1.初期設定 - 基本操作



ここではBattleCraftの基本操作について学びます
順を追って説明していきますので、BCを起動しつつこれを見るとよいかもしれません。
  1. 1-0.初期設定


1-0.初期設定


インストールが完了したらとりあえず起動してみましょう。


すると、この様に新規作成するMOD名を聞いてくるので
既に現存するMAPを編集したい場合はbf1942のままでOKをクリックします
もちろん、他のMODでMAPを作成したい場合は、それに合わせた名前を入力してください。
独自の名前でも構いません。
例:) Forgotten Hope用のMAPを製作したい場合は FH と入力


OKをクリックすると、このようにBFをインストールしたフォルダパスを聞いてくるので
間違えないようにパスを指定します。

ObjectListは作成するMAPに合わせ選択してください
BF1942のMAPを作成、編集する場合はbf1942.lstのままにしておきます。

注意:) 既に 追加準備[0-1] を行った場合はその移動(コピー)先のフォルダパスを入力します。


ここまでで初期設定は完了です。
次回起動時からは(↓)下の画面でBCが起動するようになります。

1-1.基本操作 - 新規MAPの作成

初期設定終了時やそれ以降の起動時には、BCはこの画面で起動します。

マップを開く - 現存MAPを開く
マップを作成する - 新規MAPを作成
プログラムを終了 - BattleCraftを終了

まず マップを作成する をクリックして新規MAPを作成してみましょう。



(↑)この様な、新規作成するMAPについての設定ダイアログが出るので
必要事項を入力、設定します。


新規マップ - 新規MAP
マップの名前 - MAPの名前を入力します(半角英数)

地形設定 - 地形の設定
マップの大きさ - MAPの大きさ
[ (小)-(中)-(大)]
高低差 - 起伏のスケール(?)
※:)通常は0.6で大丈夫なようです。

ゲームモード - 対応させるゲームモード

オプション - 拡張設定
このマップに水面を使う - このMAPで水面を有効にするかどうか
テクスチャセット - 使用するテクスチャセットを選択
地形ランダム自動作成 - MAP生成時にBCが地形を自動作成するかどうか
(チェックしない場合は平坦な地形で製作開始になります)

とりあえず(↑)上の画像を元に設定にしてOKをクリックしましょう。
すると、(↓)下のような画面になり、いよいよMAP作成開始です。

1-2.基本操作 - 地形の整形 (Edit Terrain)



BC上でのカメラの操作は、BF本編と同じく

[W] 前進
[S] 後退
[A] 左平行移動
[D] 右平行移動

を使用します。
また、右クリックしたままマウスを動かすとカメラを回転できます


今回は島を作ってみようと思います。まずMAP内の水位を上げてみましょう
[PageUp]キーを何度も押していると徐々に水位が上がってくるのが分かるはずです
水位を下げる時は[PageDown]です。
また、[Fn]キーを押しながら[↑]キー、[↓]キーでも同じことが出来ます。


適当に水位を上げたところで、(↓)下の図のようにセットします。

1. カメラ設定
(左から、[カメラが地表上を移動] [カメラ浮遊] [真上から見下ろし])
2. MAP表示モード設定 (自由に設定)
(左から、[ワイヤーフレームモード] [テクスチャモード] [ワイヤー&テクスチャモード])
3. 編集モード設定 (現在は地形編集モードを選択中)
4. 地形の編集方法設定 (現在は盛り上げモードを選択中)
5. 編集範囲 (自由に設定)
6. 編集速度 (自由に設定)

(↑)上の図のようにセットするとカーソルアイコンがスコップの形になり
地形を編集できるようになります。

左クリックしながらマウスを動かすと、あっという間に島のようなものが出来上がりました


地形の編集方法設定 を変更し、ほかの編集方法も試してみましょう。
滑らかにしたりへこませたりもできます。



ちなみに、広いMAPなどで素早く移動したい場合は
(↓)下のようなミニマップを直接クリックすると、クリックした場所へ移動することが出来ます。



とりあえず以上のことを駆使して島を作ってみました。


1-3.基本操作 - 拠点について (Control Point)


MAP生成時に自動で作成されていた拠点が沈んでしまったので島の上に引き上げてみましょう。

まず、編集モードをオブジェクト配置モード()にして
青色の枠ところで拠点(ControlPoint)を選びます。
とりあえずAxisBaseを選択してください。

その後、黄色い丸のところのアイコン(Keep Objects on Ground)をクリックし
オブジェクトを地表に張り付くように設定して、
次に緑色の楕円のところで左から二番目のアイコン(Un-Lock Selected Objects)をクリックして
オブジェクトのロックを解除します。

赤色楕円のところは選択したオブジェクトの操作方法です。
拠点を選び、移動モード()に設定した状態で地面をクリックすると
オブジェクトが直接その場所に来てくれます。(↓)

※:) このオブジェクトロック解除作業やオブジェクト移動方法は
拠点以外でも全てのオブジェクトにおいて共通することなので、よく覚えておきましょう。



赤い楕円の部分はオブジェクトの移動方法で、左から
[オブジェクトを選択] [指定位置にオブジェクトを移動] [X軸回転] [Y軸回転] [Z軸回転] [オブジェクトをずらす]

緑色の楕円の部分はオブジェクトロックの操作で、左から
[選択中のオブジェクトをロック] [選択中のオブジェクトのロック解除] [全てのオブジェクトをロック解除] [全てのオブジェクトをロック]
となっています。

同じ方法で、他の拠点とスポウンポイント(Soldier Spawns)を地表に引き上げ
それぞれ設置してみました。(↓)




ちなみにTeamsをダブルクリックすることで、チーム(軍)を変更することが出来ます。(↓)

拠点の追加




拠点の追加はDrag New Control Pointをマップにドラッグします



追加された拠点をダブルクリックして設定を開き
画像を参考にして中立に設定してみましょう。



Edit Control Point

Name - この拠点のテンプレート名
Control Point Name - この拠点の名前

radius - 拠点確保可能範囲
team - ゲーム開始時の陣営
(Netural にすると中立(白旗)になります)
areaValue - この拠点の価値
time To Get Control - 白旗→拠点確保 までの時間
time To Lose Control - 確保済拠点→白旗 までの時間

disable If Enemy Inside raidius - 範囲内に敵がいる場合、旗を換えられるかどうか
(1)有効 / (0)無効
disable When Losing Control - 白旗に出来るかどうか
(1)有効 / (0)無効

lose Control When Enemy Close - ?
lose Control When Not Close - ?

unable To Change Team - 旗を換えることが出来ないチームを設定
(0)無効 / (1)チーム1は旗拠点確保不可 / (2)チーム2は拠点確保不可

geometry - 拠点のオブジェクト
has Collision Physics - 拠点オブジェクトが物理特性を持つかどうか
(1)有効 / (0)無効
add Template - 追加するテンプレート
team Geometry 1 - チーム1が拠点確保したときの国旗
team Geometry 2 - チーム2が拠点確保したときの国旗
flagus_m1 (アメリカ)
flaguk_m1 (イギリス)
flagso_m1 (ロシア)
flagjp_m1 (日本)
flagge_m1 (ドイツ)

relative Position - 相対位置(?)
Pos - MAP上の座標

Geme Modes - この拠点が出現するゲームモード



ゲームで確認するとちゃんと白旗の拠点になっているはずです。

1-4.基本操作 - 兵器の設置 (Object Spawns)


左のメニューの Object Spawns > Add Template をダブルクリックすることで
設置する兵器を設定できます。



ダイアログ説明。

Edit Object Spawn Template - Object Spawn Templateの設定

Team 1 Object - 関連付けされている拠点がTeam1に確保されている時スポウンする兵器
Team 2 Object - 関連付けされている拠点がTeam2に確保されている時スポウンする兵器

min Spawn Delay - リスポウンするまでの最短時間
max Spawn Delay - リスポウンするまでの最長時間
例:) min 20,max 40 の時は、兵器が破壊されてから20秒から40秒の間にランダムでリスポウンするようになります。

Spawn Delay At Start - ゲーム開始時から何秒おいてスポウンするか
time To Live - プレイヤーと兵器が一定距離以上離れているとき、兵器がダメージを受け始めるまでの時間
distance - time To Live が有効になり、カウントダウン開始される距離
damage When Lost - time To Live で設定された時間が過ぎたときの兵器が受けるダメージ量
maxNrOfObjectSpawn - 兵器がスポウンする最大数

とりあえず揚陸艇を登録。
名前は自分でわかりやすいものにしました。(↓)



設定が完了したらOKを押し
追加された兵器テンプレートをマップにドラッグして実際に配置します
あとで移動できるので目的の場所の近くに放り込むだけでもOKです。



配置したら、拠点と同じく青い楕円の部分で移動方法を選択し
オブジェクトの向きを変えたり位置をずらしたりします。

一旦、MAPを保存して確認してみましょう。



このメニュー以外に() アイコンでもMAPを保存することが出来ます。

追加手順[0-1] を既に行っている場合は
...BattleCraftフォルダ\Mods\MOD名\Archives\ bf1942\levels\ TestMap.rfa を
...BFゲームフォルダ\Mods\MOD名\ Archives\ bf1942\levels\ にコピーします。
(MOD名 のところにはMAP作成前に決定したMOD名が入ります)

ゲームを起動してマルチプレイでマップを見るとちゃんとありました
でもこんな感じ



まだまだ寂しいので、今までやってきたことが反映されているかを確認できたら
作業に戻りましょう(゚∀゚)

1-5.基本操作 - その他のオブジェクト (Static Object)


ここら辺までくるとツールの基本操作の方向性がわかってきませんか?


左メニューのここをダブルクリックすると



配置できるオブジェクトの一覧が出てくるので
とりあえずこれを選んでOKをクリック



すると、先ほど選択したオブジェクトが Add New Object の下に追加されるので
兵器の設置のときと同じく、ドラッグして配置します
一度追加すれば何度も追加する必要はありません。



設置した後は他のオブジェクトと同じく
移動したり回転したりすることが出来ます。


<Index>










まだマップ表示がないとか物足りないところもありますが
これで一応マルチプレイで遊べるマップが作れるようになりました。

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最終更新:2008年04月20日 00:54