「ジャック・ジョイス」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
ジャック・ジョイス - (2025/04/11 (金) 10:15:11) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&bold(){ジャック・ジョイス}及び&bold(){ティモシー・"ティム"・ブレーカー}は、ゲーム会社レメディー・エンターテインメントの作品に登場するキャラクター。
-演者:ショーン・アシュモア
*【ジャック・ジョイス】
#center(){&sizex(5){&bold(){後で必ず戻ってくる}}}
-登場作品:[[Quantum Break]]
『[[Quantum Break]]』のゲームパートの主人公。
茶髪で青い瞳な白人男性。1987年6月2日生まれ。
マサチューセッツ州リバーポートで出生し、ジョージア州アトランタやラオス共和国などを放浪した末にタイ王国バンコクに定住した。
職業は不明だが反権威主義なチンピラ気質な人物で、ラオスで武器を扱う訓練を受けたため戦闘能力はプロの軍人と遜色ない。
友人や家族、協力者に対する忠誠心が強い反面、敵対者や裏切り者には冷徹に振る舞うマフィア気質な性格。
2016年10月9日にクロノンエネルギーを大量被曝し、クロノン粒子を自ら生成し続ける&bold(){クロノン活性}と呼ばれる状態を経て、時を操る&bold(){タイムパワー}を獲得した。
能力に関しては[[シフター(クロノン破壊波動関数生命体)]]を参照。
**来歴
***本編以前
1987年6月2日にマサチューセッツ州リバーポートで誕生し、幼なじみの[[ポール・セリーン>モナークアクチュアル/ポール・セリーン]]と親友になる。
1999年に両親が交通事故で亡くなったことを機に兄のウィリアムと不仲となった。
//
//10代前半のある時、セリーンと共に飛び降り自殺した男を目撃した。
また、ポールとは様々な悪さをし、ある時はユタ州を旅行し警察から雄羊の像を盗み出した。
その後、自動車窃盗、暴行、窃盗未遂の罪で逮捕された。
2010年から放浪するようになり、ラオスで銃火器の扱いを学び、やがてタイのバンコクに定住した。
***『Quantum Break』本編
2016年10月9日、ポールに呼び出されてリバーポート大学を訪れ、そこでタイムマシンの起動を手伝わされる。
最初の実験が成功した矢先、ウィリアムが阻止しに現われるが、直後にタイムマシンの不具合が起こったことでジャックとポールは逆流してきたクロノンエネルギーに大量被曝し、クロノン活性してしまう。
また、この事故により宇宙全体にまで及ぶ時間を正常に保つ「クロノンフィールド」が破壊され、&bold(){「時間の断裂」}が引き起こされた。
これにより、永久に時間が停止する「&bold(){時間の終わり}」の危機を招いてしまう。
立て続けるように[[モナークソリューションズ]]の工作部隊の襲撃を受ける。
タイムマシンに閉じ込められたポールは仕方なく未来に逃走し、ジャックとウィリアムは大学内を逃走した。
やがて2人は大学の出口に辿り着くが、そこで待ち受けていたモナークの影の支配者「&bold(){モナークアクチュアル}」に打ちのめされた挙句、ウィリアムは破壊工作の爆発に巻き込まれて殺害され、ジャックは捕まってしまう。
しかし「時間の終わり」を防ぐ為に裏工作をしていた&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}[[ベス・ワイルダー>赤毛の女(レメディー)]]によりジャックは旧工業地帯で解放される。
旧工業地帯の道中ではモナークセキュリティに捕まっていた協力者(ニック・マスターズもしくはエイミー・フェラーロ。ルート分岐により変化)を救出した。
また、モナークアクチュアルにより「ガル島でのパーティ」に招待される。
その後、ベス及び協力者と再会し、三人でウィリアムが所有する「ブラッドベリースイミングプール」に行き、そこに秘蔵されていたもう1つのタイムマシンや「時間の終わり」を解決する&bold(){多面体}の装置「[[対抗手段>対抗手段/C.F.R.]]」の設計図を発見する。
しかし肝心のタイムマシンは故障していたため、直せる可能性のあるモナークのクロノン科学者ソフィア・アマラルを拉致することを決める。
そこで作戦としてモナークの研究施設があるガル島へ行き、直ぐに逮捕されてしまう。
警備室でモナークアクチュアルもしくは[[マーティン・ハッチ>マーティン・ハッチ/ワーリン・ドア]]の取り調べ((選択肢によるルート分岐))を受けた後、警備員として潜入していたベスにより解放される。
研究施設で時間が停止した「時間のひずみ」の中でも動ける装備「クロノンハーネス」を手に入れ、ベスに装備させて共にアマラル博士の拉致になんとか成功する。
その後、ベスとは別ルートでガル島を脱出してタイムマシンの元へ戻り、アマラル博士に修理を強要する。
不穏な言動をする博士のことを信用できないジャックではあったが、他に手段もないため協力してタイムマシンの修理を完了させる。
そして2010年7月4日に行き、&bold(){「ベスに盗まれた」とされる歴史通りに}「対抗手段」を盗み出しに行く……はずが、ベスはアマラル博士の罠により別の時代に送られてしまう。
ベスがいつの時代へ送られたかもわからないため、仕方なくジャックは一人で2010年7月4日に行き「対抗手段」をモナークより先に手に入れようと試みる。
#region(終盤までネタバレ格納)
2010年7月4日のスイミングプールにやってきたジャックは、そこで暗い性格に変わり果てたベスと再会する。
タイムトラベルで彼女は2021年に行っており、そこで「時間の終わり」を目撃し、戻る手段を探しながら何か月もシフターと戦っていた。
また、その過程で若い頃の、&bold(){それこそ彼の時系列的にはまだ何も知らない若者に過ぎない}モナークアクチュアルと遭遇し、紆余曲折の末に彼を殺そうとするが1999年に逃げられてしまった。
自身も続く形で1999年にタイムトラベルすることができ、若いウィリアムと遭遇、そして現代に戻ることはできなかったためそのまま11年間過ごしていたのだ。&s(){モナークアクチュアルはこのウィルのタイムマシンのこと忘れちゃったんだろうか。}
さらにベスは(この時代の)ウィリアムと内通しており、彼から「対抗手段」が完成したと連絡を受けていた。
ジャックはベスと共にウィリアムの研究所へ向かい、歴史通り「対抗手段」を盗むことに。
ジャックが駆けつけたモナーク警備部隊を退けている間にベスは「対抗手段」を手に入れるが、そこでモナークアクチュアルが立ちはだかる。
ベスとモナークアクチュアルの乱闘により「対抗手段」が暴走し、凄まじいエネルギーが放射された。
後のこの区域が「グラウンドゼロ」と呼ばれるクロノン粒子が異常に高濃度な地帯となったのは、これが原因であった。
ジャック、ベス、モナークアクチュアルは吹き飛ばされ、衝撃で何故か&s(){都合よく}ジャックだけが2016年現在に引き戻されてしまい、ベスは&bold(){モナークアクチュアルにより射殺されてしまう。}
タイムエコー能力によりその光景を目撃したジャックは、モナーク本社に乗り込み「対抗手段」を取り返す決意をした((後のインタビューで「復讐ではない」と述べていたが真意は不明))。
2016年10月10日、モナーク本社に乗り込み「対抗手段」改め「クロノン・フィールド・レギュレーター(略称:CFR)」を奪還することに成功する。
なお、この際ジャンクションパートでのプレイヤー=モナークアクチュアルの選択により[[リアム・バーク]]と一騎討ちすることになる。
その後、モナーク本社で発見したタイムマシンで9日のウィリアムが死ぬ前の時間に行き、ウィリアムを救出する。
爆発と瓦礫に巻き込まれて死んだと思われていたウィリアムだったが、この時ジャックが救出していたのだった。
「CFR」を即使おうとするジャックに対し、ウィリアムは「時間の流れは変えられない。今やっても確実に失敗する(要約)」として現在に戻ることを提案。
スイミングプールへ行き、タイムマシンでジャックがタイムマシンを使った直後の時間(10月10日)へ戻り、そこで待ち受けていたモナークアクチュアルと対決し、これを撃退する。
「CFR」で時間の断裂の修復に成功するが、直後に&bold(){未来視で「時間の終わり」を目撃}してしまい、避けられない運命を知ってしまう。
ジャックは後日、モナークのセキュリティ部門の総司令官にしてハッチの協力者でもあるクラリス・オガワからインタビューを受ける。((そもそもジャックを操作するゲームパートは序盤からインタビューのコメントがちょくちょく入り、後日談としての体を成している。))
>「彼(※モナークアクチュアル)は正しかったのかしら? それとも未来は変えられると思う?」
「時間の終わり」をその目で見てしまったジャックはその問いに答えられぬままインタビューを終え、ハッチから協力を提案された次の瞬間、&bold(){タイム分岐能力}が発現し、&bold(){&color(#F54738){ジャックも着実にシフターとなりつつある}}ことが明示されて物語は幕を閉じた。
#endregion
**余談
-Joyce(ジョイス)という名前はchoice(チョイス)の言葉遊びであるが、実際に物語を左右するのは皮肉なことに&bold(){モナークアクチュアルを操作する「ジャンクションパート」である。}
-ウィリアムを救うためにタイムスリップし、時間の断裂で動きが止まったベスを見つけた際、ジャックは&bold(){「後で必ず戻ってくる」}と約束していた。
-&color(whitesmoke){前述の通りジャックは未来視能力により「時間の終わり」を目撃しているため、&bold(){『Quantum Break』は[[&color(whitesmoke){バッドエンド}>バッドエンド]]}である。}
----
*【ティモシー・"ティム"・ブレーカー】
#center(){&sizex(5){&bold(){消えた時間に、エイリアン}}}
-登場作品:[[Alan Wake Ⅱ]]
茶髪で青い瞳の白人男性。
ワシントン州ブライトフォールズの保安官。コーヒー好き。
2012年までブライトフォールズの保安官だった[[サラ・ブレーカー]]の従兄弟。
2023年9月14日に余剰次元「闇の世界」に引き込まれた。
並行世界の異なる自分と知覚を共有するシフターに似た能力を持つ。
**来歴
***本編以前
2012年にサラがFBIに転職したためブライトフォールズの保安官となった。
その後叔父のフランクを亡くした。
やがて現実に感じられる&bold(){別の世界の自分}の夢を見るようになる。
どの夢にも肩書きや立場を変えて現われる「&bold(){[[ワーリン・ドア>マーティン・ハッチ/ワーリン・ドア]]}」についてサラに資料を調べてもらい、彼が1988年に稲妻に打たれて消えたことを知る。
また、「闇の世界」に通じるスレッショルドとなっているワシントン州コールドロンレイク(カルデラ湖)周辺で起こった連続殺人事件を捜査した際に、[[アラン・ウェイク]]の原稿を発見していた。
***『[[ナイトスプリングス]]』エピソード2:北極星
闇の世界に囚われたアラン・ウェイクによりドラマ『[[ナイトスプリングス]]』のエピソード『北極星』を元にした『リターン』という小説が執筆され、これによりワシントン州ウォータリーで[[変貌世界事象]]が引き起こされる。
偶然ウォータリーの遊園地に訪れていたティムは登場人物の「保安官」を演じさせられ、「弟」を探しにきた「姉」を演じさせられた&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}[[ジェシー・フェイデン>赤毛の女(レメディー)]]を手助けした。
政府の機密機関「[[ダーク・トライアングル・コーヒー]]」により汚染されたナイトスプリングスの住人達「コーヒーの化け物」に襲われ、コーヒーに洗脳されてしまうが「姉」により変貌世界事象が収束したため助かった。
しかしコーヒー好きな部分はそのまま残った。
***『Alan Wake Ⅱ』
-&bold(){リターン}
2023年9月14日、コールドロンレイク付近で殺害されたロバート・ナイチンゲールの検死を行うFBI捜査官の[[サーガ・アンダーソン]]と[[アレックス・ケイシー>マックス・ペイン]]に付き添う。
サーガがナイチンゲールの腹から原稿を発見し、同じものを持っていると過去の事件で発見した原稿を渡そうとした瞬間に&bold(){ドアにより闇の世界へ転送された。}
-&bold(){イニシエーション}
闇の世界では半ば&bold(){[[超常現象生命体>超常現象生命体/余剰次元生命体]]}と化しており、常に『ナイトスプリングス』のテーマ曲の鼻歌を歌い、&bold(){立ち入り禁止テープ}が貼り付けられたドアの先にある部屋に篭もっている。
いつもアランの先回りしており、部屋の外を歩き回る描写は無いが、一応闇の世界を独自に探査しているらしく、地図を作っている。
また、あちこちに隠し物資をブリーフケースに入れて隠している。
どの部屋にも&bold(){共通のホワイトボード}があり、そこにはマルチバースやドアについてティムの考えが記されている。
&bold(){ドア}、&bold(){多面体}、&color(#F54738){&bold(){赤毛の女}}、&bold(){失われた時間}など『Quantum Break』を示唆する事も記されており、ティムとジャックが同一の存在であることが示唆されている。
なお[[トーマス・ゼイン]]とも遭遇し、アランにそっくりな彼を[[ミスター・スクラッチ]]と誤認していた。
一方のゼインはティムの保安官の制服がコスプレじゃないと知り逃げていった。
-&bold(){リターン最終章}
[[ミスター・スクラッチ]]により闇の世界に放り込まれたサーガと遭遇して彼女に原稿を渡し、&bold(){適切なタイミングでサーガに原稿を渡すために}自分は闇の世界に連れてこられたと悟り、納得した様子を見せて物語からフェードアウトした。
**余談
Tim Breaker(ティム・ブレーカー)という名前は、Time Breaker(時空の破壊者)の言葉遊びである。
*【ティムの別バージョン】
**保安官
//-演者:ショーン・アシュモア
-登場作品:『ナイトスプリングス』エピソード2:北極星(『Alan Wake 2』DLC)
『ナイトスプリングス』の新シーズンエピソード『北極星』の登場人物。
政府の秘密の組織「ダーク・トライアングル・コーヒー」に誘拐されたナイトスプリングスの人々を助けるため、組織の施設である「コーヒーワールド」へやってきた。
&color(#F54738){赤毛の女}「姉」を手助けするがコーヒーの化け物に洗脳されてしまった。
前述の通りウォータリーで起きた変貌世界事象によりティムが役を演じさせられた。
**俳優/ショーン・アシュモア
#center(){&sizex(5){&bold(){お前のために戻るんだ}}}
//-演者:ショーン・アシュモア
-登場作品:『ナイトスプリングス』エピソード3:時空の破壊者(『Alan Wake 2』DLC)
並行世界のティム。ジャックやティムを演じた[[&bold(){実在の}俳優>本人役(配役)]]。
『ナイトスプリングス』新シーズンエピソード『時空の破壊者』の主人公。
並行世界の自分と出会い、並行世界を渡り歩く装置を手に入れたことで、異なる自分と知覚を共有できるようになった。
***エピソードでの行動
ゲーム会社ポイズンピル・エンターテインメントの新作『タイム・ブレーカー』の主人公ブランチの役に選ばれ、撮影のためスタジオに来ていた。
楽屋で並行世界を超えてドアに惨殺された&bold(){本物のブランチ}(下記)と遭遇し、彼から次元を超える道具を手に入れる。
その直後、&color(#F54738){赤毛の女}ことエージェントから「ドアに狙われている」と警告され、ドアによってコールドロンレイク近くの森にそっくりな並行世界へ転送される。
ドアによって怪物となってしまった並行世界の自分「タイム・ブレーカー」(これも下記)を倒しながら&bold(){多面体}の装置「SEN(変換エネルギーノード)」と「PRS(多面現実変換器)」、そして「ルミビスタテレビ」を使って複数の次元を越え、並行世界を管理する組織「REC(リップルエフェクト社)」の本部オールデスト・ハウスでエージェントと再会する。
彼女からドアが自分を危険視していることを知らされ、ドアが力を手に入れた場所に行くよう言われる。
再びドアが従える「タイム・ブレーカー」たちを退けながら複数の次元を超えた末に闇の世界にたどり着き、全ての黒幕「&bold(){[[数多の世界の主>アラン・ウェイク]]}」と対面した。
**ブランチ
//-演者:ショーン・アシュモア
//-登場作品:『ナイトスプリングス』エピソード3:時空の破壊者(『Alan Wake 2』DLC)
並行世界のショーン。
並行世界を管理するRECのエージェント。
ショーンの楽屋でドアにより惨殺され、装備はショーンに奪われた。
**馴染みのある声の主
//-演者:ショーン・アシュモア
//-登場作品:『ナイトスプリングス』エピソード3:時空の破壊者(『Alan Wake 2』DLC)
並行世界のブランチ。
森の世界のトレーラーハウスに潜伏していたがドアにより惨殺され、タイム・ブレーカーとなってショーンに襲いかかるが返り討ちにされた。
**タイム・ブレーカー
//-演者:ショーン・アシュモア
//-登場作品:『ナイトスプリングス』エピソード3:時空の破壊者(『Alan Wake 2』DLC)
ドアにより殺され、怪物に変えられた並行世界のブランチたち。全部で何百万体もいるとされる。
&bold(){&color(lightblue){青白い人影}}の姿をしている。
警棒を手に短距離の超高速移動(ショートワープ)を繰り返して襲いかかる。
ミスター・ドアはこれを手駒にでき、あらゆる次元に召喚できる。
「TBS(タイム・ブレーカー凝固装置)」の光を浴びせると実体化し、その状態でようやくダメージを与えられる。
その挙動やバリアに覆われてることなど&bold(){シフター}を彷彿とさせる。
&bold(){ジャック・ジョイス}及び&bold(){ティモシー・"ティム"・ブレーカー}は、ゲーム会社レメディー・エンターテインメントの作品に登場するキャラクター。
-演者:ショーン・アシュモア
*【ジャック・ジョイス】
#center(){&sizex(5){&bold(){後で必ず戻ってくる}}}
-登場作品:[[Quantum Break]]
『[[Quantum Break]]』のゲームパートの主人公。
茶髪で青い瞳な白人男性。1987年6月2日生まれ。
マサチューセッツ州リバーポートで出生し、ジョージア州アトランタやラオス共和国などを放浪した末にタイ王国バンコクに定住した。
職業は不明だが反権威主義なチンピラ気質な人物で、ラオスで武器を扱う訓練を受けたため戦闘能力はプロの軍人と遜色ない。
友人や家族、協力者に対する忠誠心が強い反面、敵対者や裏切り者には冷徹に振る舞うマフィア気質な性格。
2016年10月9日にクロノンエネルギーを大量被曝し、クロノン粒子を自ら生成し続ける&bold(){クロノン活性}と呼ばれる状態を経て、時を操る&bold(){タイムパワー}を獲得した。
能力に関しては[[シフター(クロノン破壊波動関数生命体)]]を参照。
**来歴
***本編以前
1987年6月2日にマサチューセッツ州リバーポートで誕生し、幼なじみの[[ポール・セリーン>モナークアクチュアル/ポール・セリーン]]と親友になる。
1999年に両親が交通事故で亡くなったことを機に兄のウィリアムと不仲となった。
//
//10代前半のある時、セリーンと共に飛び降り自殺した男を目撃した。
また、ポールとは様々な悪さをし、ある時はユタ州を旅行し警察から雄羊の像を盗み出した。
その後、自動車窃盗、暴行、窃盗未遂の罪で逮捕された。
2010年から放浪するようになり、ラオスで銃火器の扱いを学び、やがてタイのバンコクに定住した。
***『Quantum Break』本編
2016年10月9日、ポールに呼び出されてリバーポート大学を訪れ、そこでタイムマシンの起動を手伝わされる。
最初の実験が成功した矢先、ウィリアムが阻止しに現われるが、直後にタイムマシンの不具合が起こったことでジャックとポールは逆流してきたクロノンエネルギーに大量被曝し、クロノン活性してしまう。
また、この事故により宇宙全体にまで及ぶ時間を正常に保つ「クロノンフィールド」が破壊され、&bold(){「時間の断裂」}が引き起こされた。
これにより、永久に時間が停止する「&bold(){時間の終わり}」の危機を招いてしまう。
立て続けるように[[モナークソリューションズ]]の工作部隊の襲撃を受ける。
タイムマシンに閉じ込められたポールは仕方なく未来に逃走し、ジャックとウィリアムは大学内を逃走した。
やがて2人は大学の出口に辿り着くが、そこで待ち受けていたモナークの影の支配者「&bold(){モナークアクチュアル}」に打ちのめされた挙句、ウィリアムは破壊工作の爆発に巻き込まれて殺害され、ジャックは捕まってしまう。
しかし「時間の終わり」を防ぐ為に裏工作をしていた&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}[[ベス・ワイルダー>赤毛の女(レメディー)]]によりジャックは旧工業地帯で解放される。
旧工業地帯の道中ではモナークセキュリティに捕まっていた協力者(ニック・マスターズもしくはエイミー・フェラーロ。ルート分岐により変化)を救出した。
また、モナークアクチュアルにより「ガル島でのパーティ」に招待される。
その後、ベス及び協力者と再会し、三人でウィリアムが所有する「ブラッドベリースイミングプール」に行き、そこに秘蔵されていたもう1つのタイムマシンや「時間の終わり」を解決する&bold(){多面体}の装置「[[対抗手段>対抗手段/C.F.R.]]」の設計図を発見する。
しかし肝心のタイムマシンは故障していたため、直せる可能性のあるモナークのクロノン科学者ソフィア・アマラルを拉致することを決める。
そこで作戦としてモナークの研究施設があるガル島へ行き、直ぐに逮捕されてしまう。
警備室でモナークアクチュアルもしくは[[マーティン・ハッチ>マーティン・ハッチ/ワーリン・ドア]]の取り調べ((選択肢によるルート分岐))を受けた後、警備員として潜入していたベスにより解放される。
研究施設で時間が停止した「時間のひずみ」の中でも動ける装備「クロノンハーネス」を手に入れ、ベスに装備させて共にアマラル博士の拉致になんとか成功する。
その後、ベスとは別ルートでガル島を脱出してタイムマシンの元へ戻り、アマラル博士に修理を強要する。
不穏な言動をする博士のことを信用できないジャックではあったが、他に手段もないため協力してタイムマシンの修理を完了させる。
そして2010年7月4日に行き、&bold(){「ベスに盗まれた」とされる歴史通りに}「対抗手段」を盗み出しに行く……はずが、ベスはアマラル博士の罠により別の時代に送られてしまう。
ベスがいつの時代へ送られたかもわからないため、仕方なくジャックは一人で2010年7月4日に行き「対抗手段」をモナークより先に手に入れようと試みる。
#region(終盤までネタバレ格納)
2010年7月4日のスイミングプールにやってきたジャックは、そこで暗い性格に変わり果てたベスと再会する。
タイムトラベルで彼女は2021年に行っており、そこで「時間の終わり」を目撃し、戻る手段を探しながら何か月もシフターと戦っていた。
また、その過程で若い頃の、&bold(){それこそ彼の時系列的にはまだ何も知らない若者に過ぎない}モナークアクチュアルと遭遇し、紆余曲折の末に彼を殺そうとするが1999年に逃げられてしまった。
自身も続く形で1999年にタイムトラベルすることができ、若いウィリアムと遭遇、そして現代に戻ることはできなかったためそのまま11年間過ごしていたのだ。&s(){モナークアクチュアルはこのウィルのタイムマシンのこと忘れちゃったんだろうか。}
さらにベスは(この時代の)ウィリアムと内通しており、彼から「対抗手段」が完成したと連絡を受けていた。
ジャックはベスと共にウィリアムの研究所へ向かい、歴史通り「対抗手段」を盗むことに。
ジャックが駆けつけたモナーク警備部隊を退けている間にベスは「対抗手段」を手に入れるが、そこでモナークアクチュアルが立ちはだかる。
ベスとモナークアクチュアルの乱闘により「対抗手段」が暴走し、凄まじいエネルギーが放射された。
後のこの区域が「グラウンドゼロ」と呼ばれるクロノン粒子が異常に高濃度な地帯となったのは、これが原因であった。
ジャック、ベス、モナークアクチュアルは吹き飛ばされ、衝撃で何故か&s(){都合よく}ジャックだけが2016年現在に引き戻されてしまい、ベスは&bold(){モナークアクチュアルにより射殺されてしまう。}
タイムエコー能力によりその光景を目撃したジャックは、モナーク本社に乗り込み「対抗手段」を取り返す決意をした((後のインタビューで「復讐ではない」と述べていたが真意は不明))。
2016年10月10日、モナーク本社に乗り込み「対抗手段」改め「クロノン・フィールド・レギュレーター(略称:CFR)」を奪還することに成功する。
なお、この際ジャンクションパートでのプレイヤー=モナークアクチュアルの選択により[[リアム・バーク]]と一騎討ちすることになる。
その後、モナーク本社で発見したタイムマシンで9日のウィリアムが死ぬ前の時間に行き、ウィリアムを救出する。
爆発と瓦礫に巻き込まれて死んだと思われていたウィリアムだったが、この時ジャックが救出していたのだった。
「CFR」を即使おうとするジャックに対し、ウィリアムは「時間の流れは変えられない。今やっても確実に失敗する(要約)」として現在に戻ることを提案。
スイミングプールへ行き、タイムマシンでジャックがタイムマシンを使った直後の時間(10月10日)へ戻り、そこで待ち受けていたモナークアクチュアルと対決し、これを撃退する。
「CFR」で時間の断裂の修復に成功するが、直後に&bold(){未来視で「時間の終わり」を目撃}してしまい、避けられない運命を知ってしまう。
ジャックは後日、モナークのセキュリティ部門の総司令官にしてハッチの協力者でもあるクラリス・オガワからインタビューを受ける。((そもそもジャックを操作するゲームパートは序盤からインタビューのコメントがちょくちょく入り、後日談としての体を成している。))
>「彼(※モナークアクチュアル)は正しかったのかしら? それとも未来は変えられると思う?」
「時間の終わり」をその目で見てしまったジャックはその問いに答えられぬままインタビューを終え、ハッチから協力を提案された次の瞬間、&bold(){タイム分岐能力}が発現し、&bold(){&color(#F54738){ジャックも着実にシフターとなりつつある}}ことが明示されて物語は幕を閉じた。
#endregion
**余談
-Joyce(ジョイス)という名前はchoice(チョイス)の言葉遊びであるが、実際に物語を左右するのは皮肉なことに&bold(){モナークアクチュアルを操作する「ジャンクションパート」である。}
-ウィリアムを救うためにタイムスリップし、時間の断裂で動きが止まったベスを見つけた際、ジャックは&bold(){「後で必ず戻ってくる」}と約束していた。
-&color(whitesmoke){前述の通りジャックは未来視能力により「時間の終わり」を目撃しているため、&bold(){『Quantum Break』は[[&color(whitesmoke){バッドエンド}>バッドエンド]]}である。}
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: