シャドウ - (2025/04/04 (金) 21:26:45) の1つ前との変更点
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&bold(){&ruby(シャドウ){Shadows}}もしくは&bold(){&ruby(フェードアウト){Fadeouts}}とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に存在する超常的な生物群である。
-演者
--モデル:イルカ・ヴィリ
--声:マシュー・ポレッタ
-登場作品
--『[[Alan Wake Ⅱ]]』
#contents()
*概要
''人影''の様な姿をした半透明の超自然的な存在で、単一ではなく無数に存在している。
その正体はアメリカのベストセラー作家''[[アラン・ウェイク]]の[[ドッペルゲンガー]]の群れ''。
ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖「コールドロンレイク」の湖面をスレッショルドとする異次元空間「''闇の世界/闇の底''」に形成されたニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実の至る場所を徘徊したり佇んでいる。
''アランと全く同じ声''でぶつぶつと独り言を呟き続けているが、これらの言葉は全て''過去のアランの言葉''である。
外見では見分けがつかないが行動パターンや能力などでいくつかの種類に分けられる。
『Alan Wake Ⅱ』のアラン編である「イニシエーション」にはボス戦が無い反面、各ステージの終盤にシャドウ達が''数の暴力で襲い掛かってくる。''
*種類
**◇シャドウ
最も多く存在する個体。
その場に佇むのみで、懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく。
バッテリーを消費する''強めた光''を浴びせると即座に消える。
''無害な存在。''
**◇敵のシャドウ
通常のシャドウの集団の中に紛れている攻撃的な個体。
視覚的な刺激には反応しないが銃声や走る足音、懐中電灯の光には反応し、アランに対し攻撃的になる。
動きは緩慢だが時折前方に瞬間移動じみた超高速移動をする。
懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく他、強めた光を浴びせると即座に消える。
''実害は無い。''
**◇ヘビーシャドウ
敵対的なシャドウの内、物理的な攻撃を行ってくる個体。
敵のシャドウ達に紛れてアランを察知するとにじり寄り、拳やバール、鉛パイプ、伐採斧、L字レンチ等で殴りかかったりアランの胸ぐらをつかんで地面に叩きつけたりといった強力な近接攻撃を繰り出す。
歩行速度は遅いが時折''瞬間移動めいた超高速移動''で前方にダッシュして距離を詰めてくる。
この行動パターンはシャドウ達と同様にアランのドッペルゲンガーである[[スクラッチ>ミスター・スクラッチ]]に酷似している。
また、中距離から''ホーミングしてくる闇の発射体''を発射してくることもある。
発射体は執拗に追尾してアランに接触すると爆発するが、強めた光を浴びせると相殺できる。
そのままの状態では閃光弾とフレアガン以外の物理的な攻撃が一切効かないが、懐中電灯の強めた光を浴びせることで''実体化させる''ことができ、銃でダメージを与えられるようになる。
なお、実体化した姿は身体全体に靄がかかったようにぼやけているが、フォトモードで鮮明にしてみると''アラン・ウェイクのドッペルゲンガー''であることがわかる。
服装は様々だが、ブライトフォールズの住人達(モブのNPC)のものと同じ。
死ぬと消滅し、死体の代わりに''闇の物質''が残る。
**◇グリッチシャドウ
最も強力な個体で数は少ないが[[中ボス]]的な存在として要所でアランの前に立ち塞がる。
瞬間移動めいた超高速移動で動き回り、側面に回り込んでから手にした&bold(){&color(#F54738){血塗れの}}ボウイナイフで強力な連続攻撃を仕掛けてくる。
また、アランに飛びかかって馬乗りになり、マウントポジションから何度も攻撃してくることもある。
ヘビーシャドウと同じく懐中電灯の強めた光を浴びせることで''実体化''させることができ、その姿はやはり靄がかかった''アラン・ウェイクのドッペルゲンガー''であり、''レインコートを着ている。''
この服装はアランの物語『殺人事件ケイシー』の中に登場する殺人カルト「言葉の教団」の信者や[[トーマス・ゼイン]]の映画『白夜の夜』に登場する''殺人犯''を彷彿とさせる。
なお、アランの周りを超自然的な高速移動で動き回る様子は同じアランのドッペルゲンガーである「[[悪ぶった男>悪ぶった男(超常現象生命体)]]」やレメディー・エンターテイメントの過去作に登場した[[テレフランカー>支配された者/影になった個体(レメディー・コネクテッド・ユニバース)]]や[[モナークストライカー>モナークソリューションズ]]、[[強化ヒス>ヒス(超常現象生命体)]]に似ている。
ヘビーシャドウと同様に死ぬと消滅し、闇の物質がその場に残る。
*類似した存在
**◇インビジブル
『[[Alan Wake]]』DLC:『シグナル』に登場。
[[インセイン・アラン>インセイン・アラン(超常現象生命体)]]によって召喚された[[闇に支配された者>闇に支配された者/影になった個体]]の記憶の断片の象徴。
薄い人影の様な姿だが強めた光を浴びせると実体化し、その姿はブライトフォールズの住人である。
**◇コーヒーの化け物
『Alan Wake Ⅱ』のDLC『[[ナイトスプリングス]]』エピソード2:「北極星」に登場。
アメリカ政府の機密機関「[[ダーク・トライアングル・コーヒー]]」が生産するコーヒーを飲んだことで変貌し、「コーヒーワールド」の住人となってしまったナイトスプリングスの住人達。
外見はシャドウと全く同じで強めた光を浴びせると実体化し、当然ながらその姿はアランではなくナイトスプリングスの住人達である。
**◇タイム・ブレーカー
演者:ショーン・アシュモア
『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』エピソード3:「時空の破壊者」に登場する。
全ての並行世界に存在する''ティム・ブレーカーの別バージョン達''が[[ワーリン・ドア>クロノン破壊波動関数生命体/シフター]]によって殺害され怪物として復活させられた姿。
&bold(){&color(lightblue){青白く光る人影}}の外見をしており、TBSこと「タイム・ブレーカー凝固装置」の強めた光を浴びせることで実体化させることができ、その姿は''靄がかかったティムのドッペルゲンガー''である。
挙動はヘビーシャドウやグリッチシャドウと共通で、武器は全員警棒。
超自然的な挙動や歪んだ空間に包まれた姿、倒しても復活するなど[[シフター>クロノン破壊波動関数生命体/シフター]]を彷彿させるが同一の存在かは不明。
*余談
-''フェードアウト''という別名はファイル名や修正パッチのデータで確認できるが、通常のゲームプレイ中では一貫して''シャドウ''、日本語字幕では''「影」''と呼ばれている。[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]の正式名も「影」であるため混同を避けるためと思われる。
-''アラン・ウェイクのドッペルゲンガー''は他にラショナル・アラン、インセイン・アラン、ミスター・スクラッチ、トーマス・ゼイン、悪ぶった男など多数存在する。
-ヘビーシャドウとグリッチシャドウは&bold(){『Alan Wake Ⅱ』でプレイヤーが戦うことになる最後の敵}である。この時の操作キャラクターはサーガ・アンダーソンであり、''所持する武器は拳銃のみ''である上にアランの銃より威力が低いためまともに戦うと苦戦することになるが逃げることも可能。
-タイム・ブレーカーが並行世界のティムの成れの果てであるのと同様に、シャドウ達の正体も別の世界のアランの成れの果てである可能性が「時空の破壊者」で示唆された。
&bold(){&ruby(シャドウ){Shadows}}もしくは&bold(){&ruby(フェードアウト){Fadeouts}}とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に存在する超常的な生物群である。
-演者
--モデル:イルカ・ヴィリ
--声:マシュー・ポレッタ
-登場作品
--『[[Alan Wake Ⅱ]]』
#contents()
*概要
''人影''の様な姿をした半透明の超自然的な存在で、単一ではなく無数に存在している。
その正体はアメリカのベストセラー作家''[[アラン・ウェイク]]の[[ドッペルゲンガー]]の群れ''。
ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖「コールドロンレイク」の湖面をスレッショルドとする異次元空間「''闇の世界/闇の底''」に形成されたニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実の至る場所を徘徊したり佇んでいる。
''アランと全く同じ声''でぶつぶつと独り言を呟き続けているが、これらの言葉は全て''過去のアランの言葉''である。
外見では見分けがつかないが行動パターンや能力などでいくつかの種類に分けられる。
『[[Alan Wake Ⅱ]]』のアラン編である「イニシエーション」にはボス戦が無い反面、各ステージの終盤にシャドウ達が''数の暴力で襲い掛かってくる。''
*種類
**◇シャドウ
最も多く存在する個体。
その場に佇むのみで、懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく。
バッテリーを消費する''強めた光''を浴びせると即座に消える。
''無害な存在。''
**◇敵のシャドウ
通常のシャドウの集団の中に紛れている攻撃的な個体。
視覚的な刺激には反応しないが銃声や走る足音、懐中電灯の光には反応し、アランに対し攻撃的になる。
動きは緩慢だが時折前方に瞬間移動じみた超高速移動をする。
懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく他、強めた光を浴びせると即座に消える。
''実害は無い。''
**◇ヘビーシャドウ
敵対的なシャドウの内、物理的な攻撃を行ってくる個体。
敵のシャドウ達に紛れてアランを察知するとにじり寄り、拳やバール、鉛パイプ、伐採斧、L字レンチ等で殴りかかったりアランの胸ぐらをつかんで地面に叩きつけたりといった強力な近接攻撃を繰り出す。
歩行速度は遅いが時折''瞬間移動めいた超高速移動''で前方にダッシュして距離を詰めてくる。
この行動パターンはシャドウ達と同様にアランのドッペルゲンガーである[[スクラッチ>ミスター・スクラッチ]]に酷似している。
また、中距離から''ホーミングしてくる闇の発射体''を発射してくることもある。
発射体は執拗に追尾してアランに接触すると爆発するが、強めた光を浴びせると相殺できる。
そのままの状態では閃光弾とフレアガン以外の物理的な攻撃が一切効かないが、懐中電灯の強めた光を浴びせることで''実体化させる''ことができ、銃でダメージを与えられるようになる。
なお、実体化した姿は身体全体に靄がかかったようにぼやけているが、フォトモードで鮮明にしてみると''アラン・ウェイクのドッペルゲンガー''であることがわかる。
服装は様々だが、ブライトフォールズの住人達(モブのNPC)のものと同じ。
死ぬと消滅し、死体の代わりに''闇の物質''が残る。
**◇グリッチシャドウ
最も強力な個体で数は少ないが[[中ボス]]的な存在として要所でアランの前に立ち塞がる。
瞬間移動めいた超高速移動で動き回り、側面に回り込んでから手にした&bold(){&color(#F54738){血塗れの}}ボウイナイフで強力な連続攻撃を仕掛けてくる。
また、アランに飛びかかって馬乗りになり、マウントポジションから何度も攻撃してくることもある。
ヘビーシャドウと同じく懐中電灯の強めた光を浴びせることで''実体化''させることができ、その姿はやはり靄がかかった''アラン・ウェイクのドッペルゲンガー''であり、''レインコートを着ている。''
この服装はアランの物語『殺人事件ケイシー』の中に登場する殺人カルト「言葉の教団」の信者や[[トーマス・ゼイン]]の映画『[[白夜の夜]]』に登場する''殺人犯''を彷彿とさせる。
なお、アランの周りを超自然的な高速移動で動き回る様子は同じアランのドッペルゲンガーである「[[悪ぶった男>悪ぶった男(超常現象生命体)]]」やレメディー・エンターテイメントの過去作に登場した[[テレフランカー>支配された者/影になった個体(レメディー・コネクテッド・ユニバース)]]や[[モナークストライカー>モナークソリューションズ]]、[[強化ヒス>ヒス(超常現象生命体)]]に似ている。
ヘビーシャドウと同様に死ぬと消滅し、闇の物質がその場に残る。
*類似した存在
**◇インビジブル
『[[Alan Wake]]』DLC:『シグナル』に登場。
[[インセイン・アラン>インセイン・アラン(超常現象生命体)]]によって召喚された[[闇に支配された者>闇に支配された者/影になった個体]]の記憶の断片の象徴。
薄い人影の様な姿だが強めた光を浴びせると実体化し、その姿はブライトフォールズの住人である。
**◇コーヒーの化け物
『Alan Wake Ⅱ』のDLC『[[ナイトスプリングス]]』エピソード2:「北極星」に登場。
アメリカ政府の機密機関「[[ダーク・トライアングル・コーヒー]]」が生産するコーヒーを飲んだことで変貌し、「コーヒーワールド」の住人となってしまったナイトスプリングスの住人達。
外見はシャドウと全く同じで強めた光を浴びせると実体化し、当然ながらその姿はアランではなくナイトスプリングスの住人達である。
**◇タイム・ブレーカー
演者:ショーン・アシュモア
『Alan Wake Ⅱ』のDLC『[[ナイトスプリングス]]』エピソード3:「時空の破壊者」に登場する。
全ての並行世界に存在する''ティム・ブレーカーの別バージョン達''が[[ワーリン・ドア>クロノン破壊波動関数生命体/シフター]]によって殺害され怪物として復活させられた姿。
&bold(){&color(lightblue){青白く光る人影}}の外見をしており、TBSこと「タイム・ブレーカー凝固装置」の強めた光を浴びせることで実体化させることができ、その姿は''靄がかかったティムのドッペルゲンガー''である。
挙動はヘビーシャドウやグリッチシャドウと共通で、武器は全員警棒。
超自然的な挙動や歪んだ空間に包まれた姿、倒しても復活するなど[[シフター>クロノン破壊波動関数生命体/シフター]]を彷彿させるが同一の存在かは不明。
*余談
-''フェードアウト''という別名はファイル名や修正パッチのデータで確認できるが、通常のゲームプレイ中では一貫して''シャドウ''、日本語字幕では''「影」''と呼ばれている。[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]の正式名も「影」であるため混同を避けるためと思われる。
-''アラン・ウェイクのドッペルゲンガー''は他にラショナル・アラン、インセイン・アラン、ミスター・スクラッチ、トーマス・ゼイン、悪ぶった男など多数存在する。
-ヘビーシャドウとグリッチシャドウは&bold(){『Alan Wake Ⅱ』でプレイヤーが戦うことになる最後の敵}である。この時の操作キャラクターはサーガ・アンダーソンであり、''所持する武器は拳銃のみ''である上にアランの銃より威力が低いためまともに戦うと苦戦することになるが逃げることも可能。
-タイム・ブレーカーが並行世界のティムの成れの果てであるのと同様に、シャドウ達の正体も別の世界のアランの成れの果てである可能性が「時空の破壊者」で示唆された。
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