いーすたーどらごん
イースタードラゴン
【分類】
【概要】
『
Easter Dragon』
孵鸞龍:
冒険者レベル122。体長60~100メートル。
3対6枚+1の7枚の翼を自由自在に動かして空を優雅に飛行する魔獣。
神に愛された存在。
世界最強と誉れ高い龍種の一体だが、どう見ても
卵である。
『
名も無き獣「』の道具としてつくり出された超常兵器であり、
『
名も無き獣』の敗北以来ゆったりと暮らしている。
【形態】
見た目はどう見ても卵で、卵の表面から、鳥類のような翼、コウモリのような皮膜のある羽、海獣のような頑強なヒレが1対ずつにょっきり生えている。
目も鼻も口もないが、上記した6枚の翼は鶏卵で言う気室のあるほうを前にするように生えている。
イースタードラゴン自体も翼の向きに準じて前進する。
7枚目の翼は胴体後部の尾羽で、動きに合わせて風を起こし、それを推進力に前進する。
翼に光属性、羽に火属性、ヒレに水属性の加護を受け、殻に金と土、尾羽に風の加護を受けている。
泣き声は「ホーホケキョ」。
極めて温厚な性格で、6+1の翼を用いて空中を優雅に遊泳しており、基本的にドラゴン側からなにかを行うということはない。
だが何かしらの外部からの刺激を受けると、卵の外殻に亀裂が走って割れて中から別の生物が出現する。
いわゆる『孵化』を行う。
受けた刺激によって『孵化』で出現する生物は変わり、対象となる生物は『この世全ての翼あるものの可能性』で、鳥・飛竜・魚が主な対象である。
蟲はノーサンキュー。
生まれた生物の性質や能力は受けた刺激によって全く異なるが、初めに見た生物をエサと思い込む性質があるということは一貫している。
出てくるのが一個体とは限らない。
出てくる生物は、イースタードラゴンの能力によってつくられるものではなく、この世界のいずこかに存在する生物である。
イースタードラゴンは、孵化した
モンスターを囮にしてすぐ逃げる習性がある。
イースタードラゴンの体は時間経過で自己修復するので、数カ月経てば一回り小さなイースタードラゴンとして復活する。
【分布】
【変遷】
『
名も無き獣』が、『
ボーンドラゴン』が蟲に完全敗北したことからつくられたドラゴン。
蟲の天敵と言ったら鳥、という安直さからつくられた。
上記した『この世全ての翼あるものの可能性』と言うなら蟲も対象になるはずだが、つくられた経緯から対象外となっている。
【人間との関係】
基本的に温厚で、刺激を受けると孵化するため、基本的にはアンタッチャブルな存在。
神々から受けている加護が多い割りには脆く、割と簡単に『孵化』するので、並みの
冒険者は手を出さない。
だが、1度で2度美味しいイースタードラゴンは、相手にできるほどの実力者にとっては非常に美味しい存在である。
イースタードラゴンが出現させた
モンスターと、『孵化』した際に飛散した殻。
リスクは大きいが実入りも大きい、ギャンブル的な側面の強い
モンスターである。
【備考】
エラ・アド・ネム・オーノ・リ・ス
アッテ・ブース・サーゲ・マコ・ツ・ルット
イン・ア・ボ・ネカオイ
ウライェ・ドゥ・チゥチィ
ア・ヒロトナ・・カノ・ノ・ガク
エー・モガー・エー・モガー・ク
最終更新:2024年10月26日 09:47