【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】テレゴノス
【性別】男性
【身長・体重】174cm・65kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
母
キルケーは太陽神ヘリオスの娘にして魔術の女神であり、父
オデュッセウスも伝令神ヘルメスの血を引く。
単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクDならば、マスターを失ってから半日間現界可能。
【宝具】
『天命侵す毒薊の槍(テレゴネイア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
父オデュッセウスを殺した槍。穂がアカエイの毒針で出来ており、鍛冶神ヘパイストスの作とされる。
穂先で傷つけた者に毒による継続ダメージを与え、さらに治癒判定にペナルティを課す。
また、この槍による攻撃に対しては、加護系のスキルや宝具は効果を発揮しない。
“老衰による安らかな死”というオデュッセウスの運命を覆した、有為転変の具現。
【解説】
「オデュッセイア」のその後を描いた古代ギリシャの叙事詩「テレゴネイア」の登場人物。
トロイア戦争の英雄オデュッセウスと魔女キルケーとの間に生まれ、その名は「遠く離れて生まれた」を意味する。
成長したテレゴノスは母から父の名を告げられ、父を探す旅に出た。
旅の途中で嵐に遭った彼はイタケーに漂着するが、そこが父の故郷と知らない彼は略奪行為に及び、家畜を盗もうとする。
その家畜の持ち主であるオデュッセウスと争う事となるが、テレゴノスが持っていた槍に刺され、オデュッセウスは死んでしまう。
殺した相手が何者であったかを知ったテレゴノスは母の元に戻り、父殺しの罪を清めてもらう。
その後、テレゴノスはオデュッセウスの妻であったペネロペと結婚し、不死となった。
なお、「テレゴネイア」は「オデュッセイア」と矛盾する点が多々ある事から、一部の研究者からは酷評されている。
最終更新:2016年09月29日 21:54