【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マルクス・ユニウス・ブルトゥス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【固有スキル】
反骨の相:D
専制者への反感、敵意。
同ランク以下の「
カリスマ」を無効化する。
また、支配者に抵抗する者を勇気づけ、士気を向上させる事ができる。
【宝具】
『専制者は斯くの如く(シク・センペル・ティラニス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
“共和制の敵”ユリウス・カエサルを暗殺する際に用いた短剣。
攻撃対象が王の属性を持っていた場合、追加の攻撃判定を発生させる。
真名を解放すると、
皇帝特権や神性などの権力・血統由来のスキルの補正を無視できる。
【解説】
共和制ローマ末期の政治家・軍人。
ガイウス・ユリウス・カエサル暗殺の実行犯の一人として有名。
幼くして父を失い、母と愛人関係だったカエサルを父親代わりとして育つ。
成人したブルトゥスはキプロス知事の補佐官に任命され、数年後には財務官に当選するなど政治家としてのキャリアを積み重ね、
その一方で、金貸しとして一財を成すなど商才を見せた。
政界においては、養父カエサルが一角を占める三頭政治の側ではなく、それに対抗する派閥に属した。
カエサルがルビコン河を越えた時には、周囲の予想に反してカエサルと敵対するポンペイウス軍に加わった。
元老院の決定に反して内乱を起こしたカエサルを“共和制の敵”とし、元老院議員としての信念に従った結果の行動だった。
ポンペイウスの惨敗後は彼を見限ってカエサルに恭順の意を示し、カエサルもそれを歓迎した。
その後、カエサルの側近としてガリア総督、法務官を歴任するが、元老院内部では独裁色を強めるカエサルに対する反発が強く、
カッシウス・ロンギヌスを首謀者とするカエサル暗殺の謀議が秘密裏に進行していた。
ブルトゥスは当初その謀議には加わっていなかったが、周囲から求められた事もあり、妻と共に企てに参加する。
ブルトゥスは
ロンギヌスと同じく、ローマの王政を廃した伝説的な執政官ルキウス・ユニウス・ブルトゥスの末裔といわれており、
暗殺犯達の精神面でのリーダーはブルトゥスが、実務面でのリーダーはロンギヌスがその役割を担った。
元老院でカエサル暗殺を実行に移した際、ブルトゥスは最初に短剣で一撃を加えたといわれている。
ブルトゥスらは暗殺には成功したもののその後の政争に破れ、追い詰められた後に自決した。
最終更新:2016年09月29日 23:58