>超常現象生命体/余剰次元生命体]]と会話できるようになる。
**来歴
1991年に誕生し、1992年に弟の[[ディラン>P6/ディラン・フェイデン]]が誕生する。
***オーディナリーAWE
2002年8月30日、オーディナリーのゴミ集積所でディランと共に遊んでいる最中にパワーオブジェクト(超常的な実用アイテム)の「[[スライドプロジェクター(OOP15-UE)]]」を発見した。
その後、兄弟はスライドプロジェクターで繋がる異世界を秘密基地のように扱って遊んでいたが、いじめっ子らの介入を経て異世界『寺院』からの侵略者である&bold(){母ならざる者}により大人達は消失し、子供達は&bold(){汚い猿}に変貌させられてしまった。
兄弟は異世界『スライドスケープ36』に逃げ込み、そこでジェシーはポラリスと出会い、自身に宿した。
ポラリスからスライドの切り方を教えられたジェシーはスレッショルドを閉じて変貌世界事象を終わらせ、残ったスライドを焼いた。
2002年9月14日にやって来たFBCにディランと共に拘束されインタビューを受けるが、後に逃走し、以降は2019年まで逃亡生活を続けることになる。
また、同時にFBCからは局長の候補「&bold(){P7}」として注目され監視され続けることになる。
***ウォータリーAWE(『ナイトスプリングス』)
2019年より以前のある時期、余剰次元「闇の世界」に囚われていたアラン・ウェイクは脱出のためかつて自身が手掛けたドラマ『ナイトスプリングス』の『北極星』というエピソードの脚本を元に『リターン』という小説を執筆。
これによりワシントン州ウォータリーで変貌世界事象が起こり、平行世界には実在する&bold(){ワシントン州ナイトスプリングス}のスレッショルドが出現し、周辺地域もナイトスプリングスに置換された。
弟を探しにウォータリーの遊園地「コーヒーワールド」を訪れていたジェシーは登場人物の「&bold(){姉}」に一時的に変質し、政府の機密機関「&bold(){[[ダーク・トライアングル・コーヒー]]}」に囚われた「弟」……&bold(){を演じるアラン・ウェイク}を救出するために秘密の施設「コーヒーワールド」に乗り込み、そこで&bold(){保安官(演:ショーン・アシュモア)}と協力することになる。
詳細は[ダーク・トライアングル・コーヒー]も参照。
***ヒス侵略(『Control』)
2019年10月29日、アラン・ウェイクは闇の世界から脱出するために『ナイトスプリングス』の『暗いスレッショルドを越えて』というエピソードを元にした『リターン』を執筆。
これによりニューヨーク州ニューヨークシティにあるFBC本部「オールデスト・ハウス」が一時的に&bold(){「連邦ナイトスプリングス局」の研究施設}に置換され、局長[[ザカライア・トレンチ]]は登場人物である「連邦ナイトスプリングス局の局長」を演じさせられ、スライドプロジェクターに焼けたスライドをセットして「スライドスケープ36」のスレッショルドを開いてしまう。
スレッショルドから侵略的な伝播力&bold(){「ヒス」}が出現し、オールデスト・ハウス内部は汚染されてしまった。
ポラリスの導きでオールデスト・ハウスに辿り着いたジェシーはトレンチ局長の自殺現場を発見し、傍に落ちていたサービスウェポンを拾ってしまう。
その結果、ジェシーはボードにより局長と認定された。
その後、オールデスト・ハウスの問題を解決しながらディランを探すが、やっと見つけた彼は&color(#F54738){ヒスにより腐敗}させられ敵対者になっていた。
やがて生命体A-001こと[[アーティ>生命体A-001/アーティ]]や[[オールドゴッズオブアースガルズ]]の導きもありへドロンの元へ辿りつくが、ディランがそこへ送り込んだ大量のヒス生物による攻撃でへドロンは死亡。
ポラリスの力の触媒を担っていたへドロンが消えたことでジェシーもヒスにより汚染されてしまう。
ジェシーはヒスとディラン、そしてトレンチ局長が生み出した精神世界で&bold(){「ブラック職場の下っ端OLとしてコソコソ陰口を言われながらコーヒーカップを片付けたり書類をコピーしたり配ったりといった作業を延々と続ける」}という[[ネチネチ>ヌマジリ(搾精病棟)]]とした精神攻撃を受けるが、アーティと[[キャスパー・ダーリング]]博士の助力で全ての力の交差点である「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」に辿りつき、そこでポラリスの力を解放し自身を汚染するヒスを浄化した。
その後、スライドプロジェクターと接触してアストラル・プレーンに侵入したディランを追い、&color(#F54738){ヒスにより汚染されたアストラル・プレーン}でディランと最終決戦を繰り広げる。
最後はディランを浄化し、スライドプロジェクターも停止しスレッショルドは閉じられた。
しかし依然としてヒスによりオールデスト・ハウスは汚染されていたためロックダウンは解除しなかった。
***ネイル修復(『The Foundation』)
アストラル・プレーンとオールデスト・ハウスを繋ぐ導管である「ネイル」がヒスの汚染により破損し、アストラル・プレーンが現実世界に流入してきたため、ボードからネイルの修復を頼まれる。
ジェシーはネイルがある基盤セクターへ出向いてネイルを修復し、再度ネイルを汚染しようとした&color(#F54738){ヒスにより腐敗したオペレーションリーダーの[[ヘレン・マーシャル]]}を倒した。
***捜査セクターの浄化(『AWE』)
闇の存在により汚染された捜査セクターを、&bold(){ホットラインを介して物語を語り続けるアラン・ウェイク}に導かれて探索し、そこで超常現象生命体である[[第三のモノ>エミル・ハートマン]]と遭遇する。
幾度もの戦いの末に第三のモノを倒した。
***ブライトフォールズAWE(『Alan Wake Ⅱ』)
2023年9月14日、闇の世界のオーシャンビュー・&bold(){ホテル}の665号室にて、アランと[[トーマス・ゼイン]]の会話を監視するかのように部屋に置かれた「ルミビスタテレビ」にジェシーの姿が映し出され「誰?」と呼びかけた。
*ジェシーの別バージョン
**▼姉
登場作品
-『ナイトスプリングス』エピソード2:北極星
『ナイトスプリングス』新シーズンのエピソード『北極星』の主人公。
守護天使を宿した若い女性で、政府の機密機関に囚われた「弟」を探している。
前述の通りアランの原稿により平行世界では現実である『北極星』の世界が一時的にワシントン州ウォータリーに移植され、偶然ディランを探しにウォータリーに来ていたジェシーは自覚もなく「姉」を“演じさせられる”ことになった。
「弟」を演じるアラン・ウェイクを救出するため、「ダーク・トライアングル・コーヒー」の施設「コーヒーワールド」に侵入し、「保安官」と協力してコーヒー倉庫の地下で「弟」を見つけ出した。
**▼[[ーシジェ>ビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)]]
登場作品
-『Control』
変貌アイテム「ビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)」によって生み出されたジェシーの敵対的なドッペルゲンガー。綴りは「esseJ」。
ちなみにーシジェが[[逆再生]]で発言する台詞の一つに「I'm much &bold(){wilder} than you.(私はあなたよりずっと&bold(){ワイルド}よ)」というものがあるが、これはベス・ワイルダーへの言及である。
詳細は当該項目を参照。
**▼ジェシー・ポラリス
登場作品
-『Control』
ジェシーが余剰次元「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」で出会ったポラリスの化身。
ジェシーのドッペルゲンガーの姿でジェシーに優しく励まし力を貸した。
詳細は[ポラリス&ヘドロン]を参照。
**▽エージェント
登場作品
-『ナイトスプリングス』エピソード3:時空の破壊者
本名不明。
ナイトスプリングス北部に本社「オールデスト・ハウス」を構える、あらゆる並行世界を管理する企業「REC(リップルエフェクト社)」のエージェント。
同僚の&bold(){ブランチ(演:ショーン・アシュモア)}と行動を共にしていた。
&bold(){「[[ミスター・ドア>マーティン・ハッチ/ワーリン・ドア]]」}と呼ばれる存在と敵対している。
ドアを追って同僚のブランチと共に並行世界にあるゲーム会社「ポイズンピル・エンターテイメント」のスタジオを訪れるが、そこでブランチがドアに殺されてしまい、さらにブランチの並行世界バージョンである「俳優」&bold(){ショーン・アシュモア(本人役)}と出会う。
その後、複数の世界を移動する術を身につけた俳優とオールデスト・ハウスで再会し、彼にドアについての情報を提供し、「貴方こそドアが追っている存在」だと確信し、彼にドアが力を得た場所を見つける任務を与えて送り出した。
なお、その際『Quantum Break』での「後で必ず戻ってくる」への回答として&bold(){「戻ってきてくれる?」}と言っていた。
&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}とは、フィンランドのゲーム会社レメディー・エンターテイメントの作品で&color(#F54738){赤毛の長髪}が特徴の俳優&bold(){コートニー・ホープ}が演じるキャラクターの総称である。
-演者
--コートニー・ホープ
-登場作品
--『[[Quantum Break]]』
--『[[Control>Control(レメディー社作品)]]』
---DLC『The Foundation』
---DLC『AWE』
--『[[Alan Wake Ⅱ]]』
---DLC『[[ナイトスプリングス]]』
----エピソード2「北極星」
----エピソード3「時空の破壊者」
---DLC『レイクハウス』
#openclose(show=▷目次){
#contents()
}
*概要
&color(#F54738){赤毛}で青い瞳の白人女性で、複数のレメディー・エンターテイメント作品に登場する。
作品毎に名前や立ち位置を変えながらも、前述の通りにコートニー・ホープが演じていること、男勝りな性格なこと、''ポニーテール''の髪型等は共通している。
ショーン・アシュモアが演じるキャラクターと運命で結ばれており、複数の作品で共演している。
*▶◀ベス・ワイルダー
登場作品
-『[[Quantum Break]]』
[[モナークソリューションズ]]の上級警備員。1991年生まれ。
他の&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}と違い前髪がオールバックのポニーテール。また、赤毛より茶髪に近い。
コードネームは「&bold(){ホームガード5}」。
8歳の時にとある女性から2021年に時間が永久に止まる世界の終焉「&bold(){時間の終わり}」について教えられ、それを阻止するためにモナークに潜入して暗躍し、数々の裏工作や情報収集、協力者への根回しをしていた。
「時間の終わり」を防ぐキーパーソンである&bold(){[[ジャック・ジョイス>ジャック・ジョイス/ティモシー・ブレーカー]](演:ショーン・アシュモア)}と協力する。
**来歴
***本編以前
1991年に誕生。
1999年9月5日、自宅の裏庭で自分とよく似た&color(#F54738){赤毛の女}から「2016年までの未来が記されたノート」を渡され、いずれ来る「時間の終わり」を防ぐ使命を与えられる。
2000年10月3日、いじめっ子デレク・スティーブンを階段から突き落として怪我を負わせ、転校を余儀無くされた。
2001年2月3日、同級生にジャケットを盗まれ、ゴミ箱にあるもので寒さを凌ごうとするとミシェルという少女にからかわれた。
同年4月24日、ノートで親友のエリカが腕を折ることを知っていたためそれを防ごうとするが、まさにその行動のせいでエリカは腕を折り、ベスを責めた。
この出来事を機に、運命は変えられないと確信する事になった。
同年8月5日、夜行バスで目の周りを青あざだらけにしたジャックとニアミスした。
同年9月11日、同時多発テロについて当局に警告するも阻止できず多数の死傷者が出たことで動揺するも、やがては自身の使命を受け入れジャックを手助けするために自身を鍛える決心をした。
その後、[[モナークソリューションズ]]に入社して警備員として訓練を受ける裏で「時間の終わり」を防ぐ為に数々の裏工作を行う。
***『Quantum Break』本編
2016年10月9日、ジャックはマサチューセッツ州リバーポート大学にて[[ポール・セリーン>モナークアクチュアル/ポール・セリーン]]と共にタイムマシンを起動し「時間の終わり」のきっかけとなる「時間の断絶」を引き起こし、モナークの影の支配者「&bold(){モナークアクチュアル}」率いるモナークの工作員達の襲撃を受ける。
ポールは故あってタイムマシンを使って未来へ逃走し、ジャックとその兄にしてタイムマシンの開発者であるウィリアム・ジョイス博士は大学内を逃走していた。
ベスはジャックを手助けするも、ウィリアムは破壊工作に巻き込まれ、ジャックはモナークに捕まってしまう。
その後、護送車の運転手を担当して旧工業地帯の倉庫でジャックを逃がそうとするが、モナークの「厄介事もみ消し人」である[[リアム・バーク>リアム・バーク(レメディー社作品)]]に発見され、銃を向け合う羽目になる。
しかし直後に「時間のひずみ((クロノン粒子の枯渇により時間が一時的に停止する現象))」が起こり、その間に能力に目覚めて自分だけは動ける状態にあったジャックに銃を奪われ、逃げられてしまう。
更にブラウン率いるモナークの工作部隊にリアム共々逮捕されそうになるが二人でブラウン達を&bold(){素手で}無力化して難を逃れた。
そしてリアムに「時間の終わり」に関する情報を提供し別れた。
その後、ジャックと再会し、ジャックと彼が連れていた協力者((ニック・マスターズもしくはエイミー・フェラーロ。ルート分岐により変化。))の3人でジャックの兄ウィリアムが所有するブラッドベリースイミングプールへ向かう。
プールにはウィリアムが「時間の終わり」を解決するために作った装置[[「対抗手段」>対抗手段/C.F.R.]]の設計図と、ウィリアムが密かに建造していた&bold(){二台目のタイムマシン}があった。
二人は「対抗手段」を手に入れるためタイムマシンを動かそうとするが故障していたため、直せる可能性のあるモナークのクロノン科学者ソフィア・アマラル博士を拉致するためにモナークの研究施設がある「ガル島」へ向かう。
先に行ったジャックはモナークに捕らえられてしまうがこれは作戦で、ベスは警備員として潜入してジャックを救出する。
その後、ジャックが見つけた&bold(){クロノンハーネス}という装備を身に付けることで「ひずみ」の中でも動けるようになり、二人でアマラル博士を拉致してリバーポートのプールへと戻った。
アマラル博士とジャックによりタイムマシンは修理され、ベス自身が盗んだとされる筋書き通り、2010年7月4日の過去へと向かう。
が、ここでアマラル博士の罠により、一人だけ別の時代……2021年に転送されてしまう。
#region(後半のネタバレにつき格納)
2021年は「時間の終わり」が現実のものとなっており、[[シフター>クロノン破壊波動関数生命体/シフター]]と呼ばれる怪物が跋扈する恐ろしい世界であった。
ベスは「時間の終わり」の中で戻る方法を探しながら何か月((日誌の中では「数か月かもしれないし、数年かもしれない。時間が動かないので、永遠のように感じてしまう。」と記されている。))も戦った。さらに2016年からタイムマシンで逃走してきた&bold(){何も知らない}ポールを発見し、&u(){&color(whitesmoke){相手が将来「モナークアクチュアル」となることはわかっていたが}}仕方なしに彼とサバイバルに明け暮れた。
やがてポールがウィリアムのタイムマシンの修理に成功し、設定できる最も古い時間である1999年に行き、全てやり直そうとした。容認できないベスはそれを阻止するため殺そうとしたが、しかし「過去を変えることはできない」という予定調和のため、失敗してしまった。
結局、ウィリアムのタイムマシンで1999年に二人共々戻り、この時代のウィリアムと遭遇、さらに&bold(){8歳の自分に「2016年までの未来が記されたノート」を渡した。}
>私は怪物の誕生を見た。彼があのようになった一因は、私の行動にあったのではと思う。私が道を示してやれたかもしれないのに。もし私が、時間の終わりで彼を追い詰め、殺そうとしていなかったら。私の役割はそんなものではないはずだ。もっと何かあるはずだ。(ベスの日誌より、一部抜粋)
これにより結果的に若いウィリアムやポール、それに自分自身の運命を決定づけてしまった。
ベス本人に至っては、自分で自分(当時8歳)の運命を決定づけてしまっているのだから正に閉じたループである。さしずめ『輪廻の蛇』状態。
その後、[[未来(※現在)に戻ろうにも技術もクロノン容量も足りない>バック・トゥ・ザ・フューチャー]]ことがわかり、2010年までの間に歴史を変えようと何度も行動を起こすも失敗したことから&bold(){運命は変えられない}と落胆する。(というか変えようにも歴史の流れは、その[[「変えよう」という介入込みで成り立っている>ターミネーター(初代)]][[ので変えようがない>スカイネット(ターミネーター)]]、というのは概ねわかっていたが)
モナークアクチュアルと同様に諦観から暗い性格になっていくが、それでも若い頃の(つまりこの時代の)ジャックの姿を見て元気を貰ったり、「ジャックを助けることが自分の使命」だと自分に言い聞かせ、来るその日まで訓練を続けることで何とか正気を保っていた。
そして2010年7月4日、ウィリアムから「対抗手段」が完成したと知らされ、タイムマシンでやってきたジャックと共にそれを回収しにウィリアムの秘密の研究所へ向かう。
自分が失敗することを確信しながらも、それでも諦めずに「対抗手段」を手に入れるが、そこで自らやってきたモナークアクチュアルと対峙する。
銃撃戦により「対抗手段」は暴走し、エネルギー波によりベス、モナークアクチュアル、ジャックは吹き飛ばされ、ジャックだけは[[どういうわけか>ツキの月]]2016年に引き戻されてしまう。
残されたベスは「対抗手段」を停止させるが、直後にモナークアクチュアルに額を撃ち抜かれ&bold(){死亡}する。享年(25歳+11年と数か月経過しているので)36歳。
……後にジャックは「対抗手段」改め「CFR」を奪還し、ウィリアムを救うためにタイムマシンで2016年10月9日のリバーポート大学へ戻っているが、その際「時間のひずみ」の中で(これから様々な運命に直面するであろう)ベスの耳元で「&bold(){後で必ず戻ってくる}」と約束するのだった。
#endregion
**▶◀補足
#center(){For he did not know, that beyond the lake he called home,
Lies a deeper, darker ocean green.}
#center(){Where waves are both &u(){&bold(){wilder}} and more &u(){&bold(){serene}}.}
#center(){To its &u(){&bold(){ports}} I've been,}
#center(){To its &u(){&bold(){ports}} I've been.}
#center(){&sizex(4){&bold(){彼は知らなかったのだ}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){我が家たる湖の向こうに広がる常闇の海を}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){その荒ぶる波とその静けさを}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){私はその港を訪れた}}}
#center(){&sizex(4){&bold(){私はその港を訪れた}}}
#right(){──トーマス・ゼイン}
ベス・&bold(){ワイルダー}、ポール・&bold(){セリーン}、そして何も知らずに&bold(){港(ポート)}にやってきた男&bold(){ジャック}。
リバーポート大学のひとつの黒板には、[[アラン・ウェイク]]のメッセージが&bold(){ぎっしりと}書き記されている。
その中には『[[Alan Wake]]』冒頭に[[トーマス・ゼイン]]が詠んだ詩が引用され、見覚えのある単語には強調線が引かれている。
ベスの運命を操っていた真の黒幕は闇の世界で執筆を続ける&bold(){「数多の世界の主」アラン・ウェイク}なのかもしれない。
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*▼ジェシー・フェイデン
登場作品
-『Control』
--DLC『The Foundation』
--DLC『AWE』
-『Alan Wake Ⅱ』
--DLC『ナイトスプリングス』
元は管理人の仕事をしていた一般人だが、2019年10月29日からアメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」の局長となった。1991年生まれ(&bold(){ベスと同い年})。
メイン州オーディナリー出身。
11歳の時にオーディナリー[[変貌世界事象]]に巻き込まれ、異次元空間「スライドスケープ36」にて[[超常的存在>超常現象生命体/余剰次元生命体]]である[[ポラリス>ポラリス&ヘドロン]]に出会い、肉体を明け渡し共生したことで様々な超常的な汚染に対して耐性を獲得した。
聡明で強く、内心で焦っていても表面上は冷静を装う。
また、『詩人トム』という映画に登場する架空のキャラクターに過ぎない「&bold(){[[詩人にしてダイバーのトム・ゼイン>光の存在(超常現象生命体)]]}」の実在を信じており、彼をリスペクトした詩的表現を多用する。
『Control』は彼女の詩的なナレーションで進行する。
**▼能力
***▼浄化
身体に宿すポラリスの力で「[[ヒス>ヒス(超常現象生命体)]]」や「[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]」による汚染を浄化できる。
また、「へドロン共鳴体増幅器」を装備していなくてもヒスの汚染を防ぐことができる。
***▼バラユーティリタリアン
超常的な実用アイテム「パワーオブジェクト」に触れ、余剰次元「アストラル・プレーン」を介してその力が結合された超能力者を&bold(){パラユーティリタリアン((翻訳ブレにより「超常的ユーティリタリアン」とも))}と呼ぶ。
ジェシーは2019年10月29日にFBCの局長となったその日の内に複数のパワーオブジェクトと結合した。
ジェシーが結合したパワーオブジェクトは以下の通り。
-サービスウェポン(OOP1-KE)
[[拳銃]]型や[[散弾銃]]型など様々な形態に変化する&bold(){生きた銃。}
最初に発見されたパワーオブジェクトであり、手に取るとロシアンルーレットを強要され、パワーオブジェクトの力を管理する[[アストラル生命体>アストラル生命体(超常現象生命体)]]の「ボード」に認められた者だけがそれを使いこなせるようになる。
また、サービスウェポンと結合した人物は無条件で&bold(){FBCの局長}として扱われることになる。
[[エクスカリバー]]の銃バージョンのようなもの。
なお消費した銃弾は&bold(){自動的に補充}される。
また、「近接攻撃」と呼ばれる衝撃波のようなものを掌から出せるようになる。
-フロッピーディスク(OOP5-KE)
ソ連の核兵器の発動コードが含まれた8インチのフロッピーディスク。
結合すると念動力で周辺の物体を超高速で発射する「投擲」能力を獲得する。
-メリーゴーランドの馬(OOP16-KE)
かつてメリーゴーランドの乗り物として使われていたガラス繊維製の馬。
結合すると短距離を超高速で移動できる「回避」能力を獲得する。
-家庭用金庫(OOP22-KE)
「ガードハウス」ブランドの家庭用金庫。
結合すると念動力で周辺の物体を引き寄せて「シールド」を形成できるようになる。
また、形成したシールドの破片を周囲の敵に向けて放つ「シールド突進」や、シールドを形成したまま前述の「回避」で敵にぶつかる「シールドラッシュ」といった派生能力も会得できる。
-レントゲンライトボックス(OOP18-PE)
レントゲン検査のライトボックス。
映し出されたとある患者の画像は削除できない。
結合した人間は敵を「洗脳」して味方にできる力を会得する。
-ベニコフテレビ(OOP7-KE)
ベニコフ&ソンズ・エレクトロニクス製のCRTテレビ。
結合すると「空中浮遊」能力を会得する。
また、急下降して地面を叩きつけ衝撃波を起こす「叩きつけ」という派生能力も会得できる。
-ホットライン(OOP3-UE)
60年代の赤いベークライト電話。
ダイヤルは黒いノブに変えられている。
結合すると「ボード」をはじめとする[[余剰次元生命体>超常現象生命体/余剰次元生命体]]と会話できるようになる。
**来歴
1991年に誕生し、1992年に弟の[[ディラン>P6/ディラン・フェイデン]]が誕生する。
***オーディナリーAWE
2002年8月30日、オーディナリーのゴミ集積所でディランと共に遊んでいる最中にパワーオブジェクト(超常的な実用アイテム)の「[[スライドプロジェクター(OOP15-UE)]]」を発見した。
その後、兄弟はスライドプロジェクターで繋がる異世界を秘密基地のように扱って遊んでいたが、いじめっ子らの介入を経て異世界『寺院』からの侵略者である&bold(){母ならざる者}により大人達は消失し、子供達は&bold(){汚い猿}に変貌させられてしまった。
兄弟は異世界『スライドスケープ36』に逃げ込み、そこでジェシーはポラリスと出会い、自身に宿した。
ポラリスからスライドの切り方を教えられたジェシーはスレッショルドを閉じて変貌世界事象を終わらせ、残ったスライドを焼いた。
2002年9月14日にやって来たFBCにディランと共に拘束されインタビューを受けるが、後に逃走し、以降は2019年まで逃亡生活を続けることになる。
また、同時にFBCからは局長の候補「&bold(){P7}」として注目され監視され続けることになる。
***ウォータリーAWE(『ナイトスプリングス』)
2019年より以前のある時期、余剰次元「闇の世界」に囚われていたアラン・ウェイクは脱出のためかつて自身が手掛けたドラマ『[[ナイトスプリングス]]』の『北極星』というエピソードの脚本を元に『リターン』という小説を執筆。
これによりワシントン州ウォータリーで変貌世界事象が起こり、平行世界には実在する&bold(){ワシントン州ナイトスプリングス}のスレッショルドが出現し、周辺地域もナイトスプリングスに置換された。
弟を探しにウォータリーの遊園地「コーヒーワールド」を訪れていたジェシーは登場人物の「&bold(){姉}」に一時的に変質し、政府の機密機関「&bold(){[[ダーク・トライアングル・コーヒー]]}」に囚われた「弟」……&bold(){を演じるアラン・ウェイク}を救出するために秘密の施設「コーヒーワールド」に乗り込み、そこで&bold(){保安官(演:ショーン・アシュモア)}と協力することになる。
詳細は[ダーク・トライアングル・コーヒー]も参照。
***ヒス侵略(『Control』)
2019年10月29日、アラン・ウェイクは闇の世界から脱出するために『ナイトスプリングス』の『暗いスレッショルドを越えて』というエピソードを元にした『リターン』を執筆。
これによりニューヨーク州ニューヨークシティにあるFBC本部「オールデスト・ハウス」が一時的に&bold(){「連邦ナイトスプリングス局」の研究施設}に置換され、局長[[ザカライア・トレンチ]]は登場人物である「連邦ナイトスプリングス局の局長」を演じさせられ、スライドプロジェクターに焼けたスライドをセットして「スライドスケープ36」のスレッショルドを開いてしまう。
スレッショルドから侵略的な伝播力&bold(){「ヒス」}が出現し、オールデスト・ハウス内部は汚染されてしまった。
ポラリスの導きでオールデスト・ハウスに辿り着いたジェシーはトレンチ局長の自殺現場を発見し、傍に落ちていたサービスウェポンを拾ってしまう。
その結果、ジェシーはボードにより局長と認定された。
その後、オールデスト・ハウスの問題を解決しながらディランを探すが、やっと見つけた彼は&color(#F54738){ヒスにより腐敗}させられ敵対者になっていた。
やがて生命体A-001こと[[アーティ>生命体A-001/アーティ]]や[[オールドゴッズオブアースガルズ]]の導きもありへドロンの元へ辿りつくが、ディランがそこへ送り込んだ大量のヒス生物による攻撃でへドロンは死亡。
ポラリスの力の触媒を担っていたへドロンが消えたことでジェシーもヒスにより汚染されてしまう。
ジェシーはヒスとディラン、そしてトレンチ局長が生み出した精神世界で&bold(){「ブラック職場の下っ端OLとしてコソコソ陰口を言われながらコーヒーカップを片付けたり書類をコピーしたり配ったりといった作業を延々と続ける」}という[[ネチネチ>ヌマジリ(搾精病棟)]]とした精神攻撃を受けるが、アーティと[[キャスパー・ダーリング]]博士の助力で全ての力の交差点である「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」に辿りつき、そこでポラリスの力を解放し自身を汚染するヒスを浄化した。
その後、スライドプロジェクターと接触してアストラル・プレーンに侵入したディランを追い、&color(#F54738){ヒスにより汚染されたアストラル・プレーン}でディランと最終決戦を繰り広げる。
最後はディランを浄化し、スライドプロジェクターも停止しスレッショルドは閉じられた。
しかし依然としてヒスによりオールデスト・ハウスは汚染されていたためロックダウンは解除しなかった。
***ネイル修復(『The Foundation』)
アストラル・プレーンとオールデスト・ハウスを繋ぐ導管である「ネイル」がヒスの汚染により破損し、アストラル・プレーンが現実世界に流入してきたため、ボードからネイルの修復を頼まれる。
ジェシーはネイルがある基盤セクターへ出向いてネイルを修復し、再度ネイルを汚染しようとした&color(#F54738){ヒスにより腐敗したオペレーションリーダーの[[ヘレン・マーシャル]]}を倒した。
***捜査セクターの浄化(『AWE』)
闇の存在により汚染された捜査セクターを、&bold(){ホットラインを介して物語を語り続けるアラン・ウェイク}に導かれて探索し、そこで超常現象生命体である[[第三のモノ>エミル・ハートマン]]と遭遇する。
幾度もの戦いの末に第三のモノを倒した。
***ブライトフォールズAWE(『Alan Wake Ⅱ』)
2023年9月14日、闇の世界のオーシャンビュー・&bold(){ホテル}の665号室にて、アランと[[トーマス・ゼイン]]の会話を監視するかのように部屋に置かれた「ルミビスタテレビ」にジェシーの姿が映し出され「誰?」と呼びかけた。
*ジェシーの別バージョン
**▼姉
登場作品
-『ナイトスプリングス』エピソード2:北極星
『ナイトスプリングス』新シーズンのエピソード『北極星』の主人公。
守護天使を宿した若い女性で、政府の機密機関に囚われた「弟」を探している。
前述の通りアランの原稿により平行世界では現実である『北極星』の世界が一時的にワシントン州ウォータリーに移植され、偶然ディランを探しにウォータリーに来ていたジェシーは自覚もなく「姉」を“演じさせられる”ことになった。
「弟」を演じるアラン・ウェイクを救出するため、「ダーク・トライアングル・コーヒー」の施設「コーヒーワールド」に侵入し、「保安官」と協力してコーヒー倉庫の地下で「弟」を見つけ出した。
**▼[[ーシジェ>ビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)]]
登場作品
-『Control』
変貌アイテム「ビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE)」によって生み出されたジェシーの敵対的なドッペルゲンガー。綴りは「esseJ」。
ちなみにーシジェが[[逆再生]]で発言する台詞の一つに「I'm much &bold(){wilder} than you.(私はあなたよりずっと&bold(){ワイルド}よ)」というものがあるが、これはベス・ワイルダーへの言及である。
詳細は当該項目を参照。
**▼ジェシー・ポラリス
登場作品
-『Control』
ジェシーが余剰次元「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」で出会ったポラリスの化身。
ジェシーのドッペルゲンガーの姿でジェシーに優しく励まし力を貸した。
詳細は[ポラリス&ヘドロン]を参照。
**▽エージェント
登場作品
-『ナイトスプリングス』エピソード3:時空の破壊者
本名不明。
ナイトスプリングス北部に本社「オールデスト・ハウス」を構える、あらゆる並行世界を管理する企業「REC(リップルエフェクト社)」のエージェント。
同僚の&bold(){ブランチ(演:ショーン・アシュモア)}と行動を共にしていた。
&bold(){「[[ミスター・ドア>マーティン・ハッチ/ワーリン・ドア]]」}と呼ばれる存在と敵対している。
ドアを追って同僚のブランチと共に並行世界にあるゲーム会社「ポイズンピル・エンターテイメント」のスタジオを訪れるが、そこでブランチがドアに殺されてしまい、さらにブランチの並行世界バージョンである「俳優」&bold(){ショーン・アシュモア(本人役)}と出会う。
その後、複数の世界を移動する術を身につけた俳優とオールデスト・ハウスで再会し、彼にドアについての情報を提供し、「貴方こそドアが追っている存在」だと確信し、彼にドアが力を得た場所を見つける任務を与えて送り出した。
なお、その際『Quantum Break』での「後で必ず戻ってくる」への回答として&bold(){「戻ってきてくれる?」}と言っていた。
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