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ジャック・ジョイス - (2025/04/11 (金) 10:15:11) のソース
&bold(){ジャック・ジョイス}及び&bold(){ティモシー・"ティム"・ブレーカー}は、ゲーム会社レメディー・エンターテインメントの作品に登場するキャラクター。 -演者:ショーン・アシュモア *【ジャック・ジョイス】 #center(){&sizex(5){&bold(){後で必ず戻ってくる}}} -登場作品:[[Quantum Break]] 『[[Quantum Break]]』のゲームパートの主人公。 茶髪で青い瞳な白人男性。1987年6月2日生まれ。 マサチューセッツ州リバーポートで出生し、ジョージア州アトランタやラオス共和国などを放浪した末にタイ王国バンコクに定住した。 職業は不明だが反権威主義なチンピラ気質な人物で、ラオスで武器を扱う訓練を受けたため戦闘能力はプロの軍人と遜色ない。 友人や家族、協力者に対する忠誠心が強い反面、敵対者や裏切り者には冷徹に振る舞うマフィア気質な性格。 2016年10月9日にクロノンエネルギーを大量被曝し、クロノン粒子を自ら生成し続ける&bold(){クロノン活性}と呼ばれる状態を経て、時を操る&bold(){タイムパワー}を獲得した。 能力に関しては[[シフター(クロノン破壊波動関数生命体)]]を参照。 **来歴 ***本編以前 1987年6月2日にマサチューセッツ州リバーポートで誕生し、幼なじみの[[ポール・セリーン>モナークアクチュアル/ポール・セリーン]]と親友になる。 1999年に両親が交通事故で亡くなったことを機に兄のウィリアムと不仲となった。 // //10代前半のある時、セリーンと共に飛び降り自殺した男を目撃した。 また、ポールとは様々な悪さをし、ある時はユタ州を旅行し警察から雄羊の像を盗み出した。 その後、自動車窃盗、暴行、窃盗未遂の罪で逮捕された。 2010年から放浪するようになり、ラオスで銃火器の扱いを学び、やがてタイのバンコクに定住した。 ***『Quantum Break』本編 2016年10月9日、ポールに呼び出されてリバーポート大学を訪れ、そこでタイムマシンの起動を手伝わされる。 最初の実験が成功した矢先、ウィリアムが阻止しに現われるが、直後にタイムマシンの不具合が起こったことでジャックとポールは逆流してきたクロノンエネルギーに大量被曝し、クロノン活性してしまう。 また、この事故により宇宙全体にまで及ぶ時間を正常に保つ「クロノンフィールド」が破壊され、&bold(){「時間の断裂」}が引き起こされた。 これにより、永久に時間が停止する「&bold(){時間の終わり}」の危機を招いてしまう。 立て続けるように[[モナークソリューションズ]]の工作部隊の襲撃を受ける。 タイムマシンに閉じ込められたポールは仕方なく未来に逃走し、ジャックとウィリアムは大学内を逃走した。 やがて2人は大学の出口に辿り着くが、そこで待ち受けていたモナークの影の支配者「&bold(){モナークアクチュアル}」に打ちのめされた挙句、ウィリアムは破壊工作の爆発に巻き込まれて殺害され、ジャックは捕まってしまう。 しかし「時間の終わり」を防ぐ為に裏工作をしていた&bold(){&color(#F54738){赤毛の女}}[[ベス・ワイルダー>赤毛の女(レメディー)]]によりジャックは旧工業地帯で解放される。 旧工業地帯の道中ではモナークセキュリティに捕まっていた協力者(ニック・マスターズもしくはエイミー・フェラーロ。ルート分岐により変化)を救出した。 また、モナークアクチュアルにより「ガル島でのパーティ」に招待される。 その後、ベス及び協力者と再会し、三人でウィリアムが所有する「ブラッドベリースイミングプール」に行き、そこに秘蔵されていたもう1つのタイムマシンや「時間の終わり」を解決する&bold(){多面体}の装置「[[対抗手段>対抗手段/C.F.R.]]」の設計図を発見する。 しかし肝心のタイムマシンは故障していたため、直せる可能性のあるモナークのクロノン科学者ソフィア・アマラルを拉致することを決める。 そこで作戦としてモナークの研究施設があるガル島へ行き、直ぐに逮捕されてしまう。 警備室でモナークアクチュアルもしくは[[マーティン・ハッチ>マーティン・ハッチ/ワーリン・ドア]]の取り調べ((選択肢によるルート分岐))を受けた後、警備員として潜入していたベスにより解放される。 研究施設で時間が停止した「時間のひずみ」の中でも動ける装備「クロノンハーネス」を手に入れ、ベスに装備させて共にアマラル博士の拉致になんとか成功する。 その後、ベスとは別ルートでガル島を脱出してタイムマシンの元へ戻り、アマラル博士に修理を強要する。 不穏な言動をする博士のことを信用できないジャックではあったが、他に手段もないため協力してタイムマシンの修理を完了させる。 そして2010年7月4日に行き、&bold(){「ベスに盗まれた」とされる歴史通りに}「対抗手段」を盗み出しに行く……はずが、ベスはアマラル博士の罠により別の時代に送られてしまう。 ベスがいつの時代へ送られたかもわからないため、仕方なくジャックは一人で2010年7月4日に行き「対抗手段」をモナークより先に手に入れようと試みる。 #region(終盤までネタバレ格納) 2010年7月4日のスイミングプールにやってきたジャックは、そこで暗い性格に変わり果てたベスと再会する。 タイムトラベルで彼女は2021年に行っており、そこで「時間の終わり」を目撃し、戻る手段を探しながら何か月もシフターと戦っていた。 また、その過程で若い頃の、&bold(){それこそ彼の時系列的にはまだ何も知らない若者に過ぎない}モナークアクチュアルと遭遇し、紆余曲折の末に彼を殺そうとするが1999年に逃げられてしまった。 自身も続く形で1999年にタイムトラベルすることができ、若いウィリアムと遭遇、そして現代に戻ることはできなかったためそのまま11年間過ごしていたのだ。&s(){モナークアクチュアルはこのウィルのタイムマシンのこと忘れちゃったんだろうか。} さらにベスは(この時代の)ウィリアムと内通しており、彼から「対抗手段」が完成したと連絡を受けていた。 ジャックはベスと共にウィリアムの研究所へ向かい、歴史通り「対抗手段」を盗むことに。 ジャックが駆けつけたモナーク警備部隊を退けている間にベスは「対抗手段」を手に入れるが、そこでモナークアクチュアルが立ちはだかる。 ベスとモナークアクチュアルの乱闘により「対抗手段」が暴走し、凄まじいエネルギーが放射された。 後のこの区域が「グラウンドゼロ」と呼ばれるクロノン粒子が異常に高濃度な地帯となったのは、これが原因であった。 ジャック、ベス、モナークアクチュアルは吹き飛ばされ、衝撃で何故か&s(){都合よく}ジャックだけが2016年現在に引き戻されてしまい、ベスは&bold(){モナークアクチュアルにより射殺されてしまう。} タイムエコー能力によりその光景を目撃したジャックは、モナーク本社に乗り込み「対抗手段」を取り返す決意をした((後のインタビューで「復讐ではない」と述べていたが真意は不明))。 2016年10月10日、モナーク本社に乗り込み「対抗手段」改め「クロノン・フィールド・レギュレーター(略称:CFR)」を奪還することに成功する。 なお、この際ジャンクションパートでのプレイヤー=モナークアクチュアルの選択により[[リアム・バーク]]と一騎討ちすることになる。 その後、モナーク本社で発見したタイムマシンで9日のウィリアムが死ぬ前の時間に行き、ウィリアムを救出する。 爆発と瓦礫に巻き込まれて死んだと思われていたウィリアムだったが、この時ジャックが救出していたのだった。 「CFR」を即使おうとするジャックに対し、ウィリアムは「時間の流れは変えられない。今やっても確実に失敗する(要約)」として現在に戻ることを提案。 スイミングプールへ行き、タイムマシンでジャックがタイムマシンを使った直後の時間(10月10日)へ戻り、そこで待ち受けていたモナークアクチュアルと対決し、これを撃退する。 「CFR」で時間の断裂の修復に成功するが、直後に&bold(){未来視で「時間の終わり」を目撃}してしまい、避けられない運命を知ってしまう。 ジャックは後日、モナークのセキュリティ部門の総司令官にしてハッチの協力者でもあるクラリス・オガワからインタビューを受ける。((そもそもジャックを操作するゲームパートは序盤からインタビューのコメントがちょくちょく入り、後日談としての体を成している。)) >「彼(※モナークアクチュアル)は正しかったのかしら? それとも未来は変えられると思う?」 「時間の終わり」をその目で見てしまったジャックはその問いに答えられぬままインタビューを終え、ハッチから協力を提案された次の瞬間、&bold(){タイム分岐能力}が発現し、&bold(){&color(#F54738){ジャックも着実にシフターとなりつつある}}ことが明示されて物語は幕を閉じた。 #endregion **余談 -Joyce(ジョイス)という名前はchoice(チョイス)の言葉遊びであるが、実際に物語を左右するのは皮肉なことに&bold(){モナークアクチュアルを操作する「ジャンクションパート」である。} -ウィリアムを救うためにタイムスリップし、時間の断裂で動きが止まったベスを見つけた際、ジャックは&bold(){「後で必ず戻ってくる」}と約束していた。 -&color(whitesmoke){前述の通りジャックは未来視能力により「時間の終わり」を目撃しているため、&bold(){『Quantum Break』は[[&color(whitesmoke){バッドエンド}>バッドエンド]]}である。}